契約交渉進まぬディバラをユベントスOBが批判 「彼がチームでリーダーだったことはない」
2021.04.16 16:32 Fri
かつてユベントスでプレーした元イタリア代表FWルカ・トニ氏が古巣のアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラを批判している。『フットボール・イタリア』が伝えた。
ディバラは2015年夏にパレルモからユベントスへ移籍すると、これまで公式戦246試合出場99ゴール40アシストを記録。しかし、今シーズンは負傷もあり、不調に陥っており、公式戦18試合の出場で4ゴール2アシストの成績にとどまっている。
また、3月には新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を防止するために敷かれた外出禁止令を破り、チームメイトとホームパーティーを開催。強い批判を浴びたことで謝罪するなど、ピッチ内外で問題を抱えている。
そんなディバラとユベントスの契約は2022年6月30日までとなっており、両者の間で契約延長交渉が進められていたが、年俸面で折り合いがつかず。一部メディアの報道では、ユベントスが契約延長オファーを撤回したとも報じられている。
こうした状況に対して、イタリア『Tuttosport』のインタビューに応じたトニ氏は現在のディバラの成績で高額年棒を要求することを批判。同時に、チームに加入してから今まででアルゼンチン代表FWがリーダーとして振舞ったこともないと語っている。
「ディバラとの契約交渉停滞が、今のユベントスにとって主な問題となっているのは明らかだろう。しかし、もし彼が現在のような状況で、本当に年俸として1400万ユーロや1500万ユーロを要求してきていたらと考えるとね」
ディバラは2015年夏にパレルモからユベントスへ移籍すると、これまで公式戦246試合出場99ゴール40アシストを記録。しかし、今シーズンは負傷もあり、不調に陥っており、公式戦18試合の出場で4ゴール2アシストの成績にとどまっている。
また、3月には新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を防止するために敷かれた外出禁止令を破り、チームメイトとホームパーティーを開催。強い批判を浴びたことで謝罪するなど、ピッチ内外で問題を抱えている。
そんなディバラとユベントスの契約は2022年6月30日までとなっており、両者の間で契約延長交渉が進められていたが、年俸面で折り合いがつかず。一部メディアの報道では、ユベントスが契約延長オファーを撤回したとも報じられている。
「ディバラとの契約交渉停滞が、今のユベントスにとって主な問題となっているのは明らかだろう。しかし、もし彼が現在のような状況で、本当に年俸として1400万ユーロや1500万ユーロを要求してきていたらと考えるとね」
「ディバラは大きなポテンシャルを秘めた選手だろう。しかし、彼はこれまでユベントスのリーダーだと示したことはなかったと思う。それが、チームに(クリスティアーノ・)ロナウドがいるからなのかはわからない」
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