横内昭展監督「大きな混乱はない」急遽試合、悪天候で足止めとイレギュラーもU-24日本代表の選手たちは「楽しんでいるぐらい」
2021.06.04 17:50 Fri
U-24日本代表の横内昭展監督が、5日に控えるU-24ガーナ代表戦に向けた前日会見に臨んだ。
3日、ジャマイカ代表の来日が遅れたことで、日本代表と急遽試合を行うこととなったU-24日本代表。中1日で福岡に移動し、ガーナ戦に備える中、北海道・東北地方での暴風雨により福岡への移動に支障が起きた。
U-24日本代表は急遽、札幌ドームのウォーミングアップ場でトレニングを実施。時間を遅らせてのフライトとなり、明日のガーナ戦の地である福岡へと向かった。
試合前の会見に出席した横内監督は、「最初のプラン通りには来ていないですが、昨日試合を1試合できたことはプラスですし、選手たちも本気で勝つ気でやっていて、悔しい思いもしていました。一方で、いろいろなことが見つかって選手もチームとしても良かったです」と語り、予定が大きく狂っている中でもしっかりとやれているとコメント。「今日の移動も予想外でしたが、選手たちはどうしようもできないことなので、切り替えてくれました」と語った。
選手たちの反応についても「別に大きな混乱はないですね」と問題はないとし、「ある意味、こういう状況を楽しんでいるぐらいの選手の方が多いのではないかと。こういうチームがまとまって移動しているので、話す機会が多いです。ホテルだと部屋に入って、食事の時は分かれてとなっているので、そういう意味ではコミュニケーションが取れるのは良い面でもあるかなと思います」とコミュニケーションを取る機会が増えたのはプラスだとした。
また、選手たちはかなり意欲の高さを見せていたとのこと。遠藤が試合後のメディア対応で「選手たちが反省点を口にしていた」と語っていたが、横内監督は「終わった後ももちろんそうですが、ハーフタイムもそれぞれロッカールームで話し合いをしていました」とコメント。「ポジションなどでグループに分かれていますが、後半どうするかをみんなよく話していました。以前の活動も同じでしたが、試合に出ていない選手たちからもそういう言葉が出てきていました」と語り、修正することなどは意識高く臨んでいたようだ。
明日は当初から予定されていたガーナとの試合。この試合については「この6月のシリーズは、我々スタッフもなんとかアフリカのチームとやりたいとリクエストして、ガーナ代表という良いチームとできます」とマッチメイクについて言及。「南アフリカを少し想定して戦うというか、体感して、チーム力も同時に上げていく試合になると思います」とコメント。東京オリンピックの初戦で当たる南アフリカをイメージしたいと語った。
選手たちに求めたいことについては「選手とも話もしましたし、すぐに明日試合が来るので、明日またもう一回MTGで話をしようとは思いますけど、とにかく我々にとっては貴重な親善試合なので、チームとしてやるべきことをやった上で、個人のストロングを試合に出してもらいたいと思っています」と、チームとして機能することを望み、その中で個人の力を発揮して欲しいとした。
ガーナの特徴については「何試合かは見ました。U-23のアフリカの予選やU-20の試合など3本ぐらいは映像を見ましたが、選手自体はどういった選手が来ているかはまだわからないです」とコメント。「個人の能力、身体能力は高くて、アフリカ特有のスピードとパワーを持った選手も前線にいます」とし、「本戦に向けた良いシミュレーションになると思います」と、オリンピックを想定した試合になるだろうと予想した。
U-24日本代表vsU-24ガーナ代表の一戦は、5日(土)の19時25分に福岡県のベスト電器スタジアムで開催される。
3日、ジャマイカ代表の来日が遅れたことで、日本代表と急遽試合を行うこととなったU-24日本代表。中1日で福岡に移動し、ガーナ戦に備える中、北海道・東北地方での暴風雨により福岡への移動に支障が起きた。
U-24日本代表は急遽、札幌ドームのウォーミングアップ場でトレニングを実施。時間を遅らせてのフライトとなり、明日のガーナ戦の地である福岡へと向かった。
選手たちの反応についても「別に大きな混乱はないですね」と問題はないとし、「ある意味、こういう状況を楽しんでいるぐらいの選手の方が多いのではないかと。こういうチームがまとまって移動しているので、話す機会が多いです。ホテルだと部屋に入って、食事の時は分かれてとなっているので、そういう意味ではコミュニケーションが取れるのは良い面でもあるかなと思います」とコミュニケーションを取る機会が増えたのはプラスだとした。
改めて、日本代表との試合では3-0で敗戦。力の差を見せつけられることとなった。一方で、オーバーエイジ枠はMF遠藤航(シュツットガルト)のみを起用。投入後はプレーが落ち着いたが「航に関してはA代表で中心になっていて、クラブでも中心になっているので、ある程度計算できるというか、どんな相手でも自分の力を発揮できる選手です。航だけでなく、2人のOAも経験はありますし、だからこそ加わってくれた。そこを親善試合で出してもらいたいです」とコメント。明日のガーナ戦でもOAらしさを見せて欲しいと語った。
