「最後は一緒に喜びたかった」5年間の指揮を終えた高倉麻子監督、世界と戦う上で足りないものは「ボックス内での仕事」

2021.08.27 18:30 Fri
©超ワールドサッカー
日本サッカー協会(JFA)は27日、なでしこジャパンを指揮する高倉麻子監督(53)の退任を発表した。

8月末の任期満了をもって退任となる高倉監督は、2016年4月に佐々木則夫前監督の後任として、なでしこジャパンの監督に就任。日本では男女を通じてA代表で初の女性指揮官となった。

高倉監督は、2018年4月の女子アジアカップで優勝。2019年のフランス女子ワールドカップではベスト16で敗退。そして1年延期となった2021年の東京オリンピックでもベスト8での敗退と、世界を相手に結果を残せないままの退任となった。
退任を受け、27日に高倉監督は緊急のメディア対応を実施。その中で、なでしこジャパンを率いた想いや、東京五輪での戦いについてコメントした。

◆高倉麻子監督
「今回、東京五輪を終え、残念ながら自分たちが望んだ結果ではありませんでしたが、1つの区切りとして私自身は8月末をもって退任することとなりました」

「皆さんの前で、こういった小さな機械を前に話すのではなく、顔を合わせてお話ししたかったですが、こちらでお話しさせていただきます」

「5年間なでしこジャパンの監督という、非常に責任ある立場を任せていただき、非常に光栄でしたし、私自身は話を受けた時には女子サッカーの世界中の発展を考えれば難しいチャレンジになるとわかった中で、覚悟を決めて話を引き受けました」

「5年という時間が長かったのか短かったのかは判断しかねますが、毎日、日々日本の良さとはなんなのか。世界と戦っていくためにどんな武器を持って戦っていくべきかを国内リーグ、海外の様々なリーグであったり、ヨーロッパ選手権やチャンピオンズリーグも見ました。その中で模索する日々だったと思います」

「いつもそのことを考え、選手とともにいかに短い時間でやりたいことを落とし込んでいくかということも、非常に難しかったですが、選手が非常にポジティブにトライしてくれたと思います」

「その中で、アジアの大会であったり世界での大会という中で、アジアでは一定の結果は選手の頑張りで獲ることができたと思いましたが、2019年のW杯、今回のオリンピック含め、思ったような結果が出なかったというのは私自身の力のなさだと思います」

「世界のサッカーが急激に進歩していることを感じますし、種を蒔いたのは2011年のなでしこジャパンのサッカーだったのかなと思います。種を蒔き、世界中でその花が咲いているのを受けて、こちらが受けて挑戦している状況かなと思います」

「オリンピックに関しては、コロナ禍でたくさんの方にご尽力いただいて開催できたことには感謝の気持ちしかありません。振り返ってみると1年延期やチーム作りは難しいところがあったと思います」

「色々な規制がかかる中で、オリンピックの初戦まで1年半海外の強豪国と試合ができなかったことで、初戦から相手のスピード、パワーを受けてしまった難しさはありました」

「1つ1つ自分たちの力を考えれば、簡単な試合はなく、修正をかけなければメダルに届かないと自覚しながら進みましたが、エンジンがかかる、世界の強度に選手がしっかり対応するところで試合が終わってしまった感じはあります」

「最後のスウェーデン戦は、力も勢いも一番あったチームだと思いますが、日本らしいサッカーができたと思います。早い時間帯で課題である失点はありますが、選手たちは勇気を持って最後まで戦ってくれたかなと思います」

「私が考えてきた日本の技術であったり、戦術理解であったり、献身性、持久力、アジリティ、パスで丁寧に崩す、自分たちがサッカーを作るというところでは良いチャレンジができたかなと思います」

「課題というのはどの時代にもどのチームにもあると思いますし、この結果が決して良かったわけではないことで、全てを否定するのではなく、積み上げてきたものを自分たちで信じて、しっかり立ち上がって前に進んでいくことが大事だと思います」

「リーグとともに歩んできた、両輪で歩んできましたが、この先WEリーグが始まり、選手もプロとなって、より多くの時間をプロとして使えるので、1選手としても、1人の女性としても、1人の人間としても素晴らしい時間を過ごしてほしいと思いますし、女子サッカーの飛躍と発展を望みながら過ごしていきたいなと思います」

ー今回は任期満了での退任。その想いは

「日々長い時間なでしこの監督として過ごす中で、今回のオリンピックは1つの区切りだと自分で考えていたので、メダルが獲れていたとしても、自分としては退く時かなと思っていました」

「任期満了でこの立場を離れることにネガティブなことは何もありません。次にバトンを渡す時が来たのかなと思います」

ー今後の女子サッカーはどう育っていったらいいか

「日本の女子サッカー界が世界に出ていってから、常にフィジカル、インテンシティとの戦いというのがあったと思います。その部分でサイズもそうですし、一瞬の爆発的なパワーというところでも、どうしても差が出てしまう場面というのはあったかなと感じています」

「ただ、そこで私たちは勝負するのではなく、より技術的な部分であったり、コンビネーションもそうですし、試合の運び方含め、そういった巧さ、精度を高めていくことが日本の良さだと思います」

