ESL失敗の理由を語るアンチェロッティ「最も重要な2つの部分を考慮していなかった」
2021.04.23 13:13 Fri
エバートンのカルロ・アンチェロッティ監督が、ヨーロッパ・スーパーリーグ(ESL)構想が頓挫したことに安堵している。イギリス『ミラー』が伝えた。
プレミア6つのクラブを含めた欧州12のビッグクラブは、18日に相次いでESLへの参加を正式表明。しかし、プレミアリーグを軽視するような一方的な決定には各方面で猛烈な反発が起こり、エバートンも公式サイトにおいて「とんでもない傲慢さだ」と強い言葉を用いて猛批判を展開した。
こうした批判に加え、監督や選手たちからも多数の抗議が寄せられたこともあり、参加表明からわずか48時間でプレミアリーグの6クラブ全てがESLからの脱退を表明している。
この騒動について意見を求められたアンチェロッティ監督は、12クラブのオーナー陣が自分たちのみで重大な決定を下したことを批判。また、新たなチャンピオンズリーグ(CL)のフォーマットについても触れており、改善点はあるとしつつも評価している。
「私は当初ESLを冗談だと思っていたし、そんなことは起こらないと思っていた。なぜなら、彼らは間違っていたからだ。12クラブすべてが間違っていた。彼らは最も重要な2つの部分を考慮していなかった」
「サポーターはもちろん、監督や選手の意見にも耳を傾ける必要があると思う。私は大会のスケジュールや、国際的な休みに関するFIFAの決定に関わっていきたい」
「選手は試合数が多すぎて、今シーズンは休む暇がない。結果、信じられないような数の負傷者が出ている。休むことができなければ、100%の力を発揮なんてできない。選手のコンディションが良くなってこそ、質も向上するのだ」
「CLもプレミアリーグも世界で最も競争力のあるリーグだが、より高めることはできると思う。今、CLは実質3月から5月までしか競争がない。準々決勝からの2カ月間だけだ。グループステージではだいたい誰が1位と2位になるか、組分け時点で分かる」
「CLの新フォーマットなら、最初から競争はよりエキサイティングになるだろう。ただ、もっとうまくやれると思うがね。12のクラブはこれに満足していないから、受け入れなかった」
アンチェロッティ監督はコメントの中で、ヨーロッパとアメリカの文化の違いにも言及。どちらが優れているかは試合で決するものだと語り、23日に行われる予定のプレミアリーグ第33節アーセナル戦に向け、強い意気込みを見せた。
「ヨーロッパのスポーツ文化はアメリカとは違う。ヨーロッパでは、結果に対する情熱を持って生きているからだ。我々はスポーツ的なメリットを得るため生まれてきた。他チームよりも優れていると証明するには勝利が必要であり、最高の試合をしなければならない。私は(23日に対戦する)アーセナルに実力で勝ちたいね。彼らより良いプレーがしたいと思っている」
プレミア6つのクラブを含めた欧州12のビッグクラブは、18日に相次いでESLへの参加を正式表明。しかし、プレミアリーグを軽視するような一方的な決定には各方面で猛烈な反発が起こり、エバートンも公式サイトにおいて「とんでもない傲慢さだ」と強い言葉を用いて猛批判を展開した。
こうした批判に加え、監督や選手たちからも多数の抗議が寄せられたこともあり、参加表明からわずか48時間でプレミアリーグの6クラブ全てがESLからの脱退を表明している。
「私は当初ESLを冗談だと思っていたし、そんなことは起こらないと思っていた。なぜなら、彼らは間違っていたからだ。12クラブすべてが間違っていた。彼らは最も重要な2つの部分を考慮していなかった」
「1つは選手と監督、そしてもう1つはサポーターだ。彼らはこれらの意見を気にしていなかった。この2つの部分は、今回のESLにまったく関与していなかったからだ」
「サポーターはもちろん、監督や選手の意見にも耳を傾ける必要があると思う。私は大会のスケジュールや、国際的な休みに関するFIFAの決定に関わっていきたい」
「選手は試合数が多すぎて、今シーズンは休む暇がない。結果、信じられないような数の負傷者が出ている。休むことができなければ、100%の力を発揮なんてできない。選手のコンディションが良くなってこそ、質も向上するのだ」
「CLもプレミアリーグも世界で最も競争力のあるリーグだが、より高めることはできると思う。今、CLは実質3月から5月までしか競争がない。準々決勝からの2カ月間だけだ。グループステージではだいたい誰が1位と2位になるか、組分け時点で分かる」
「CLの新フォーマットなら、最初から競争はよりエキサイティングになるだろう。ただ、もっとうまくやれると思うがね。12のクラブはこれに満足していないから、受け入れなかった」
