湘南で経験を積み再び招集されたGK谷晃生、正守護神争いに「競争の中に入れている」
2021.03.23 23:05 Tue
U-24日本代表は23日、国際親善試合のU-24アルゼンチン代表戦に向けた合宿2日目を迎えた。
東京オリンピック世代として、本大会前に集まれる数少ない機会となったが、3月は南米予選で1位通過を果たしたアルゼンチンと対戦する。
合宿2日目、湘南ベルマーレのGK谷晃生がオンライン取材に応対。メディアの質問に応じた。
谷は2020年12月のU-23日本代表候補トレーニングキャンプには招集されておらず、2019年12月のジャマイカ代表戦以来の招集となる。
2020シーズンはガンバ大阪から湘南ベルマーレへと期限付き移籍し、シーズン中にレギュラーポジションを掴み大きく経験を積んだ。谷は「試合に出させてもらっている中で、自分の中で責任感は大きくなってきていますし、そういったものはピッチ上でより自分の存在感につながっていると思います」とコメント。試合経験を積んだことはプラスに働いているようだ。
谷は同世代のGKについて「同世代の選手だったりが活躍しているのは、僕自身はすごく刺激になりましたし、試合に出られていない時も刺激になりました」とコメント。「それぞれの思いを日頃の練習からぶつけていけるというのは、良い関係かなと思います」と語り、切磋琢磨できるライバルであると語った。
また2人の印象については「サコ(大迫)に関しては、フィールドにいるときの存在感や、どっしりとした存在感が大きいのと色々な技術が高いと思います」と語り、「沖選手に関してはビルドアップの能力とキックの質は本当にすごいなと思います」とコメント。「自分もそういったところを高めていかないといけないというところで、見本になる選手だと思います」とライバルを評価した。
一方で自身のストロングポイントは「自分の武器は守備範囲の広さだと思いますし、色々な予測をして、少しでも広い範囲を守れることが武器だと思います」と守備範囲を挙げた。また、湘南でも何度も見せている鋭い反応については「圧倒的かどうかはわからないですが、負けていないと思う部分でもあります。2人を見て学びながら、自分の良さを出していければと思います」とし、自信を持っていることを明かした。
その谷は、2017年に立ち上がった東京オリンピックチームにおいて、初期メンバーの1人となる。本大会前にしっかりと経験を積んだことで再び招集を受けたが、五輪については「東京オリンピック世代という中で、日本で開催される大会は目指さないといけない場所です」とコメント。「発足当時に一番最初のメンバーに選んでもらって、すごく思い入れがあって、気持ちも強いです」と、出場を目指したいと語った。
また「1年延期された中で、自分もJ1で試合に出場する機会をもらって、こうやって呼んでもらえたということは、そういう競争の中に入れているのかなと思います」とし、この1年のJ1での経験を生かしたいと語った。
今回は東京オリンピックにも出場するアルゼンチン代表との対戦となる。試合については「色々な予測や準備をいつも通りやるというのはそうですが、より色々な予測をして、色々な準備を自分の中でやっていければ、良いパフォーマンスにつながると思います」と語り、準備をしっかりしていきたいと語った。
東京オリンピック世代として、本大会前に集まれる数少ない機会となったが、3月は南米予選で1位通過を果たしたアルゼンチンと対戦する。
合宿2日目、湘南ベルマーレのGK谷晃生がオンライン取材に応対。メディアの質問に応じた。
2020シーズンはガンバ大阪から湘南ベルマーレへと期限付き移籍し、シーズン中にレギュラーポジションを掴み大きく経験を積んだ。谷は「試合に出させてもらっている中で、自分の中で責任感は大きくなってきていますし、そういったものはピッチ上でより自分の存在感につながっていると思います」とコメント。試合経験を積んだことはプラスに働いているようだ。
また、昨シーズンからは東京五輪世代のGKもJリーグで活躍。今回招集されているGK沖悠哉は鹿島アントラーズで正守護神となると、GK大迫敬介は昨シーズンはポジションを失ったが、今シーズンは再び正守護神としてプレーしている。
