首位に並ぶミラン、若手の成長を実感するピオリ監督「夏に大きく成長した選手を見つけた」
2021.09.23 10:53 Thu
ミランのステファノ・ピオリ監督が、ヴェネツィア戦を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じた。ミランは22日、セリエA第5節でヴェネツィアと対戦。前半こそゴールが生まれなかったが、69分にブラヒム・ディアス、82分にテオ・エルナンデスがゴールを奪い2-0で勝利。首位のインテルと勝ち点で並んだ。
試合後ピオリ監督は、前節のユベントス(1-1)とのビッグマッチから時間がない中での連戦について言及。チームのパフォーマンスも悪くなかったとした。
「コロナは要らないことだったが、たった3回の交代のために、23人の選手を連れてくることはナンセンスだ。幸運にも、とても強く、意欲的な選手たちに恵まれている」
「頭も足もとても厳しい1週間を過ごした。前半はチームに好感が持てた」
「すぐに全員が揃い、さらに強くなるだろう。ヴェネツィアはスペースをよく封じ、適切な強度でプレーしてきた」
また、この試合でも先制ゴールを決めたブラヒム・ディアスについて称賛。今季リーグ戦3ゴール目を奪った活躍を称えた。
「彼は常に自分のクオリティに自信を持ち、別のリーグに適応する必要があった。昨季はMFでプレーしていたが、彼は純粋なトレクァルティスタ(トップ下)の選手だ」
「彼はミランに戻りチームメイトと一緒にいることをとても喜んでいる。私も彼が満足しているのを見て嬉しく思う」
さらに若手が成長を見せていることにも満足感を示し、FWラファエウ・レオンの活躍も高く評価。ブラヒム・ディアス、そしてサンドロ・トナーリの3人が支えてくれていると語った。
「一番良かったことは夏に大きく成長した選手を見つけ、納得できたことだ。ラファもその1人だ」
「昨シーズンの成果が出ている。20歳の若者だから、このような難しいリーグでは困難が待ち受けるのは当たり前だ」
「レオン、ディアス、トナーリの3人が改善し、強くなったことは嬉しいことだ。レオンはどんな試合でも、我々を勝たせることができる選手であり、我々は彼に多くを期待している」
「彼は誰でも突破でき、我々の攻撃的な面では、大きなアドバンテージとなる」
試合後ピオリ監督は、前節のユベントス(1-1)とのビッグマッチから時間がない中での連戦について言及。チームのパフォーマンスも悪くなかったとした。
「頭も足もとても厳しい1週間を過ごした。前半はチームに好感が持てた」
「私が重要なチームを持てていると実感するために、今夜のパフォーマンスは必要なかった。全員がいないのは残念だ」
「すぐに全員が揃い、さらに強くなるだろう。ヴェネツィアはスペースをよく封じ、適切な強度でプレーしてきた」
また、この試合でも先制ゴールを決めたブラヒム・ディアスについて称賛。今季リーグ戦3ゴール目を奪った活躍を称えた。
「彼は常に自分のクオリティに自信を持ち、別のリーグに適応する必要があった。昨季はMFでプレーしていたが、彼は純粋なトレクァルティスタ(トップ下)の選手だ」
「彼はミランに戻りチームメイトと一緒にいることをとても喜んでいる。私も彼が満足しているのを見て嬉しく思う」
さらに若手が成長を見せていることにも満足感を示し、FWラファエウ・レオンの活躍も高く評価。ブラヒム・ディアス、そしてサンドロ・トナーリの3人が支えてくれていると語った。
「一番良かったことは夏に大きく成長した選手を見つけ、納得できたことだ。ラファもその1人だ」
「昨シーズンの成果が出ている。20歳の若者だから、このような難しいリーグでは困難が待ち受けるのは当たり前だ」
「レオン、ディアス、トナーリの3人が改善し、強くなったことは嬉しいことだ。レオンはどんな試合でも、我々を勝たせることができる選手であり、我々は彼に多くを期待している」
「彼は誰でも突破でき、我々の攻撃的な面では、大きなアドバンテージとなる」
