【J1開幕直前ガイド|徳島ヴォルティス】指揮官不在の中、若手補強でJ1残留目指す
2021.02.16 22:15 Tue
2021シーズンの明治安田生命J1リーグは2月26日に開幕。昨シーズンは降格がなくなったため、今シーズンは史上初となる20チームでのJ1リーグとなる。
昨シーズンに引き続きコロナ禍でのリーグ戦開催となる中、各クラブが積極的な補強や、チームの改革を行っている。
そこで、開幕を前に超ワールドサッカー編集部が、チームのノルマや補強達成度、イチオシ新戦力、そしてJリーグの開幕キャチコピーとして発表された「#2021のヒーローになれ」にあやかり、今シーズンのヒーローになるべき選手をピックアップした。
第2弾は、昨シーズンのJ2で見事に優勝し7年ぶりにJ1へ復帰した徳島ヴォルティスを紹介する。

◆補強動向《C》※最低E~最高S
【IN】
GK後東尚輝(18)←徳島ヴォルティスユース/昇格
DFカカ(21)←クルゼイロ(ブラジル)/完全移籍
DF鈴木大誠(24)←FC琉球/期限付き移籍満了
MF藤田譲瑠チマ(19)←東京ヴェルディ/完全移籍
MFクリスティアン・バトッキオ(29)←ブレスト(フランス)/完全移籍
MF大森博(18)←修徳高校/新加入
MF杉森考起(23)←名古屋グランパス/期限付き移籍→完全移籍
FW宮代大聖(20)←川崎フロンターレ/期限付き移籍
FW垣田裕暉(23)←鹿島アントラーズ/期限付き移籍延長
FW西野太陽(18)←京都橘高校/新加入
FW鈴木輪太朗イブラヒーム(18)←日大藤沢高/新加入
DF秋山拓也(26)→AC長野パルセイロ/完全移籍
DF奥田雄大(23)→いわきFC/期限付き移籍
DF久米航太郎(20)→ヴェルスパ大分/期限付き移籍
MF島屋八徳(32)→レノファ山口FC/完全移籍
MF表原玄太(24)→松本山雅FC/完全移籍
MF清武功暉(29)→FC琉球/完全移籍
MF梶川諒太(31)→東京ヴェルディ/期限付き移籍
MF森田凜(19)→奈良クラブ(JFL)/期限付き移籍
MF榎本大輝(24)→名古屋グランパス/期限付き移籍終了
FW押谷祐樹(31)→藤枝MYFC/完全移籍
FW武田太一(23)→AC長野パルセイロ/期限付き移籍
FW坪井清志郎(21)→アルビレックス新潟シンガポール(シンガポール)/期限付き移籍
昨シーズンはアビスパ福岡、V・ファーレン長崎とのJ1昇格争いを繰り広げ、シーズン終盤にもつれた中で見事に優勝。7年ぶりにJ1の舞台へと戻ってきた。
その徳島だが、チームを率いたリカルド・ロドリゲス監督が退任。浦和レッズの指揮官に就任し同じリーグで戦うこととなったが、指揮官がチームを去ったことはとても大きな影響があるだろう。
しかし、主力選手は軒並み残留を果たし戦力ダウンを逃れる結果に。17得点を記録したエースのFW垣田裕暉も鹿島アントラーズからの期限付き移籍期間を延長し残留することとなった。
その他、海外クラブからも注目を集めていたMF藤田譲瑠チマを東京ヴェルディから獲得。また、世代別のイタリア代表経験者であるMFクリスティアン・バトッキオ、センターバックにはクルゼイロからDFカカを獲得し、若手をメインに着々と補強を進めた。
ただ、チームの一番の悩みは、リカルド・ロドリゲス監督の後任となるダニエル ・ポヤトス監督が来日できていないことだろう。日本政府の外国人入国制限措置により、開幕に間に合わないことが確定。指揮官不在の中でどう戦っていくのか注目が集まる。
◆目標:J1残留

