史上最速タイでの降格となったシェフィールド・ユナイテッド、3月就任の指揮官は1年での復帰を口に
2021.04.18 13:05 Sun
シェフィールド・ユナイテッドのポール・ヘッキングボトム監督が、チャンピオンシップ(イングランド2部)への降格を語った。イギリス『BBC』が伝えた。
シェフィールド・ユナイテッドは17日、プレミアリーグ第32節でウォルバーハンプトンと対戦。試合は1-0で敗れ、6試合を残してのチャンピオンシップ降格が決まった。
これは史上最速タイという不名誉な記録での降格となってしまった。
今年3月にクリス・ワイルダー監督の後任として指揮官に就任したヘッキングボトム監督だが、就任後の4試合で4連敗。わずか1ゴールしか奪えずにチームを立て直すことなく降格となってしまった。
試合後ヘッキングボトム監督は「ストレートに戻ることが目標でなければならない」とコメントし、1年でのプレミアリーグ復帰が必要だとコメントしている。
しかし、今シーズンは守護神としてチームを支えていたGKディーン・ヘンダーソンがマンチェスター・ユナイテッドにレンタルバックするなどし戦力が低下。開幕から低迷すると、2020年中は勝利がなく、今年1月に初勝利。4勝2分け26敗で降格が決定してしまった。
ヘッキングボトム監督は、昨季降格したチームが今季のチャンピオンシップで昇格争いをしていることを例に挙げ、チームのレベルを保つことが必要だとした。
「この信じられないような旅は、リーグ1からスタートした。ノリッジ、ワトフォード、ボーンマスなど、昨シーズン降格した後に上手くやっているチームを見て欲しい。このグループを維持することが優先されなければならない」
シェフィールド・ユナイテッドは17日、プレミアリーグ第32節でウォルバーハンプトンと対戦。試合は1-0で敗れ、6試合を残してのチャンピオンシップ降格が決まった。
これは史上最速タイという不名誉な記録での降格となってしまった。
試合後ヘッキングボトム監督は「ストレートに戻ることが目標でなければならない」とコメントし、1年でのプレミアリーグ復帰が必要だとコメントしている。
シェフィールド・ユナイテッドは2010-11シーズンにリーグ1(イングランド3部)へと降格。しばらくリーグ1でのプレーが続いたが、2016-17シーズンにチャンピオンシップへと昇格。2018-19シーズンには2位となりプレミアリーグに昇格すると、2019-20シーズンは独特な戦術が台風の目となり、9位でフィニッシュしていた。
しかし、今シーズンは守護神としてチームを支えていたGKディーン・ヘンダーソンがマンチェスター・ユナイテッドにレンタルバックするなどし戦力が低下。開幕から低迷すると、2020年中は勝利がなく、今年1月に初勝利。4勝2分け26敗で降格が決定してしまった。
ヘッキングボトム監督は、昨季降格したチームが今季のチャンピオンシップで昇格争いをしていることを例に挙げ、チームのレベルを保つことが必要だとした。
「この信じられないような旅は、リーグ1からスタートした。ノリッジ、ワトフォード、ボーンマスなど、昨シーズン降格した後に上手くやっているチームを見て欲しい。このグループを維持することが優先されなければならない」
クリス・ワイルダーの関連記事
シェフィールド・ユナイテッドの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
クリス・ワイルダーの人気記事ランキング
1
シェフィールド・ユナイテッドをプレミア昇格に導いたクリス・ワイルダー氏が2年9カ月に指揮官に復帰!