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AIがスタジアムをデザインしたら…。『433』が世界的に有名なサッカークラブのスタジアムをAIで作成している。 近年になって大きく発達したAIによる画像生成ツール。今では誰でも簡単に出来栄えの良い画像を作れる時代だ。 サッカー界でも、国内外のクラブがSNSを中心に話題を呼んでいる『AIイヤーブック』を活用。選手たちを“アメリカの学生”のような写真に加工し話題となっていた。 AIの画像生成は人物だけでなく風景やモノのイラストももちろん可能。『433』は選手ではなくスタジアムに焦点を当てて、AIを活用している。 『433』が作ったのは、ベンフィカ、バルセロナ、ガラタサライ、パリ・サンジェルマン(PSG)、レアル・マドリー、ボカ・ジュニアーズ、アーセナル、ポルト、ミラン、バイエルンの8つのクラブのスタジアムだ。 PSGであればパリのエッフェル塔、ミランであればミラノのドゥオーモというように、クラブの本拠地近くの名所をデザインしたものもあれば、アーセナルの大砲やベンフィカの鷲、ポルトの龍といったようにエンブレムから逆算されたデザインのものも作られている。 オクトーバーフェストでお馴染みのバイエルンだけは、スタジアムの真横に巨大なビールとややおふざけ要素も含まれているが、いずれも秀逸だ。 それらのデザインについて、ファンも「最高にカッコイイ」、「これは夢が広がる」、「ベンフィカは最高に美しい」、「マドリーは本物の方がいい」とコメント。斬新なアイデアに目を奪われている。 エンブレムの要素をそのままスタジアム全体のデザインに採用するのはAIらしいが、ここまでワクワクするようなデザインになるのであれば、実際に見てみたい気もする。 <span class="paragraph-title">【画像】AIがスタジアムをデザインするとこうなる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CzmClsGr0MY/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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マルディーニ氏の27歳長男が現役引退へ...ミランやセリエAでのプレー叶わずもセカンドキャリアは…
ミランのレジェンド、パオロ・マルディーニ氏の長男が現役引退を決断したようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ミランのクラブ史における最大のバンディエラと言っても過言ではないマルディーニ氏。クラブキャリア全てをミランに捧げ、史上最高の左サイドバックとも称された男は、今夏まで古巣でテクニカル・ディレクター(SD)を務めていた。 そんなマルディーニ氏には2人の息子がおり、どちらも父に続いてサッカー選手に。次男はミランからエンポリへ武者修行中の元U-20イタリア代表FWダニエル・マルディーニで、長男が現在無所属のDFクリスティアン・マルディーニ(27)だ。 まだ21歳の次男ダニエルが偉大な父に追いつけ追い越せと言わんばかりに逞しくセリエAで奮闘する一方、長男クリスティアンはミランの下部組織を退団後、セリエCやセリエDでのキャリアが中心となり、一時はマルタでのプレーも経験した。 現在に至るまでセリエAへのステップアップが叶っていないなか、昨シーズンはセリエCのレッコに所属も1年で契約が切れて現在は無所属。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、クリスティアンは現役引退を決断したという。 セカンドキャリアは代理人業。イタリアの著名なエージェントであり、イタリア代表のMFサンドロ・トナーリ(ニューカッスル)やMFダビデ・フラッテージ(インテル)、MFブライアン・クリスタンテ(ローマ)、また弟ダニエルなども顧客に持つジュゼッペ・リソ氏の下で働き始めるとのことだ。 祖父のチェーザレ・マルディーニ氏、そして父であるパオロ・マルディーニ氏...先代2人のように偉大なキャリアを築けなかったクリスティアン・マルディーニだが、いつの日かカルチョに大きな影響力を持つ大物代理人となる日が来るかもしれない。 2023.09.13 15:01 Wed5