リーズ戦控えるスパーズ、4位以内目指すも指揮官は「目の前の試合に集中」
2021.05.08 16:30 Sat
トッテナムのライアン・メイソン監督が、リーズ戦に臨むチームのあるべき姿勢を示した。クラブ公式サイトが試合前のコメントを伝えている。
8日に、プレミアリーグ第35節リーズ戦を控えるトッテナム。EFLカップ決勝ではマンチェスター・シティ相手に辛酸をなめたものの、前節のシェフィールド・ユナイテッド戦は、FWガレス・ベイルのハットトリックなどで2カ月ぶりの4ゴールを奪い快勝を収めた。
ヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の5位とは2ポイント差、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏の4位とは5ポイント差の6位に位置する中で、今度の相手は大物食いで定評のある智将マルセロ・ビエルサ監督率いるリーズ。この一戦に向けて「良い準備ができた」と語るメイソン監督は、初対戦となるエル・ロコの印象に触れた一方で、相手にとらわれない戦いを貫くと力強く話した。
「ビエルサはチーム作りに関してかなりユニークな手法を用いる監督だ。彼は2シーズンかけて、リーズを肉体的にも精神的にも自分の望む状態にしてきた」
「我々は自分たち自身にフォーカスしなければならない。相手が一定の問題を引き起こすことは間違いないだろうが、そこに頭を悩ませ過ぎてもよくない。我々は我々の強さに集中する。それで充分であることを願っているよ」
「そうでなければならない。我々は長くサッカーに関わってきたが先を見通すことなどできないし、『次の4試合に勝つ』なんて考える余裕はない」
「ここは世界で最も難しく、最も競争の激しいリーグで、次の試合は常に最重要なのだ。これはちょっとした決まり文句のように思われるかもしれないが、全くの真実だ。リーズは激しく、難しい試合になるだろうが、我々は勝つことを決意して試合に臨む」
8日に、プレミアリーグ第35節リーズ戦を控えるトッテナム。EFLカップ決勝ではマンチェスター・シティ相手に辛酸をなめたものの、前節のシェフィールド・ユナイテッド戦は、FWガレス・ベイルのハットトリックなどで2カ月ぶりの4ゴールを奪い快勝を収めた。
ヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の5位とは2ポイント差、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏の4位とは5ポイント差の6位に位置する中で、今度の相手は大物食いで定評のある智将マルセロ・ビエルサ監督率いるリーズ。この一戦に向けて「良い準備ができた」と語るメイソン監督は、初対戦となるエル・ロコの印象に触れた一方で、相手にとらわれない戦いを貫くと力強く話した。
「我々は自分たち自身にフォーカスしなければならない。相手が一定の問題を引き起こすことは間違いないだろうが、そこに頭を悩ませ過ぎてもよくない。我々は我々の強さに集中する。それで充分であることを願っているよ」
また、この時期になると、CLやELの出場権に関する話題が増えてくるが、指揮官は目の前の試合のみに集中する姿勢を強調した。
「そうでなければならない。我々は長くサッカーに関わってきたが先を見通すことなどできないし、『次の4試合に勝つ』なんて考える余裕はない」
「ここは世界で最も難しく、最も競争の激しいリーグで、次の試合は常に最重要なのだ。これはちょっとした決まり文句のように思われるかもしれないが、全くの真実だ。リーズは激しく、難しい試合になるだろうが、我々は勝つことを決意して試合に臨む」
ライアン・メイソンの関連記事
トッテナムの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
ライアン・メイソンの人気記事ランキング
1
アンデルレヒト、新指揮官にはEL連勝のユーベル暫定監督が正式就任