「どの分野でも日本は器用だと思います。フィジカル的に大きな課題を持ちながらも、進んでいければと思います」

ー今後なでしこジャパンに必要な武器は

「日本が持っている技術的な部分であったり、組織的な守備もそうですし、コンビネーションもそうですけど、みんな持っていたと感じるかもしれないですが、日本が持っている細かい技術というのは、他の国の選手が持っているものとはちょっと違っていたと思います」

「ちょっと人を外すことであったり、コンビネーションもより細やかではあると思います。その部分で戦っていけたらという部分は、常々選手に話していました」

「ただ、精密機械ではないですが、ちょっとズレただけでも相手の圧力の前に潰されてしまうものであるので、フィジカル的な要素。ちょっとズレた時に身体能力でカバーできたり、そこを高めていくことを持ちつつ、精度というのは技術やタイミングなど、細かいことにこだわりながら、どれだけ細やかなところが積み上げていけるかが大事かなと思います」

ー今後はどういった形でサッカーに関わりたいか。代表監督をやったことの思い

「正直、話を引き受けるとなった時は、あまり考えると引き受けられないので、あまりにも重いなと思って、考えないで飛び込んでいくと決めて引き受けました」

「常々チャレンジする人間でいたいと思っていますし、転んでも起き上がる人間でいたいと思っている中で、自分自身が選手としても指導者としても道無き道を行く立場だったので、悩みは多かったですが、選手たちとたくさん笑ったこともありますし、ムカついたこともたくさんあります。その中で丁寧に積み上げていけたかなと思います」

「結果が出なかったことは自分自身で悔しい思いしかないですが、ただチャレンジはしてきたので、女子サッカーがこの先大変なトライになると思いますけど、自分自身がそれに関わっていくのか、全然違うことをするのかは全く白紙で、どうしようかなというのを日々ぼやっと考えている感じです」

ー高倉監督のチームは攻撃的なチームだと思っていたが、五輪では守備を固めたように見えた。その理由は

「私自身もサッカーは攻守一体ですし、守備的、攻撃的という表現はされますが、相手との力関係の中で、守備的な時間帯、守備的な試合、攻撃的な試合、攻撃的な時間帯はありますが、強気でサッカーをしたいということを志向してきました」

「ただ、1年半近く強度の高い試合ができなかったことは、今になって思えば、チームにとっては残念だったというか、そういうことを体感できずにオリンピックを迎えてしまったことは、やはり大きなマイナスだったかなと正直思っています」

「ただ、その前も強いチームと何回も試合をして、うまくいかない中でもこれぐらいならやっていけるという計算もありつつ、チーム作りをしてきました」

「色々な選手が関わって攻撃をしていくということは、スタッツと印象で違って、シュート数は大きく差が開いていたわけではなく、決めきるというところに関してパンチ力が1つ足りなかったということは課題として残るなということがあります」

「相手の強度や相性の中でやりたいことがやれるやれないはありましたが、選手がやりたいサッカーを理解してトライしてくれたと思います」

「ただ、1、2戦に関してはカナダ戦で早い時間帯で失点したことで後ろに重くなり攻撃にアグレッシブになれなかったこと、イギリス戦も強力なFWがいることで後ろに重くなったことは残念でしたが、そのあとは持ち直してくれたと思います」

ーこれまで指揮してきたこと、東京五輪の結果を受けて女子委員会から何か注文があったりしたか

「今回のオリンピックで、1戦、2戦を戦って思うような戦いにならず、だいぶ批判を受けたなと自分自身は感じていましたし、選手自身はコロナ禍で部屋にずっといる中で、そういったものを目にして、自信や勇気が抜かれていくじゃないですが、そういった様を見る中で、私自身も初めての感覚でしたけど、難しい戦いだったなと思います」

「観客もいない中で、なんとなく誰からも応援されていないという感覚になったり、その中で勇気を出して戦う難しさを感じていました」

「それでも一戦一戦戦うことを最初に話をしていたので、よく持ち直して戦ってくれたと思います。協会の方からは会長からもそうですが、今現在の状況の中では、最後のスウェーデンに対して3-1という結果ですが、互角とは言えないですが、それに近い試合をしてくれたことは良かったんじゃないかとは言っていただきました」

「日本のスタイルはこれで完成していないですし、良さを表現できたわけでもないですが、方向性は大きくズレていないという話は出ています」

「もちろん積み上げも、色々なことをもっと大きくすることは大事ですが、そういった評価の中で、自分の希望がどうこうではなく、オリンピックで潮目だなと思っていたので、自分が続けたいとか、あまりそういったことは思っていなかったです」

「女子サッカーがまた発展していくために、選手も指導者も、色々なパワー、違う風を受けながら進んでいくことは大事なので、自分自身が残せることは全て伝えていきたいと思います」

「私が全て正しいわけではないので、進むべき方向を見て進んでいっていただければと思います」

ー日本が足りなかったと思う点、世界の伸びのスピードにどう対応していくべきか

「足りなかったことは、先ほど言ったように色々な局面での強度、ボックス内でゴールを奪う、ゴールを守るスポーツなので、チャンスを作るのではなく、どんな形でも決め切る力が必要だと思います」

「絶対的なストライカーみたいな選手が出てくるのを待つわけにはいかないので、月日が流れる中でそういった選手が出てくることもあると思いますが、どれだけコレクティブにゴールに向かっていけるかが大事です」

