先発起用にこたえた若手FWを称賛するチリ指揮官「彼は素晴らしい仕事をしてくれた」
2021.06.19 18:00 Sat
チリ代表のマルティン・ラサルテ監督がボリビア代表戦を振り返った。チリサッカー連盟(FFC)が伝えている。
19日にコパ・アメリカ2021グループA第2節でボリビアと対戦したチリ。ゲーム開始から主導権を握ると、代表初先発となったFWベン・ブレレトンが10分に先制点を奪い、以降もボリビアゴールに迫り続ける。追加点こそ奪えなかったものの、序盤の1点を守り切って今大会初勝利を手にした。
前半は試合を支配しながらも、途中から主導権を明け渡したラ・ロハ。ゲームを難しくしてしまった要因についてラサルテ監督は次のように述べている。
「前半にいくつかのチャンスがあったが、1点しか取れなかった。同じようなこと以前にもあったが、サッカーでは90分間ゲームを支配できるチームはまずない」
「ポゼッション率の高いチームでさえ、ときには相手にチャンスを作られる。スコアボードで優位に立っていなければ、やられてしまうこともあるだろう。使い回されたフレーズだけれど、逃したゴールは相手のゴールってことだね」
「今日のボリビアはそのときより良くなっていた。守る時間が多くなったので、追加点を奪うよりもまずは失点しないことを考えた」
「もう1つの重要な点は、ボリビアがゲームにどのようにアプローチしてきたかだ。献身、力、信念を掲げた倒すには難しいチームだったよ」
ただ、初先発への抜擢にこたえ、値千金の決勝点を挙げたブレレトンには指揮官もご満悦の様子。
普段はイングランドで生活するブレレトンにとって、スペイン語が飛び交うチリ代表は言葉の面でも難しさはあるが「彼はものすごく努力をしているし、仲間も彼をサポートしよういう責任感がある」とラサルテ監督は述べた。
「ベンにとって代表チームでスターターとしてプレーすること、重要な機会でもあったし、難しくもあった。普段の言葉(英語)で話すわけではないからね」
「それでも彼は疎通を図るためにものすごい努力をしているし、仲間にも彼をサポートしよういう責任感がある。その中で彼はチャンスを手にし、それをものにした。確かに(先発)デビュー戦という、ゴールへのモチベーションは上がる状況だったけれどね」
「彼は素晴らしい仕事をし、疲れ果てていたよ」
19日にコパ・アメリカ2021グループA第2節でボリビアと対戦したチリ。ゲーム開始から主導権を握ると、代表初先発となったFWベン・ブレレトンが10分に先制点を奪い、以降もボリビアゴールに迫り続ける。追加点こそ奪えなかったものの、序盤の1点を守り切って今大会初勝利を手にした。
前半は試合を支配しながらも、途中から主導権を明け渡したラ・ロハ。ゲームを難しくしてしまった要因についてラサルテ監督は次のように述べている。
「ポゼッション率の高いチームでさえ、ときには相手にチャンスを作られる。スコアボードで優位に立っていなければ、やられてしまうこともあるだろう。使い回されたフレーズだけれど、逃したゴールは相手のゴールってことだね」
「(9日のワールドカップ(W杯)予選の)サンティアゴのゲームでは、前半はずっと支配できていたし、散発的なピンチはあったにせよ、後半もコントロールできていた」
「今日のボリビアはそのときより良くなっていた。守る時間が多くなったので、追加点を奪うよりもまずは失点しないことを考えた」
「もう1つの重要な点は、ボリビアがゲームにどのようにアプローチしてきたかだ。献身、力、信念を掲げた倒すには難しいチームだったよ」
ただ、初先発への抜擢にこたえ、値千金の決勝点を挙げたブレレトンには指揮官もご満悦の様子。
普段はイングランドで生活するブレレトンにとって、スペイン語が飛び交うチリ代表は言葉の面でも難しさはあるが「彼はものすごく努力をしているし、仲間も彼をサポートしよういう責任感がある」とラサルテ監督は述べた。
「ベンにとって代表チームでスターターとしてプレーすること、重要な機会でもあったし、難しくもあった。普段の言葉(英語)で話すわけではないからね」
「それでも彼は疎通を図るためにものすごい努力をしているし、仲間にも彼をサポートしよういう責任感がある。その中で彼はチャンスを手にし、それをものにした。確かに(先発)デビュー戦という、ゴールへのモチベーションは上がる状況だったけれどね」
「彼は素晴らしい仕事をし、疲れ果てていたよ」
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