降格近づくシェフィールド・U、チーム主将も落胆隠せず「もう何試合負けたか分からない」
2021.03.16 12:22 Tue
シェフィールド・ユナイテッドで主将を務めるイングランド人FWビリー・シャープが現在のチーム状況に失望している。イギリス『ミラー』が伝えた。
昨シーズンは昇格組でありながらプレミアリーグ9位で終えるなど、躍進を遂げたシェフィールド・U。しかし、今シーズンは開幕から17試合未勝利の期間が続くなどして最下位に低迷すると、13日にクラブを3部からイングランドのトップリーグまで押し上げた立役者のクリス・ワイルダー前監督がフロントとの対立を原因に辞任した。
そして、ポール・ヘッキンボトム暫定監督の初陣だった14日に行われたプレミアリーグ第28節のレスター・シティ戦では0-5の大敗。直近7試合で6敗目を喫しており、惨憺たるシーズンを送っている。
こうした状況にはここまで公式戦通算290試合に出場するクラブレジェンドのシャープも失望感を隠さなかった。
「今シーズン、僕たちは本当に悪くなった。(クリス・)ワイルダーがクラブにやって来たときもこんな状態だったが、そこから非常に良いチームになれたと思う。しかし、今はまたあまり良くないチームに戻ってしまった」
また、シャープはレスター戦での大敗についても言及。チームが恥を晒してしまったと語っており、何とか改善していきたいと決意を滲ませている。
「(0-5のスコアは)言い訳しようのない恥ずかしいものだ。この5年間でも最悪のパフォーマンスだったと思う。枠内シュートがなかったが、今シーズンはこうしたことが3回はあった。シーズン後には9回になっているかもしれない」
「全くもって駄目だ。僕らにやるべきことはたくさんあり、まだ多くの試合が残っている。またあのようなプレーをして、諦めた姿勢を見せていたら、あと数試合で5、6回は同じようにやられてしまうだろう」
昨シーズンは昇格組でありながらプレミアリーグ9位で終えるなど、躍進を遂げたシェフィールド・U。しかし、今シーズンは開幕から17試合未勝利の期間が続くなどして最下位に低迷すると、13日にクラブを3部からイングランドのトップリーグまで押し上げた立役者のクリス・ワイルダー前監督がフロントとの対立を原因に辞任した。
そして、ポール・ヘッキンボトム暫定監督の初陣だった14日に行われたプレミアリーグ第28節のレスター・シティ戦では0-5の大敗。直近7試合で6敗目を喫しており、惨憺たるシーズンを送っている。
「今シーズン、僕たちは本当に悪くなった。(クリス・)ワイルダーがクラブにやって来たときもこんな状態だったが、そこから非常に良いチームになれたと思う。しかし、今はまたあまり良くないチームに戻ってしまった」
「皆で協力して、ファンのため何かを見つけなければならない。彼らには申し訳ないと思っている。今シーズンはもう何試合負けたかわからない。負け過ぎなんだ。このままでは降格してしまうだろうが、来シーズンに向けて何とか勢いをつける必要がある」
また、シャープはレスター戦での大敗についても言及。チームが恥を晒してしまったと語っており、何とか改善していきたいと決意を滲ませている。
「(0-5のスコアは)言い訳しようのない恥ずかしいものだ。この5年間でも最悪のパフォーマンスだったと思う。枠内シュートがなかったが、今シーズンはこうしたことが3回はあった。シーズン後には9回になっているかもしれない」
「全くもって駄目だ。僕らにやるべきことはたくさんあり、まだ多くの試合が残っている。またあのようなプレーをして、諦めた姿勢を見せていたら、あと数試合で5、6回は同じようにやられてしまうだろう」
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