トッテナム、ガットゥーゾ招へいから手を引いたのはファンの抗議が原因だった!

2021.06.18 22:19 Fri
Getty Images
一瞬で白紙に戻ったトッテナムジェンナーロ・ガットゥーゾ氏の招へい計画は、トッテナムのファンクラブの抗議が影響していたようだ。イギリス『BBC』が伝えている。

今年4月にジョゼ・モウリーニョ氏(現ローマ監督)を解任して以降、残るシーズンを暫定的にコーチのライアン・メイソン氏に託して戦い抜いたトッテナム。だが、30歳の暫定指揮官の継続は考慮しておらず、来季に向けて経験と実績に長けた監督の招へいに尽力している。

しかし、それがことごとく水の泡に帰している現状だ。今月に入ってアントニオ・コンテ、パウロ・フォンセカと、いずれもセリエAのクラブを退任したばかりの名将との交渉が報じられたが、いずれも金銭面の問題で破談に。そして、直近ではフィオレンティーナの監督をわずか23日で退任したガットゥーゾとの接触が伝えられたが、一晩でその線も消えたと、イギリス『アスレティック』が報道した。
その具体的な理由については述べられていなかったものの、どうやらクラブのサポーター・トラストが関係しているようだ。『BBC』によれば、過去に同性愛やサッカー界における女性の立ち位置について物議を醸したイタリア人指揮官の着任に反対する声が多く、SNSでも「#NoToGattuso」というハッシュタグがトレンド入りした模様。

そして同メディアが伝えるところによると、『トッテナム・ホットスパー・サポーター・トラスト』は「我々はサポーターの思いをクラブに伝えることができる。今回も明確に伝えた。我々はファンやサポーターの、数々の監督候補に対する懸念を認識し、それに対応する」と声明を出していたようだ。
なお、これまでにトッテナムはユリアン・ナーゲルスマンやブレンダン・ロジャーズ、エリク・テン・ハグといったそうそうたる顔ぶれの招へいを試みたが、いずれも実現せず。また、マウリシオ・ポチェッティーノに復帰を説得したものの、パリ・サンジェルマンが阻止したという。

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