パプ・ゴメスとガスペリーニ監督が退団問題で再び衝突! 互いに相手からの“身体的な攻撃”を主張
2021.08.19 01:19 Thu
セビージャのアルゼンチン代表MFパプ・ゴメスと、アタランタを率いるジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が今年1月の退団問題に関して再び衝突した。
しかし、2020年末にはチーム戦術などを巡ってイタリア人指揮官との確執が噂されるようになり、最終的にクラブがガスペリーニ監督を支持したことにより、パプ・ゴメスは半ば追われる形でベルガモの地を去ることになった。
その退団から半年以上が経った中、33歳のベテランMFはアルゼンチンの『La Nacione』でガスペリーニ監督との衝突について改めて言及。同監督から身体的な攻撃を受けそうになったことを理由のひとつに挙げている。
「僕は何か悪いことをしたと思う」
「前半の残り時間が10分になったとき、監督は僕に対して左でうまくいっていたにも関わらず、右に移るように指示してきた。僕はそれを断った」
「試合の途中で、しかもカメラの前でああいった返答をしたことで、彼が怒るには絶好の状況が生まれたと思う。その瞬間、ハーフタイムに交代させられることを悟り、実際にそうなった」
「ただ、ロッカールームでは彼は一線を越えて、僕に身体的な攻撃をしようとしたんだ」
「そして、私はもうたくさんだと言ったよ。議論をするのは構わないけど、身体的な攻撃は容認できない。だから、アントニオ・ペルカッシ会長に面会を求め、移籍することに問題はないと伝えた」
「僕は自分がミスを犯したこと、カピターノとしてうまく振る舞えなかったこと、監督に従わなかったことで悪い見本となってしまったことを理解していた。だけど、同時にガスペリーニに謝罪してほしいと伝えた」
「次の日、チーム全体でミーティングを行った。僕は監督とチームメイトに謝罪したが、監督から自分に対する謝罪の言葉は一切なかった」
「あれをどうやって理解すればいいんだ? 僕が間違っていて、彼が正しいことをした? そこからすべてが始まったんだ。数日後、僕は会長に、アタランタでガスペリーニと一緒に働きたくないと伝えた」
「会長は僕を手放したくないと答えたので、そこから綱引きが始まったんだ。結局、僕がチームの外に出ることになった」
「クラブのために尽くしてきたのに、最悪の終わり方だったよ」
「彼らの振る舞いは不適切だった。会長は、監督に僕への謝罪を求める勇気がなかった。だから、すべてが終わってしまったんだ」
「それだけではなく、彼らは僕にイタリアでのキャリアの扉までも閉ざしてしまった。ライバルを増やすことになると言って、どのビッグクラブにも僕を移籍させたがらなかった」
パプ・ゴメスからアタランタ退団の原因を自身の不適切な振る舞いと糾弾されたガスペリーニ監督だが、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で元教え子の主張を真っ向から否定。
暴力行為はパプ・ゴメスからのものであり、退団理由に関してもペルカッシ会長への侮辱発言が原因だったと異なる主張を展開した。
「ゴメスのピッチ内外での行動や態度は、監督やチームメイトにとって受け入れられないものになっていた」
「そして、身体的な攻撃は私ではなく彼から行われたもので、彼がベルガモを去った本当の理由は、彼がクラブのオーナーを激しく侮辱したことだった」
「ただ、個人的にはゴメスがアタランタで行ったように、彼のパフォーマンスについて引き続き話題になることを願っているよ」
両者の主張は真っ向からぶつかり合っており、どちらの主張が真実なのかは、チームメイトや関係者の証言がない限り、確証を得ることができない。
ただ、共にアタランタのクラブ史に名を刻むレジェンドだけに、時間はかかるかもしれないが、関係修復を期待したいところだ。
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2014年にウクライナのメタリスト・ハルキウからアタランタに加入したパプ・ゴメスは、今年1月にセビージャへ移籍するまで長らくバンディエラとして活躍。とりわけ、2016年に就任したガスペリーニ監督の下では中盤と前線を繋ぐ高質なリンクマンとして絶大な輝きを放った。その退団から半年以上が経った中、33歳のベテランMFはアルゼンチンの『La Nacione』でガスペリーニ監督との衝突について改めて言及。同監督から身体的な攻撃を受けそうになったことを理由のひとつに挙げている。
「僕は何か悪いことをしたと思う」
「それはチャンピオンズリーグのミッティラン戦で、戦術変更に従わなかったことが原因だと考えているよ」
「前半の残り時間が10分になったとき、監督は僕に対して左でうまくいっていたにも関わらず、右に移るように指示してきた。僕はそれを断った」
「試合の途中で、しかもカメラの前でああいった返答をしたことで、彼が怒るには絶好の状況が生まれたと思う。その瞬間、ハーフタイムに交代させられることを悟り、実際にそうなった」
「ただ、ロッカールームでは彼は一線を越えて、僕に身体的な攻撃をしようとしたんだ」
「そして、私はもうたくさんだと言ったよ。議論をするのは構わないけど、身体的な攻撃は容認できない。だから、アントニオ・ペルカッシ会長に面会を求め、移籍することに問題はないと伝えた」
「僕は自分がミスを犯したこと、カピターノとしてうまく振る舞えなかったこと、監督に従わなかったことで悪い見本となってしまったことを理解していた。だけど、同時にガスペリーニに謝罪してほしいと伝えた」
「次の日、チーム全体でミーティングを行った。僕は監督とチームメイトに謝罪したが、監督から自分に対する謝罪の言葉は一切なかった」
「あれをどうやって理解すればいいんだ? 僕が間違っていて、彼が正しいことをした? そこからすべてが始まったんだ。数日後、僕は会長に、アタランタでガスペリーニと一緒に働きたくないと伝えた」
「会長は僕を手放したくないと答えたので、そこから綱引きが始まったんだ。結局、僕がチームの外に出ることになった」
「クラブのために尽くしてきたのに、最悪の終わり方だったよ」
「彼らの振る舞いは不適切だった。会長は、監督に僕への謝罪を求める勇気がなかった。だから、すべてが終わってしまったんだ」
「それだけではなく、彼らは僕にイタリアでのキャリアの扉までも閉ざしてしまった。ライバルを増やすことになると言って、どのビッグクラブにも僕を移籍させたがらなかった」
パプ・ゴメスからアタランタ退団の原因を自身の不適切な振る舞いと糾弾されたガスペリーニ監督だが、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で元教え子の主張を真っ向から否定。
暴力行為はパプ・ゴメスからのものであり、退団理由に関してもペルカッシ会長への侮辱発言が原因だったと異なる主張を展開した。
「ゴメスのピッチ内外での行動や態度は、監督やチームメイトにとって受け入れられないものになっていた」
「そして、身体的な攻撃は私ではなく彼から行われたもので、彼がベルガモを去った本当の理由は、彼がクラブのオーナーを激しく侮辱したことだった」
「ただ、個人的にはゴメスがアタランタで行ったように、彼のパフォーマンスについて引き続き話題になることを願っているよ」
両者の主張は真っ向からぶつかり合っており、どちらの主張が真実なのかは、チームメイトや関係者の証言がない限り、確証を得ることができない。
ただ、共にアタランタのクラブ史に名を刻むレジェンドだけに、時間はかかるかもしれないが、関係修復を期待したいところだ。
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