アンデルレヒトは10日、ダビド・ユーベル暫定監督(36)が正式に監督に就任したことを発表した。 正式就任の決まったユーベル監督は、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「クラブからのこのような形で信頼を寄せていただき、本当に光栄に思いますし、誇りに感じている。何よりも、ここ数週間のポジティブな流れを継続できることがとても嬉しい。日ごと、週ごと、月ごとの進歩を見守りたい。それが常に私のアプローチであり、私たちはともに偉大なことを成し遂げられるという信念がそこにある」 ユーベル監督は、9月19日に解任されたブライアン・リーマー監督の後任としてU-18チームから昇格。就任後はジュピラー・プロ・リーグで1勝2分け、ヨーロッパリーグ(EL)で2勝と無敗を続けていた。 なお、アンデルレヒトは新監督として、トッテナムでアシスタントマネージャーを務めるライアン・メイソン氏(33)の招へいに動いていると報道されていたが、チームを立て直した青年監督にチームを託すことを決断した。 2024.10.11 00:30 Fri2
「ここに居ることが奇跡」頭蓋骨骨折から奇跡の復帰を遂げたヒメネスが回想、同様の事故に遭ったレジェンドの支えも明かす
頭蓋骨骨折から復帰したウォルバーハンプトンのメキシコ代表FWラウール・ヒメネスが、当時を振り返った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 メキシコ代表のエースとしてプレーし、ウォルバーハンプトンでもストライカーとして活躍していたヒメネス。しかし、2020年11月に悲劇が襲う。 アーセナルとの一戦に出場していたヒメネスだったが、空中戦の競り合いでアーセナルの元ブラジル代表DFダビド・ルイスと激突。頭部同士の衝突となったなか、ヒメネスは頭蓋骨を骨折する重傷。外傷性脳損傷とも診断され、当初は引退も囁かれたが、2021年2月にトレーニングに復帰。今シーズンの開幕戦であるレスター・シティ戦にも先発フル出場を果たしていた。 奇跡的な復帰を遂げたヒメネスはメディアに向けて当時のことを振り返った。 「最初の瞬間から、外科医とドクターは僕に何が起きたのか、そしてリスクを教えてくれた」 「ところどころ聞きたいものではなかったけど、それが彼らの仕事だ。彼らは僕がここに居ることが奇跡だと言っていた」 「骨が折れ、脳内に少し出血があった。そのため、手術を迅速に行う必要があり、ドクターの仕事は本当に素晴らしかった」 「最初から彼らは僕を親身にサポートしてくれた。頭蓋骨骨折は、僕たち全員が治癒すると予想していたよりも長くかかった。僕がここに居るのは本当に奇跡なんだ」 2月にトレーニングに戻ったヒメネスは、2020-21シーズンはその後の出場はなし。プレシーズンが始まった7月に完全にトレーニングに合流し、親善試合でゴールも記録した。 そのヒメネスだが、試合のために特別に作られたヘッドギアを着用している。このヘッドギアはキャリアを終えるまでつけ続けることになるもの。 「足首のケガやヒザのケガのようなものだといつも思っていた。回復した後、好きなことをやり直すつもりだよ」 「自分のキャリアを終えたり、選手を辞めたりすることを考えたことはなかった。その可能性はあったけど、僕はいつだって戻ってくると確信していたんだ」 プレミアリーグではヒメネスと同様に頭蓋骨を骨折した選手がいる。最も記憶にあるものはチェルシーの元チェコ代表GKペトル・チェフだろうか。2006年にボールを滑りながらキャッチに行ったところ、相手のヒザが側頭部に入り、頭蓋骨を陥没骨折。緊急の手術を行い見事に復帰。その後はトレードマークともなったが、ヘッドギアを引退まで着用し続けた。 昨シーズンはジョゼ・モウリーニョ監督の解任後にトッテナムで暫定監督を務めていたライアン・メイソンも頭蓋骨を骨折している。2017年1月、ハル・シティ在籍時にチェルシー戦で頭蓋骨を骨折。その後復帰はしたものの、プレーすることなく2018年2月に引退している。 また、最近では2018年8月にマイケル・キーンが頭蓋骨を骨折している。激しいプレーを提供してくれる一方で、危険とは隣り合わせだ。 ヒメネスはチェフと連絡を取り合っていると明かし、同じケガを負った者同士、わかり合うことが多いという。 「僕はペトルと連絡を取り合っている。彼は僕が必要な時にメッセージを送ってくれる」 「かつてチームがロンドンに行った時、彼はドクターと一緒にホテルに来て、ヘルメットの1つを持ってきたんだ。僕たちが同じようなことができるかを確認しにきてくれた。彼らは僕を知らなくても助けてくれる」 ヘッドギアに関しても改良を加えているヒメネス。しかし、やはり着けないでプレーしたいという考えはあるようだ。 「もし僕が使えるかを選べたら、使わないね。普通にプレーをする」 「でも、ドクターは僕にとってより危険になる可能性を防ぐため、保護のためだと僕に言った」 「ヘッドギアなしでプレーするのは良い気分だけど、僕はドクターらの許可がなければならないことを知っている。