「ボックス内での仕事。GK、CB、FW、決め切る、打たせない、やらせないという強度をより上げていくことが大事だと思います」

「ヨーロッパの国々がすぐに隣同士で遠征できたり、3、4チーム集まって親善試合ができるのとは違って、遠くまで出かけないと強豪国と戦えないという状況はあります」

「私の知り合いも含めて、最初の頃はよくトライできていたと思いますが、今後もより早くスケジューリングする中で、強豪国との対戦ということは数多くこなしていけないと思います」

「リーグとの両輪もあるので、リーグの中にそういった欧米の選手、アフリカの選手、アジアでもフィジカルに優れた選手を呼んで、リーグに違う血を入れてもらうことも大切だと思います」

ーこの5年間で胸を張れる部分、失敗した部分

「胸を張れることは大してないです。チームは生き物で、想像だにしないことは裏で起きていることもありました」

「選手に対してもチームに対しても良いところに目を向けて、ネガティブなことをあまり問題にしないように。解決はしますが、そういった中でチームを作れたことは悪くはなかったかなと思います」

「世界大会で結果的には勝負所で勝ちきることができなかったので、そこはずっと自分で悔しいままいくんだろうなと思います」

ー監督を務めていて1番悩んだこと

「再び世界一を獲るんだという強い思いをもって、もちろん世代交代を考えながら、ただ若い選手を使うつもりもなかったです」

「中堅の選手たちにも光るものがある限り、そういったところでチャレンジして試合で使ってという中で、アジアの中ではギリギリではあっても試合の流れを読み、交代選手、試合での選手の使い方、チームのやり方を考えて勝っていけましたが、2019年のオランダ戦で、後半自分たちに流れが来て、どこで仕留めようかというところまで考えられたのに負けた時のスタジアムの雰囲気はずっと自分の中にありました」

「そこから世界で勝てなかったことへの自問自答と、なんでなんだろう、何をしなければいけないかということはずっと苦しかったです。それがあってこその次のトライとなりましたけど、オリンピックでもなかなか勝ち切れませんでした。そこは自分自身で悩んでいました」

ー世代交代の過渡期に監督を務めた。W杯、五輪を若い選手が経験したことをどう生かして欲しいか

「結果的に若い選手を多く選出するという形になった中で、平均年齢も今回は1番目か2番目に結果的に若くなったと思います」

「本当に尽きないですが、選手がこの戦いで自分自身にどれだけ矢印を向けて、いちサッカー選手として深く考えて、どれだけ深く突き詰めていくかだと思います」

「それはWEリーグで積み上げていってくれることだと思いますし、誰一人思いがなくて戦った選手はいないと思いますが、もう1個届かなかったという点では、よりメンタル的な部分でも、体も心も技術も全てですが、もう1つ先に行って、次に向かって悔しい思いをぶつけて欲しいと思います」

ーマッチメイクに男女の差を感じているか、取り組みに対して思うことがあるか

「マッチメイクに関してはもちろん要望を出していましたし、マッチメイクをしてくださる協会の方も努力をしてくださって、あらゆる手を使ってくれました」

「なかなか上手くいかなかったので、こういう風なマッチメイクになりました」

「遠く日本まで来てくださったチームには感謝していますし、コロナ禍で致し方ない部分があったので、その辺はやれる中で常にベストを尽くしてということであったり、状況が揃わなければある中でやるしかないので、男子高校生、大学生に力を借りてやりました」

「女子の登録人数がまだ5万人前後のなかで、協会が女子にかけるパワーは同じというわけにはいかないと聞いています」

「その辺りも変わっていってくれればという思いはありますが、1つの場所、1つの部署が頑張るのではなく、みんなで力を合わせて、多方面からプローチをして強化していかなければいけないと思います」

ー最後に一言

「最後になりますが、皆様にお礼を言いたいと思います」

「私自身が監督を引き受けて、ずっと日本の道を探ってきたと言いましたが、2011年のワールドカップでの優勝がなでしこの1つの大きな転機だったと思います」

「その時に私はフランクフルトで試合を見ていましたが、日本が優勝して、元アメリカ代表キャプテンで監督をやられた友人がいましたが、「おめでとう」という言葉と同時に「ここからが大変だぞ」という言葉をもらいました」

「言われた時にはあまりピンとこなかったですが、自分が監督として戦う中で、いつもその言葉が頭にあって、アメリカはそのプレッシャーと30年戦っている。日本も2011年を境にそういったステージに突入したんだなということを感じながらずっと戦ってきました」

「ハードな道ではありましたが、良いトライができた部分と、まだまだ足りなかった部分は指導者である限り学び続けたいと思います。これからの女子サッカーの発展を願っています」

「雨の日も風の日も、遠くでも近くでも、取材に来てくれた方々が応援してくれた姿は忘れませんし、最後は一緒に喜びたかったです」

「女子サッカーの発展のためにも皆さんの評価、批評が必要なので、これからも女子サッカーが盛り上がるために力を貸してもらいたいと思います。5年間お世話になりました。ありがとうございました」
8月27日 18:22

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なでしこジャパン、7発圧勝も高倉監督は満足せず 代表デビューの北村や木下らの評価は?