シェフィールド・ユナイテッドは5日、新監督にクリス・ワイルダー氏(56)を招へいしたことを発表した。 2025年6月30日までの契約にサインしたワイルダー氏は、公式サイトで以下のようにコメントしている。 「簡潔に言えば、断ることのできないチャンスだった。2016年と同じように、このクラブが呼びに来たら、決して逃すことはできない」 「シェフィールド・ユナイテッドは私が愛するチームで、戻ってくることができて感動している。厳しいポジションにいることは理解しているけれど、自分なら変化を起こせると信じている」 「スティーブン(・ベティスCEO)から、戻って力を貸してくれないかという電話をもらったとき、考えるまでもなかったよ。このクラブが私にとってどんな存在であるかはみんな知っているし、今の課題は、現状を改善するための活路を見いだすことだ」 「アブドゥラー皇太子や理事会との関係は、ずいぶん前に修復された。前回の退任後、しばらく時間が経ってから、私たちは私たちは直接会って話し合い、友好的な結末を迎えた。今こうして監督として復帰し、再び一致団結していることを確認できたことは、プレミアリーグでのクラブの地位を向上させるために協力していく上で非常に重要なことだ」 現役時代に右サイドバックとしてブレイズで通算100試合以上に出場した経験を持つイングランド人指揮官のワイルダー監督。現役引退後はオックスフォード・ユナイテッドやノーサンプトンの指揮官を経て、2016年に古巣に指導者として帰還。 すると、就任1年目にリーグ1(イングランド3部)優勝に導き、2018-19シーズンにはチャンピオンシップ(イングランド2部)昇格2年目にして、2位でプレミアリーグ昇格に導いた。 13季ぶりに復帰したプレミアリーグでも特徴的なスタイルでプレミアリーグを席巻し、2019-20シーズンは9位フィニッシュと大きな注目を集めたが、2シーズン目となった2020-21シーズンは開幕から大苦戦を強いられると、2021年3月に成績不振の責任を取って辞任。 その後はミドルズブラやワトフォードで指揮官を務めたが、2023年3月にワトフォードの監督を解任されて以降はフリーの状態が続いていた。 2023.12.06 00:30 Wedシェフィールド・ユナイテッドの人気記事ランキング
1
ヘルタがクロアチア代表DFウレモビッチを獲得、今年3月まではロシアでプレー
ヘルタ・ベルリンは5月31日、クロアチア代表DFフィリプ・ウレモビッチ(25)の獲得を発表した。契約期間は2026年までの4年間となる。 ウレモビッチはアカデミー時代を過ごしたツィバリアから、2016年夏に母国の強豪であるディナモ・ザグレブへ移籍。その後はスロベニアのNKオリンピアを経て、2018年夏からはロシアのルビン・カザンでプレーしていた。 しかし、今年2月にロシアによるウクライナ侵攻が始まると、国際サッカー連盟(FIFA)は両国のリーグに所属する外国籍選手におけるシーズン中の移籍を特例で許可。ウレモビッチもこのルールに則って、イングランド2部のシェフィールド・ユナイテッドへと加入すると、ルビン・カザンとの契約が切れる今季終了まで在籍し、公式戦3試合に出場した。 クロアチア代表では2020年9月のフランス代表戦でデビュー。昨夏開催のユーロ2020では登録メンバーから外れるも、国内屈指のセンターバックとして評価を受けている。 2022.06.01 18:23 Wed2
シティ、21歳MFパーマー流出も若手へのスタンスを変えるつもりはなし 「妥協点を見いだすことはできない」
U-21イングランド代表MFコール・パーマー(21)がチェルシーへと移籍したマンチェスター・シティだが、若手選手をファーストチームでじっくり育てていく方針は今後も変えないようだ。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えた。 2020年9月にファーストチームデビューを飾り、昨シーズンは公式戦25試合に出場した下部組織出身のパーマー。今シーズンはコミュニティ・シールドのアーセナル戦、UEFAスーパーカップのセビージャ戦でゴールを決めるなど順調なスタートを切っていたが、移籍期限最終日にチェルシーへの完全移籍が決まった。 移籍に際し、パーマーはチェルシー行き決断の理由を「クラブの長期計画に感銘を受けたから」と明かしているが、チェルシー指揮官のマウリシオ・ポチェッティーノ監督は「彼がここに来ることを決めたのは、おそらくもっとプレーし、重要な存在になることを期待しているからだろう」とも述べた。 