7戦未勝利で昇格争いから脱落の琉球が樋口靖洋監督を解任、喜名哲裕HCが後任に
2021.10.20 12:28 Wed
FC琉球は20日、樋口靖洋監督(60)の解任を発表した。なお、喜名哲裕ヘッドコーチ(44)が後任に就任することとなる。
樋口監督は、モンテディオ山形や大宮アルディージャ、横浜FC、横浜F・マリノス、ヴァンフォーレ甲府、Y.S.C.C.横浜の監督を務め、2019シーズンから琉球を率いていた。
J2に昇格したチームを率いた樋口監督は、就任1年目は開幕4連勝を達成するなど台風の目となるが、中盤戦以降は連敗が続くなどし最終的には14位でシーズンを終えた。
2年目の2020シーズンは、開幕9試合勝利なしと不調のスタートとなったが、徐々に盛り返すも16位でフィニッシュ。3シーズン目の今シーズンは、開幕5連勝、8戦無敗と好スタートを切ったが、後半戦は全く結果を出せず、直近は7戦未勝利(1分け6敗)と結果を出せず、8位と昇格争いから一気に転落していた。
後任の喜名ヘッドコーチは、現役時代は名古屋グランパスやFC東京、大宮アルディージャ、アビスパ福岡、東京ヴェルディ、ロアッソ熊本でプレー。引退後は指導者となり、2016年に琉球のトップチームコーチとU-18監督に就任。2017年からヘッドコーチを務めていた。
◆樋口靖洋監督
「残り8試合を残してチームを離れる事になり、チーム関係者、選手・スタッフは勿論、これまで応援して頂いたファン・サホーターの皆様に大変申し訳なく思います」
「最後までやり切れなかった事は、本当に残念であり悔しい気持ちが強く残っていますが、J1昇格の可能性がほぼ無くなった事と、直近の戦績の結果責任は監督にあり、このクラブの判断は受け入れなければいけないものだと思っています」
「FC琉球では3シーズンに渡り指揮を執らせて頂きました」
「ホップ・ステップ・ジャンプとチーム力を上げ、3年後にはJ1にチャレンジするという目標をクラブと共有し、チーム作りを行ってきました今シーズン、9月以降難しい試合が続き失速してしまいましたが、シーズンの2/3を昇格の可能性を持って戦うことが出来ました。これは選手の成長と頑張り以外の何ものでもありません」
「共に戦った選手・スタッフを誇りに思います」
「昇格という目標は叶いませんでしたが、「沖縄の青い空と海に似合う攻撃的なサッカー」を貫き、そのスタイルを積み上げ、クラブの礎となるものは築けたのではないかと思います」
「コロナ過の難しい状況にも関わらず、練習グラウンドを御提供頂いた自治体の皆様、いつも素晴らしいグラウンドを用意して頂いた、芝生管理の皆様、経済状況の厳しい中でもご支援を頂いたスポンサーの皆様、そしてスタジアムに足が運べない中でも応援を続けて頂いたファン・サポーターの皆様、本当にありがとうございました」
「今後のクラブの発展とFC琉球に関わる全ての皆様のご健勝を心からお祈り申し上げます。これからは、FC琉球のファンとして大好きな沖縄を訪れたいと思います」
◆喜名哲裕ヘッドコーチ
「この度、FC琉球の監督に就任させていただきました喜名哲裕です。今回の監督交代はヘッドコーチとしてサポート出来なかった責任を強く感じております」
「2016年よりFC琉球トップチームに携わり多くのことを学び成長させていただいた中で恩もありますし今回、監督を引き受ける決断をいたしました」
「これまでチームが積み上げてきたものを大切にしながら、さらに前進させ攻守ともにアグレッシブに戦い、FC琉球らしい躍動感あるサッカーを展開していきたいと考えております」
「多くのサポーターの皆様に応援していただけるよう強い覚悟を持って今シーズンの残りをチーム一丸となって戦い抜きます。熱いご声援のほど宜しくお願いします」
また、倉林啓士郎会長が退団する樋口監督、新たに率いる喜名新監督へコメントしている。
「樋口監督には、FC琉球がJ3リーグからJ2リーグへ戦いの舞台を移した2019シーズンから、クラブとして新しくレベルを試された難しく不安もある時期を3シーズン共に過ごして頂きました。いつもチームやクラブに対して献身的で、目の前の勝利のためにプロフェッショナルとして挑戦を続ける樋口監督のもと、チームは「沖縄の青い空と海に似合う攻撃的なサッカー」 スタイルを築き上げ、3シーズンを戦い抜いてきました」
「特に今シーズンはコロナウィルスの影響を受けながらも、開幕から素晴らしいパフォーマンスを発揮して、J1昇格の可能性を感じさせ、ファン・サポーター・関係者に感動と喜びを与え続けてくれました。シーズン最後まで一緒に仕事をすることを楽しみにしていましたが、この数ヶ月は私達が思い描いていたような結果にはならなかったことを、とても残念に悔しく思っています』
「樋口監督のこれまでの多大なる貢献にクラブを代表して感謝を申し上げたいと思います。本当に有難うございました」