なでしこジャパンの高倉麻子監督が、8日に行われた国際親善試合のパラグアイ代表戦後を振り返った。 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大もあり、2020年3月のSheBelieves Cup以来1年ぶりの試合となったなでしこジャパン。東京オリンピックが近づく中で、チームはFW岩渕真奈の2ゴールなどで7得点圧勝。先日のモンゴル代表戦で14ゴールを奪って見せた男子代表に引けを取らないスコアで勝利を収めた。 1年ぶりの見事な再スタートを切ったなでしこジャパンだが、高倉監督は完全には満足していない様子。「こういった形で試合ができたことに、関係者の皆様に御礼を言いたいと思います。選手も非常に楽しみにしてました」と、先ず感謝の言葉を述べつつ、試合を振り返った。 「自分たちが主導権を握って運んでいる時間が長く、リズムを作る中でゴールに迫るシーンは前半から多く作れてましたけれども、ゴール数に関しては私自身、ちょっと不満が残ります。この決定力はまだ課題かなと思います」 「守備に関しては、ずっとやり続けている全員で連動して奪い所を共有していくという点は90分間できたのかなと思います。ただ、もっと上のレベルを目指すことを考えれば、様々なエラーもあったと思うので、その辺りはまた選手と話をしながらトレーニングで精度を上げていけたらなと」 「パススピードに関しては、前からアプローチしていた課題でしたが、なかなか上がってこない中で、10月、11月に集まった時に、シンプルにボールに当てる音が変わってきているのかなとは私たちも感じていて。今回招集した後もそのような話はしていました。自分たちがボールを大事につないでサッカーをして行こうという風にいうと、どうしても近い距離でパスをしがちなんですが、ゴールを目指すサッカーをするのなら、長いパスもしないとということは話し合いました。それを選手たちが理解して攻撃の組み立てはできたかなと思います」 また、本職のボランチから左サイドという新境地を開いたMF杉田妃和や、スタメン起用で代表デビューを果たしたMF北村菜々美、さらには途中出場からデビューしたFW浜田遥と18歳のMF木下桃香らを評価した。 「杉田はハードワークできる選手なのでボランチをすることが多かったですが、去年あたりからチームでも左サイドでも突破の力があることを示していたので、代表でも同じ形で使っています。本当に運動量多くボールによく触るプレーができるようになってきているなと思います。ただフィニッシュの部分で決定的な場面を決めきれないところもあったので、そこは課題だと思いますし、まだまだ伸びていく部分はたくさんあるのかなと思います」 「北村は判断良くプレーに絡んでくれました。もっともっと積極的にゴールに絡むプレーを出してくれたら良いのかなと思います。浜田は少々荒いところはあるんですが、裏に抜ける力はあるのでその辺に期待しましたけれども、ちょっと足にボールがついていなかったという印象もあって。少し時間がかかるのかなとも思いましたけど、前向きにプレーはできたのではないかなと思います」 「木下は落ち着いてグラウンドに入ってましたし、笑顔でプレーを楽しもうというリラックスした気持ちを持ってくれていました。望むことは彼女の戦術眼の高さや技術の高さなので、ワンプレーでゴールを決定づけるパスやシュートを持っていると思うので、まだまだグラウンド上で表現できることは多いんじゃないかなと思います」 2021.04.08 19:57 Thu
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なでしこジャパン高倉麻子監督が5年間で蒔いた種、開いた強豪国との差

