ロンドン・フットボール・アウォーズ ケインが年間最優秀選手 サカが若手最優秀選手を受賞!

2021.04.28 21:50 Wed
Getty Images
27日、ロンドン・フットボール・アウォーズのセレモニーが行われ、トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインがプレミアリーグ年間最優秀選手賞を、アーセナルのイングランド代表FWブカヨ・サカが年間若手最優秀選手賞をそれぞれ受賞した。

ロンドン・フットボール・アウォーズの各賞は、ロンドンのフットボールを彩るべく、その名の通りロンドンをホームタウンとする13クラブの中からノミネートされ、決定される。

今回最優秀選手候補にノミネートされていたのは、ウェストハムのMFデクラン・ライスとMFトマシュ・スーチェクのコンビに、チェルシーのMFメイソン・マウント、そしてトッテナムのFWソン・フンミンとケインだ。
ケインが同賞を受賞するのは2018年に次いで2度目。今季はここまでリーグ戦30試合に出場し、トップの21得点を挙げている。アシストも13を記録しており、トッテナムの総得点56のうち、およそ8割に関与。結果に直結した活躍を見せていることが評価につながった。

授賞式では、「これは素晴らしい成果」としながらも、「僕の望みはチームが大きなタイトルを得ることだ」と本音。また、最終候補に選ばれたチームメイトのソン・フンミンに関して「僕たちは本当に理解し合い、良い関係を持っている。良い友達でもあり、彼も上手くプレーしているのは見ていて嬉しいよ」とコメントを送った。
一方、ライスとマウントがダブルノミネートしていた今年の若手最優秀賞はサカに。ここまで今季リーグ戦28試合に出場し、5ゴールを記録。左サイドを主戦場に、持ち味のドリブルやクロスからチャンスを演出するウインガーで、2020年10月には齢19歳にして代表デビューを果たした、ガナーズの逸材だ。

チームメイトのMFエミール・スミス・ロウやチェルシーのDFリース・ジェームズを抑えての受傷に、「本当に嬉しいよ。シーズンを通じて、チームや監督、クラブやファンに全てを捧げるために頑張ってきたからね」と喜びをあらわにした。

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スパーズが毎熊晟矢スタメンのAZ撃破で逆転の8強入り! オドベールが加入後初ゴール含む殊勲の2ゴール【EL】

ヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16・2ndレグ、トッテナム・ホットスパーvsAZが13日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、ホームのスパーズが3-1で勝利。この結果、2戦合計3-2としたスパーズの準々決勝進出が決まった。なお、AZのDF毎熊晟矢は80分までプレーした。 敵地で行われた1stレグを枠内シュート0本の0-1で落としたスパーズ。先週末はホームでボーンマス相手に2-2のドローとなり、公式戦連敗こそストップしたが、弾みを付ける勝利とはならなかった。ポステコグルー監督は逆転突破を目指した一戦で先発4人を変更。負傷のダンソに代わってファン・デ・フェン、サスペンションのベンタンクールに代わってベリヴァルが起用されたほか、マディソンとソン・フンミンが復帰した。 一方、ホームで完勝と言える内容で先勝したAZはリーグ側の配慮で先週末のリーグ戦が延期となったなか、フレッシュな状態でロンドンに乗り込んだ。初戦で攻守に躍動した毎熊は引き続き右サイドバックでスタメン起用となった。 試合は前回対戦同様に前から圧力をかけるAZに対して、スパーズが巧みなプレス回避でボールを前進させながら押し込む展開に。なかなか決定機まで持ち込むことはできないが、能動的なアクションによって際どい場面を創出。さらに、ボールを失った際も素早い切り替えで即時奪回を見せた。 以降も試合を支配したホームチームは前半半ば過ぎにゴールをこじ開ける。26分、前線からのハイプレスによって相手陣内左サイドのソン・フンミンがゴーズのパスをブロック。このこぼれをボックス左で回収したソランケが冷静にゴール前に走り込むオドベールへの横パスを選択。これをフランス人FWが左足ダイレクトで合わせ、待望の加入後初ゴールとした。 相手のミスを突いて2戦合計タイに戻したホームチームは完全に勢いづくと、毎熊の上がった背後を狙うソン・フンミンが存在感を示し、得意のカットインからのミドルシュートやクロス、ラストパスで攻撃を牽引。前半のうちに2点目こそ奪えなかったが、1stレグと見違えるようなパフォーマンスを披露した。 対してAZは散発的にショートカウンターやセットプレーで攻撃を仕掛けたが、毎熊も守備に追われる場面や自身の上がった背後を使われる場面が多く、難しい前半となった。 迎えた後半、ホームのスパーズがいきなりゴールを奪う。48分、中盤でボールを奪ったオドベールを起点にカウンターを発動。マディソン、ソン・フンミンとスムーズに左へボールが展開されると、カットインで毎熊らDF2枚を引き付けた韓国代表FWの丁寧な横パスをボックス中央で受けたマディソンが絶妙なファーストタッチからゴール右隅へ右足シュートを流し込んだ。 2戦合計スコアで引っくり返したスパーズはややゲームコントロール優先の戦い方にシフト。61分にはプレータイムを考慮してファン・デ・フェンを下げてグレイを投入した。 後半はセットプレー流れからクラジーのミドルシュートはあったものの、決定機を作れずにいたAZ。しかし、相手のミスを突いてゴールをこじ開けた。 63分、背後へ抜け出したポクの味方への落としはオドベールにカットされたが、ベリヴァルのショートパスがオドベールに当たってボックス右のスペースにこぼれると、これに反応したコープマイネルスがゴール左隅へ右足シュートを突き刺した。 軽率なミスによって追いつかれたスパーズはゴールを奪うために再びギアを上げると、引き続きソン・フンミンの左サイドを起点にチャンスを作り出す。そして、74分には自陣深い位置での繋ぎから中央のマディソンのところでプレス回避。一気に局面を変えると、ソン・フンミンのスルーパスに抜け出したスペンスの左クロスをニアのソランケがワンタッチでファーへ流すと、これをフリーのオドベールが右足ワンタッチで流し込んだ。 勝ち越したホームチームは直後にマディソン、オドベールのスコアラー2人を下げてビスマ、ブレナン・ジョンソンを同時投入。この交代直後にはボックス内でパロット、デ・ウィトに続けて決定的なシュートを許したが、ここはGKヴィカーリオのファインセーブと、ビスマの見事なシュートブロックで事なきを得た。 その後、AZは80分に毎熊を下げてメールディンクを投入するなど攻撃的なカードを切ってゴールを目指す。だが、ベン・デイビスの投入で逃げ切り態勢に入ったホームチームの守備を再びこじ開けることはできず。 この結果、ホームで逆転突破のスパーズがフランクフルトの待つ準々決勝進出。敗れたAZは善戦もベスト16敗退となった。 トッテナム 3-1(AGG:3-2) AZ 【トッテナム】 ウィルソン・オドベール(前26、後29) ジェームズ・マディソン(後3) 【AZ】 ピール・コープマイネルス(後18) 2025.03.14 07:01 Fri

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