ベルギーに次ぐ2番手争うウェールズとチェコが共に白星《カタールW杯欧州予選》

2021.10.12 06:16 Tue
Getty Images
カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選のグループE第8節、エストニア代表vsウェールズ代表が11日に行われ、アウェイのウェールズが0-1で勝利した。
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首位のベルギー(勝ち点16)が独走態勢に入る中、2位でのプレーオフ行きを目指す3位のウェールズ(勝ち点8)は、5位のエストニア(勝ち点4)のホームに乗り込んだ。ウェールズはエースのベイル不在も、ロドンやラムジー、ジョー・アレン、ハリー・ウィルソン、ダニエル・ジェームズといった主力を起用。
キックオフ直後こそエストニアのアグレッシブさに後手を踏んだウェールズだが、ウィルソンの直接FK、コナー・ロバーツの強烈な左足のミドルシュートと続けて決定機を創出。すると、12分には左CKの二次攻撃からラムジーが放ったヘディングシュートのこぼれ球をムーアが押し込んで先制に成功した。

早い時間帯の先制点によって、ここから一気にウェールズペースかに思われたが、エストニアの堅守速攻に手を焼くアウェイチームはボールこそ握るものの、試合を完全に支配できない。その後、前線で強さを見せるムーアを起点に幾度か決定機まで持ち込んだものの、最少得点差で試合を折り返した。
後半もほぼ互角の展開に持ち込まれて苦しいウェールズは、ダニエル・ジェームズの快足を生かしたカウンターから追加点を目指すものの、ゴールが遠い。

逆に、77分にはボックス内でシニャフスキーに絶好機を与えるが、ここはGKウォードのビッグセーブで事なきを得た。その後も一進一退の攻防が続いたが、何とか粘りの戦いで勝ち切ったウェールズが敵地から貴重な勝ち点3を持ち帰ることになった。

また、同日行われたベラルーシ代表vsチェコ代表は、アウェイのチェコが0-2で勝利した。

ウェールズと同勝ち点ながら2位に位置するチェコ(勝ち点8)が、最下位のベラルーシ(勝ち点3)のホームに乗り込んだ一戦。

序盤から優勢に試合を進めたチェコは22分、波状攻撃からサディレクの浮き球のパスにボックス右で反応したシックが見事な左足のダイレクトボレーを沈め、幸先よく先制に成功した。

そして、1点リードで試合を折り返したアウェイチームは65分、右サイドからドリブルで切り込んだシックがDFを引き付けてボックス左のフロジェクに短いスルーパスを通すと、フロジェクが相手DFのブロックを弾く強烈な左足のシュートを突き刺し、値千金の代表初ゴールとした。

これで勝利を大きく近づけたチェコは3点目こそ奪えなかったが、ベラルーシの反撃を枠内シュート0で抑え込んで2-0の完勝。1試合消化数が多いものの、2位キープに成功した。

エストニア代表 0-1 ウェールズ代表
【ウェールズ】
ムーア(12分)

ベラルーシ代表 0-2 チェコ代表
【チェコ】
シック(22分)
フロジェク(65分)

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