過去に例のない4チームが自動降格となる厳しいシーズンとなり、昇格組としては非常にタフな1年となるだろう。
特に、前述の通りポヤトス監督が不在の状況が続いたまま開幕を迎えることは大きな誤算だったと言える。主力選手が変わらず、チームを知る甲本偉嗣コーチが指導をしているものの、1試合1試合が非常に大事になる今シーズンでは、スタートでの躓きは禁物だ。
ビルドアップをベースとした戦い方は継続されているものの、若干の変更がある様子。2CBの間にボランチが落ちて両サイドバックが高い位置を取るスタイルではなく、最終ラインにGKが加わってポゼッションを高めるスタイルのようだ。
5シーズン連続でキャプテンを務めるMF岩尾憲を中心に、まとまりを持ったチーム作りができるか。積み上げも多い中でも苦戦が予想される中、しっかりとスタイルを持って挑むことを忘れてはならない。
生きの良い若手、継続路線と監督不在でも形を作れている中での不安材料は経験値だ。主力選手でJ1の経験がある選手はほとんどおらず、J2とはまた違う戦い方が求められるリーグでの立ち振る舞いは気になるところ。エースの垣田裕暉がどこまでゴールを決められるのか。サバイバルとなるリーグで怯まないことが重要なカギとなりそうだ。
◆超WS編集部イチオシ新戦力
MF藤田譲瑠チマ(19)

編集部がイチオシしたい新戦力は、東京ヴェルディから加入したMF藤田譲瑠チマだ。
アンダー世代のホープとして多くの注目を集め、2020シーズンは東京Vで明治安田J2通算41試合に出場し3得点を記録。チームの屋台骨として1年間戦い抜いた。
J1クラブもこぞって注視していた中で選んだ移籍先は徳島と驚かされたが、J1の舞台でどこまで通用するのかは見もの。海外でのプレーも望んでいるだけに、ここでチームを支えるパフォーマンスを見せたい所だ。
豊富な運動量は1シーズン通して戦えることを証明。ボール奪取能力も高く、ポジション取りも高いセンスを見せる。攻守にわたってチームの中心となり得る藤田譲瑠チマに牽引され、徳島はJ1に定着することができるだろうか。
◆2021年期待のヒーロー
FW垣田裕暉(23)

前回のJ1昇格時は1年で降格の憂き目に遭ってしまった徳島。その中でも課題となったのは、やはり得点力だった。そんな中、チームが期待すべき選手は1人。エースの垣田裕暉しかいない。
鹿島アントラーズの下部組織で育った垣田にとっては、昇格1年目以来のJ1でのプレーとなる。
2017年から3シーズンにわたってツエーゲン金沢へと武者修行。レギュラーとして試合経験を積み、3シーズンで105試合20得点を記録すると、加入した徳島では全42試合に出場しチーム最多の17得点を記録。得点ランキング3位に入る活躍を見せた。
高さと強さ、そしてスピードも兼ね備えている垣田だが、J1のディフェンダー相手にどこまで通用するかは未知数。しかし、垣田がゴールを決めなければ、徳島の残留はないと言ってもいいだろう。
期限付き移籍期間も延長し、徳島でJ1にチャレンジする垣田。ヒーローになって大きく羽ばたくことができるのか、注目が集まる。
昨シーズンに引き続きコロナ禍でのリーグ戦開催となる中、各クラブが積極的な補強や、チームの改革を行っている。
そこで、開幕を前に超ワールドサッカー編集部が、チームのノルマや補強達成度、イチオシ新戦力、そしてJリーグの開幕キャチコピーとして発表された「#2021のヒーローになれ」にあやかり、今シーズンのヒーローになるべき選手をピックアップした。
◆基本布陣(予想)[4-2-3-1]

©CWS Brains,LTD.
