スパーズ通算100ゴール達成のソン・フンミンがチームメイト、ファンに感謝 「いつもサポートしてくれた」

2021.01.04 18:15 Mon
Getty Images
トッテナムの選手として公式戦通算100ゴールを達成した韓国代表FWソン・フンミンが喜びを語った。クラブ公式サイトが伝えている。
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ソン・フンミンは2日に行われたプレミアリーグ第17節のリーズ・ユナイテッド戦に先発。1点をリードして迎えた43分にFWハリー・ケインのクロスに合わせてゴールを決めた。貴重な追加点を挙げたソン・フンミンにとっては、これがクラブ通算100ゴール目に。試合はその後、1点を加えたトッテナムが3-0と完勝している。試合後、ソン・フンミンはクラブ通算100ゴール達成に喜びのコメント。チームメイトやサポーターに感謝の意を表した。
「(100ゴール達成は)本当に特別なことだけど、自分の働きをするためにはチームメイトやファンの助けが必要だったんだ。彼らはいつも僕のことをサポートしてくれているよ」

「ファンの前で100ゴールを決めるのは、これまでで最高の気分だよ。僕にとっては大きな成果だし、本当にありがたいことだ。スパーズのために100ゴールを決めさせてくれたみんなに感謝の気持ちを伝えたいね」
また、公式戦5試合ぶりの勝利となったこの試合についても言及。先制しながらも勝ち点を落としていた前節までの教訓を生かすことができたと振り返った。

「常に大事なのは勝利への道筋を取り戻すことであり、ポジティブなエネルギーを持って年をスタートさせることなんだ。この試合を(勝って)終えることがとても重要だったけど、この試合のパフォーマンスは本当に素晴らしいものだったよ」

「先制点を奪ったものの、ポイントを落としてしまった試合が何度かあった。今日は特に押していたし、前の試合が良い教訓になったと思う。2-0の時点で、ドレッシングルームでは3点目を取りたいという気持ちや、ポジティブなエネルギーを感じることができたんだ。3点目のゴールを決めたことで、残りのシーズンに向けて良いお手本になったと思うよ」

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低調スパーズが後半終盤2発で薄氷の逆転突破…コヴェントリーの坂元達裕はベンチ入りも出場なし【EFLカップ】

