「リーダーとなることを望まれた」チェルシー復帰のルカクがトゥヘルとの会話明かす

2021.08.17 11:32 Tue
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チェルシーに復帰したベルギー代表FWロメル・ルカクが、以前所属していた時からの成長を語った。クラブ公式サイトが伝えている。
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ルカクは2011年8月にアンデルレヒトからチェルシーに加入するもポジションを掴むことはできず、その後WBA、エバートン、マンチェスター・ユナイテッドを渡り歩いて2019年8月にインテルへ加入。インテルでは在籍2年間で公式戦95試合出場64ゴール16アシストの成績を残し、昨シーズンはエースとしてチームの11年ぶりのスクデット獲得にも貢献した。しかし、インテルが新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響で財政難に陥ると、エース候補を探していたチェルシーが接近。ルカク本人も古巣帰還を望み、12日に9750万ポンド(約149億円)の移籍金での移籍が正式発表された。
クラブ公式サイトで加入後初のインタビューを受けたルカクは、かつてチェルシーに所属していた頃から選手としてはるかに成長したとコメント。チームには若い選手が多いことに触れており、経験豊富な自分を頼りにして欲しいとも語っている。

「僕はより完成度が高くなったと感じている。ストライカーに必要なすべての要素をマスターしようと努力してきたんだ。もちろん、これからも細かい部分を改善していきたいし、長所も伸ばしていきたい。そしてチームの勝利に貢献して、監督やチームメイトのために力を発揮したいね。彼らが安心して、どんな状況でも僕を頼ってもらえるようになると良い」
「試合中の困難な場面で、彼らは僕を頼ることができる。僕は常にチームメイトを励まし、決して見下さず、吠えたりもしない。ポジティブでいようと努めているよ。それが試合に勝つため、常に最も重要なことだからね」

また、ルカクはトーマス・トゥヘル監督と話しているかという質問に対して「もちろん!」と回答。指揮官からは、リーダーとしての振る舞いを期待されていると明かした。

「彼との間では、僕がチームの中で存在感を示し、リーダーとなることを望んでいるという、とても明確な会話があったよ。だから僕は自分の能力をすべて発揮して、できるだけチームの役に立つ必要がある」

「僕の役割はゲームプランやボスが何を求めているかによって変わるだろう。もしボスが僕に起点となることや背後のスペースを突くことを求めるなら、それは可能だ。イタリアでの2年間で、ストライカーとしてあらゆる力を身につけられたんだ。今は準備万端さ」

「2トップでも1トップでもプレーできるよ。ベルギー代表と同じシステム(3バック)なら慣れているから、適応するまで時間はかからない。重要なポジションにいるチームメイトの強みを知り、ボールのないところで何をするか理解できれば、あとは自分で何とかできる」

インタビューのなかで、ルカクは自分の目標についてもコメント。同時に、クラブのレジェンドである元コートジボワール代表FWのディディエ・ドログバ氏とは頻繁に会話していることも明かした。

「僕は個人的な野望についてあまり話さないけど、クラブの野望とは一致している。それが戻ってきた理由でもあるんだ。チェルシーは勝ち続け、成長し続け、イングランドとヨーロッパで圧倒的な強さを発揮したいと考えている。そしてそれは僕の望むことでもあるよ。僕は今ここにいて、チームが潜在能力を発揮できるようにできるかは自分次第だ」

「(ドログバ氏とは)月に1回ではなく、数日に1回は話しているよ。僕らはチャットで常に連絡を取り合っていて、ここ2週間は電話もしている。彼はまだこのクラブの多くの人を知っているんだ。だから僕はたくさんの質問をしたし、彼も最後まで本当によく準備してくれた。あとは選手や監督のことをもう少し理解して、できるだけ早く適応するだけだね」

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プレミアで1試合最多のイエロー14枚…ボーンマスvsチェルシーで記録 「シャツ汚さずに勝つのは無理」