◆補強動向《C》※最低E~最高S
【IN】
GK後東尚輝(18)←徳島ヴォルティスユース/昇格
DFカカ(21)←クルゼイロ(ブラジル)/完全移籍
DF鈴木大誠(24)←FC琉球/期限付き移籍満了
MF藤田譲瑠チマ(19)←東京ヴェルディ/完全移籍
MFクリスティアン・バトッキオ(29)←ブレスト(フランス)/完全移籍
MF大森博(18)←修徳高校/新加入
MF杉森考起(23)←名古屋グランパス/期限付き移籍→完全移籍
FW宮代大聖(20)←川崎フロンターレ/期限付き移籍
FW垣田裕暉(23)←鹿島アントラーズ/期限付き移籍延長
FW西野太陽(18)←京都橘高校/新加入
FW鈴木輪太朗イブラヒーム(18)←日大藤沢高/新加入
【OUT】
DF秋山拓也(26)→AC長野パルセイロ/完全移籍
DF奥田雄大(23)→いわきFC/期限付き移籍
DF久米航太郎(20)→ヴェルスパ大分/期限付き移籍
MF島屋八徳(32)→レノファ山口FC/完全移籍
MF表原玄太(24)→松本山雅FC/完全移籍
MF清武功暉(29)→FC琉球/完全移籍
MF梶川諒太(31)→東京ヴェルディ/期限付き移籍
MF森田凜(19)→奈良クラブ(JFL)/期限付き移籍
MF榎本大輝(24)→名古屋グランパス/期限付き移籍終了
FW押谷祐樹(31)→藤枝MYFC/完全移籍
FW武田太一(23)→AC長野パルセイロ/期限付き移籍
FW坪井清志郎(21)→アルビレックス新潟シンガポール(シンガポール)/期限付き移籍
昨シーズンはアビスパ福岡、V・ファーレン長崎とのJ1昇格争いを繰り広げ、シーズン終盤にもつれた中で見事に優勝。7年ぶりにJ1の舞台へと戻ってきた。
その徳島だが、チームを率いたリカルド・ロドリゲス監督が退任。浦和レッズの指揮官に就任し同じリーグで戦うこととなったが、指揮官がチームを去ったことはとても大きな影響があるだろう。
しかし、主力選手は軒並み残留を果たし戦力ダウンを逃れる結果に。17得点を記録したエースのFW垣田裕暉も鹿島アントラーズからの期限付き移籍期間を延長し残留することとなった。
その他、海外クラブからも注目を集めていたMF藤田譲瑠チマを東京ヴェルディから獲得。また、世代別のイタリア代表経験者であるMFクリスティアン・バトッキオ、センターバックにはクルゼイロからDFカカを獲得し、若手をメインに着々と補強を進めた。
ただ、チームの一番の悩みは、リカルド・ロドリゲス監督の後任となるダニエル ・ポヤトス監督が来日できていないことだろう。日本政府の外国人入国制限措置により、開幕に間に合わないことが確定。指揮官不在の中でどう戦っていくのか注目が集まる。
◆目標:J1残留

©J.LEAGUE
過去に例のない4チームが自動降格となる厳しいシーズンとなり、昇格組としては非常にタフな1年となるだろう。
特に、前述の通りポヤトス監督が不在の状況が続いたまま開幕を迎えることは大きな誤算だったと言える。主力選手が変わらず、チームを知る甲本偉嗣コーチが指導をしているものの、1試合1試合が非常に大事になる今シーズンでは、スタートでの躓きは禁物だ。
ビルドアップをベースとした戦い方は継続されているものの、若干の変更がある様子。2CBの間にボランチが落ちて両サイドバックが高い位置を取るスタイルではなく、最終ラインにGKが加わってポゼッションを高めるスタイルのようだ。
5シーズン連続でキャプテンを務めるMF岩尾憲を中心に、まとまりを持ったチーム作りができるか。積み上げも多い中でも苦戦が予想される中、しっかりとスタイルを持って挑むことを忘れてはならない。
生きの良い若手、継続路線と監督不在でも形を作れている中での不安材料は経験値だ。主力選手でJ1の経験がある選手はほとんどおらず、J2とはまた違う戦い方が求められるリーグでの立ち振る舞いは気になるところ。エースの垣田裕暉がどこまでゴールを決められるのか。サバイバルとなるリーグで怯まないことが重要なカギとなりそうだ。
◆超WS編集部イチオシ新戦力
MF藤田譲瑠チマ(19)

©J.LEAGUE
編集部がイチオシしたい新戦力は、東京ヴェルディから加入したMF藤田譲瑠チマだ。
アンダー世代のホープとして多くの注目を集め、2020シーズンは東京Vで明治安田J2通算41試合に出場し3得点を記録。チームの屋台骨として1年間戦い抜いた。