カラバオカップ(EFLカップ)3回戦のコヴェントリー・シティvsトッテナムが18日にコヴェントリー・ビルディング・ソサエティ・アレーナが行われ、1-2で逆転勝利したトッテナムが4回戦進出を決めた。なお、コヴェントリーのMF坂元達裕はベンチ入りも出場機会はなかった。 今ラウンドから参戦するトッテナム。直近のノースロンドン・ダービーを0-1で落とし、プレミアリーグ2連敗と厳しい戦いが続くポステコグルーのチームはカップ戦でバウンスバックの白星を狙った。 中2日でのアウェイゲームに向けてはウドジェ、ベンタンクール、ソランケを除く先発8人を変更。GKフォースターやベン・デイビスが今シーズン初出場を飾ったほか、ベリヴァル、グレイ、オドベールと10代の新加入選手が起用された。対するコヴェントリーでは坂元がベンチスタートとなった。 普段通りに後方からビルドアップを試みるトッテナムだが、開始直後にはGKフォースターのパスがずれてショートカウンターを浴びるが、ルドニのミドルシュートはフォースターが何とかはじき出して自らのミスをリカバリーした。 開始早々の失点を回避したトッテナムは徐々に自分たちのリズムでボールを動かし始めるが、慣れないメンバー構成の影響もあって相手陣内では思うようなボールの循環、崩しの形を作れず。さらに、18分には右のハムストリングを痛めたオドベールがプレー続行不可能となり、ブレナン・ジョンソンがスクランブル投入された。 前半半ばから終盤にかけても75%と高いボール支配率を記録するトッテナム。だが、完全に持たされた感が強く、アタッキングサードではサイドでの連携ミスで再三のボールロスト。逆に、サイドバックの背後を突かれるお馴染みの形からルドニやバセットに決定的なシュートも打たれた。 決定機はおろかシュート0本という低調な内容で前半をゴールレスで終えたアウェイチーム。ハーフタイム明けにウドジェを下げてスペンスを投入すると、開始直後にはボックス右で受けたジョンソンがようやくファーストシュートを記録した。だが、畳みかける攻めとはいかず。 すぐにコヴェントリーに押し返されると、53分には相手の鋭いカウンターからバセットに際どいシュートを打たれる。さらに、56分には相手の背後を狙ったロングボールの流れからGKフォースターの飛び出しのミスで大ピンチを招くが、ライトがGK不在のゴールに向けて蹴り込んだシュートはDFベン・デイビスの決死のゴールカバーで事なきを得た。 すると、ピンチの後にチャンス有り。59分、左CKの場面でベリヴァルのクロスをゴール前でフリーのベン・デイビスが枠の左隅へヘディングシュートを放つが、ここはGKウィルソンの好守に遭う。 60分過ぎにはソランケとベリヴァルを下げてソン・フンミン、古巣凱旋のマディソンを投入したスパーズ。だが、この交代直後に痛恨の失点を喫する。 63分、中盤でルーズボールを制したコヴェントリーは左サイドのスペースに抜け出したバセットがグラウンダーの絶妙なクロスを供給。これに中央フリーで飛び込んだトーマス=アサンテがワンタッチで左隅に蹴り込んだ。 想定以上に厳しい展開を強いられたアウェイチームは、以降も相手のカウンターからあわや2失点目というピンチもまなく。さらに足を痛めたヴェルナーがプレー続行不可能となり、クルゼフスキの投入を強いられた。 それでも、結果的に攻撃を活性化させたクルゼフスキを起点にチャンスを数を増やすと、88分にはマディソン、クルゼフスキと中央で繋いでゴール前に送り込んだラストパスに抜け出したスペンスが泥臭くシュートを流し込み、土壇場で同点に追いつく。 さらに、4分が加えられた後半アディショナルタイムにはPK戦やむなしのコヴェントリーに対して、あくまで90分での決着を目指したトッテナムは92分、中盤でのボール奪取からベンタンクールの絶妙なスルーパスに抜け出したジョンソンがGKとの一対一をチップキックで制し、劇的な逆転ゴールで試合を決めた。 そして、試合を通して低調な内容に終始したものの、最後はプレミア勢の意地を見せたトッテナムが公式戦連敗をストップすると共に4回戦進出を決めた。 コヴェントリー・シティ 1-2 トッテナム 【コヴェントリー】 ブランドン・トーマス=アサンテ(後18) 【トッテナム】 ジェド・スペンス(後43) ブレナン・ジョンソン(後47) 2024.09.19 06:13 Thu