彼らは僕が使用することが最善であると言う」 ウォルバーハンプトンは、22日に行われるプレミアリーグ第2節をホームのモリニュー・スタジアムで戦う。スタンドにファンが戻って始まっているリーグ。久々に声援を聞いてプレーすることが可能だ。 さらに、相手はトッテナム。昨シーズンまでチームを率いた、ヌーノ・エスピリト・サント監督が率い、退任後初めて戻ってくるとあり、大きな盛り上がりを見せることだろう。 ヒメネスはプレーを楽しみたいとし、ファンの前で良いパフォーマンスを見せたいと意気込んだ。 「僕は本当に気分が良いよ。9カ月近くいなかったから、改めて選手になったような気がする」 「今、僕はチームと一緒にトレーニングをし、プレシーズン全体を過ごしてきた。復帰して、シーズンを再開するのはふさわしい瞬間だった」 「ファンが僕の名前を呼ぶ瞬間を待ちわびている。ケガをする前は、僕は良いプレーをしていた。チームは本当に良いプレーをして、ピッチ上で良いパフォーマンスだった」 「僕たちは家族のような者だよ。チームに相応しい場所に戻ることが目標だ」 <span class="paragraph-title">【動画】一時は本当に危険だったヒメネス激突の試合(0:30~)</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="kEYqLpByx5w";</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2021.08.18 21:45 Wed3
コンテ監督解任目前のトッテナム、主力DFベン・デイビス長期離脱で3バックから4バックへ?
指揮官交代が目前となっているトッテナムだが、戦術面も大きく変わる可能性があるようだ。 トッテナムは18日に行われたプレミアリーグ第28節のサウサンプトン戦で大きな事件が発生。最下位相手にアウェイで3-3のドローに終わった直後、記者会見でアントニオ・コンテ監督(53)が選手とクラブを痛烈に批判した。 これを問題視した首脳陣らがコンテ監督の解任を決断したとされ、コーチを務めるライアン・メイソン氏(31)の2度目となる暫定指揮官就任案や、フランクフルトのオリバー・グラスナー監督(48)を筆頭とした外部からの指揮官招へい案が取り沙汰されている。 クラブ内外が慌ただしい状況だが、サウサンプトン戦ではもう1つ懸念事項が発生。今季のプレミアリーグ25試合に出場している主力選手のウェールズ代表DFベン・デイビスが、ハムストリングを痛めて37分に負傷交代となった。 イギリス『フットボール・ロンドン』によると、全治は最大6週間。正式な診断結果は発表されていないものの、4月中の戦列復帰は厳しいようで、最終節(第38節)が5月28日に予定されているなか、順調に回復しても復帰は5月になるとのことだ。 また、デイビスはコンテ監督の下で主にセンターバックとしてプレーしていたが、ここ最近はイングランド人MFライアン・セセニョンが離脱している影響により、本職の左ウィングバックで出場。デイビスも離脱となった今、残る適任者はクロアチア代表MFイバン・ペリシッチのみということになる。 そのため、コンテ監督の後任となる人物は、右ウイングバックのブラジル人DFエメルソン・ロイヤルか、センターバックのフランス人DFクレマン・ラングレを左で起用するのではないか、もしくは現在の3バックから4バックにシフトチェンジするのではないかとの見解が示されている。 2023.03.23 21:45 Thu4
「見るからに壊滅的」就任4試合で監督解任、トッテナム会長が改めてニューカッスル戦惨敗に言及「全くもって受け入れ難いもの」
トッテナムのダニエル・レヴィ会長が、立て続けの監督交代について言及した。クラブ公式サイトが伝えた。 トッテナムは24日、クリスティアン・ステッリーニ監督の解任を発表した。後任はアシスタントコーチのライアン・メイソン氏が務めることとなる。 今シーズンはアントニオ・コンテ監督が指揮していたが、3月26日に解任。直前にはクラブや選手たちを批判するコメントを会見で残し、物議を醸した中での解任となっていた。 トップ4を争える位置にいながらも、不甲斐ないパフォーマンスを糾弾したコンテ前監督。新指揮官を招へいするかと思いきや、今シーズン中は暫定体制で行く方針に決め、アシスタントコーチのステッリーニ氏が昇格する形となった。 しかし、クラブとしてこの決断は完全に裏目に。就任直後のエバートン戦は引き分けると、ブライトン&ホーヴ・アルビオン戦は、VARの誤審が相次いだおかげでラッキーな勝利を収めることに。ただ、チームのパフォーマンスは何も改善されておらず、続くボーンマス戦では黒星。