コンディションに自信を示すロフタス=チーク「今シーズンこそ自分の力を発揮したい」

2021.08.02 11:25 Mon
Getty Images
チェルシーのイングランド人MFルベン・ロフタス=チークがプレシーズンの調整に手応えを掴んでいるようだ。クラブ公式サイトが伝えている。

2014-15シーズンにチェルシーでプロデビューを飾ったロフタス=チークはここまで公式戦82試合に出場しているものの、負傷もあり期待されていた結果は残せていない。一方で、2019-20シーズンこそアキレス腱のケガでほとんど公式戦出場がなかったが、昨シーズンはフルアムにレンタルされるとプレミアリーグ31試合出場を果たしており、大きな負傷はないままシーズンを終えることができた。
公式サイトのインタビューに応じたロフタス=チークは、昨シーズンの安定した試合出場が自信につながっているとコメント。大ケガから完全に復調を果たせたと語っている。

「昨シーズンは、自分の足元を見つけられるシーズンだと思っていた。実際、スタートした時から確かにそれを感じられたよ。当時は精神的に参っていたこともあり、トレーニングではリスクを排除することだけに集中しながら、感覚を取り戻す必要があった」

「最終的には目標が実現して、試合でもとてもうまくいったと思う。ケガをして、体調を整えて、自分の体に自信を持つためのシーズンを過ごした。だから今シーズンこそ、自分の力を発揮したいね」
「今はとてもフィットしていて、強くなっていると思う。うまくいけば、ケガなく済むはずだ。昨シーズンは初めて完全にケガのないシーズンを送れて、僕にとっては大きなプラスになったよ」

「今まではフィットしていても、1週間のうち2、3日休んだり、2、3試合は欠場したりしていた。でも昨シーズンは毎回のトレーニングでフィットして、ほぼすべての試合に出場できたんだ。これは僕の体にとって良いことだった」

また、ロフタス=チークはオフシーズンの過ごし方についてもコメント。リフレッシュができたことを喜んでおり、心身ともに状態は良好だと語った。

「休みはリラックスして過ごせたよ。いつもより少し長めの休みだったから、家族と一緒に精神的にも肉体的にも楽しめた。それでも、かなり早い段階で少しずつトレーニングを始めたよ。だからこそ、今は体調も良くリラックスしていて、精神的にもフレッシュだから、準備はできていると思う」

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“抱かれたい”サッカー選手トップ10が発表! 1位はやっぱりあの“貴公子”

女性が抱かれたいサッカー選手トップ10が発表された。『Ticketgum.com』のアンケートをもとに、イギリス『SPORTbible』が伝えている。 一流の選手ともなれば、ピッチ上のプレーだけでなく、オフの過ごし方や、私服のファッションセンスも注目の的に。自身のブランドを持つ選手もいるなど、オシャレに長けている人も多い。 そんな中、今回のアンケートには1000人を超える数の投票が。現役、引退済みを問わず投票された。 見事1位に輝いたのはMLS(メジャーリーグサッカー)のインテル・マイアミでオーナーを務める元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏。トップ10にランク入りした選手の中で唯一引退しており、その人気が今も衰えていないことが証明された。 <div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJjTzRVbkhlayIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> 2位にランクインしたのはトッテナムのアルゼンチン代表GKパウロ・ガッサニーガ。意外なランクインとなったが、イングランド代表MFルベン・ロフタス=チーク(チェルシー)、ポルトガル代表MFアンドレ・ゴメス(エバートン)と“セクシー”な顔立ちのプレミア勢が続いている。 その他では7位以降に、スペイン2強の重鎮たちやユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドら大物選手が続々ランクインしている。ロナウドとメッシは得票率でも肉薄しており、ピッチ“外”でもそのライバル関係は続いているようだ。 一方、“イケメン”で知られるユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラや元イタリア代表クラウディオ・マルキージオ氏などは落選。セリエAからのトップ10入りはC・ロナウドだけと、ややリーグでの明暗が分かれる形となった。 ◆抱かれたいサッカー選手トップ10と得票率 1位:デイビッド・ベッカム(インテル・マイアミ オーナー)/21.25% 2位:パウロ・ガッサニーガ(トッテナム)/15% 3位:ルベン・ロフタス=チーク(チェルシー)/13.75% 4位:アンドレ・ゴメス(エバートン)/11.25% 5位:マルコ・アセンシオ(レアル・マドリー)/8.75% 6位:オリヴィエ・ジルー(チェルシー)/7.5% 7位:ジェラール・ピケ(バルセロナ)/7.5% 8位:クリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)/6.25% 9位:リオネル・メッシ(バルセロナ)/5% 10位:セルヒオ・ラモス(レアル・マドリー)/3.75% 2020.03.08 16:50 Sun
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24歳MFラインデルスのミラン移籍が間近! すでにミラノに到着、メディカルチェックへ