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飛車角抜きのアーセナルが磨き上げた堅守とセットプレーでノースロンドンダービー制す! ガブリエウ弾でスパーズ撃破【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第4節、トッテナムvsアーセナルが15日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、アウェイのアーセナルが0-1で勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 トッテナムはインターナショナルマッチウィークの中断前に行われた前節、鬼門セント・ジェームズ・パークでニューカッスルに1-2の敗戦。内容面は悪くなかったが、今季初黒星を喫して開幕1勝1分け1敗の微妙なスタートに。その敗戦からのバウンスバックを図ったホームでのダービーに向けてポステコグルー監督は先発4人を変更。負傷のビスマの代役にベンタンクール、サールとドラグシン、オドベールに代わって負傷明けのファン・デ・フェンとソランケ、ブレナン・ジョンソンが起用された。 対するアーセナルは前節、連勝対決となったブライトン戦を1-1の痛み分けで終えて開幕連勝がストップ。難敵相手に幸先よく先制したが、後半序盤のライスの退場が響きホームで勝ち点1獲得にとどまった。チャンピオンズリーグのアタランタ戦を挟み次節には王者マンチェスター・シティとのビッグマッチを控える中、重要な連戦の初戦で宿敵撃破を狙った。今週に新契約にサインしたアルテタ監督だが、この大一番ではサスペンションのライスに加えて負傷のウーデゴール、カラフィオーリ、ジンチェンコらが新たに離脱。この緊急事態で[4-2-3-1]へ布陣を変更。トーマスとジョルジーニョの2セントラルMFに2列目はサカ、トロサール、マルティネッリという並びとなった。 相手の出方を窺うことなく、ダービーらしいオープンな攻防がキックオフ直後から繰り広げられる。この序盤の攻防ではホームチームがより勢いを出すと、開始5分には左サイドでポケットを取ったソン・フンミンのプルバックからクルゼフスキがゴール前でダイレクトシュート。これがニアを捉えるが、GKラヤの好守に遭う。直後にもクルゼフスキが続けて良い形で左足を振っていくが、アーセナル守備陣の体を張った守備に遭う。 以降はボールを保持しつつ前からの激しいプレスでも際どいシーンを創出するホームチームに対して、アーセナルも左サイドを起点に相手のサイドバック裏のスペースを快速ウイングやティンバー、トロサールで意図的に狙う形でクロスからハヴァーツのヘディングシュート、DFと入れ替わったマルティネッリのドリブルシュートで決定機を生み出す。 互いに決定機を作り合った中、前半半ば以降はゲーム展開の大枠は変わらずも目まぐるしく攻守が入れ替わる見応え十分の展開が続いていく。さらに、ティンバーのペドロ・ポロへの足裏を見せたタックルをきっかけに小競り合いが発生し、スタジアムのボルテージが一気に上がる。 前半終盤にかけては守備面でアジャストしたアーセナルがセットプレーを起点に押し込む時間帯が続いたものの、トッテナムもカウンターからジョンソンに2度のシュートチャンスが訪れるなど盛り返した。 ほぼイーブンの状況のままゴールレスで折り返した試合は後半も同じメンバーでスタート。前半同様により勢いを持って入ったトッテナムはカウンターからソランケ、セットプレーからファン・デ・フェンとボックス内でのヘディングシュートでゴールに迫る。 後半はトッテナムが押し込む時間帯が続くが、最後のところで粘るアーセナルの守備をあと一歩で崩せない状況が続く。すると、ロングカウンターとセットプレーという明確な武器を持つアウェイチームが先にゴールをこじ開ける。 64分、ロングカウンターで得た右CKの場面でキッカーのサカが中央のスペースは左足インスウィングの正確なボールを落とす。DFロメロのマークを振り切ってゴール前で味方が空けたスペースに飛び込んだガブリエウが渾身のヘディングシュートを叩き込んだ。 最も警戒すべき形からゴールを奪われたトッテナムは失点直後に2枚替えを敢行。ベンタンクール、ジョンソンを下げてサール、オドベールを同時投入。よりリスクを冒してゴールを目指すが、前半同様に要所を締めるアーセナルの守備を崩し切れない。 その後、トッテナムはマディソンを諦めてヴェルナーを投入。これに対して切れる交代カードが限られるアーセナルはトロサール、マルティネッリに代えて負傷明けのガブリエウ・ジェズス、新天地デビューのスターリングを投入。さらに、軽く痛めたサカに代えてヌワネリを投入。後ろ重心で逃げ切りを図る。 後半終盤はトッテナムが完全に押し込む形となったが、ソリッドな対応を続けるアーセナルの守備に圧力を感じて細かいミスや強引なプレーが目立って明確な決定機を作れず。後半アディショナルタイムのクルゼフスキやオドベールのミドルシュートやパワープレーも不発に終わり、試合はこのままタイムアップ。 多くの離脱者を抱えながらも磨き上げてきた堅守とセットプレーで勝負強さを示したアーセナルが敵地での今季初のダービーで会心の勝利を収めた。一方、自分たちの形は示したものの、ニューカッスル戦同様に勝負弱さを露呈したトッテナムは厳しいリーグ連敗となった。 トッテナム 0-1 アーセナル 【トッテナム】 ガブリエウ・マガリャンイス(後19) <span class="paragraph-title">【動画】ガブリエウが渾身ヘッドでNLダービー勝利に導く決勝点</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">セットプレーからアーセナル先制‼️<br><br>プレミアリーグ 第4節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%8A%E3%83%AB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#アーセナル</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/p0wwC7wIgC">pic.twitter.com/p0wwC7wIgC</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1835325525046522318?ref_src=twsrc%5Etfw">September 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.16 00:09 Mon
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「彼らは好んでやる」…選手の“泥臭さ”を称賛のアルテタ監督、勝負分けたセットプレーに「勝つ術というのはたくさんあってこれもその1つ」