また、選手たちはかなり意欲の高さを見せていたとのこと。遠藤が試合後のメディア対応で「選手たちが反省点を口にしていた」と語っていたが、横内監督は「終わった後ももちろんそうですが、ハーフタイムもそれぞれロッカールームで話し合いをしていました」とコメント。「ポジションなどでグループに分かれていますが、後半どうするかをみんなよく話していました。以前の活動も同じでしたが、試合に出ていない選手たちからもそういう言葉が出てきていました」と語り、修正することなどは意識高く臨んでいたようだ。
明日は当初から予定されていたガーナとの試合。この試合については「この6月のシリーズは、我々スタッフもなんとかアフリカのチームとやりたいとリクエストして、ガーナ代表という良いチームとできます」とマッチメイクについて言及。「南アフリカを少し想定して戦うというか、体感して、チーム力も同時に上げていく試合になると思います」とコメント。東京オリンピックの初戦で当たる南アフリカをイメージしたいと語った。
選手たちに求めたいことについては「選手とも話もしましたし、すぐに明日試合が来るので、明日またもう一回MTGで話をしようとは思いますけど、とにかく我々にとっては貴重な親善試合なので、チームとしてやるべきことをやった上で、個人のストロングを試合に出してもらいたいと思っています」と、チームとして機能することを望み、その中で個人の力を発揮して欲しいとした。
ガーナの特徴については「何試合かは見ました。U-23のアフリカの予選やU-20の試合など3本ぐらいは映像を見ましたが、選手自体はどういった選手が来ているかはまだわからないです」とコメント。「個人の能力、身体能力は高くて、アフリカ特有のスピードとパワーを持った選手も前線にいます」とし、「本戦に向けた良いシミュレーションになると思います」と、オリンピックを想定した試合になるだろうと予想した。
U-24日本代表vsU-24ガーナ代表の一戦は、5日(土)の19時25分に福岡県のベスト電器スタジアムで開催される。
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3日、日本代表vsU-24日本代表の一戦が札幌ドームで行われる。 キリンチャレンジカップ2021のジャマイカ代表戦が、ジャマイカ代表が来日できなかったことを受けて急遽中止に。その後、対戦相手にU-24日本代表を指名し、異例の日本代表対決が実現した。 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦う日本代表と、東京オリンピック出場に向けてメンバー選考を続けるU-24日本代表の一戦。互いに主力選手を起用して臨む。 日本代表はDF長友佑都(マルセイユ)、MF鎌田大地(フランクフルト)、MF南野拓実(サウサンプトン)、FW大迫勇也(ブレーメン)と日本代表の主軸を先発起用した。 一方のU-24日本代表はオーバーエイジの3名はベンチスタート。MF久保建英(ヘタフェ)、MF中山雄太(ズヴォレ)、MF板倉滉(フローニンヘン)らが起用された。 今回の試合は、フィールドプレーヤーが7名、GK1名が交代可能なレギュレーション。後半の交代枠は3回までとなるが、負傷交代の場合は含まれない。 ★日本代表スタメン[4-2-3-1] ※並びは予想 GK:シュミット・ダニエル DF:室屋成、植田直通、谷口彰悟、長友佑都 MF:橋本拳人、守田英正 MF:原口元気、鎌田大地、南野拓実 FW:大迫勇也 監督:森保一 ★U-24日本代表スタメン[4-2-3-1] ※並びは予想 GK:大迫敬介 DF:菅原由勢、橋岡大樹、町田浩樹、旗手怜央 MF:中山雄太、板倉滉 MF:三好康児、久保建英、遠藤渓太 FW:田川亨介 監督:横内昭展 2021.06.03 18:42 Thu4
20歳の誕生日を迎えた久保建英がFC東京・長谷川健太監督に感謝、20歳の意気込みは「大人のサッカー」