谷は同世代のGKについて「同世代の選手だったりが活躍しているのは、僕自身はすごく刺激になりましたし、試合に出られていない時も刺激になりました」とコメント。「それぞれの思いを日頃の練習からぶつけていけるというのは、良い関係かなと思います」と語り、切磋琢磨できるライバルであると語った。
また2人の印象については「サコ(大迫)に関しては、フィールドにいるときの存在感や、どっしりとした存在感が大きいのと色々な技術が高いと思います」と語り、「沖選手に関してはビルドアップの能力とキックの質は本当にすごいなと思います」とコメント。「自分もそういったところを高めていかないといけないというところで、見本になる選手だと思います」とライバルを評価した。
一方で自身のストロングポイントは「自分の武器は守備範囲の広さだと思いますし、色々な予測をして、少しでも広い範囲を守れることが武器だと思います」と守備範囲を挙げた。また、湘南でも何度も見せている鋭い反応については「圧倒的かどうかはわからないですが、負けていないと思う部分でもあります。2人を見て学びながら、自分の良さを出していければと思います」とし、自信を持っていることを明かした。
その谷は、2017年に立ち上がった東京オリンピックチームにおいて、初期メンバーの1人となる。本大会前にしっかりと経験を積んだことで再び招集を受けたが、五輪については「東京オリンピック世代という中で、日本で開催される大会は目指さないといけない場所です」とコメント。「発足当時に一番最初のメンバーに選んでもらって、すごく思い入れがあって、気持ちも強いです」と、出場を目指したいと語った。
また「1年延期された中で、自分もJ1で試合に出場する機会をもらって、こうやって呼んでもらえたということは、そういう競争の中に入れているのかなと思います」とし、この1年のJ1での経験を生かしたいと語った。
今回は東京オリンピックにも出場するアルゼンチン代表との対戦となる。試合については「色々な予測や準備をいつも通りやるというのはそうですが、より色々な予測をして、色々な準備を自分の中でやっていければ、良いパフォーマンスにつながると思います」と語り、準備をしっかりしていきたいと語った。
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JFA(日本サッカー協会)は4月18日、宮本恒靖JFA新会長と新理事による最初の理事会(年度的には第6回)を開催した。既報のとおり技術委員長には影山雅永氏(JFAテクニカルダイレクター)が就任し、新たに各種部会が設置され、代表チームの強化を担当する技術委員会強化部会の部会長には山本昌邦氏(ナショナルチームダイレクター)が就任。ユース育成部会の部会長にはU-18日本代表監督で、解説者の城彰二氏の弟の城和憲氏が就任した。 理事会後の記者会見に臨んだ湯川和之専務理事は、かつては読売クラブの選手で、90年代初めにJFAへ転出。日本代表のマネジャーとしてチームに帯同し、日本の成長を見守ってきた。宮本会長とは97年のワールドユース(現U-20W杯)で選手とマネジャーという間柄。「今日はカジュアルな形での理事会が行われた」と変化を報告しつつ、「新理事にはサッカー界の説明をしました。今まで当り前のことが当り前にできない」と、半数近くが初めてJFAの理事になったことで、サッカー界の現状説明に時間を費やしたことも明かした。 また7月13日(土)には能登半島地震復興支援マッチとして、金沢のゴーゴーカレースタジアムでなでしこジャパンの壮行試合が開催されることも報告された。対戦相手やキックオフ時間などの詳細は未定となっている。 理事会の報告はここまでで、影山技術委員長はドーハへ行っていないとのことだが、U-23アジアカップの初戦、中国戦に関してはCB西尾隆矢のレッドカードに触れないわけにはいかないだろう。いくら相手に背後から身体をぶつけられたからといって、エルボーでの報復は問答無用で一発退場だ。ましてVARがあるのだから、どんな言い訳も通用しない。 大事な初戦、それも開始17分と早い時間帯での軽率なプレーは非難されても仕方がない。まして今大会のグループリーグは中2日の連戦だ。