14日に行われたプレミアリーグ第4節のボーンマスvsチェルシーは歴史的にも派手にイエローカードが飛び交う戦いとなった。 アンソニー・テイラー主審によって裁かれた試合自体はチェルシー勝利で、1-0のロースコア決着となったが、両軍合わせて14枚ものイエローカードを記録。アンド二・イラオラ監督とエンツォ・マレスカ監督の双方にもイエローカードが突きつけられており、それも含めると、計16枚のイエローカードが乱れ飛んだ。 イギリス『スカイ・スポーツ』によると、プレミアリーグの1試合で記録したイエローカードの数としてはこれが過去最多。イギリス『デイリー・メール』によると、これまでの最多は昨年9月のトッテナムvsシェフィールド・ユナイテッドで記録した13枚という。 ちなみに、そんな荒れ模様の試合をクリストファー・エンクンクの決勝弾で勝ち切ったマレスカ監督はこう振り返る。 「試合はこうやって勝っていかないとね。前後半で違った試合をした。前半は苦戦し、デュエルもセカンドボールも勝てなかったが、後半はずっと良くなったよ」 「このスタジアムでシャツを汚さずに勝とうなんて無理だ。デュエルに勝たねば、戦わねばいけない。95分間にわたってそれを続けられたら、勝つチャンスが増える」 <span class="paragraph-title">【動画】ボーンマスvsチェルシーはロースコア決着も…プレミア新のイエロー14枚が乱れ飛ぶ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="hMMrqOeq_8w";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.15 18:35 Sun
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守護神サンチェスが圧巻PKストップなど殊勲の働き! サンチョお膳立てからエンクンク弾のチェルシーが劣勢の一戦制す【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第4節、ボーンマスvsチェルシーが14日にヴァイタリティ・スタジアムで行われ、アウェイのチェルシーが0-1で勝利した。 ここまで1勝1分け1敗の微妙なスタートとなったチェルシーは、開幕3戦無敗の難敵ボーンマスとのアウェイゲームで2戦ぶりの白星を狙った。1-1のドローに終わった中断前の前節クリスタル・パレス戦からは先発2人を変更。負傷のグストと体調不良のエンソ・フェルナンデスの代役にディザジとリーグ初先発のヴェイガを起用。また、サンチョが初のベンチ入りを果たした。 試合は開始早々にホームチームに決定機。4分、左サイドのスペースで縦に運んだタヴァーニアが得意の左足を振ると、強烈なシュートが枠の右隅に向かうが、これは惜しくもクロスバーを叩いた。 いきなり冷や汗をかいたアウェイチームは普段通りに後方からボールを動かすが、メリハリが利いた相手の守備に苦戦。エンソ・フェルナンデスの不在も響いてか、ボールの前進がスムーズにいかず、パーマーもうまく封じ込まれて前線の選手の仕掛けも不発。時おり、カウンターやディフェンスラインの攻撃参加でずれを生んだが、ジャクソンやマドゥエケのシュートは体を張ったブロックに阻まれる。 前半半ばから終盤にかけてもホームチーム優勢の時間帯が続く。右のセメンヨの馬力のある仕掛けに、タヴァーニアの背後への飛び出しとサイドを起点に多くのチャンスを作り出す。23分にはタヴァーニアのアーリークロスをエヴァニウソンがマイナスに落とし、最後はクライファートがボレーシュートもGKロベルト・サンチェスの好守に遭う。 以降もミドルレンジのシュートを浴びせかけると、36分にはフォファナの不用意なGKへのバックパスを狙っていたエヴァニウソンがボックス内でGKサンチェスと交錯。このプレーでPKを獲得したが、自らキッカーを務めたエヴァニウソンの右隅を狙ったシュートはサンチェスのビッグセーブに阻まれ、痛恨の決定機逸となった。 内容では完全に圧倒されながらも守護神のビッグセーブで辛くもゴールレスで試合を折り返したチェルシー。マレスカ監督は完全に消えていたペドロ・ネトに見切りを付け、後半頭にサンチョを投入した。 後半は一進一退の攻防が続く中、守備は修正されたものの攻撃が停滞するチェルシーは60分過ぎにマドゥエケ、ディザジの右サイドのコンビを下げてフェリックス、アダラビオヨを同時投入。これでフォファナが右サイドバック、パーマーが右ウイング、フェリックスがトップ下に入った。 2列目にボールの収まりがいい3選手が並んだことで、サイドバックやセントラルMFの攻撃参加が促され、押し返すことに成功したチェルシー。しかし、最後のところで粘るボーンマスの守備攻略へ一工夫が足りない。そんななか、マレスカ監督の交代策が土壇場での先制点をもたらした。 86分、数分前にジャクソンに代えて投入されたエンクンクがボックス中央で左サイドのサンチョが差し込んだ足元へのパスを収めると、3人に囲まれた中で絶妙なコーディネーションでうまくマイボールにして縦に運んでゴール至近距離から右隅へシュートを流し込んだ。 そして、新加入サンチョも絡んだ攻撃で待望の先制点を挙げたチェルシーは試合終盤のボーンマスの猛攻をGKサンチェスを中心に体を張った守備で凌ぎ切り、2試合ぶりの勝利を手にした。 ボーンマス 0-1 チェルシー 【チェルシー】 クリストファー・エンクンク(後41) 2024.09.15 06:19 Sun

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