U-24日本代表は、5日に控えるU-24ガーナ代表戦に向けた前日練習に臨んだ。 3日、ジャマイカ代表の来日が遅れたことで、日本代表と急遽試合を行うこととなったU-24日本代表。中1日で福岡に移動し、ガーナ戦に備える中、北海道・東北地方での暴風雨により福岡への移動に支障が起きた。 U-24日本代表は急遽、札幌ドームのウォーミングアップ場でトレニングを実施。時間を遅らせてのフライトとなり、明日のガーナ戦の地である福岡へと向かった。 メディアのオンライン取材に応対したMF久保建英(ヘタフェ)は4日が20歳の誕生日。代表合宿ではチームメイトから手荒い祝福をされることが多いが「今のところ大丈夫です」とまだ被害を受けていないとコメントした。 今回は急な試合に始まり、この日は移動が予定通りにいかないこととなった。この状況については「ポジティブに捉えていると思います」と語り、「こういう状況に本番じゃなく、本番前に想定できることは自分たちにはポジティブに働くかなと。明日が大事なので、明日に向けて逆算していかに戦えるかが試されていると思います」と語り、不測の事態にどう対応できるかが測れる良い機会だとした。 改めて昨日のA代表との試合については「チームとしては急遽試合が決まって、明日も試合があるので、思ったようなスケジュールではないというか、過密日程のなかで1つ組み込まれてしまったという感じです」とコメント。それでも「自分たちもできる限りのコンディションで臨もうとしましたが、その中でやっぱり急遽決まった試合で、メンバーもあまり決められずにというか、5日をイメージした中でコンディションが良かったメンバーが試合に出たと思います」と語り、コンディションが優先されたと語った。 ただ、良い機会だったために悔しさも露わにし「その中では折角の対決だったので、しっかり準備して100%で臨みたかったという思いはあります」とコメント。自身のパフォーマンスについては「個人的には手応えもありましたし、全然やれていないということもなく、なんならいつも練習している人たちが相手だったので、自分が壁を感じることなくやれたと思いますけど、結果で3-0で負けたことは個人的には悔しかったです」と、個人のパフォーマンスには満足感を示すも、結果として負けたことを悔しがった。 明日はU-24ガーナ代表との試合。アフリカ勢との試合となるが「初戦の相手が南アフリカで、仮想ということで組んでもらっているので、しっかり自分たちがアフリカ勢にどう対応するかを含めて、本番が近づいているのでそれを想定しているのではないかなと思います」とコメント。アフリカ勢に対してのポイントは「最近はアフリカの選手も万能で、僕たちの上位互換のような選手が何人もいますが、全体的には飛び込んでくる選手が多いなと経験から感じています」と語り、「敢えてボールを晒したり、ワンフェイント多めに入れようかなと意識しています」と、攻略法も明かした。 また、メンバーにはヘタフェで共にプレーしたMFサビト・アブドゥライが招集されている。アブドゥライについては「さっきも連絡を取りました」と語り、「個人的に仲が良くて、彼が免許なくて僕が車で迎えに行ったりする仲です。来るなら連絡くれよと言っていて、連絡をもらいました」と、互いに意識する仲のようだ。 スタイルについては「謙遜していましたが、何試合か一緒にやって、メッシ選手を潰したり臆することなく、球際もすごく強いです、練習からもバチバチやっていました」と強度の高いプレーをする選手だとし、「ヘタフェを象徴するような選手です。臆することなく自分たちも正面からぶつかることが大事だと思います」と、しっかりと向き合わないと痛い目に遭う可能性が高い相手のようだ。 この日20歳になった久保。改めて20歳になったことについては「まだあまり実感ないですけど、明日の試合から20歳で1つギアを上げて。19歳ではないので、20歳なので大人な自分をピッチ内で見せられればと思います」と、20歳になってすぐの試合に意気込みを語った。 久保の言う大人のサッカーとは「簡単にいうと、経験だったりとか、昨日の試合を途中から見ていて遠藤選手が入って落ち着いたとか、自分ならここに1人入って欲しいなというところにスッと入って前を向いてくれて、つけてくれたり、しっかり試合でどういうプレーするのかを頭に入っていると思います」とオーバーエイジとしてプレーしたMF遠藤航のプレーを挙げ、「時間帯を考えたりチーム全体を俯瞰してゲームを見るとか、余裕を持ってプレーすると言っていますが、個人だけでなく、チームの流れや時間帯を考えた余裕が大人だと思いました」と、より俯瞰で試合に絡めるようになりたいと語った。 また、FC東京の長谷川健太監督が20歳を迎えた久保にエールを送っていたが、久保にとっての長谷川監督は「自分は健太さんに選手として大きくしてもらいました。辛いことも意見が食い違うことも、健太さんの要求に自分が応えられないこともありました」と、想いを語った。 さらに「自分は18歳の誕生日でヨーロッパに行きたいという考えがあって、そのためには18歳の年に出られなかった諦めようと考えていた中で、監督がプレシーズンでチャンスをくれて、プレシーズンで結果を出せば今シーズンは使ってやると言われて、それに自分が応える事ができて、そこから東京で成長できました」とFC東京時代を回想。「結果として東京のチームを離れることになりましたけど、感謝しかないですし、健太監督に自分は大きくしてもらったと思っています」と感謝の気持ちを述べ、「監督が喜んでくれるような選手になることが恩返しだと思います」と世界で活躍する事が恩返しになるとし、改めて意気込みを語った。 2021.06.04 21:35 Fri5