アンチェロッティ監督はコメントの中で、ヨーロッパとアメリカの文化の違いにも言及。どちらが優れているかは試合で決するものだと語り、23日に行われる予定のプレミアリーグ第33節アーセナル戦に向け、強い意気込みを見せた。
「ヨーロッパのスポーツ文化はアメリカとは違う。ヨーロッパでは、結果に対する情熱を持って生きているからだ。我々はスポーツ的なメリットを得るため生まれてきた。他チームよりも優れていると証明するには勝利が必要であり、最高の試合をしなければならない。私は(23日に対戦する)アーセナルに実力で勝ちたいね。彼らより良いプレーがしたいと思っている」
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アレクサンダー=アーノルドが刺殺された12歳の少女へ哀悼の意「RIP AVA WHITE」
リバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドが亡くなった少女に追悼を捧げた。イギリス『サン』が伝えている。 リバプール市内では先週の11月25日、友人とともに出かけていた12歳の少女アヴァ・ホワイトさんが10代の少年グループに刃物で刺されるという痛ましい事件が発生。救急隊が駆けつけ病院に運ばれたものの、残念ながら死亡が確認されたという。 12月1日に行われたプレミアリーグ第14節、エバートンvsリバプールの“マージーサイド・ダービー”でも両チームがアヴァさんをしのび、大型ビジョンでも哀悼の意を示した。 リバプール市内で生まれ育ったアレクサンダー=アーノルドは試合後、改めてメッセージを表明。「RIP AVA WHITE」と書かれた自身のインナーシャツを披露した。 ※R.I.P.:ラテン語のRequiescat in paceまたは英語のRest in peaceの頭文字、安らかに眠れの意 試合中もホワイトさんの年齢と同じキックオフから12分後に中断し、1分間にわたる拍手で追悼が捧げられた。このような痛ましい事件がなくなることを祈るばかりだ。 <span class="paragraph-title">【写真】亡くなったアヴァさんに哀悼のメッセージを送るアレクサンダー=アーノルド</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CW9S8gBqm56/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CW9S8gBqm56/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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謎に包まれたキャリア中断から2年…シグルドソンが853日ぶりに公式戦復帰へ
元アイスランド代表MFギルフィ・シグルドソン(33)が853日ぶりに公式戦復帰する。イギリス『サン』が伝えている。 小国アイスランドの大躍進を支えたシグルドソン。ユーロ2016のイングランド代表撃破とベスト8進出、さらにロシア・ワールドカップ(W杯)出場の立役者となった司令塔は、クラブキャリアでは2017-18シーズンからエバートンに所属していた。 しかし、選手キャリアは2021年7月にストップ。当時、「プレミアリーグでプレーする31歳に未成年者への性的暴行嫌疑がかけられている」との情報が流れ、時を同じくしてエバートンが個人名を避けつつ、自クラブの選手が当局の捜査対象になっていると公表した。 これがシグルドソンであると断定できる材料は一切なく、逮捕・起訴されたという情報もなし。ただ、それ以来、2年以上にわたって表舞台から姿を消し、2021-22シーズン終了後にはエバートン退団が発表された。 今夏まで行方不明状態が続いていたわけだが、先月31日、デンマーク・スーペルリーガのリンビーBKがシグルドソンとの1年契約締結を発表。加入に際し、「シグルドソンはここ数年サッカーをしていない。コンディション回復をゆっくり待つ方針だ」と声明を発表している。 エバートン時代に最後にプレーしたのは2021年5月のマンチェスター・シティ戦。リンビーでは現在までに出場がないものの、23日に行われるスーペルリーガ第9節のヴェイレBK戦でデビューする見通しだという。 シグルドソンの同胞であり、リンビーを率いるフレイヤー・アレクサンダーソン監督は地元メディアの取材に対し、「23日の試合で間違いなく出場する。とてもコンディションが良い」と初のメンバー入り・起用を明言。エバートン時代以来、853日ぶりの公式戦復帰が確実となっている。 2023.09.19 16:13 Tue5