チェルシー、ヴォルフスブルクの逸材CBに関心!

2021.05.19 23:17 Wed
Getty Images
チェルシーヴォルフスブルクに所属するフランス人DFマクサンス・ラクロワ(21)に関心を示しているようだ。ドイツ『スカイ』が報じている。
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U-17フランス代表で2017年のU-17ワールドカップにも出場したラクロワは、ソショーでプロデビューを飾った190cmのセンターバック。昨夏に500万ユーロ(約6億4000万円)の移籍金でヴォルフスブルクに加入すると、ここまでリーグ戦29試合に出場するなど、すぐさま絶対的な主力に定着。同クラブのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献した。強さと速さを兼ね備えたアスリート系センターバックながら判断力にも優れた守備者は、右足のキック精度も上々で積極的にフィードや縦パスを狙い攻撃面でも一定の貢献度を見せている。
その逸材センターバックに関しては以前からドルトムントが関心を示していたが、新たにチェルシーも獲得に興味を寄せているようだ。

チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督は来シーズンに向けて少なくとも1人のセンターバックの補強を求めており、レアル・マドリーのフランス代表DFラファエル・ヴァランらのビッグネームと共に、ラクロワを候補にリストアップしているという。
なお、ラクロワとヴォルフスブルクの現行契約は2024年までとなっているが、最近にクラブから提示された新契約のオファーを拒否したという。

また、クラブはCL参戦となる来シーズンに向けて同選手の残留を希望しているが、3000万ユーロ(約39億9000万円)程度のオファーが届いた場合、売却に応じる可能性もあるようだ。

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