賭博違反のトリッピアー、FIFAがアトレティコの訴えを却下し10週間の出場停止が確定
2021.01.18 23:30 Mon
国際サッカー連盟(FIFA)は18日、アトレティコ・マドリーのイングランド代表DFキーラン・トリッピアーへの10週間の出場停止処分を改めて科すことを発表した。
トリッピアーは、2019年夏にトッテナムからアトレティコへ移籍する際、友人グループに移籍に関する内部情報を漏洩。2020年5月にイングランドサッカー協会(FA)が違反行為と定める賭博に関与したとして、告発されていた。
FAの調査の結果、トリッピアーは7つの違反疑惑の内、3件の嫌疑は晴れたものの、残る4件の違反行為が立証されたため、10週間の出場停止と7万ポンド(約980万円)の罰金処分が科されていた。
しかし、FAが下したこの制裁措置に対して、スペインリーグとアトレティコ・マドリーはFA傘下で現在プレーしていないトリッピアーに対する出場停止処分は受け入れられないとし、訴えを申し入れていた。その結果、一時的に出場停止処分が凍結され、12日に行われたラ・リーガ第1節延期分のセビージャ戦でトリッピアーは復帰していた。
だが、今回の決定によりトリッピアーは2月28日まで出場停止処分が科され、2月23日に行われるチャンピオンズリーグ・ラウンド16・1stレグのチェルシー戦を含め、今後9試合を欠場することが決まった。
トリッピアーは、2019年夏にトッテナムからアトレティコへ移籍する際、友人グループに移籍に関する内部情報を漏洩。2020年5月にイングランドサッカー協会(FA)が違反行為と定める賭博に関与したとして、告発されていた。
FAの調査の結果、トリッピアーは7つの違反疑惑の内、3件の嫌疑は晴れたものの、残る4件の違反行為が立証されたため、10週間の出場停止と7万ポンド(約980万円)の罰金処分が科されていた。
だが、今回の決定によりトリッピアーは2月28日まで出場停止処分が科され、2月23日に行われるチャンピオンズリーグ・ラウンド16・1stレグのチェルシー戦を含め、今後9試合を欠場することが決まった。
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