2点差追いつき公式戦4試合無敗のナポリ、指揮官はチーム称賛 「本当によく反応してくれた」

2021.09.17 15:15 Fri
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ナポリルチアーノ・スパレッティ監督が、レスター・シティ戦のドローに納得感を示した。『フットボール・イタリア』が伝えている。
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ナポリは16日に行われたヨーロッパリーグ(EL) グループC第1節でレスター・シティと対戦。64分までに2点を許す苦しい展開となったが、そこからFWビクター・オシムヘンが2ゴールを挙げる活躍で、2-2のドローで初戦を終えた。試合後のインタビューに応じたスパレッティ監督は、2点差を追いついたチームを称賛。勝ち点に値するパフォーマンスを見せられたと語っている。
「チームは正しいスタートを切ったが、後方からの展開で何度もボールを失い、代償を支払った。その後は終始主導権を握り、完全にバランスのとれた試合展開になったと思う。2点目を許したときは、本当に追い詰められた状況であり、頭を下げてしまう危険性があった」

「しかし我々はさらに努力して、同点に追いついた。この試合に負けていたら、正直言って不公平だっただろう。今日、我々はこのチームが強いキャラクターを持っていると確認できた。これまでそこが弱点でもあったが、チームは本当によく反応してくれたと思う」
また、スパレッティ監督は2ゴールでチームに勝ち点1をもたらしたオシムヘンにも言及。改善すべき点はあると語りつつ、将来に対して高い期待を寄せている。

「オシムヘンはまだいくつか学ぶべきことがある。そしてその後で、スーパーなヒットマンになるだろう。誰かと比較するのは簡単だが、彼は世界最高のフォワードたちと比較される存在だ」

「彼はフィニッシュとランの両方で、プレー選択の精度を向上させる必要があると思う。時々、理由もなく走ってしまう時があるからね」

なお、開幕から公式戦4試合負けなしとなったナポリは、20日に行われるセリエA第4節でウディネーゼと対戦する予定になっている。

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トリノの21歳イタリア代表MFリッチ、セリエA上位陣3クラブがオファーを提示するも…

トリノのイタリア代表MFサムエレ・リッチ(21)を巡り、セリエAの上位陣が争奪戦を繰り広げているようだ。イタリア『TuttoMercatoWeb』が伝えている。 リッチは若手選手の育成に定評があるエンポリの下部組織出身。2020-21シーズンのセリエB最優秀若手選手賞に輝くなどエンポリの主力として活躍したのち、今季からトリノへ完全移籍。迎えた今季はセリエA17試合で1得点1アシストを記録している。 エンポリ時代からセリエA上位陣への移籍は噂されていたものの、トリノに来た現在でもその可能性は残っている模様。イタリア『トゥットスポルト』によると、ナポリ、インテル、ミランがトリノに対してオファー済みだという。 だが、トリノはこれらを却下し、リッチを保持する方針を再確認。エンポリから850万ユーロ(約12億円)で釣り上げた自国イタリアの成長株について、3000万ユーロ(約42億5000万円)のオファーでも拒否する考えとのことだ。 2023.03.17 20:46 Fri

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