ローマ退団のパストーレ、クラブへの愛と謝意を表明「期待に応えられなかったという自覚は持っている」

2021.08.31 18:14 Tue
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ローマとの契約を解消した元アルゼンチン代表MFハビエル・パストーレが、ファンに向けてメッセージを送った。
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パストーレは2018年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)からローマに加入。2010-11シーズンのパレルモ以来となるセリエA復帰に高い期待が寄せられていたが、度重なる負傷により実力を発揮できず。さらに、イタリア代表MFニコロ・ザニオーロら若手の台頭により序列が低下すると、在籍3シーズンで公式戦わずか37試合の出場にとどまった。ローマは今シーズンからジョゼ・モウリーニョ監督が就任。パストーレにとっては新体制下で心機一転のチャンスかに思われたが、チームの世代交代を意識する指揮官からは構想外の扱いに。今夏のプレシーズントレーニングからも除外され、移籍先を探すことになっていた。
そして30日、ローマはパストーレとの契約解消を双方合意の下で行ったと発表。パストーレは自身の『インスタグラム』において、ファンへの別れのメッセージを投稿している。

「僕に寄せられた期待に応えられなかったという自覚は持っている。だからこそ、このクラブ、この街、そしてこのファンから離れる決断は簡単なことではない」
「僕を知っている人であれば、僕がどれだけ苦しみ、どれだけ献身的に運命を変えようと努力してきたかを知っていると思う」

「僕たちの物語は決してハッピーではなかった。それでも、ここから去ることでこの街と、3年前に僕を愛と熱意を持って迎えてくれた人々への敬意と感謝の気持ちは示せたのではないかと思っている」

「近いうちに、クラブが大きな成功を祝うことができるようになって欲しい。ローマやファンの皆は、それに値するだけの存在だからね」

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