アーセナルがノースロンドンダービーで勝利だ。 アーセナルは15日のプレミアリーグ第4節でトッテナムとアウェイで対戦。デクラン・ライスの出場停止に多くのケガ人と厳しい台所事情でのダービーマッチとなり、守勢の時間も長かったが、ガブリエウ・マガリャンイスのセットプレー一発で均衡を破ると、昨季のプレミアで最少失点を記録した守りを光らせ、1-0で勝ち切った。 攻撃面ではマルティン・ウーデゴールの不在を感じさせる内容だったが、試合後のミケル・アルテタ監督もその影響を口にしつつ、選手の勝利に対する貪欲さを称賛する。イギリス『BBC』が報じた。 「何人かの選手を欠いたことで、少し適応する必要があった。このトッテナム戦に向けて5日間をかけて準備したのに、一瞬で1人の選手を失い、次の瞬間にまた1人の選手を失って、あまり眠れなかったよ!」 「だが、言い訳も泣き言もなかった。選手たちは打たれ強い。彼らは試合を愛している。勝つ上でときに泥臭いこともしないとだが、彼らは好んでやる。私好みだ。選手はますますハングリー精神が旺盛になっているしね」 また、昨季から数えてプレミアリーグ最多の24ゴールを記録するセットプレーにも話題がおよび、スペイン人指揮官は2021年にマンチェスター・シティから加入したセットプレー専門コーチ、ニコラス・ジョバー氏の働きを強調している。 「私がシティにいた頃、アーセナルに連れてくる決断をしたんだ。彼らはほかのスタッフとともに、勝つ術というのはたくさんある、そして、これもその1つという信念を根付かせてくれた。だから、彼らにも大きな功績がある」 そうして唯一の4連勝を成し遂げる首位マンチェスター・シティを追走。指揮官はチャンピオンズリーグも始まるとあって、「今週はタフな1週間になる」としつつ、この勝利が乗り越える活力になると述べた。 「選手たちは信じている。我々は大きな試合で何度も勝ってきたが、この勝利で大きなエネルギーと自信が湧いてくることだろう」 <span class="paragraph-title">【動画】セットプレーが勝負分ける! アーセナルがノースロンドンダービー勝利</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Up8Ik373RZk";var video_start = 103;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.16 10:07 Mon
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ダービー敗北の一因は代表からの移動手段?トッテナムの決断にロメロも不満か

トッテナムのアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロが、クラブの対応に疑問を抱いている可能性があるようだ。 アンジェ・ポステコグルー監督の下で2シーズン目を迎えたが、ここまで思うような結果を残せていないトッテナム。プレミアリーグでは開幕4試合1勝1分け2敗とスタートダッシュに失敗しており、先週末に行われた第4節では宿敵アーセナルが多くの欠場者を抱える状態でありながら、ホームで0-1の敗戦を喫してしまった。 プレミアリーグ連敗で13位に沈むトッテナムだが、イギリス『デイリー・メール』によると、この試合後にロメロはX(旧ツイッター)にてアルゼンチン『TyC Sports』のガストン・エドゥル記者が投稿したあるポストをリポスト(現在は取り消し済み)。その内容は、以下のものとなっている。 「トッテナムは再びアーセナルに敗れた。細部にこだわらないから、結局は戦うための団結ができない。トッテナムはリーダーの決定により、独自の輸送手段を用いず選手たちを移動させたプレミアリーグ唯一のクラブだった」 「トッテナムの選手たちは、他チームよりも休息時間が短い状態でクラブに到着することとなり、これが(アーセナルには)有利になったと思う。そしてロメロは熱がある状態でプレーした」 インターナショナルマッチウィークからクラブに戻る際、移動については代表チーム側の責任となっているが、その場合は合流が遅れることもありプライベートジェットを飛ばすクラブも多い。しかしトッテナムはそれを行わず、ロメロたちはアルゼンチン側の提案した飛行機でクラブに戻ったという。 これにより、アーセナルはブラジル人選手たちが先週木曜日にはトレーニングに合流していたのに対して、トッテナムは木曜日をオフとしていた模様。これがコンディション面で差のつく原因ともなったようだ。 現在は取り消しているものの、こうした投稿をリポストしたロメロとしてもクラブに対しては思うところがあったのかもしれない。 2024.09.17 12:50 Tue
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【プレミア注目プレビュー】今季最初のノースロンドンダービー! 満身創痍アーセナルは重要な序盤連戦の初戦