そして23日に行われたニューカッスル戦では、共にトップ4入りを目指す大一番だったが、21分間で5失点という醜態を晒し、6-1で敗れていた。 レヴィ会長はこの試合のパフォーマンスに改めて苦言。自身も責任を追わなければいけないとし、ステッリーニ監督の解任とメイソン新監督の就任を発表した。 「日曜日のニューカッスル戦のパフォーマンスは、全くもって受け入れ難いものだった。見るからに壊滅的だった。それが起こった理由はたくさんあるが、私、理事会、監督、選手は全員が責任を負わなければならない。ただ、最終的に責任を負うのは私だ」 「クリスティアンはコーチングスタッフと共に、現在の役割を離れることとなる。クリスティアンは、我々のシーズンの困難な時期に足を踏み入れてくれた。彼と彼のコーチングスタッフがそのような困難な時期に、プロとして振る舞ってくれたことに感謝したい。彼と彼のスタッフの成功を祈っている」 「ライアン・メイソンが直ちに監督の任務を引き継ぐ。ライアンはクラブと選手を良く知っている。彼のコーチングスタッフに関しては、今後もアップデートしていく」 「私は今日、選手会と面会した。チームは、今シーズン可能な限り、最高のフィニッシュを確実にするため、団結することを決意している。みなさんの素晴らしいサポートを得るパフォーマンスを提供しなければいけないことは明らかだ」 トッテナムはマネージング・ディレクター(MD)のファビオ・パラティチ氏も、ユベントス時代の不正会計疑惑の影響を受けて解任するなど、内部のゴタゴタが続いている。 2023.04.25 09:55 Tue5
「打ちのめされている」土壇場同点弾もまさかの敗戦…トッテナム指揮官が落胆隠さず「プレミアリーグは容赦ない」
トッテナムのライア・メイソン監督が、リバプール戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 トップ4フィニッシュを目指すトッテナムは、4月30日にプレミアリーグ第34節でリバプールとアウェイで対戦した。 ともに4位以内を目指すライバル同士の大一番。しかし、試合は3分、5分とリバプールがゴールを重ねると、15分にも追加点を奪われ早々に3点のビハインドを負うこととなる。 それでも40分にハリー・ケインのゴールで1点を返すと、77分にソン・フンミンのゴールで1点差に。さらに、93分にはリシャルリソンがゴールを決め、3-3の同点に追いつく。 3点差を追いつき、アウェイで勝ち点1を持ち帰れると思った中、その1分後にミスも絡んで失点。4-3で敗北となった。 勝ち点1獲得を目前にしながらも、まさかの敗戦となったトッテナム。暫定的ながら順位表でもリバプールに抜かれることとなってしまった。 メイソン監督は、土壇場での敗戦に言及。勝利できる展開でありながらも、結果が敗戦ということに落胆していた。 「打ちのめされている。おそらく、関係者全員、ホームで見ている人たちを代表して話している。リバプールのようなチームに4点も与えてしまうとは…それを受け止めることは難しく、今この瞬間もそうだ」 「プレミアリーグが容赦ないことは分かっている。この国のどこに居ても、95分間、一瞬一瞬を戦う準備ができていなければけない」 「我々は試合をスタートさせ、彼らにゴールを与えてしまった。彼らは何もする必要はなかった。試合全体を見れば、我々の方がより良いチャンスを作ったチームだった」 「ボールを持つたびに、ゴールを決められるような雰囲気があり、おそらくあと2、3点は決められたはずだ。何度かクロスバーにも当たった」 「最後にあのような形でゴールを与えてしまうと、その瞬間に何かを得ることが不可能となってしまった」 2023.05.01 13:55 Monトッテナムの人気記事ランキング
1
10年前、当時21歳のベイルがCLで覚醒…!インテル相手に記録した衝撃のハットトリック【CL名場面プレイバック】