8月27日、日本サッカー協会(JFA)は高倉麻子監督が任期満了に伴い、退任すると発表した。2016年から5年間に渡って指揮を執った日本女子サッカーの先駆者は、いったん身を引くことになる。 高倉体制となった5年間を振り返えると、強豪相手には勝てないというジレンマに常に悩まされてきた印象だ。日本の強みであったパスワークは各国でも取り入れられ、加えて戦術に優れるコーチ陣を擁する欧州勢には水をあけられた。 その一方で、若手を積極的に招集し、世代交代や人材の発掘という面では一定の成果を残したと言える。欲を言えば、大きな大会の中でも新戦力に経験を積ませる積極性が欲しかった。 <span class="paragraph-title">◆2016年:途絶えた五輪出場から引き継いだバトン</span> 2016年2月のリオ・デ・ジャネイロ・オリンピック予選で敗退したなでしこジャパン。立て直しを図るべく白羽の矢が立ったのは、2014年のU-17女子ワールドカップ(W杯)コスタリカでリトルなでしこを優勝に導いた高倉監督だった。当時の優勝メンバーには現在なでしこジャパンで活躍する、長谷川唯、杉田妃和、宮川麻都、南萌華らが在籍。高倉監督は4月から新指揮官へと就任した。 高倉監督はなでしこジャパンのこれまでの中心メンバーに、少しずつ自分の色を加えるところからスタート。アメリカ遠征での2連戦から始まった活動には、それまで指揮を執っていたU-23から佐々木繭や高木ひかりらを抜擢。既存戦力に自らが手塩にかけた若手を加え、プラスアルファと世代交代に着手しようとした。 <span class="paragraph-title">◆2017~2018年:若手中心に多くの選手にチャンスを</span> 高倉体制初の国際大会となった2017年のアルガルヴェ・カップでは、長谷川唯や籾木結花をA代表デビューさせた。この年はその後の女子ユーロ2017を制するオランダ女子代表とも1勝1敗。櫨まどかや上野真実、大矢歩を招集するなど、なでしこリーグ2部へも目を光らせ、順調にチームは成長を遂げていた。 周囲の雑念が生まれたのはEAFF 女子E-1サッカー選手権だろうか。勝てば優勝が決まる最終節の北朝鮮女子代表戦ではまさかの完敗。最終ラインからのビルドアップやフィニッシュに至るまでのアイデアといった課題が浮き彫りになった。 2018年のアルガルヴェ・カップでも強豪相手には勝たせてもらえず、欧州女王となったオランダには2-6と歴史的な敗退を喫した。ただ、2019年のフランス女子W杯の出場権を懸けた4月のAFC女子アジアカップではオーストラリア女子代表に苦戦しながらも優勝し、チーム発足後初のタイトルを獲得。さらに8月のアジア競技大会でも優勝をさらい、アジアの中では結果を出し続けた。 <span class="paragraph-title">◆2019~2021年:世代は変わったが課題は克服し切れず</span> 欧米勢との対戦ではスピードやフィジカルで劣り、主導権を握れずに勝ち切れないという課題を抱えたまま臨んだ2019年のフランス女子W杯。高倉ジャパンの中心であった阪口夢穂が負傷明けながら実戦経験のないまま帯同されたことが波紋を呼ぶ。結果的にほかにも負傷者が相次ぎ、予選は1勝1分け1敗と辛うじて突破したものの、ベスト16でオランダに惜敗してフランスを後にした。 この頃から、ヨーロッパ勢がフィジカルベースだけでなく、ポゼッションの技術や戦術的な戦い方を身に付けて進化していった一方で、なでしこジャパンの持ち味であったパスワークがもはや日本だけの特権ではないと、周囲にも認知され始めた。 国内での親善試合やアジアでの戦いでは、そういった課題に砂をまぶしながら勝利を手にすることができた。同年のEAFF 女子E-1サッカー選手権では全勝で優勝し、アジア3冠を手にするも、翌2020年3月のShe Believes Cupではスペイン女子代表、イングランド女子代表、アメリカ女子代表に3連敗。さらには、新型コロナウイルスが猛威を振るい、国際試合が組めないという事態もマイナスに働いてしまった。 一方で、なでしこチャレンジと称してトレーニングキャンプを実施し、なでしこジャパンへの門戸を広げもした。林穂之香や北村菜々美らは、育成年代での活躍からなでしこチャレンジを経てA代表へ入っている。 そして迎えた2021年。親善試合では大勝を収めるも、東京オリンピック本番ではグループステージから苦しみ、決勝トーナメントではスウェーデン女子代表に敗れてベスト8止まり。戦前の予想を覆すことはできず、戦術性や応用力を欠いたまま自国大会を終えることになった。 なでしこジャパンが抱えている課題は明確だ。戦術面における先進国との開きは明らかで、もはや精神論では片づけられない。今後はフィジカルや技術、粘り強さだけを語るだけなく、頭の中を整理しながら戦えるようなチーム作りが必要となってくるだろう。 種はすでに蒔かれ、芽吹き始めてもいる。スウェーデン戦後に長谷川は「ヨーロッパのサッカーが変化している中で、理論的に立ち位置なども理解しながら、もっと突き詰めないといけない」と語った。その長谷川は今シーズンからイングランドのウェストハムでプレーする。世界トップの戦術を肌で吸収するまたとない機会だ。 若くしてすでに海外でのプレーを選択している林や宝田沙織も、ここからさらに伸びるだろう。同じように早くして海を渡った先輩、岩渕真奈や熊谷紗希のように、なでしこの主軸へと進化できるかだ。 さらに、9月からはWEリーグも開幕する。高倉監督が裾野を広げたこともあり、代表入りを現実的な目標にできる環境も整いつつある。日の丸を経験した選手たちが個や組織でのプレー基準を上げていけば、国内サッカー全体のレベルアップ、ひいてはなでしこジャパンの復権に繋がっていくだろう。 《超ワールドサッカー編集部・江原正和》 2021.08.30 20:00 Mon

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「素晴らしいムービーありがとう」W杯の熱量そのままに!開幕へ向けたJリーグのPVが大反響「四年後じゃない。二ヶ月後だ」