プレミアリーグ第4節、トッテナムvsアーセナルが、日本時間15日22:00にトッテナム・ホットスパースタジアムでキックオフされる。共に前節取りこぼしたノースロンドンの両雄による今季最初のダービーマッチだ。 ポステコグルー体制2年目でトップ4返り咲きが最低限のノルマとなるトッテナム。今夏の移籍市場では指揮官のスタイルに合致しない余剰人員の整理に加え、ケイン退団以降不在だったセンターフォワードにソランケを補強。さらに、グレイやベリヴァル、オドベールら若手有望株を獲得。ディフェンスラインや中盤の選手層に不安を残すものの、世代交代を図りつつ伸びしろ豊かなスカッドを構築した。 ただ、開幕3試合ではエバートン相手に快勝を収めた一方、開幕戦は昇格組レスター・シティにドロー、前節は鬼門セント・ジェームズ・パークで内容では圧倒したものの、開幕戦でも露呈した決定力、耐えるべきところで耐え切れない守備の課題出てしまい、ロケットスタートを飾った昨季に比べて難しい序盤戦に。そういったなかで臨むホーム開催のダービーでは直近2シーズンで水をあけられる宿敵相手に約2年半ぶりの勝利を収めて浮上のきっかけを掴みたいところだ。 一方、2シーズン連続で王者マンチェスター・シティの後塵を拝する中、今季こそ悲願のリーグタイトル奪還を目指すアーセナル。開幕2試合では昨季シーズンダブルを喫したアストン・ビラ相手に敵地で2-0の勝利を挙げるなど連勝スタート。だが、インターナショナルマッチウィーク前に行われた前節ではブライトンとの連勝対決を1-1のドローで終え、連勝がストップ。前半は上々のパフォーマンスを見せたが、後半序盤のライス退場で暗転。数的不利で守勢を背負った状況で勝ち点1を得るのが精いっぱいだった。 今夏の移籍市場では噂された大物ストライカーの獲得を見送ったものの、市場の人気株だったカラフィオーリ、メリーノとディフェンスラインと中盤に万能型レフティを補強。さらに、生え抜きのアタッカーが去った前線のバックアッパーにチェルシーで構想外となったスターリングを市場閉幕間際に電撃補強。今夏も抜け目ない補強でスカッド改善に取り組んだ。ここからスパーズ戦、チャンピオンズリーグのアタランタ戦、シティ戦とシーズン序盤の重要な連戦を控える中、サスペンションのライスを含め中盤を中心に離脱者が重なる満身創痍の状況で早くも真価が試される。とりわけ、その連戦を睨んでか、新契約締結が発表されたアルテタ監督の手腕に注目が集まるところだ。 ◆トッテナム◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240914_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ヴィカーリオ DF:ペドロ・ポロ、ロメロ、ファン・デ・フェン、ウドジェ MF:サール、ベンタンクール MF:ブレナン・ジョンソン、マディソン、ソン・フンミン FW:ソランケ 負傷者:MFビスマ、FWリシャルリソン、ランクシャー 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはリシャルリソンとランクシャーの欠場が確定。代表戦で負傷したビスマに関してはメンバー入りできる可能性がある。 スタメンは負傷明けのファン・デ・フェン、ソランケの復帰を前提に前述の11名を予想。仮に2人が難しい場合はドラグシン、クルゼフスキが代役を担うことになりそうだ。2列目に関してはオドベール、クルゼフスキがスタメンを担う可能性も十分にある。 ◆アーセナル◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240914_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ラヤ DF:ホワイト、サリバ、ガブリエウ、ティンバー MF:ジョルジーニョ、トーマス、ハヴァーツ FW:サカ、ガブリエウ・ジェズス、マルティネッリ 負傷者:DF冨安健洋、ティアニー、カラフィオーリ、MFウーデゴール、メリーノ 出場停止者:MFライス(1/1) 前節退場のライスが1試合の出場停止となる。負傷者に関しては冨安健洋やメリーノの欠場が確定している一方、代表戦で負傷したウーデゴール、カラフィオーリに関してはメンバー入りの可能性もある。 スタメンはライスやウーデゴールの欠場が濃厚な中盤に関して[4-2-3-1]の変更を含めて幾つかのオプションが想定される。ジンチェンコやトロサールのインサイドハーフ起用もありそうだ。その中盤の構成次第でサカ以外が流動的な前線は負傷明けのガブリエウ・ジェズス、持ち味のスピードでハイラインの背後を突けるマルティネッリの起用を予想した。 ★注目選手 ◆トッテナム:MFジェームズ・マディソン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240914_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 完全復活期待される司令塔。ケインからスパーズの10番を継承し、昨季序盤のプレミアリーグを席巻した“アンジェ・ボール”の司令塔として躍動したイングランド代表MFだが、足首のケガによる長期離脱以降はトップフォームを取り戻すことができず。チームと共に尻すぼみの加入1年目となった。さらに、その失速によってスリーライオンズでの序列も低下し、ユーロ2024行きを逃した。 加入2年目で捲土重来を期す今季はここまで3試合2アシストとまずまずの滑り出しを見せたが、トップフォームにはあと一歩という印象だ。今回もイングランド代表落選となり、コンディション向上に務めてきた中、休養十分で臨むダービーでの躍動が期待されるところだ。 ライスやウーデゴール不在の相手中盤に対してビルドアップ、アタッキングサードの崩しの起点を担い、アタッカー陣に決定機を供給したい。また、好感触のプレースキックでも決定的な仕事が求められる。なお、新ストライカーのソランケはアンダー年代の代表で共闘した旧知の仲でもあり、今回の中断期間での新たなすり合わせによってホットライン開通なるか。 ◆アーセナル:FWブカヨ・サカ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240914_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 中盤の主力不在で求められるエースの仕事。今季もガナーズのエースを担う23歳は開幕3試合で1ゴール3アシストと好調ハヴァーツと共にチームの攻撃を牽引する。敵地でのダービーに向けては主将ウーデゴールに加え、ライスと中盤の要を欠いて臨む難しい展開が予想される中、その代役の活躍が必須ではあるものの、ディフェンスラインと前線の選手がいかに負担を軽減できるかが重要なポイントとなるはずだ。 とりわけ、サカには右サイドでの局面打開に加えて中盤と前線を繋ぐリンクマンとしてのタスクも担うことになり、普段以上に多くの仕事を求められるはずだ。 昨季の2度のダービーではいずれもゴールを記録しており、同世代の猛者であるウドジェ、ファン・デ・フェンのレフティコンビとのマッチアップで今回も違いを見せたい。また、守備の局面でもビルドアップと崩しのカギを握るウドジェ、ソン・フンミンに対してホワイトや中盤の選手と密にコミュニケーションを取りながら献身的にサポートしたい。 2024.09.15 14:45 Sun
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FAがスパーズのベンタンクールを告発…6月に同僚ソン・フンミン揶揄したインタビューが大きな騒動に

