ユナイテッドでの初ゴールを振り返るテレス「一生忘れられないものになった」

2021.10.14 11:01 Thu
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドのブラジル代表DFアレックス・テレスが、クラブでプレーすることの重みについて語った。クラブ公式サイトが伝えている。

テレスは昨夏ポルトからユナイテッドへ加入。抜群の攻撃力を武器とし、スタメン定着が期待されていたが、イングランド代表DFルーク・ショーとのポジション争いに敗れ、昨季のプレミアリーグでは9試合の出場に留まっていた。

今季も開幕前の負傷が響き、ここまでプレミアリーグでの出場はまだないものの、9月29日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループF第2節のビジャレアル戦では、目の覚めるようなシュートを叩き込みユナイテッドでの初得点を記録。チームの勝利に貢献し、存在感をアピールしている。
ユナイテッドの公式月刊誌『Inside United』のインタビューに応じたテレスは、良いパフォーマンスを発揮するうえでファンからの声援は欠かせないとコメント。同時に、選手時代にはユナイテッドのレジェンドだったオーレ・グンナー・スールシャール監督が、クラブでプレーする責任感を伝えてくれているのも大きいと明かした。

「サッカーへの情熱、試合への情熱は、ピッチに立ってベストを尽くす上でとても重要だね。僕たちは困難な試合でも、ファンからのエネルギーを感じている。彼らの情熱はピッチにも伝わっていて、プレーを祝福してくれることは僕らの助けになっている」
「僕はファンやスタジアムとのつながりを大切にしている。試合に勝つため、重要な要素であることは間違いないね」

「コーチングスタッフがクラブに対する意識や経験を持ち、それを僕たちに伝えてくれるのはとても重要だ。僕たちは、マンチェスター・ユナイテッドを代表することがいかに重要か知っている。その責任の重さについてもね。監督たちがそれを伝えてくれるからこそ、僕らは毎日ベストを尽くせるんだ」

また、テレスはオールド・トラッフォードでゴールを決めたビジャレアル戦にも言及。応援してくれたファンのおかげだと感謝しつつ、ユナイテッドのタイトル獲得に尽力したいと誓った。

「応援してくれた皆に感謝している。ファンの皆の前で決めた初ゴールは、一生忘れられないものになったよ。これからは、何があっても僕を頼って欲しい。最後まで戦って、ユナイテッドがチャンピオンになれるよう常にベストを尽くすつもりだ」

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