ウクライナ代表、シェフチェンコ後任にペトラコフ氏! 2019年U-20W杯では史上初の優勝に導く

2021.08.18 22:29 Wed
Getty Images
ウクライナサッカー協会(FFU)は18日、オレクサンドル・ペトラコフ氏(64)を同国代表の暫定指揮官に任命したことを発表した。

ユーロ2020でベスト8に躍進したウクライナだが、その快挙をもたらしたアンドリー・シェフチェンコ監督(44)が契約満了に伴い退任。

今月16日には指揮官不在の中、来月行われるカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選に臨む同国代表メンバー24名+予備メンバー8名を発表していた。
そういった中、後任に指名されたのは、現在U-18ウクライナ代表を率いているペトラコフ氏。

2011年以降、ウクライナのアンダー年代の代表チームの指揮官を歴任してきたペトラコフ氏は、2019年に行われたFIFA U-20ワールドカップでU-20ウクライナ代表を率い、史上初の優勝に導いた手腕を持つ実力者だ。
また、現在フル代表でプレーする多くの選手をアンダー年代で指導しており、暫定指揮官としては打ってつけの存在だ。

U-18チームと兼任となる同氏の任期はカタールW杯欧州予選終了までとなっており、今後の戦績や後任人事によって続投か、任期途中での退任の可能性もあるようだ。

なお、カタールW杯欧州予選でグループDに属するウクライナは、ここまで3戦3分けの2位に位置。今回は9月1日にカザフスタン代表とのアウェイゲーム、同4日にフランス代表とのホームゲーム、同8日にはチェコ代表との国際親善試合を戦う。

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