今後、パーマーと同じようにクラブ生え抜きのタレントが退団していくことも十分考えられるが、ジョゼップ・グアルディオラ監督のアシスタントを務めるフアン・マヌエル・リージョ氏は時間をかけてファーストチームへ適応させていく若手選手へのアプローチを変えるつもりはないと語った。 「選手によってそのプロセスは違うし、妥協点を見いだすことはできない。すぐに成長する選手もいれば、少し遅れて才能を開花させる選手もいる。クラブはトップにいる監督のおかげで良い雰囲気を作り出すことができている。それが我々の進むべき道だ」 「ペップはいつだって、選手が何を望んでいるかという観点からこのことを示してきた。そしてその道はクラブの望みや経営陣の意向に沿う必要がある。クラブにフィットしないやり方は実現しないし、我々が関与することもない」 「選手が何を望んでいるのか、出て行きたいのかどうかを言葉にするのは難しい。ただ言えるのは、クラブが若い選手たちをうまくマネジメントしているということだ」 パーマーだけでなく、U-21イングランド代表MFジェームズ・マカティ(20)のシェフィールド・ユナイテッドへのレンタル移籍も決まり、シティのファーストチームに残っているこれからの若手はU-21ノルウェー代表MFオスカー・ボブ(20)くらいとなった。リージョ氏はボブ、そして他の選手たちにチャンスを掴むようにも促している。 「もちろん、数字上はそう(ボブのチャンスが増える)なるだろう。私はオスカーのことを以前ここにいた時から知っている。本当に目立つ選手だったし、他の選手もそうだ。コール、マカティ、多くの選手がそうだ。彼はペップやクラブに評価される特別な要素を持っている。そうでなければ、彼はここにいない。我々はそれをとても大切にしている。彼にそのプロセスを経験させなければならない。彼には素晴らしい要素がある」 「今、我々の下にいる最高の(若手)選手たちは、これから伸びてくる選手たちだ。そうなるかどうかは彼ら次第であり、ドアをノックして自分の居場所を求め、ここにいる資格があると言えるかどうかにかかっている」 2023.09.02 18:38 Sat3
プレミア昇格目指すリーズ、元U-20イングランド代表DFボーグルを完全移籍で獲得
チャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズ・ユナイテッドは20日、元U-20イングランド代表DFジェイデン・ボーグル(23)をシェフィールド・ユナイテッドから完全移籍で獲得した。 移籍金は非公開となっており、2028年夏までの4年契約を締結した。 右サイドバックを主戦場とするボーグルは、レディングやスウィンドン・タウンのユースチーム出身。その後、ダービー・カウンティのユースに加入すると、2018年7月にダービーでファーストチームに昇格した。 2020年9月にシェフィールド・ユナイテッドに完全移籍すると、公式戦通算103試合に出場し12ゴール4アシストを記録していた。 これまでプレミアリーグで50試合5ゴール、チャンピオンシップでは115試合8ゴール16アシストを記録。サイドバックだけでなく、サイドハーフや左サイドでもプレーできるユーティリティ性もある攻撃的なサイドバックだ。 2024.07.21 13:15 Sun4
決勝ゴールのウォーカー、古巣に敬意 「僕がゴールセレブレーションをしようものなら…」
マンチェスター・シティのイングランド代表DFカイル・ウォーカーが古巣に最大の敬意を払った。クラブ公式サイトが伝えている。 シティは10月31日に敵地で行われたプレミアリーグ第7節でシェフィールド・ユナイテッドと対戦して、1-0の勝利。2試合ぶりの白星で4試合負けなしを継続した。 古巣戦のウォーカーはこの試合に右サイドバックでフル出場。28分に低弾道の右足シュートをゴール左下を突き刺して、決勝ゴールをマークする活躍を披露した。 古巣相手に鮮烈な恩返し弾を見舞ったものの、ゴールセレブレーションをせず、リスペクトの姿勢を示したウォーカー。試合後、その理由をこう説明している。 「僕の母や父は今もここで生活している。僕がゴールセレブレーションをしようものなら、かなりの批判を浴びただろうね! それに、僕はシェフィールド・ユナイテッドのファン。ゴールセレブレーションは無理だ」 また、ウォーカーはこの試合でシティ加入後節目のプレミアリーグ100試合出場を達成。素直に喜びつつ、チームのパフォーマンスに手応えを口にした。 「自分のフットボールを楽しめているよ。僕らは守りに入ることなんてしない。あと3、4点はほしかったところだが、クリーンシートも素晴らしいことだ。特に、ルベン・ディアスが加わってから、守りも良くなったね。今は誰がプレーしても、最高のパフォーマンスを出せている」 2020.11.01 10:20 Sun5