J1クラブもこぞって注視していた中で選んだ移籍先は徳島と驚かされたが、J1の舞台でどこまで通用するのかは見もの。海外でのプレーも望んでいるだけに、ここでチームを支えるパフォーマンスを見せたい所だ。
豊富な運動量は1シーズン通して戦えることを証明。ボール奪取能力も高く、ポジション取りも高いセンスを見せる。攻守にわたってチームの中心となり得る藤田譲瑠チマに牽引され、徳島はJ1に定着することができるだろうか。
◆2021年期待のヒーロー
FW垣田裕暉(23)

©J.LEAGUE
前回のJ1昇格時は1年で降格の憂き目に遭ってしまった徳島。その中でも課題となったのは、やはり得点力だった。そんな中、チームが期待すべき選手は1人。エースの垣田裕暉しかいない。
鹿島アントラーズの下部組織で育った垣田にとっては、昇格1年目以来のJ1でのプレーとなる。
2017年から3シーズンにわたってツエーゲン金沢へと武者修行。レギュラーとして試合経験を積み、3シーズンで105試合20得点を記録すると、加入した徳島では全42試合に出場しチーム最多の17得点を記録。得点ランキング3位に入る活躍を見せた。
高さと強さ、そしてスピードも兼ね備えている垣田だが、J1のディフェンダー相手にどこまで通用するかは未知数。しかし、垣田がゴールを決めなければ、徳島の残留はないと言ってもいいだろう。
期限付き移籍期間も延長し、徳島でJ1にチャレンジする垣田。ヒーローになって大きく羽ばたくことができるのか、注目が集まる。
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初選出5人!国内組で挑む大会初戦の焦点は“経験”と“連係”の融合【森保ジャパン|E-1ホンコン・チャイナ戦の予想スタメン】
日本代表は8日、東アジアE-1選手権の初戦でホンコン・チャイナと対戦。この試合のスタメンを予想したい。 今大会に臨むメンバーは、全てJリーグから選出された。過去のW杯でメンバー入りしたベテランや最終予選を戦ったことのある中堅、初招集の若手やロサンゼルス五輪世代の新星など、“経験”の観点で非常にバラエティに富んだ26人となっている。なお、当初のメンバーからは2人を変更しており、田中聡(サンフレッチェ広島)と原大智(京都サンガF.C.)が追加招集された。両者は7日の練習に合流できておらず、初戦の先発に名を連ねるのは極めて非現実的と考え、今回の予想からは外したい。 基本システムはW杯最終予選でのメインだった[3-4-3]を想定した。 GKは早川友基(鹿島アントラーズ)を推したい。香港は今大会の中でも力の差がある相手ではあるものの、大事な初戦のため、J1リーグで実績が十分な背番号12をチョイスした。187cm81kgの体格を生かしたパワフルなセービングに加え、正確な長短のキックを生かして攻撃の出発点になれる。初日の全体練習前には前田遼一コーチと個別でコミュニケーションを取る様子も見られた。進境著しいピサノアレックス幸冬堀尾(名古屋グランパス)の抜擢も考えられるが、準備期間がほとんどない中でチームは優勝を狙うため、初戦の大切さを重視して、経験で勝る早川を予想する。 最終ラインは右から、綱島悠斗(東京ヴェルディ)、荒木隼人(広島)、古賀太陽(柏レイソル)の並びを有力としたい。2022年の前回大会に出場しておりACLでの経験が豊富な背番号3は、広島で長年3バックの中央に君臨している選手だ。連係を合わせる時間が少なかったからこそ、個で守ることができ、3バックの守り方を熟知している能力の高さが初戦の鍵を握るのではないだろか。綱島は東京Vでは中央を務めることが多いが、優れた機動力を加味して右に。古賀も柏では中央だが、左足でも正確無比なパスを出せる上に、左SBの経験もあるため、左に据えた。 ダブルボランチは、稲垣祥(名古屋)と 宇野禅斗(清水エスパルス)を予想する。稲垣は2021年3月以来の代表復帰ではあるが、J1通算300試合以上の経験値はまさに百戦錬磨だ。名古屋ではキャプテンを務めるシーズンもあり、急造チームをまとめる働きに期待したい。7日の練習後には「もちろん優勝しに来た。(連係を合わせる時間が)短いことを言い訳にせず、できることを最大限にやって結果に結びつけたい」と語気を強めた。今季7ゴール2アシストの攻撃力も魅力的に映る。その相棒に選んだ宇野禅斗は、総合力の高い選手だ。