バイエルン退団のJ・ボアテング、リヨンとの2年契約にサイン! 入団会見で「歓迎してくれて感謝」

2021.09.02 08:45 Thu
Getty Images
リヨンは1日、元ドイツ代表DFジェローム・ボアテング(32)の獲得を発表した。加入期間は2023年6月30日までの2シーズン。バイエルンからフリートランスファーでの加入となる。

2011年7月のバイエルン入りから公式戦354試合に出場したボアテングだが、今夏に契約満了。チームタイトルとしても9度のブンデスリーガ優勝や2度ものチャンピオンズリーグ(CL)制覇に寄与したセンターバックを巡っては様々な移籍先が浮上したが、最終的にリーグ・アン初挑戦を決断した。

ボアテングは1日に行われた入団会見で「僕のことを歓迎してくれたリヨンのみんなに感謝したい。すごく温かく迎え入れられ、人としても、選手としても自信を持つことができた」と喜びの思いとともに、「キャリアの新たな章のスタートを切るのが待ち遠しいね」と新天地での決意を語った。
「このクラブのためにベストを尽くしたい。チームメイトに会うのも楽しみ。このクラブは若手が多いから、自分の経験を生かせると思う。それと、この素晴らしいスタジアムでプレーするのも楽しみだ」

「今回のトランスファーウィンドーは僕的に長いものだった。ほかにもオファーがあったが、契約するクラブの好感とプロジェクトが大事だった。ピーター・ボスとは良い話ができ、ここに来られて嬉しい」
「このクラブのことは僕も小さい頃から知っている。素晴らしい選手がいる。そんなクラブの一員になれたのは名誉なこと。僕の経験を生かして、特に若手に勝利のメンタリティを植えつけたいと思う」

「喋るんじゃなく、動かないとね。僕は調子を整えるためにあらゆることをしてきた。ベストを尽くすために必要なリズムを見つけないといけない」

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