リヨンがルディ・ガルシア監督の退任を発表

2021.05.24 19:48 Mon
Getty Images
リヨンは24日、ルディ・ガルシア監督(57)が今季終了をもって退任することを発表した。

これまでにディジョンやリール、ローマ、マルセイユなどを歴任してきたルディ・ガルシア監督。5カ月で解任された前任のシウヴィーニョ氏の後を継ぎ、2019年10月にリヨンの指揮官に就いた。

新型コロナウイルスの影響で第28節終了時点で中止となった昨季のリーグ・アンでは、前任者の成績を挽回するまでには至らず7位フィニッシュとなったが、チャンピオンズリーグ、クープ・ドゥ・フランス、そして昨季が最後の開催となったクープ・ドゥ・ラ・リーグの3つのコンペティションでいずれも準決勝まで進むなど、上々の成績を残した。
そして、今季はリーグ・アンで開幕戦こそ落としたものの、第2節から第19節まで無敗をキープするなど、終盤まで優勝戦線に絡む健闘を見せた。しかし、23日に行われた最終節のニース戦に敗れ、4位フィニッシュが確定。残念ながら、チャンピオンズリーグ出場権は得られなかった。

その試合後、今回の発表に先んじてルディ・ガルシア監督から退任の意向が明らかとなっていた。
「(チャンピオンズリーグ出場権を逃したことが)大きな失望だ。このシナリオは予想していなかったよ。最悪だね。最後の試合が終わった。これまで常に最終日以降に話し合うと言ってきたね。私はここを去る。このような状況では最高の結果を残せないと、ずっと前から(退任を)決めていたんだ」

なお、リヨンは「クラブは間もなく、最高の野心を持って新体制を迎えます。ハイレベルな個性にあふれたチームによって、国内や欧州の大会でさらなる躍進を見せるでしょう」と、声明を通じて意気込みを示している。

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