サッスオーロ指揮官が今季退任を表明…「違う経験をするとき」

2021.05.17 22:15 Mon
Getty Images
サッスオーロロベルト・デ・ゼルビ監督(41)が今季限りでの退任を表明した。
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これまでフォッジャ、パレルモ、ベネヴェントで実績を積み、2018年7月からサッスオーロの監督に就任したデ・ゼルビ監督。ポジショニング、ボール保持にこだわる攻撃的なポゼッションスタイルを武器に昨季のセリエAで4季ぶりのひと桁フィニッシュに導くと、今季も最終節を残して前季と同じ8位につけ、限られた戦力でトップハーフに先導する手腕を発揮している。そんなデ・ゼルビ監督は自身にシャフタール・ドネツク行きの報道が浮上するなか、16日に敵地で行われ、3-1の勝利で飾ったセリエA第37節のパルマ戦後、イタリア『スカイ』のインタビューで契約切れの今季限りでサッスオーロから去る意向を明らかにした。
「ジェノア戦の前にクラブや選手たちに退任の決断を話させてもらった。本当に悩んだ末の決断。満足しているわけじゃないが、これ以上、このチームに何かを与えられるとは思えなかったから、そういう決断に至ったのだ。3年が経ち、限界を感じつつもあった。新たな監督が来て、さらに良くなってくれるのを願う」

「クラブには感謝しかないが、私もプロであり、違う経験をするときが来たのだ。ここでできる範囲で頂点に達した。7位フィニッシュに挑戦しているところだが、私にこれ以上、何ができるのかわからない。サッスオーロとこの件についての結論を出したとき、他のオファーを検討し始めるというのは純粋に悲しいね」
なお、サッスオーロは23日に行われる最終節で6位のラツィオと対戦。7位フィニッシュを果たすことができれば、来季からスタートするヨーロッパ・カンファレンスリーグ出場権を獲得する。

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「まだ諦めてはならん」イタリア系も多いオーストラリア代表、ローマのU-21イタリア代表MFヴォルパート招集なるか

ローマ保有の若手が将来的に必ずオーストラリア代表入りへ?豪『news.com.au』が伝えている。 佳境を迎えた欧州の23-24シーズン。ドイツではレバークーゼンがブンデスリーガ初優勝を決め、イングランドは当代屈指の実力を誇る3クラブが三つ巴の優勝争い…CLも残すは準決勝&決勝、マンチェスター・シティとアーセナルが準々決勝で同時に姿を消したのは驚きだったか。 さて、毎年恒例のトピックとして、シーズンが深まるにつれて増えていくのが、夏の移籍市場に関する補強噂、そして各トップクラブが公式に発表するプレシーズンの国外遠征スケジュール。 今夏はオーストラリア西部の地方都市パースにて、イタリア・セリエAを代表する名門、ミランとローマが親善試合を開催する予定となっており、同国でセリエA勢どうしが対戦するのは史上初。試合は夏目前の5月31日に行われる。 『news.com.au』によると、当該の一戦はすでに満員御礼が予想されており、かつてミランに所属した元オーストラリア代表GKジェリコ・カラッツ氏も「ひとえにミランが来てくれて嬉しい。国民にとってまたとない機会だよ」とコメント。 そんなオーストラリアでのミランvsローマだが、個人レベルで注目を集めている存在が1人。今季ローマからサッスオーロへレンタル移籍中のU-21イタリア代表MFクリスティアン・ヴォルパート(20)だ。 ヴォルパートはシドニー郊外のキャンパーダウンで生まれ育ち、16歳でウェスタン・シドニー・ワンダラーズからローマへ移籍。昨季トップ昇格で公式戦11試合に出場したなか、今季はサッスオーロへの武者修行で経験を積む…今季が終わればローマ復帰で、オーストラリア遠征にも帯同だ。 この若武者はイタリア系オーストラリア人であり、渡欧後の2022年11月に世代別のイタリア代表でデビュー。先月下旬の代表ウィークもU-21代表活動に参加している“現役"なのだ。 また、22年11月開幕のカタールW杯に臨んだオーストラリア代表より、グラハム・アーノルド監督から直接招集を要請されるも、まだ自らのアイデンティティを確立できていない当時18歳はカタール行きに応じなかった、と指揮官側から明らかにされている。 それでも、前述のカラッツ氏は「将来的にヴォルパートは必ずオーストラリアを選んでくれる」とコメント。カラッツ氏自身もバルカン半島にルーツを持つ旧ユーゴスラビア系移民であり、オーストラリア代表は大半が欧州・オセアニア系移民の子孫、また欧州出身者で構成されるチームだ。 「以前は断ったらしいが、なんといっても彼はまだ若い。まだ結論も出ないだろうし、今後もアーノルドには彼の説得を頼みたいね。ハイレベルなリーグ(セリエA)で戦う選手をみすみす逃すわけにはいかないだろう。サッスオーロで彼は日に日に向上していると見受けられる」 「一度でいい。一度でいいからオーストラリア代表のジャージに袖を通したら…その時、彼は恒久的にオーストラリアを選んでくれるはずだ」 ◆主なイタリア系のオーストラリア代表選手 GKローレンス・トーマス(ウェスタン・シドニー) DFアレッサンドロ・チルカティ(パルマ) FWブランドン・ボレロ(ウェスタン・シドニー) FWニック・ダゴスティーノ(バイキング) 2024.04.18 15:20 Thu

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