リバプールの復活を称えるG・ネビル氏「選手がいなくても攻撃的な戦術は変わっていない」

マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドである元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏が、リバプールの復活を称賛した。イギリス『ミラー』が伝えている。

リバプールは昨年末からリーグ戦5試合未勝利が続き、順位も首位から4位まで下降。タイトルレースに加わるどころか、トップ4の確保すら危うい状況に陥っていた。

しかし、第20節トッテナム戦でようやく白星をつかんだリバプールは、続く第21節ウェストハム戦も3-1のスコアで勝利。順位も3位に浮上し、復活を印象づけている。
こうした結果を受けたG・ネビル氏は、自身のポッドキャストで「リバプールがタイトル争いから脱落したとは誰も思っていなかったはずだ」とコメント。古巣ユナイテッドのライバル復活を残念がりつつ、ユルゲン・クロップ監督や選手の仕事ぶりは称えている。

「正直に言えば、リバプールがミッドウィークの試合で勝ち点を落とし、ユナイテッドがリーグトップに立つのを見て、少し楽しんでいた。2～3週間のパーティーでしかなかったがね。パーティーはいつか終わりを迎え、リバプールが再び軌道に乗るのは分かっていたよ」「リバプールはよくやったと思う。彼らはそれぞれのポジションに主力ではない選手を配置していても、構造は同じだ。彼らはまだラインを押し上げ、ハイラインでプレーしており、コンパクトさを維持しながら攻撃を持続させている」

「彼らは選手が変わっても戦術は変わっていない。それは選手たちの功績であり、監督の功績だと思う。私が言うべきなのは、彼らはチームで最高の選手何人かを怪我で欠いているという点だ」

「ウェストハム戦ではジオゴ・ジョタ、ヴィルヒル・ファン・ダイク、ジョー・ゴメス、ジョエル・マティプ、サディオ・マネがプレーしていない。彼らは負傷者という大きな問題を抱えていたが、それを克服しているね」

また、G・ネビル氏はリバプールが週末のプレミアリーグ第23節で、現在首位のマンチェスター・シティと対戦することに言及。3日に行われる第22節ブライトン戦に勝利すれば、その勢いを維持したままシティに勝利する可能性もあると予想している。

「ブライトンを軽視するわけではないが、リバプールはミッドウィークの試合、ホームで勝つべきだ。そうすれば、日曜日のシティ戦は本当に面白くなる。リバプールなら、勝利を実現させることもできるだろう」