イングランドサッカー協会(FA)は12日、韓国代表FWソン・フンミンに対する物議を醸す過去のインタビューを受け、トッテナムのウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールを告発した。 ベンタンクールは今年6月にウルグアイ『Canal 10』の番組「Por La Camiseta」に出演。司会者のラファ・コテロ氏から選手のユニフォームを求められたが、その際の反応が問題となった。 ベンタンクールは「ソニー(ソン・フンミン)の? みんな同じように見えるから、ソニーの従兄弟かもしれないよ」とコメント。韓国人は似たような顔をしているからというジョークを口にしたつもりだった。 しかし、この動画がSNSで拡散されると、人種差別的な発言だと大炎上。ベンタンクールは、自身のインスタグラムのストーリーズで「ブラザー、ソニー。起こってしまったことに謝罪する。あれはただの酷いジョークだった。僕が君を愛していることは知っていると思うし、君や他の誰かを軽視したり、傷つけたりすることは絶対にない!愛しているよ、ブラザー」と騒動を謝罪した。 その後、ソン・フンミンは自身のインスタグラムのストーリーズを通じて、「ロロと話をしました。彼は間違いを犯しました。彼はそれを承知しており、謝罪しています。ロロはわざと不快なことを言うつもりはありませんでした。僕らは兄弟であり、何も変わっていません」と謝罪を受け入れる対応を示していた。 その一件から約3カ月を経て、FAはベンタンクールを告発した。その決断の理由を以下のように説明している。 「ロドリゴ・ベンタンクールは、メディアのインタビューに関連した不正行為により、FA規則E3に違反した疑いで告発されました」 「トッテナム・ホットスパーのミッドフィールダーは、不適切な行動をとったり、暴言や侮辱的な言葉を使ったり、ゲームの評判を落としたりしたため、FA規則E3.1に違反したとされています」 「さらに、これはFA規則E3.2で定義されている『悪質な違反』に該当すると主張されています。これは、明示的か暗示的かを問わず、国籍および/または人種および/または民族的起源への言及が含まれているためです」 ベンタンクールは9月19日までに今回の告発に対する回答を行う必要があるが、それまでの出場は認められているため、15日に控えるアーセナルとのノースロンドン・ダービー出場は可能となっている。 なお、イギリス『フットボール・ロンドン』によれば、ベンタンクールに正式な処分が下された場合、6~12試合の出場停止という厳刑を科される場合もあるという。 2024.09.12 19:00 Thu

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