ワールドカップ(W杯)の熱気を冷ましてしまうのはもったいない。 日本代表の活躍も記憶に新しいカタールW杯はアルゼンチン代表の優勝で閉幕したが、サッカーファンにはとっては高校サッカー、インカレ、皇后杯など、まだまだイベントが続く。 23日には来季のJリーグ開幕節の日程も発表に。さらにJリーグは翌日、公式SNSで開幕へ向けたプロモーションビデオを公開した。 各W杯戦士がJリーグチームに在籍していた際の懐かしいユニフォームをファンが着用し、試合を注視。さらに当時の映像に加え、ラストにはサプライズも盛り込まれてる。 「Jリーグから巣立った選手たちが、カタールで戦っていた。」 「祭りが終わって、もうすぐ日常が始まる。」 「次の主役たちは、たぶん、私たちの日常の中にいる。もしかしたら、いつものスタジアムのピッチに。」 「また、ここから始めよう。」 「四年後じゃない。二ヶ月後だ。」 「2023年2月17日、Jリーグ開幕。」 近年では新卒で海外挑戦をする選手や海外クラブの育成組織へ加入するプレーヤーも増加しているが、カタールW杯を戦った日本代表26選手は全員がJリーグ経験者。中にはJ3でのプレー経験を持つ選手もいる。 過去から未来へとつながる映像には、ファンからも「素晴らしいムービーありがとうございます」、「感動したわ」、「泣かせますやん」、「2ヶ月後とか待ちきれないな」などの声が届けられたほか、現役選手やOBからも大きな反響が寄せられている。 <span class="paragraph-title">【動画】Jリーグ開幕へ向けた煽りPV</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="A32xw6cPO3w";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.12.24 15:50 Sat
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「まさに死闘ってカンジ」歴史に残るバーレーンとの4-3の激闘!2004年大会プレイバックに反響「このゴールで中澤佑二に惚れた」

31日、日本代表はアジアカップ2023のラウンド16でバーレーン代表と対戦する。 過去の対戦成績は日本の8勝2敗となっているが、アジアカップの舞台で最後に対戦したのは2004年の中国大会での準決勝。記憶に残る激闘だった。 MF小野伸二、FW高原直泰ら当時の主力選手が欠場していた当時の日本は、開催国の中国サポーターにブーイングを浴びせられながらも決勝トーナメントに進出すると、準々決勝ではPK戦途中でのサイド変更とGK川口能活の神がかり的なセーブが印象深いヨルダン代表戦に勝利し、準決勝でバーレーンと対戦した。 しかし、バーレーン戦では開始6分に先制ゴールを許すと、40分にはMF遠藤保仁が不可解な判定で一発退場。日本はビハインドの状況で数的不利を負ってしまった。 数的不利の状況でもMF中田浩二とFW玉田圭司のゴールで逆転した日本だったが、その後2失点。2-3と1点ビハインドで試合終盤を迎えた。 それでも日本は最後まで諦めず。DFも攻めあがって同点ゴールを狙うと、90分にDF中澤佑二が値千金の同点ゴール。不屈の精神で同点に追いつくと、延長前半には玉田の独走ゴールが決まり、4-3で激闘を制していた。 なんとか決勝に進出した日本は、決勝で中国代表を撃破。見事に大会連覇を成し遂げていた。 久しぶりの対戦を前に『DAZN』は当時の試合映像をプレイバック。SNS上のファンも「このゴールで中澤佑二に惚れた」、「バーレーン戦といえばこの試合よな」、「痺れたね、玉田」、「まさに「死闘」ってカンジだった!」、「2004の大会は激熱だった」と当時を思い返している。 ベスト8を懸けた一戦は、31日の20時30分にキックオフ。『DAZN』で視聴が可能だ。 <span class="paragraph-title">【動画】当時の記憶が蘇る!2004年大会でのバーレーンとの激闘ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>「バーレーンvs日本」<br>過去対戦をプレイバック<br>\<br><br>アジアカップ2004年大会で起きた<br>奇跡の大逆転劇<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/AFC%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#AFCアジアカップ</a> ラウンド16<br>バーレーン×日本<br>1/31(水)20:30(19:45配信開始)<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 独占配信<br>出演:水沼貴史/小野伸二/佐藤寿人/下田恒幸/桑原学 <a href="https://t.co/x7Sals8iKu">pic.twitter.com/x7Sals8iKu</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1752609401201189348?ref_src=twsrc%5Etfw">January 31, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.31 18:45 Wed
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「なんて可愛いんでしょ」オナイウ阿道が妻と愛娘と家族ショット、七五三での着物姿に「とってもかわいい」など祝福の声

トゥールーズに所属するFWオナイウ阿道の愛娘が愛くるしい。 2021年6月にキリンチャレンジカップ2021のセルビア代表戦で日本代表デビューを果たしたオナイウ。同年夏に海を渡り、活躍の場を横浜F・マリノスからフランスに移している。 28日には自身のインスタグラムを更新。家族写真を公開した。 家族4人での幸せフォトや、着物姿でカメラに目を向ける長女の姿には、ファンからも祝福の声や感嘆の声が届いている。 「素敵なご家族、お似合いです」 「なんて可愛いんでしょ、おめでとうございます」 「七五三おめでとうございます。ますます素敵な女の子になられますように」 「ちっちゃい女の子たちがとってもかわいい」 オナイウは2018年に入籍を発表。2人は2019年7月10日に第一子となる長女を、2020年9月26日に第2子となる次女を授かっていた。 <span class="paragraph-title">【写真】オナイウ阿道の愛娘の着物姿</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Cmr-DTzqt7D/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/Cmr-DTzqt7D/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cmr-DTzqt7D/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">オナイウ阿道 2022.12.29 20:35 Thu
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「何度見ても鳥肌」ブラジルW杯出場を掴んだ本田圭佑の豪州戦“ど真ん中PK”にファン大興奮「やっぱメンタル強すぎ」

