ボールは支配も遠いゴール、初タイトルならずのC大阪MF乾貴士「応援してくれたサポーターに申し訳ない」、MF清武弘嗣「天皇杯が残っている」
2021.10.30 18:49 Sat
30日に行われたルヴァンカップ決勝、名古屋グラナスvsセレッソ大阪の一戦。序盤からC大阪がボールを保持して押し込んだものの、後半開始直後にCKから失点。反撃に出る中で、79分には稲垣祥のボレーシュートでリードを広げられ、2-0で敗戦。名古屋が初優勝を成し遂げた。
3日前の天皇杯では勝利を収めていたC大阪だったが、この日は手堅い名古屋の戦いの前にチャンスを生かせず。試合後の記者会見に出席したMF清武弘嗣は、チームの課題について言及。押し込みながらも名古屋から得点を奪えなかったことについて、「崩す工夫が必要。全体的にサッカーの質を上げて、頭を使ってプレーしなければならない。一人ひとりが良いポジションを取り、立ち位置を工夫する必要がある」と語った。
今シーズンはリーグ戦では残留争いをするなど不甲斐ない結果に。一方で、天皇杯はベスト4に残り、タイトル獲得の可能性がある。清武は今後の抱負について「まだ天皇杯が残っているので、優勝を目指したい。残りのサッカー人生で少しでも上を目指していきたい」とコメント。残されタイトル獲得のチャンスに意気込んだ。
また、MF坂元達裕は、決勝にたどり着くまでの戦いぶりを「しっかりと守備できていたからここまでこれた」と評価。一方で、今日の敗戦について「どうやって守備から攻撃につなげていくか、今日のように相手にブロックを敷かれたときにどうするか、天皇杯に向けて考えていかなければならない」と改善点を語った。
さらに、今夏ヨーロッパでの戦いを終えて復帰したMF乾貴士。自身のプロキャリア初のタイトル獲得を逃したが、「出れなかった選手や応援してくれたサポーターに申し訳ない」と悔しさを滲ませた。
3日前の天皇杯では勝利を収めていたC大阪だったが、この日は手堅い名古屋の戦いの前にチャンスを生かせず。試合後の記者会見に出席したMF清武弘嗣は、チームの課題について言及。押し込みながらも名古屋から得点を奪えなかったことについて、「崩す工夫が必要。全体的にサッカーの質を上げて、頭を使ってプレーしなければならない。一人ひとりが良いポジションを取り、立ち位置を工夫する必要がある」と語った。
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さらに、今夏ヨーロッパでの戦いを終えて復帰したMF乾貴士。自身のプロキャリア初のタイトル獲得を逃したが、「出れなかった選手や応援してくれたサポーターに申し訳ない」と悔しさを滲ませた。
また、試合内容については、「名古屋は守備重視の戦いを選択して、プラン通りに試合を進めていたと思う。逆に自分たちは早い段階で点を取らなくてはいけなかった」と反省の弁を述べ、「天皇杯はみんながやってくれると思うので、僕はサポート役に徹したい」と出場できない天皇杯についてチームメイトに託すと語った。
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柏レイソルは30日、DF染谷悠太(36)の現役引退を発表した。 染谷はFC東京のアカデミー、流通経済大学を経て、2009年に京都サンガF.C.でプロ入り。その後、セレッソ大阪、京都を渡り歩き、2019年から柏に活躍の場を移した。 柏では加入初年度にJ2優勝でJ1返り咲きに貢献し、通算64試合に出場。だが、チームが再びJ1に戦いの場を移して以降は出番が限られ、今季も5試合に出場したのみだった。 14年間のプロキャリアに終止符を打つ染谷はクラブ公式サイトを通じて、長文にて別れの挨拶をした。 「今シーズンを持ちましての現役引退をご報告させて頂きます。大好きな従兄弟のおかげでサッカーに出会い、夢中になり、幼少期から数えると28年間、プロになって14年間、大好きなサッカーと共に歩んできました」 「誰よりも上手くなりたい一心で夢中になって日々ボールを追いかけ、上手くなっていくと同時にステージも上がり、上には上がいることを思い知らされ、ただ上手くなると思って努力しても通用しない、考えて努力することで活路を見出せる、その繰り返しの日々でした」 「この日々が自分自身を成長させてくれ、サッカーを始めた時に抱いた夢である、プロになる、憧れの大スターの三浦知良選手のいるプロの世界で同じピッチに立つ、その夢を実現することができました」 「プロになり、一日一日が勝負であり、結果を出すことが明日の自分の道を切り拓いていく、その毎日が刺激的でありながらも、常に次はないという危機感と隣り合わせで、ワクワクしながらもハラハラした日々を過ごし、日々全力で骨身を削って闘ってきました」 「そのため、大怪我も多く、客観的に見たら誇れるキャリアではないと思います。