AZに所属するオランダ人MFタイアニ・ラインデルス(24)のミラン移籍が間近に迫っているようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じている。 先月末には年俸170万ユーロ(約2億7000万円)でラインデルスと個人合意に達したと報じられていたミラン。その後、AZともクラブ間合意に達し、あとはメディカルチェックやサインを残すのみだった。 ラインデルスの移籍金は1900万ユーロ(約29億6000万円)とボーナス400万ユーロ(約6億2000万円)。アムステルダム発の定期便に乗ったラインデルスはすでにミラノへと到着しており、まもなくメディカルチェックが行われる見込みのようだ。 ラインデルスはオランダ出国時にイタリア『MIlannews.it』の取材に対応。話が届いた時点でミラン移籍を望んだことを明かしている。 「(ミランに加入できて)とても嬉しい」 「(決断には時間がかかったか?)最初に電話をもらった時から、すぐにミランに行くべきだと言ったよ」 「(目標はスクデット獲得とチャンピオンズリーグ制覇か?)もちろん、その通りだよ」 ミランはすでにイタリア人GKマルコ・スポルティエッロ、元イングランド代表MFルベン・ロフタス=チーク、アルゼンチン人FWルカ・ロメロ、アメリカ代表FWクリスチャン・プリシッチを獲得。ラインデルスの移籍が決まれば、今夏5人目の新加入選手となる。 2023.07.18 11:37 Tue
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チェルシーMFロフタス=チーク、クリスタル・パレスへのレンタル移籍が浮上か

チェルシーの元イングランド代表MFルベン・ロフタス=チーク(26)に、クリスタル・パレスへのレンタル移籍が浮上している。 ロフタス=チークはチェルシーの下部組織出身。18歳でファーストチームデビューを果たし、クラブ通算121試合13得点16アシストを記録。一昨季はフルアムに貸し出されていたが、トーマス・トゥヘル監督からは重宝されており、昨季はキャリア最多タイとなる公式戦40試合に出場した。 一見順調かに思えるチェルシーでのキャリア。しかし、今夏はインテルのスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル獲得のために、交渉の一部として譲渡されるのではと報じられた。 さらに、新型コロナウイルスのワクチン未接種により、プレシーズン遠征を行うアメリカへの渡航を断念するなど、心穏やかでない日々が続いている。 イギリス『サン』によると、クリスタル・パレスはウォルバーハンプトンのU-21イングランド代表MFモルガン・ギブス=ホワイト(22)を中盤補強のメインターゲットと睨んでおり、2000万ポンド(約32億4000万円)を支払う構えとのこと。しかし、なかなか交渉が進展しないことに焦燥感を抱いており、ロフタス=チークのレンタル獲得プランが浮上したという。 なお、ロフタス=チークは2017-18シーズンにもクリスタル・パレスへのレンタル経験があり、前回は主力選手として奮闘。同クラブでの活躍から、2017年10月にA代表デビューを飾るなど、本人にとって出色の1年となっていた。 2022.07.31 19:40 Sun

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ルカクに救世主、手を差し伸べるのは恩師? ナポリを率いるコンテ監督が獲得を希望も72億円は払う気なし

2年連続でチェルシーからレンタル移籍に出されているベルギー代表FWロメル・ルカク(31)だが、恩師がやはり関心を示しているようだ。 2023-24シーズンはチェルシーからローマへとレンタル移籍。セリエAでは32試合でチームトップタイの13ゴールを記録した。 しかし、ローマは買い取ることはせずにチェルシーへと復帰。しかし、チェルシーもルカクは不要としており、売却したい意向が強い。 そんな中、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ナポリが獲得に関心を寄せているとのこと。インテル時代にルカクを重宝したアントニオ・コンテ監督が獲得を望んでいるという。 2シーズンを共に戦ったコンテ監督とルカクだが、離れても連絡を取り合っているとのこと。今夏はナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンの移籍も取り沙汰されており、新たなストライカーを確保しなければいけない状況だ。 コンテ監督の下でルカクは、公式戦95試合で64ゴールと驚異的な活躍を見せている。ただ、移籍金が高すぎるため、ナポリは交渉をしているという。 チェルシーとルカクの間には4300万ユーロ(約72億1000万円)の契約解除金が設定されているとのことだが、ナポリはこの金額を払う気はない。一方で、レンタル移籍であればもちろん獲得に動くが、チェルシー側は売却を求めている。 ルカク自身、チェルシーに戻る気はさらさらなく、よく知るコンテ監督の下でのプレーは願ってもないことだろう。両者が金額で折り合いがつけば良いところだが、動向が注目される。 2024.06.14 23:10 Fri
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やはりルカクはサウジ行きが妥当? 関心寄せるナポリは大金得たとて…

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ブラジルの逸材SBペドロ・リマが急転直下のウルブス入り! 先日にチェルシー行き合意報道も…

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人気銘柄オリーズ狙うチェルシー、バイエルンやニューカッスルと共にパレスに接触か…契約解除金約120億円準備の構え

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