今季引退のピシュチェク、地元のアマチュアクラブでプレーしながら後進の指導へ
2021.05.01 14:30 Sat
ドルトムントの元ポーランド代表DFウカシュ・ピシュチェク(35)が来季から母国クラブに戻るという。ブンデスリーガ公式サイトが伝えている。
ただ、昨年5月に1年契約を延長したピシュチェクは今季限りでの現役引退を表明済み。刻々と現役生活に別れを告げる日が迫るなか、今後について語っている。
引退後はポーランド4部のアマチュアクラブであり、自身も幼き頃から在籍した地元のLKSゴツァウコビツェ・ズドロイでプレーしながら、後進の指導にあたるようだ。
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2010年夏にヘルタ・ベルリンから加入して以降、右サイドバックやウイングバック、センターバックを主戦場に活躍するピシュチェク。公式戦378試合の出場数を誇る。チームとしても2度のブンデスリーガ制覇を含め、6つの主要タイトルに寄与。在籍年数やその人格、リーダーシップでも高く評価され、チーム内からの信頼も絶大だ。引退後はポーランド4部のアマチュアクラブであり、自身も幼き頃から在籍した地元のLKSゴツァウコビツェ・ズドロイでプレーしながら、後進の指導にあたるようだ。
「ポーランドで具体的なプランがあって、すでに1年も延期している。父が副会長を務める故郷のクラブ、LKSゴツァウコビツェ・ズドロイで友人たちとプレーしつつ、2019年に始まったユースアカデミーの指導にあたりたいんだ」
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