チャルハノール後釜探すミラン、PSGのラフィーニャに関心?
2021.06.23 00:20 Wed
ミランがパリ・サンジェルマン(PSG)に所属する元ブラジル代表MFラフィーニャ(28)の獲得に興味を示しているようだ。イタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が報じている。
今シーズンのセリエAを2位でフィニッシュし、来シーズンは7シーズンぶりのチャンピオンズリーグ(CL)に参戦するミラン。
しかし、今夏の移籍市場においてはイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマに続きトルコ代表MFハカン・チャルハノールとの契約延長交渉が破談に終わり、昨季の躍進に貢献した司令塔はフリーで宿敵インテルに加入することが決定的となっている。
そういった中、クラブはトルコ人司令塔に代わる新たなチャンスメーカーとして安価な金額で獲得可能な数選手をリストアップしている。
現時点でミランはチェルシーのモロッコ代表MFハキム・ツィエク(28)をトップターゲットに定めているが、チェルシーは同選手の放出に関して完全移籍での売却を望んでおり、財政面が決して潤沢ではないクラブは買い取りオプション付きのレンタル移籍などの打診は可能と思われるが、高額なサラリーを含め難しいオペレーションと言える。
また、今夏の移籍市場でクラブはドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーとの契約延長に加え、オランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムを獲得しており、新シーズンは更なる出場機会減が見込まれている。
さらに、過去には半年ほどの在籍だったものの、インテルでセリエA、ミラノの雰囲気を経験しており、そのユーティリティー性を含めて悪くない選択肢と言える。
今シーズンのセリエAを2位でフィニッシュし、来シーズンは7シーズンぶりのチャンピオンズリーグ(CL)に参戦するミラン。
しかし、今夏の移籍市場においてはイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマに続きトルコ代表MFハカン・チャルハノールとの契約延長交渉が破談に終わり、昨季の躍進に貢献した司令塔はフリーで宿敵インテルに加入することが決定的となっている。
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その一方で、より現実的なオプションはPSGの準主力であるラフィーニャの獲得だ。昨夏、バルセロナからPSGに移籍したラフィーニャは、加入1年目に公式戦34試合に出場も、そのほとんどが途中出場だった。
また、今夏の移籍市場でクラブはドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーとの契約延長に加え、オランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムを獲得しており、新シーズンは更なる出場機会減が見込まれている。
さらに、過去には半年ほどの在籍だったものの、インテルでセリエA、ミラノの雰囲気を経験しており、そのユーティリティー性を含めて悪くない選択肢と言える。
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