ですが、自分が歩んできた道、キャリアは間違いなく良かった、良く頑張った、お疲れ様と、胸を張って自分に言ってあげたいと思います」 「サッカー選手ははっきり言って辛いです、苦しいです、孤独です。でも、一緒に闘ってくれる仲間と共に勝利を目指し、勝利の先にあるファン、サポーターの喜ぶ顔、笑顔のためにどんな苦痛でも耐えられ、頑張れます」 「闘えます。嬉しいことの方が少なく、むしろ辛いことや苦しいことの方が多いです。それでもここまで続けてこられたのは、サッカーが大好きだからです。『大好き』が辛いや苦しいよりも上回っているからこそ、ここまで続けてこられたし、これからは選手としてではなく、自分のサッカー道を究めて行きたいと思います」 「自分のサッカー人生をスタートさせて頂いた城東フェニックスの皆様。中学、高校と選手としての礎を築く上で大切な時を過ごさせて頂いたFC東京U-15、U-18の指導者の皆様、チームメート」 「プロになるための環境と指導をして頂いた流通経済大学の中野監督をはじめとする指導者の皆様、チームメート。自分をプロの世界に誘って下さった野口さんをはじめとする各クラブのスカウトの方々」 「プロとしての歩みを教えて頂いた京都サンガF.C.時代にお世話になりました大木さんをはじめ、(前嶋)聰志さん、指導して頂いた指導者の皆様、スポンサー様、ファン、サポーター、チームメート、関係者の皆様」 「そして、選手としてより高みを目指すきっかけを与えて下さったセレッソ大阪、指導者の皆様、スポンサー様、ファン、サポーター、チームメート、関係者の皆様。そして、相棒であるスパイクのX、そんなXで思う存分プレーできるようにサポートして頂いたadidas Japan様、担当の峰尾さん、皆様のお陰でこうしてサッカー選手として歩んでこられました」 「本当にお世話になり、ありがとうございました。このような形で感謝の想いを述べさせて頂くことをお許しください。そして、自分の愛するクラブである柏レイソルと家族への思いは、お時間を頂戴し、直接自分の口からお話させて頂ければと存じます」 「ここまでダラダラと長文になってしまい大変申し訳ありませんが、最後まで読んで頂けたら幸いです。ラスト1試合、必ず勝利を掴み取り、最後笑って終われるようにし、来年に繋げましょう!! 引き続き、熱い声援、柏レイソルを宜しくお願いします!! 柏から世界へ!!!」 2022.10.30 11:50 Sun4
C大阪がU-23としてJ3でもプレーし、U-18日本代表を経験するユース4名の来季昇格内定を発表
セレッソ大阪は4日、U-18に所属するDF西尾隆矢(にしおりゅうや/18)、MF吉馴空矢(よしなれたかや/18)、MF松本凪生(まつもとなぎ/18)、FW藤尾翔太(ふじおしょうた/18)の来季昇格内定を発表した。 西尾は大阪府出身で、U-15からC大阪でプレー。U-18日本代表にも選出されている。C大阪U-23としてJ3リーグで通算27試合に出場している。 吉馴も大阪府出身でU-15からC大阪でプレーし、U-18日本代表にも選出。J3では通算14試合に出場。松本も大阪府出身でU-15からC大阪でプレーし、U-18日本代表にも選出。J3通算23試合に出場している。 藤尾は大阪府出身で、U-18からC大阪に所属し、U-18日本代表にも選出。J3では15試合に出場している。4選手はクラブを通じてコメントしている。 DF西尾隆矢(にしおりゅうや/18) 「セレッソ大阪というクラブでプロサッカー選手としてスタートを切れること大変嬉しく思います。これからは、プロという自覚をもって、日々努力し、少しでも早くピッチに立ってセレッソ大阪の勝利に貢献できるように頑張ります」 MF吉馴空矢(よしなれたかや/18) 「昔からの憧れであったセレッソ大阪というクラブでプロ選手としてスタートを切る事が出来て大変嬉しく思います」 「いちはやくチームに貢献できるように頑張ります。またサポーターの皆様の応援が力になりますのでスタジアムに足を運んで僕のプレーを見に来てください」 MF松本凪生(まつもとなぎ/18) 「セレッソ大阪というクラブでプロキャリアをスタートできることは大変嬉しいです」 「小さい頃からこのクラブの試合を見てきて、いつかヤンマースタジアム長居のピッチに立ってプレーしたいと思っていました。このクラブの勝利に貢献できるようにこれからも頑張ります」 FW藤尾翔太(ふじおしょうた/18) 「小さい頃からの夢であったプロサッカー選手になれて大変嬉しく思います」 「少しでも早くセレッソ大阪の勝利に貢献できるように、1日1日を無駄にせず、結果を残し続けられるように頑張りたいと思います。これまで関わってきた全ての方々に感謝を忘れず日々努力していきたいと思います」 2019.11.04 12:55 Mon5
