ミスに付け込んだ柏がアウェイで勝利! 敗れた徳島はついに降格圏転落【明治安田J1第26節】
2021.08.25 22:20 Wed
25日、明治安田生命J1リーグ第26節の徳島ヴォルティスvs柏レイソルが鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムで行われ、0-1で柏が勝利を収めた。
ホーム連戦となった徳島は、前節の浦和レッズ戦で0-1と敗戦。リーグ戦連敗の中で迎える柏戦は、浦和戦から4名を変更。福岡将太、藤田譲瑠チマ、杉森考起、垣田裕暉に代えて、ドゥシャン、鈴木徳真、渡井理己、一美和成を起用した。
対する柏は前節はホームでサガン鳥栖に1-3で敗戦。そこから3名を変更。高橋祐治、高橋峻希、ペドロ・ハウルに代えて、上島拓巳、川口尚紀、細谷真大を起用した。
残留を争う両チームの対戦。両者の勝ち点差は「1」で負ければ降格圏に転落する可能性もある試合となった。
まずチャンスを迎えたのは柏。10分、右サイドを持ち上がったクリスティアーノがDFをかわしてボックス内右から左足でシュート。これはGK上福元にセーブされる。
それでも柏は38分、バックパスを受けたGK上福元がダイレクトで繋ごうとするが、これがミスに。ボールを拾った瀬川は、落ち着いてシュート。必死に戻ったGK上福元だが、足元を取られ反応できず、柏がミスを突いて先制する。
先制を許した徳島だが40分、遠目のFKからクロスではなくスルーパスを選択。反応した岸本がボックス内右で受けると、反転してクロス。一美が飛び込むがわずかに合わず、クロスもそのまま流れてしまう。
柏が1点リードして迎えた後半。立ち上がりから柏が攻勢に出る。クリスティアーノの浮き球のパスに反応した瀬川がボックス内右でシュート。これはGk上福元がセーブする。
クリスティアーノがゲームメイクに転じると、今度は絶妙なスルーパスに細谷が抜け出し、ボックス内でGKと一対一に。冷静に流し込んだと思われたが、Gk上福元がわずかに触れてゴールとはならない。
63分には徳島がチャンス。右サイドでのFKからクロスを送ると、ドゥシャンがボックス内でヘッド。しかし、これはGKキム・スンギュが難なくキャッチする。
徐々に攻め込む徳島は、71分には小西が長めのロングフィードを送ると、反応した西谷がボックス内で合わせるが、ゴールとはならない。
さらに88分にはロングスローの流れから、ジエゴのパスを受けた小西がボックス左からクロス。これをファーサイドで岸本が合わせるが、GKキム・スンギュがビッグセーブ。こぼれ球を垣田が蹴り込むが、クロスバーに嫌われる。
結局そのまま試合は終了。瀬川のゴールを守った柏が勝利。敗れた徳島は、これで3連敗となりついに降格圏の17位へと転落してしまった。
徳島ヴォルティス 0-1 柏レイソル
【柏】
瀬川祐輔(前38)
ホーム連戦となった徳島は、前節の浦和レッズ戦で0-1と敗戦。リーグ戦連敗の中で迎える柏戦は、浦和戦から4名を変更。福岡将太、藤田譲瑠チマ、杉森考起、垣田裕暉に代えて、ドゥシャン、鈴木徳真、渡井理己、一美和成を起用した。
対する柏は前節はホームでサガン鳥栖に1-3で敗戦。そこから3名を変更。高橋祐治、高橋峻希、ペドロ・ハウルに代えて、上島拓巳、川口尚紀、細谷真大を起用した。
まずチャンスを迎えたのは柏。10分、右サイドを持ち上がったクリスティアーノがDFをかわしてボックス内右から左足でシュート。これはGK上福元にセーブされる。
35分には徳島が左CKを獲得。ゴール前にクロスを入れるもこれはクリアされる。すると、ルーズボールを瀬川が奪うと柏がカウンターを発動。後方から猛然と上がった細谷がキープし、ボックス内左からパス。これを瀬川がダイレクトシュートもミートせずに右へ流れる。最後はクリスティアーノがヘディングで押し込もうとするが、これは枠を捉えられない。
それでも柏は38分、バックパスを受けたGK上福元がダイレクトで繋ごうとするが、これがミスに。ボールを拾った瀬川は、落ち着いてシュート。必死に戻ったGK上福元だが、足元を取られ反応できず、柏がミスを突いて先制する。
先制を許した徳島だが40分、遠目のFKからクロスではなくスルーパスを選択。反応した岸本がボックス内右で受けると、反転してクロス。一美が飛び込むがわずかに合わず、クロスもそのまま流れてしまう。
柏が1点リードして迎えた後半。立ち上がりから柏が攻勢に出る。クリスティアーノの浮き球のパスに反応した瀬川がボックス内右でシュート。これはGk上福元がセーブする。
クリスティアーノがゲームメイクに転じると、今度は絶妙なスルーパスに細谷が抜け出し、ボックス内でGKと一対一に。冷静に流し込んだと思われたが、Gk上福元がわずかに触れてゴールとはならない。
63分には徳島がチャンス。右サイドでのFKからクロスを送ると、ドゥシャンがボックス内でヘッド。しかし、これはGKキム・スンギュが難なくキャッチする。
徐々に攻め込む徳島は、71分には小西が長めのロングフィードを送ると、反応した西谷がボックス内で合わせるが、ゴールとはならない。
さらに88分にはロングスローの流れから、ジエゴのパスを受けた小西がボックス左からクロス。これをファーサイドで岸本が合わせるが、GKキム・スンギュがビッグセーブ。こぼれ球を垣田が蹴り込むが、クロスバーに嫌われる。
結局そのまま試合は終了。瀬川のゴールを守った柏が勝利。敗れた徳島は、これで3連敗となりついに降格圏の17位へと転落してしまった。
徳島ヴォルティス 0-1 柏レイソル
【柏】
瀬川祐輔(前38)
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