できればターンオーバーで戦いたかったところ、初戦から日本は総力戦による“緊急事態”に追い込まれた。本来ならDF陣のリーダーにならなければいけない西尾だけに、あまりに軽率なプレーは今後の起用にも影響するかもしれない。 森保一監督はカタールのアジアカップで失点を重ねながらもガマン強くGK鈴木彩艶を起用し続けた。果たして大岩剛監督は“汚名返上”の機会を西尾に与えるのかどうか。出場停止が何試合になるかわからないものの、こちらも注目である。 今回の西尾とは違うケースだが、04年に中国で開催されたアジアカップの準決勝、バーレーン戦で遠藤保仁が不運なレッドカードで退場処分になったことがある。パスを出して前線へ走り出した遠藤に、背後からバーレーンの選手が近寄ってきた。遠藤の振った腕が偶然にもバーレーン選手の顔に当たると、オーバーに倒れ込む。すると主審は遠藤にレッドカードを出したのだった。 当時はVARなどない。そしてカードが出てしまえば取り消しようがない。0-1とリード許し、さらに10人になった日本だが、中田浩二と中澤佑二、玉田圭司の2ゴールで4-3の大逆転を演じた。 当時もいまも、日本を相手にどうやったら少しでも有利な状況に持ち込めるか各国は必死に研究しているだろう。まずは挑発に乗らないこと。そして今回のケースでは、主審は見ていなくてもぶつかられたら西尾は倒れてもよかった。ただ、Jリーグでそうしたプレーは推奨されていないし、日本人のメンタリティーからしても相手を欺くようなプレーはやりにくい。 となれば、やはり相手の挑発には乗らないことと、球離れを早くしてフィジカルコンタクトを避けるのが、体力の温存やケガの予防につながるのではないだろうか。明日のUAEもどんな罠を仕掛けてくるのか、油断のならない相手であることは間違いないだろう。 2024.04.19 17:00 Fri2
【パリ行きの命運を託された23選手】頭脳とテクニックに優れた万能型CB、世代を代表する柱・鈴木海音
パリ・オリンピックのアジア最終予選を兼ねるAFC U23アジアカップが15日に開幕する。出場16カ国が4組に分かれてのグループステージから始まる五輪出場もかけた戦いは約2週間ちょっとのスケジュール的にも勝ち上がれば勝ち上がるほど総力戦が必至。ここではパリ行きの命運が託されたU-23日本代表の23選手を紹介し、鈴木海音にフォーカスする。 ■鈴木海音(DF/ジュビロ磐田) 静岡県出身の鈴木は中学生の時に磐田に加入。U-15、U-18とアカデミーで育ち、2020年4月にトップチーム昇格。プロ契約を結んだ。 U-15から世代別の日本代表を経験しているこの世代のエリート。2018年のAFC U-16選手権では見事優勝に貢献。2019年のU-17ワールドカップにも出場したが、チームはベスト16で敗退となった。 鈴木のプレースタイルの特長は、そのバランス感覚。ディフェンダーとしては堅実な守備を見せ、しっかりと安定感を与えるプレーが特徴。一方で、攻撃時には積極的に参加する他、キックの精度も高く、ロングフィードも得意とする。 182cmという飛び抜けて上背があるわけではないが、空中戦を得意としており、対人守備の能力も高い。テクニックと賢さ、そして強さを持ち合わせた万能型のCBと言って良い。 特に試合を読む力、戦術理解度が高く、攻守両面でプレー選択がしっかりとできるところが特徴。また、ポジショニングに長けているため、守備時には危険なゾーンをカバーし、攻撃時にはタイミングを間違えずに前線に上がる動きに加え、足元の技術とポジショニングはビルドアップをする際にも大きな力となる。もちろん一対一の守備も得意で、ボールを奪いにいく動きや、決定機の前に潰しに行くことも得意としている。 2022年には栃木SCへ育成型期限付き移籍を経験し、リーグ戦34試合に出場するなど、多くの試合経験を積んで帰還。2023年はJ2を戦うチームで22試合に出場し初ゴールも記録。チームのJ1昇格に寄与した。 守備陣の経験値に若干の不安を抱えるパリ五輪世代。アジアの戦いも経験しており、世代別の国際経験が豊富な鈴木。対戦相手の特徴に合わせ、試合展開を読んでプレーができる鈴木が守備陣を牽引していけるのか注目が集まる。 2024.04.15 11:00 Mon3