「今シーズン残り8試合は、沖縄県出身者でもある喜名ヘッドコーチが新監督となり指揮をとる事になります。沖縄初のJリーグ監督として、持ち前の柔軟な発想と思い切りの良さで、チームを勝利に導いてくれる事を期待しております。「沖縄とともに、強くなる。」チームを支えて頂いているファン・サポーター・パートナーの皆様にも、引き続きのご支援・ご声援の程、何卒よろしくお願い申し上げます」
樋口監督は、モンテディオ山形や大宮アルディージャ、横浜FC、横浜F・マリノス、ヴァンフォーレ甲府、Y.S.C.C.横浜の監督を務め、2019シーズンから琉球を率いていた。
J2に昇格したチームを率いた樋口監督は、就任1年目は開幕4連勝を達成するなど台風の目となるが、中盤戦以降は連敗が続くなどし最終的には14位でシーズンを終えた。
後任の喜名ヘッドコーチは、現役時代は名古屋グランパスやFC東京、大宮アルディージャ、アビスパ福岡、東京ヴェルディ、ロアッソ熊本でプレー。引退後は指導者となり、2016年に琉球のトップチームコーチとU-18監督に就任。2017年からヘッドコーチを務めていた。
両者はクラブを通じてコメントしている。
◆樋口靖洋監督
「残り8試合を残してチームを離れる事になり、チーム関係者、選手・スタッフは勿論、これまで応援して頂いたファン・サホーターの皆様に大変申し訳なく思います」
「最後までやり切れなかった事は、本当に残念であり悔しい気持ちが強く残っていますが、J1昇格の可能性がほぼ無くなった事と、直近の戦績の結果責任は監督にあり、このクラブの判断は受け入れなければいけないものだと思っています」
「FC琉球では3シーズンに渡り指揮を執らせて頂きました」
「ホップ・ステップ・ジャンプとチーム力を上げ、3年後にはJ1にチャレンジするという目標をクラブと共有し、チーム作りを行ってきました今シーズン、9月以降難しい試合が続き失速してしまいましたが、シーズンの2/3を昇格の可能性を持って戦うことが出来ました。これは選手の成長と頑張り以外の何ものでもありません」
「共に戦った選手・スタッフを誇りに思います」
「昇格という目標は叶いませんでしたが、「沖縄の青い空と海に似合う攻撃的なサッカー」を貫き、そのスタイルを積み上げ、クラブの礎となるものは築けたのではないかと思います」
「コロナ過の難しい状況にも関わらず、練習グラウンドを御提供頂いた自治体の皆様、いつも素晴らしいグラウンドを用意して頂いた、芝生管理の皆様、経済状況の厳しい中でもご支援を頂いたスポンサーの皆様、そしてスタジアムに足が運べない中でも応援を続けて頂いたファン・サポーターの皆様、本当にありがとうございました」
「今後のクラブの発展とFC琉球に関わる全ての皆様のご健勝を心からお祈り申し上げます。これからは、FC琉球のファンとして大好きな沖縄を訪れたいと思います」
◆喜名哲裕ヘッドコーチ
「この度、FC琉球の監督に就任させていただきました喜名哲裕です。今回の監督交代はヘッドコーチとしてサポート出来なかった責任を強く感じております」
「2016年よりFC琉球トップチームに携わり多くのことを学び成長させていただいた中で恩もありますし今回、監督を引き受ける決断をいたしました」
「これまでチームが積み上げてきたものを大切にしながら、さらに前進させ攻守ともにアグレッシブに戦い、FC琉球らしい躍動感あるサッカーを展開していきたいと考えております」
「多くのサポーターの皆様に応援していただけるよう強い覚悟を持って今シーズンの残りをチーム一丸となって戦い抜きます。熱いご声援のほど宜しくお願いします」
また、倉林啓士郎会長が退団する樋口監督、新たに率いる喜名新監督へコメントしている。
「樋口監督には、FC琉球がJ3リーグからJ2リーグへ戦いの舞台を移した2019シーズンから、クラブとして新しくレベルを試された難しく不安もある時期を3シーズン共に過ごして頂きました。いつもチームやクラブに対して献身的で、目の前の勝利のためにプロフェッショナルとして挑戦を続ける樋口監督のもと、チームは「沖縄の青い空と海に似合う攻撃的なサッカー」 スタイルを築き上げ、3シーズンを戦い抜いてきました」
「特に今シーズンはコロナウィルスの影響を受けながらも、開幕から素晴らしいパフォーマンスを発揮して、J1昇格の可能性を感じさせ、ファン・サポーター・関係者に感動と喜びを与え続けてくれました。シーズン最後まで一緒に仕事をすることを楽しみにしていましたが、この数ヶ月は私達が思い描いていたような結果にはならなかったことを、とても残念に悔しく思っています』
「樋口監督のこれまでの多大なる貢献にクラブを代表して感謝を申し上げたいと思います。本当に有難うございました」
「今シーズン残り8試合は、沖縄県出身者でもある喜名ヘッドコーチが新監督となり指揮をとる事になります。沖縄初のJリーグ監督として、持ち前の柔軟な発想と思い切りの良さで、チームを勝利に導いてくれる事を期待しております。「沖縄とともに、強くなる。」チームを支えて頂いているファン・サポーター・パートナーの皆様にも、引き続きのご支援・ご声援の程、何卒よろしくお願い申し上げます」
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