ボール奪取、パス、ミドルシュートと攻守に幅広く貢献しながら、高いプレー強度も出せる。21歳と若く、33歳の稲垣との年齢バランスも考慮して選んだ。 ウイングバックは、右に佐藤龍之介(ファジアーノ岡山)を、左に 俵積田晃太(FC東京)を配置した。FC東京の下部組織出身の2人はW最終予選の6月シリーズからの連続招集であるため、今大会ではより多くのプレータイムを与えられるのではないか。求めるタスクは、タフに守りながら攻撃面で局面を打開し、ゴールに直結するプレーだ。海外組がひしめき合う攻撃的WBのポジション争いに割り込んでいくために、個で違いをつくるところを見たい。 シャドーは、細谷真大(柏)と宮代大聖(ヴィッセル神戸)を選ぶ。背番号10を付ける細谷は、2022年の前回対戦や2023年のアジア杯、W杯アジア予選などコンスタントに選ばれており、前線の軸になることが予想される。今季の柏ではシャドーでもプレーしており、背後への抜け出しや推進力でゴールに迫りつつ、試合途中からは2トップに変更させるなどのオプションも試すことが考えられる。宮代は、U-20まで世代別のストライカーとして名を連ねてきた選手だ。今回でA代表は初招集となるが、両足でのパンチ力のあるシュート、多彩なフィニッシュワーク、ライン間でもプレー可能な点からシャドー起用が濃厚ではないだろうか。2人は7日の練習前に一緒にトイレに行ったりスパイクに履き替えたり、行動を共にしていた。 最後に1トップは、垣田裕暉(柏)が務めることを予想する。A代表は今回が初選出となったが、U-19代表として韓国の水原で国際ユースサッカー大会を戦った経験がある。柏でも[3-4-3]の最前線に入り、安定感抜群のポストプレーと献身的なプレスでチームをけん引。特にシャドーへのスペースメイクやローテーションのスムーズさは秀逸で、チームの攻撃力を最大限に引き出す働きに期待が膨らむ。187cm78kgの大型FWは、7日の練習前には前田遼一コーチから呼び出される場面もあった。また、細谷とは現所属の柏でチームメイトであることは周知の事実だが、宮代とは2021シーズンに徳島で共闘している。前線3人の連係面も予想した理由の一つだ。 7日の練習は冒頭15分しか公開されなかったため、ハッキリと言って誰が出場するのかは未知数だ。しかし、その分どんなメンバーで臨み、どんなバトルを繰り広げるのかは非常に楽しみであることは間違いない。連覇を狙う森保ジャパンにとって大事な初戦・香港戦は8日19時24分にキックオフ予定だ。 ■日本代表予想スタメン 【3-4-2-1】 GK 早川友基(鹿島アントラーズ) DF 綱島悠斗(東京ヴェルディ) 荒木隼人(サンフレッチェ広島) 古賀太陽(柏レイソル) MF 佐藤龍之介(ファジアーノ岡山) 稲垣祥(名古屋グランパス) 宇野禅斗(清水エスパルス) 俵積田晃太(FC東京) 細谷真大(柏) 宮代大聖(ヴィッセル神戸) FW 垣田裕暉(柏レイソル) 2025.07.08 12:10 Tue5
徳島、鹿島からFW垣田裕暉をレンタルで獲得! 今季は金沢で35試合8ゴールを記録
徳島ヴォルティスは26日、鹿島アントラーズからFW垣田裕暉(22)を期限付きで獲得したことを発表した。 鹿島下部組織出身の垣田は2016年にトップチーム昇格。2017年から3年間ツエーゲン金沢へ期限付き移籍で加わると、今シーズンは明治安田生命J2リーグ35試合で8ゴールを記録した。 来シーズンは徳島で経験を積むことになった垣田は、3つのクラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。 ◆徳島ヴォルティス 「徳島のために一生懸命頑張りたいと思います!よろしくお願いします」 ◆鹿島アントラーズ 「サッカー選手としてもっともっと成長するため、新たな環境に身を置いて、チームの勝利に貢献したいと思います。そして、カシマスタジアムで再びプレーできるよう、全力で頑張ってきます!」 ◆ツエーゲン金沢 「ツエーゲン金沢ファン・サポーターの皆さん、3年間応援していただきありがとうございました!金沢では本当に沢山の事を学びました。これからも頑張りますので応援してください!」 2019.12.26 15:30 Thu徳島ヴォルティスの人気記事ランキング
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