20日、遂に新シーズンの幕が上がったチャンピオンズリーグ(CL)。今まで数多くの名場面が生まれてきたが、その中でも選りすぐりの名場面を振り返る。今回は、トッテナム時代のウェールズ代表FWガレス・ベイルが今から10年前に見せた驚愕のハットトリックだ。 育成の名門サウサンプトンで育ったベイルは2007年夏にトッテナムに加入。当初は左サイドバックとしてプレーしていたが、2010-11シーズンに一列前で起用されるようになると、その攻撃力が爆発した。 <div id="cws_ad">◆10年前、伝説となったベイルのサン・シーロでの夜<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJiUGM1dHM4WSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> ベイルがその才能を覚醒させるきっかけの1つとなった試合が、2010年10月20日にサン・シーロで行われたCLグループリーグのインテル戦だった。 試合は開始2分でインテルが先制すると、その後8分にはトッテナムのGKエウレリョ・ゴメスが一発退場。10人になったトッテナムは前半だけで4失点と数的不利を背負うという絶望的な状況に置かれた。 しかし後半、ベイルが覚醒する。52分に自陣でボールを持ったベイルがドリブルを開始。相手を寄せ付けない高速ドリブルでぐんぐん加速し、あっという間にボックス左に侵入すると、そのまま左足を振りぬいてシュートを放つ。ゴール右下の完璧なコースに鋭いシュートを突き刺して1点を返した。 その後は膠着状態が続いたものの90分、左サイドのスペースで味方からのボールを得たベイルが、またも高速ドリブルでボックス左に侵入。1点目とほぼ同じ位置からシュートを放つと、再びゴール右下のコースにシュートを突き刺して2点目を奪った。 直後の92分、中央突破に成功したMFアーロン・レノンがペナルティアーク内までボールを運ぶと、ボックス内のベイルにパスを送る。このパスを受けたベイルが再びゴール右下にシュートを突き刺し、1点差に迫る3点目を記録した。 トッテナムの反撃もここまでとなり、試合は4-3でインテルが制したが、当時世界最高のサイドバックの一人であった元ブラジル代表DFマイコンの守るインテルの右サイドを完全に圧倒してのハットトリックは世界に衝撃を与えた。 その後、天職とも言えるポジションを手にしたベイルは、トッテナムの攻撃を牽引し、ワールドクラスのアタッカーへと成長を遂げる。2013年夏にレアル・マドリーへ巨額の移籍金で加入し、数々のタイトルを勝ち取ったベイルは、今シーズンからブレイクを果たしたトッテナムに復帰した。ベイル擁するトッテナムは今季、CL出場を逃しているものの、チームを再びCLの舞台に導く活躍に期待だ。 2020.10.21 20:15 Wed2
バイエルンとトッテナムが2年連続プレマッチで対戦! 今年はアリアンツ・アレーナで
バイエルンとトッテナムは16日、プレシーズンマッチでバイエルンと対戦することを発表した。 バイエルンは昨シーズン逃したブンデスリーガの優勝を今シーズンは達成。対するトッテナムは、今シーズンのプレミアリーグで大苦戦。残り2節で17位と低迷している一方で、ヨーロッパリーグ(EL)では決勝に進出し、マンチェスター・ユナイテッドと王者を争うこととなる。 両チームは、8月7日にアリアンツ・アレーナで対戦することが決定した。 2024-25シーズンに向けてもプレシーズンで対戦している両者は、韓国で1度目の対戦。2度目はトッテナム・ホットスパースタジアムで3-2とバイエルンが勝利を収めていた。 2025.05.16 19:30 Fri3
「本当に日本のアニメ好きなのね」 スパーズ新加入FWが新たなアニメパフォを披露! SNS上ではその姿に「進撃のソランケ」「ソランケが巨人化」
トッテナム新加入のイングランド代表FWドミニク・ソランケが愛する日本アニメから新たなゴールパフォーマンスを披露した。 昨季のプレミアリーグで19ゴールと大ブレイクを遂げ、イングランド屈指のストライカーに数えられるまでになったソランケ。一方で、大のアニメ好きとしても有名で、ゴールパフォーマンスはキャラクターをモチーフにしたものが多い。 この夏の来日時も『東映アニメーションミュージアム』を訪問したりと、アニメ好きをさらけ出す27歳FWは26日に行われたヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第1節のカラバフ戦で68分のチーム3点目をマーク。3-0の勝利に貢献した。 そして、今回のゴールセレブレーションでは『進撃の巨人』の主人公であるエレン・イェーガーをインスパイア。イェーガーが巨人化の直前にやる自らの手を噛む仕草をお披露目した。 SNS上ではファンから「進撃の巨人パフォーマンス最高っす」「進撃のソランケ」「本当に日本のアニメ好きなのね」「ソランケが巨人化」などの声が上がっている。 ソランケはこれで公式戦2戦連発。新天地でもゴールが決まり始めたとあって、今後もセレブレーションに注目だ。 <span class="paragraph-title">【動画】ソランケが新たなアニメパフォを披露</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Dominic Solanke. Poacher. <a href="https://t.co/ghVIKb6ivP">pic.twitter.com/ghVIKb6ivP</a></p>— Tottenham Hotspur (@SpursOfficial) <a href="https://twitter.com/SpursOfficial/status/1839583255592624255?ref_src=twsrc%5Etfw">September 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【画像】ソランケの進撃の巨人パフォに現地メディアも反応</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Dominic Solanke continues his anime celebration tradition with the Eren Yeager hand bite <a href="https://t.co/raRzIXSXoP">pic.twitter.com/raRzIXSXoP</a></p>— Football on TNT Sports (@footballontnt) <a href="https://twitter.com/footballontnt/status/1839415445943697479?ref_src=twsrc%5Etfw">September 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.27 19:45 Fri4
「トッテナム」は禁止、「スパーズ」で…クラブが改めて通達、放送局からも「トッテナム」表記が消える
現在はアンジェ・ポステコグルー監督が指揮し、韓国代表FWソン・フンミンらが所属。かつては戸田和幸氏も在籍したことがあるトッテナム・ホットスパーだが、クラブは「トッテナム」と呼ばれることを望んでいない。 チーム名は「トッテナム・ホットスパー」。愛称は「スパーズ」として知られているが、「トッテナム」と称されることも多い。 「トッテナム」と言えば、「トッテナム・ホットスパー」と誰もが考える状況。イギリス『スカイ・スポーツ』もプレミアリーグの順位表などを伝える時には「Tottenham(トッテナム)」とこれまで表記してきた。しかし、ここにきて「Spurs(スパーズ)」の表記に変更されていた。 『The Athletic』によると、2月10日、クラブからプレミアリーグの放送局に通達があったとのこと。「トッテナム・ホットスパーの名称変更」というメールが届いたという。 「トッテナム・ホットスパーはクラブ名に関して説明を行った。クラブは主にトッテナム・ホットスパーとして知られるよう要請し、短縮形としてスパーズが好まれている。クラブはトッテナムと呼ばれないよう要請する」 この通達は世界中のプレミアリーグの放送局に対して送られたとのこと。プレミアリーグの公式サイトでも、「Tottenham(トッテナム)」の表記はなく、「Tottenham Hotspur(トッテナム・ホットスパー)」か「Spurs(スパーズ)」のみになったという。 そもそも、クラブは2011年以来、「トッテナム」と呼ばれることは好ましくないというスタンス。「トッテナム」とは地域の名前であり、クラブ名ではないということが理由だ。 2024年11月にリマスターされたブランドアイデンティティを発表。「ユナイテッド、シティ、ローバーズが溢れるこの世界で、ホットスパーはただ1つ、トッテナム・ホットスパーだけです。チームやブランドについて言及する際は、『トッテナム・ホットスパー』、『トッテナム・ホットスパー・フットボール・クラブ』、または『THFC』を使用してください。決して我々のクラブを『トッテナム』、『トッテナム・ホットスパーFC』、または『TH』と呼ばないでください」とのことだ。 「スパーズ」でも確かに多くの人にとっては印象付けられる一方で、世界的に見ればNBAの「サンアントニオ・スパーズ」もあり、混同される可能性もゼロではない。むしろ「トッテナム」の方が唯一無二。いずれにしても、クラブの方針としては「トッテナム」とは呼ばれなくないようなので、ファン・サポーターの方は改めて認識すると良いかもしれない。 2025.02.22 23:55 Sat5