2ゴールで勝利に貢献したFW藤尾翔太、水戸でのプレーが結実「どんなゴールでもしっかり決めていく」
U-22日本代表のFW藤尾翔太(水戸ホーリーホック)が、U-22香港代表戦を振り返った。 28日、AFC U23アジアカップウズベキスタン2022予選のグループK第2戦でU-22香港代表と対戦。4-0で勝利を収めた。 2日前のU-22カンボジア代表戦で4-0と勝利していた日本。勝てば本大会の出場が決まる中、スタメン11名を入れ替えて臨んだが、引いて守る香港の前に苦戦する。 それでも14分に藤尾がゴールを奪い先制。しかし、その後は中々ゴールを奪えず、1-0で前半を終える。 後半に入ると、49分に藤尾が再びゴールを奪い2-0とすると、ここから香港が少し緩む形に。63分に郷家友太(ヴィッセル神戸)が追加点を奪うと、85分には細谷真大(柏レイソル)がカンボジア戦に続いてゴールを決め、4-0で勝利した。 試合後のオンラインのメディア取材に応じた藤尾は2得点の活躍に「1試合目のカンボジア戦は出ましたが、みんなが点をとっていて、自分もピッチに出てしっかり点を取らないといけないという意識が強く、2試合目ではチームで一番点を取れたのは良かったです」とコメント。結果が出たことを喜んだ。 ゴールシーンについては「1点目も2点目も似ていますが、僕が動き出したところに良いボールをくれました」と、味方との呼吸が合ってのゴールだとコメント。引いてきた香港については「あれだけ引かれるスペースも無くなります。サイドからのクロスにしっかり合わせるというイメージは試合前からありました」と、クロスに合わせる意識でゴールを狙っていたようだ。 今シーズン途中にセレッソ大阪から水戸ホーリーホックへと期限付き移籍。その中で、16試合に出場し6得点と、結果を残している。「水戸に来る前は、試合に出れていない状況で来たので、水戸に来て結果を残して、代表に選ばれるようになりました」と、チームでの結果が今回の招集につながったと語った。 泥臭さもあるゴールも決める藤尾だが「泥臭いゴールだったり、綺麗なゴールだったり、ゴールはゴールなので、どんなゴールでもしっかり決めていける様にしていきたいと思います」と形に拘らずにゴールを奪いたいとのこと。そのためには得意とする裏への飛び出しも生きるといい、「水戸でやっているポジションとは1トップと2トップで違いますが、飛び出すタイミングとかは一緒なので、相手としっかり駆け引きして、これからも磨いていきたいです」と水戸でさらに磨きたいと考えているようだ。 試合中には、何度もボールを要求しながら、自身が動き直すシーンも多かった。その点については「集まって期間が短い中で、試合中にしっかり合わせていかなければいけないです。僕は回数を多くしていけば、こういうタイミングというのがわかるので、動き直して僕のプレーを分かってもらえるようにしていました」と、味方にタイミングを合わせるようにしていたと語った。 2021.10.28 22:20 Thu4
U-23日本代表が5月11日にガーナ代表と対戦!《MS&ADカップ2016》
▽日本サッカー協会(JFA)は11日、U-23日本代表がガーナ代表と対戦することを発表した。なお、5月11日(水)にベストアメニティスタジアムで行われるMS&ADカップ2016で対戦することになる。 ▽試合は19時15分キックオフ予定で、フジテレビ系列にて全国生中継される。U-23日本代表を率いる手倉森誠監督は、JFAを通じてコメントしている。 「これまで積み上げてきたものが世界でどれだけ通じるか、そして、何をしなければいけないのかを探る貴重な場となります。この試合に対して今持っている力の全てをぶつけないといけません。技術面では、我々のベースであり軸となる『コレクティブな全員守備・全員攻撃』『機能的に動き続ける』といった、日本のスタイルとして確立していこうとしているものを示したいです。メンタル面では、本当にこれから大きいことを成し遂げるんだという覚悟をみんなに感じてもらいたいです。そして、一緒になって戦ってくれるサポーターの力をぜひスタジアムに結集してほしいです」 2016.04.11 18:19 Mon5