7大会連続7度目のワールドカップ(W杯)出場を懸けて、最終予選のラスト2試合を戦う日本代表。24日には出場を争うオーストラリア代表との大一番を控えている。 そんな中、日本サッカー協会(JFA)の公式SNSが2014年のブラジルW杯出場を決めたオーストラリア戦でのMF本田圭佑のPKに再び焦点を当てている。 当時、アルベルト・ザッケローニ監督のもとで5大会連続のW杯出場を目指した日本は、MF本田圭佑、MF香川真司、FW岡崎慎司ら海外組を主軸に、最終予選で4勝1分けと好発進。早くも予選突破に王手をかけると、ヨルダンとのアウェイゲームに敗れるという波乱もあったものの、オーストラリアとのホームゲームに臨む。 試合終盤の82分に失点を許す厳しい展開となったが、後半アディショナルタイムにPKを獲得。そのキッカーを本田が務めた。 ゴールマウスにはオーストラリアの守護神マーク・シュウォーツァー。緊張感の漂うなか、本田は大きく息を吐いてから助走をスタート。左足のPKをど真ん中に蹴り込むと、埼玉スタジアム2002のスタンドからは轟音のような歓声が鳴り響いた。 試合はこのまま1-1の引き分けとなり、日本は開催国ブラジルを除いて最速でのW杯本大会出場を決めていた。 このタイミングで本田のPKシーンをJFAが公開したところ、多くのファンが反応。「最高でした」、「やっぱこのPKを蹴れるってメンタル強すぎだな」、「この瞬間は一生忘れないと思う」、「何度見ても鳥肌立つ 何度見ても感動する」といったコメントが寄せられており、多くの人の記憶に刻まれているようだ。 日本はこのブラジル大会だけでなく、2018年のロシア大会のアジア最終予選でもオーストラリア戦でW杯出場の切符を手にしている。24日の試合で勝利すればその時点でカタールへの切符を手にすることとなるが、この大一番を制することはできるだろうか <span class="paragraph-title">【動画】何度でも見られる! 本田圭佑がど真ん中に決めたW杯出場を決めるPK</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/tv/CbYjGz1BVNn/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/tv/CbYjGz1BVNn/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/tv/CbYjGz1BVNn/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">日本サッカー協会(JFA)/日本代表/なでしこジャパン(@japanfootballassociation)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.03.22 20:30 Tue
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ラグビーから感じる清涼感。サッカーに“ノーサイドの精神”はないのか?/編集部コラム

