久保建英フル出場のヘタフェは今季最終戦をドローでフィニッシュ《ラ・リーガ》
2021.05.24 03:35 Mon
ラ・リーガ最終節、グラナダvsヘタフェが23日にロス・カルメネスで行われ、0-0のドローに終わった。なお、ヘタフェのMF久保建英は先発フル出場した。
16位のヘタフェ(勝ち点37)は前節のレバンテ戦で、久保が途中出場から加入後初ゴールを挙げて目標の残留を決定。10位のグラナダ(勝ち点45)のホームに乗り込んだ最終節では、これがヘタフェでのラストマッチとなる久保がスタメンで起用された。
久保をエネス・ウナルと共に2トップの一角で起用したヘタフェは、[5-4-1]の守備的な布陣を採用したホームチームを押し込む入りを見せる。9分にはボックス手前で久保から足元にパスを受けたウナルが右足を振り抜くが、これは相手DFのブロックに遭う。また、20分にも久保はペナルティアーク付近で左足のシュートを放つが、これもブロックに阻まれた。
以降も珍しくボールを握る展開が続いたヘタフェや久保やアレーニャを起点に相手守備ブロックを揺さぶりにかかるが、なかなか決定機まで持ち込むことができないまま前半を終えることになった。
すると、後半はハーフタイム明けの2枚替えで攻撃に舵を切ったホームのグラナダが一転して押し込む入りを見せる。途中出場のマチスが攻撃に推進力を与えると、55分にはボックス左に抜け出して左足を振り抜くが、これは枠の右に外れた。
その後も互いに積極的に交代カードを切ってゴールを目指す中、ヘタフェは途中出場のクチョやアレーニャを起点に幾度かチャンスを作りかけたが、集中したホームチームの守備をこじ開けるまでには至らず。
そして、試合はこのまま0-0でタイムアップを迎え、久保は今シーズン最終戦を勝利で飾ることはできなかった。
16位のヘタフェ(勝ち点37)は前節のレバンテ戦で、久保が途中出場から加入後初ゴールを挙げて目標の残留を決定。10位のグラナダ(勝ち点45)のホームに乗り込んだ最終節では、これがヘタフェでのラストマッチとなる久保がスタメンで起用された。
久保をエネス・ウナルと共に2トップの一角で起用したヘタフェは、[5-4-1]の守備的な布陣を採用したホームチームを押し込む入りを見せる。9分にはボックス手前で久保から足元にパスを受けたウナルが右足を振り抜くが、これは相手DFのブロックに遭う。また、20分にも久保はペナルティアーク付近で左足のシュートを放つが、これもブロックに阻まれた。
すると、後半はハーフタイム明けの2枚替えで攻撃に舵を切ったホームのグラナダが一転して押し込む入りを見せる。途中出場のマチスが攻撃に推進力を与えると、55分にはボックス左に抜け出して左足を振り抜くが、これは枠の右に外れた。
今季最終戦を勝って終わりたいヘタフェは64分にダミアン・スアレスを下げてクチョ・エルナンデスを投入。この交代に伴い、久保は右サイドハーフにポジションを移す。
その後も互いに積極的に交代カードを切ってゴールを目指す中、ヘタフェは途中出場のクチョやアレーニャを起点に幾度かチャンスを作りかけたが、集中したホームチームの守備をこじ開けるまでには至らず。
そして、試合はこのまま0-0でタイムアップを迎え、久保は今シーズン最終戦を勝利で飾ることはできなかった。
ヘタフェの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
ヘタフェの人気記事ランキング
1
審判から「人種差別を受けている」と訴えた選手、クラブの会長は公然と選手を批判「理解していないなら話すべきではない」
人種差別であると訴えた選手を公然と非難したクラブの会長がいる。 ラ・リーガでは選手に対する人種差別が後を経たず、特にレアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールは何度も被害に遭っていることは知られたところだろう。 そんな中、ヘタフェのMFクリサントゥス・ウチェが審判団が自身に対して不利な判定をしていると感じているとコメント。『ESPN』を通じて、主審の判定の基準に疑問を投げかけた。 「最初の2、3試合で審判が本当に酷いことを自分の目で見てきた」 「彼らは私を蹴り、審判はただ立ち上がれというだけだった。いや、それはファウルだし、笛を吹かなければいけない」 「しかし、相手が蹴られた時には審判はただそれを吹く。とても痛いのに、何もできない。審判はなんでもできる権限を持っており、僕は何もできない」 「それを止めなければいけないと思う。僕は倒れるだろうし、彼らは僕を蹴るだろう。審判の前で倒れるけど、何もしないだろう。それは良いことではない」 「人種差別は良くないことだ。やめなければならない。人は皆同じであり、平等だ」 メディアを通じて、審判団の判断基準に違和感を覚え、人種差別をされていると語ったウチェ。しかし、ヘタフェのアンヘル・トーレス会長は、スペイン『COPE』の「El Partidazo」でウチェの発言を批判した。 「彼は完全に間違いを犯した。到着したばかりの若者に尋ねるのには適切な質問でないという事実は、審判員や他の誰かを悪くいうことを正当化するものではない」 「私はインタビューの全編を見ていないので、彼と話をするつもりだ。正当化するつもりはないが、スペイン語を話さず、目の前にマイクを置いている記者の方が責任が大きいように私には思える」 「(スペインサッカー連盟の懲戒)委員会が理解してくれることを願う。