2019年10月20日。日本代表にとって、大事な南アフリカ代表との一戦が行われる。 といっても、サッカーの試合ではなくラグビーの試合。日本で開催されており、多くの日本国民が注目するラグビー・ワールドカップの一戦だ。 2002年、日本ではサッカーのワールドカップが韓国と共催で行われたが、この時も大きなサッカーブームが訪れた。その結果が、今日までのサッカーの発展を支えたと言っても過言ではない。 一方で、今回のラグビー・ワールドカップの盛り上がりは、当時を凌ぐ熱量を感じる。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20191020_0_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ラグビーとサッカー。細かく説明すると長くなるので割愛するが、起源は1823年にイギリスのラグビー校でフットボールの試合中にボールを手で掴んで相手ゴールに走ったこととされている。(この逸話の証拠は不十分) つまり、ラグビーとサッカーは、元は同じ競技であり、そこから派生したもの。そんな中、必ずクローズアップされるのが、ラグビーにおける“ノーサイドの精神”だ。ラグビーを語る上では欠かせないこの“ノーサイドの精神”。サッカーの側面から、クローズアップされる理由を紐解いてみる。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆サッカーに“ノーサイドの精神”はないのか?</div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20191020_0_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> “ノーサイドの精神”というが、これには色々な要素がある。たとえば、ラグビーには観客席を区別することがない。サッカーはホームとアウェイでゴール裏やスタンドでも席を分断するが、ラグビーファンは分断されず全てが入り混じっている。隣の席が相手チームのファンだった。なんていう話も聞いている。ただ、そこで争いが起こることはない。 また、近年までは試合後に選手が使用するシャワールームも同一だったことも1つ。その他にも、イギリスなどでは「アフターマッチ・ファンクション」として、試合後に両軍が一緒に食事や酒を飲み交わす文化がある。 今回のワールドカップでも多くの方が目にした光景だと、試合終了後に敗者が勝者を迎える「花道」を作る文化などもあり、それが“ノーサイドの精神”としてクローズアップされた。日本はスコットランド戦で、先に花道を作り、これも賞賛されていた。 確かに、ここまで挙げたものはサッカーでは見ることがないものだ。しかし、“ノーサイドの精神”がないのかと問われれば、その精神はある。わかりやすい例では、試合後のユニフォーム交換が挙げられるだろう。対戦相手をリスペクトし、讃える行為の1つだ。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20191020_0_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> また、日本の場合は試合後に整列し、互いに握手をして試合を終えるというものも挙げられる。ヨーロッパのサッカーでは、試合終了後に整列することはなく、選手が個々でやるかどうかだ。この点は、Jリーグが誇るべき“ノーサイドの精神”と言っても良いかもしれない。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆ラグビーから感じられる試合後の清涼感</div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20191020_0_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> どんなスポーツにおいても、その意識の強さに差があれど、相手へのリスペクトは存在する。しかし、ラグビーはその比ではない。その結果、試合を見届けた後には清涼感を感じられる。これは、勝利を収めたからというだけではないだろう。1つは“ノーサイドの精神”だ。 サッカーとの比較で言えば、1つはフィジカルコンタクトの量だろう。サッカーにもフィジカルコンタクトは存在するが、ラグビーにおいては、主体がフィジカルコンタクトだ。ボールを持っている相手にタックルを行い、スクラムやモールは屈強な選手たちが体をぶつけて押し合うものだ。 サッカーとのフィジカルコンタクトの差は歴然であるが、この競技にリスペクトの精神がなければ、それはただの喧嘩になってしまう。常にケガと隣り合わせであり、死に直面する可能性も少なくない。だからこそ、全ての選手が相手をリスペクトする必要がある。 また、フィジカルコンタクトが多いだけに、ルールも厳密だ。相手を倒しに行かないタックルは反則となりイエローカードが提示される。また、タックルをされた選手はボールを離さなければいけない。また、ボールを奪いに行く選手は立ってプレーをしなければならない。肩から上へのタックルも禁じられている。 その他にも細かいルールはあるが、選手の意図は関係なく、故意かどうかに関係なく反則は取られる。審判のジャッジが不明瞭なことも少なく、危険なスポーツだからこそ、反則が起きない、危険なプレーが起きないように審判がコントロールしている。常に公正さをベースにルールが決められていることは、サッカーとは大きく違うだろう。 ここ数年は選手というよりも、審判のジャッジへの不満が募っているのを感じる。選手にしても、スタッフにしても、観客にしてもだ。しかし、それは審判の能力の差だけでなく、ルールが曖昧であること。主審の判断に委ねられる部分が多いが、ラグビーはその点が細かくルールになっていると感じる。 TMO(テレビジョン・マッチ・オフィシャル)が採用されているが、サッカーで言うところのVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)だ。これはトライ以外にも反則行為に対しても適用されており、スピーディーな判断が求められる一方で、誤審は減っている。JリーグもJ1では来シーズンからVARの導入が決定しているが、1つ1つのプレーがはっきりしている事は、試合中に不満を溜めないと言う点で清涼感につながっていると言えるだろう。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20191020_0_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> また、清涼感の1つといえば、“トライ”の影響も大きいだろう。1つのボールをチーム全員で繋ぎ、トライを目指す。味方が相手に止められれば、そのサポートに入り、再びパスを繋ぐ。ピッチに立つ15人が1つのボールを繋ぎ続けた結果が、1つの“トライ”に繋がるのだ。 サッカーにおいても、ラグビーのように華麗なパス交換からのゴールは生まれる。しかし、ラグビーほど、チーム一丸となって攻撃をする姿はない。1つのボールを全員で運び、“トライ”を奪う。“トライ”を決めたもの以上に、チーム全員で作り上げた過程が大事にされる。そこに、清涼感につながる美学があるとも考えられる。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆ラグビーから学ぶべきもの</div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20191020_0_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 競技人口や人気、環境面などを含めても、日本ではまだまだサッカーが上回っているのが現状だろう。しかし、今回のラグビー・ワールドカップからも感じるように、サッカー界もラグビーから学ぶことは多い。 ルールの違い、競技性の違いなど多くの差はあるが、やはり“ノーサイドの精神”は最も学ぶべきポイントだと思う。それは、プレーヤーだけでなく観る者も同じ。今回は日本代表というナショナリズムに寄与するものでもあるが、相手チームを悪くいう声は少ない。 あれだけのフィジカルコンタクトがあっても、乱闘が起きることは少ない。カナダ代表、ナミビア代表は台風で中止になった後にボランティア活動を行ったほどだ。台風19号での中止の可能性について批判したスコットランド代表は厳しく批判されていたが、試合が終われば“ノーサイド”。好ゲームを演じたライバルを非難する声は少なく、長引くこともなかった。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20191020_0_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 日本サッカーは、プロ化されて四半世紀。フェアプレー精神を大事にしてきても、観る者がフェアプレー精神を持たない出来事が近年は目立っている。本当の意味で、相手をリスペクトし、自分たちが応援するものをリスペクトできているのかどうかは、サッカー界にとっては非常に重要なファクターとなるだろう。そこは、ラグビーファンを見習う必要がある。 熱戦が続いているラグビー・ワールドカップもあと少しで閉幕を迎える。奇しくも、最も“ノーサイドの精神”を見せたのは、FC東京であり、横浜F・マリノスであり、大分トリニータかもしれない。シーズン中でありながら、本拠地をラグビー・ワールドカップに貸し出したことは、大きな“ノーサイドの精神”があってこそだろう。 ラグビー・ワールドカップを戦う日本代表には、多くの興奮と感動を与えられた。そんなラグビーに熱を上げながらも、今回のラグビー・ワールドカップを通じて、“ノーサイドの精神”、“リスペクト”というものについて、スポーツを観る者として改めて考えさせられる良い機会になった。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 <div style="position: relative;text-align:center;padding-bottom: 56.25%;height: 0; overflow: hidden;" id="cws_ad"><iframe style="position: absolute;top:0; left:0; width:100%;height:100%;" src="https://www.youtube.com/embed/9M-2PAkCtS0" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></div> 2019.10.20 20:00 Sun

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