その場にはいなかったが、それを聞いていた広報の責任者や、1カ月半前に加入したばかりの少年にその質問をした記者たちも同罪だ。だからといって彼が誰かの悪口を言うことを正当化するものではない」 ウチェは今年7月に下部リーグのセウタからヘタフェに加入。ラ・リーガで7試合に出場し1ゴールを記録しており、チームの主軸に早くもなっている。ただ、公に批判することは良くないとし、このインタビューを行ったこと自体を問題視した。 一方で、ウチェはスタジアムでも問題となっているサポーターからの人種差別の被害についても語った。 「一部のファンは『クソ黒人』と呼ぶんだろう。『黒人はああだ、こうだ』という。それは良くないことだ」 ただ、この発言についてもトーレス会長は批判。「理解していないなら、どうしてそういうことを言うのだろうか?話すべきではない。ここに来て、1、2年経ってスペイン語が理解できるようになれば、言いたいことを言えるはずだ」と、ウチェを批判した。 ナイジェリア人であるウチェは、2022年7月からスペインでプレー。およそ2年は過ごしており、全くスペイン語が理解できないということでもないだろう。どの程度の理解があるかは不明だが、選手の差別の訴えを批判した会長の態度はどうなのか。守ってあげても良いとは思うが、「彼は何も話さないべきだ」と発言を控えることが対処法だと語っている。 2024.09.26 23:05 Thu2
柴崎岳がデポルティボ移籍 4年契約締結
デポルティボは14日、ヘタフェに所属する日本代表MF柴崎岳(27)の完全移籍加入を正式発表した。契約期間は4年となる。 日本代表の主力に定着する柴崎は、2017年1月に鹿島アントラーズからテネリフェに加入後、2017-18シーズンからヘタフェでプレー。初年度こそ公式戦23試合の出場数を記録したが、2018-19シーズンは序列が下がり、公式戦9試合の出番にとどまった。 そうした状況もあり、柴崎を巡っては今年1月にも移籍の可能性が取り沙汰され、その当時からデポルティボの関心が浮上。最終的に実現しなかったが、今夏の移籍市場でもデポルティボが再び獲得に乗り出していることが指摘されている状況だった。 1度のリーガエスパニューラ優勝歴を持つデポルティボは、2017-18シーズンに2部降格。昨シーズンは1部昇格プレーオフまで勝ち上がったが、決勝でマジョルカに2戦合計スコアで敗れ、1部復帰を逃している。 なお、スペイン『マルカ』が報じたところによれば、デポルティボはヘタフェと2年契約を残していた柴崎の移籍金として200万ユーロ(約2億4000万円)程度を支払うものとみられる。 2019.07.14 19:55 Sun3
ナポリ、ウルグアイ代表デビューのヘタフェDFマティアス・オリベイラを獲得か
ナポリが、ヘタフェのウルグアイ代表DFマティアス・オリベラ(24)の獲得に迫っているようだ。イタリア『メディアセット』が報じている。 マティアス・オリベラは、母国の名門ナシオナルの下部組織出身。しかし、トップチームでの出場は2試合のみで、2017年夏にヘタフェに完全移籍した。 だが、ヘタフェでもなかなか出場機会に恵まれず、翌シーズンはラ・リーガ2部のアルバセテへレンタル。ここでポジションを掴むと、シーズン後半はヘタフェに復帰し、左サイドでレギュラーの座を射止めた。 以降は不動の左サイドバックとして君臨。今季もここまでリーグ戦19試合に出場し1ゴール1アシストを記録しており、27日に行われたカタール・ワールドカップ南米予選のパラグアイ戦で、ウルグアイ代表デビューも果たした。 『メディアセット』によれば、ナポリはそんな24歳を買い取り義務付きのレンタルで獲得する模様。買い取りにかかる移籍金は1100万ユーロ(約14億円)と3つのボーナスになるとのことだ。 なお、ナポリでは左サイドバックのDFファウジ・グラムのラツィオ行きが噂されている。かつてナポリを指揮したマウリツィオ・サッリ監督が獲得を望んでいるという。 2022.01.28 17:32 Fri4
ヘタフェがパラグアイ代表DFアルデレーテを獲得! 昨季レンタル先のバレンシアで主力担う
ヘタフェは19日、ヘルタ・ベルリンからパラグアイ代表DFオマル・アルデレーテ(25)を買い取りオプション付きの1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。 アルデレーテは母国のセロ・ポルテーニョでキャリアをスタート。アルゼンチンのヒムナシア・ラ・プラタ、ウラカンを経て、2019年7月には海を渡りスイスのバーゼルへと完全移籍した。 そのバーゼルでは主力として活躍し、2020年10月にヘルタ・ベルリンへ完全移籍。しかし、主力定着までには至らず、昨シーズンはバレンシアへ買い取りオプション付きのレンタルで加入した。 バレンシアでは3バックと4バックを併用するホセ・ボルダラス監督の下、その闘争心溢れる強度の高い対人守備が評価されてリーグ戦29試合に出場し、2ゴールを記録。 しかし、ボルダラス監督の解任に伴い、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督を新指揮官に迎えたバレンシアは買い取りオプション行使を見送り、今夏ヘルタにレンタルバックしていた。保有元のヘルタでも構想外の扱いとなっていたアルデレーテは、所属先を見つけるためにスペイン滞在が許可されていたなか、ヘタフェが新天地となった。 2022.08.19 23:59 Fri5