【プレイバック2020】「アイツを相手にするな」、ベンゼマが同僚ヴィニシウスを見切る《2020年10月》

2020.12.29 19:00 Tue
Getty Images
残すところあとわずかとなった2020年。今年は新型コロナウイルスの感染拡大による各リーグの延期や中止、さらには無観客試合など、サッカー界にとっても未曾有の1年となった。今年も様々な注目すべき出来事が起こった中、今回は「超ワールドサッカー」で人気があったトップニュースを1月~12月まで1カ月ごとにプレイバック。今年のサッカー界を振り返っていく。

2020年10月

◆日本代表辞退の長友 佑都が緊急入院、胃腸炎発症と現地報道(2020/10/5)

今夏フリーの状態からマルセイユへと加入した日本代表DF長友佑都。自身初となるフランスでのプレーだったが、10月4日に行われたリーグ・アン第6節のリヨン戦ではメンバー入りせず。そして、その後にコンディション不良として日本代表活動への不参加が発表されていた。
試合後にアンドレ・ビラス=ボアス監督は、不在の長友について言及しなかったが、どうやら胃腸炎を発症し、緊急入院していたとのこと。

『オンズ・モンディアル』によれば、長友の痛みは相当だったようで、緊急入院を余儀無くされるほどだったとのことだった。

◆柴崎 岳も所属したヘタフェがバルセロナ戦を前にクラブ名を「フェ」に変更(2020/10/16)

かつて日本代表MF柴崎岳も所属した事があるヘタフェが、前代未聞の措置を取った。

ヘタフェは、10月17日にラ・リーガ第6節でバルセロナと対戦。そのバルサ戦を前に、クラブ名を「ヘタフェ」から「フェ」に変更した。

ヘタフェは「Getafe」と綴るが、この「Geta」を削除し「Fe」にするとのこと。この「Fe」はスペイン語で「信仰」という意味があり、現在の世の中に向けたメッセージとしてクラブが届けたいと決め、1試合限定でチーム名を変更することに決定したのだ。

その理由は新型コロナウイルス(COVID-19)によって世界中で苦しむ人が多く、最愛の人々を失った人も多い中、世界に向けて「信仰心」を失ってほしくないということから、「Geta」を消して「Fe」を残すというクラブ名変更のキャンペーンを考えたようだ。

バルセロナ戦を終えた後は、「フェ」から「ヘタフェ」に戻されている。

◆「アイツを相手にするな」、ベンゼマが同僚ヴィニ シウスを見切る(2020/10/28)

レアル・マドリーは10月27日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループB第2節でボルシアMGと対戦し、2-2のドローに終わった。

最終的にはグループ首位で決勝トーナメント進出を決めたマドリーだったが、当時は不調の真っただ中。そういった苦境の中、チーム内においても軋轢が生まれていたようだ。フランス『テレフット』は、ボルシアMG戦のハーフタイムのトンネル内における元フランス代表FWカリム・ベンゼマとフランス代表DFフェルラン・メンディのやり取りに注目。

両選手はフランス語でやり取りをしていた際、ベンゼマは近くにいたブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールを見ながらメンディに対して、「アイツ(ヴィニシウス)は自分のやりたいようにやっている」、「アイツを相手にするな、兄弟。アイツはまるで俺たちに対して戦っているようなもんだ」と発言。ヴィニシウスにパスを出せないように要求していた。

ヴィニシウスに関しては決定力の問題に加え、判断の拙さから自己完結型のプレーが多く、周囲とのリンクアップで輝きを放つベンゼマにとって、ボルシアMG戦を含めの同選手のプレーに憤りを感じていたようだ。

なお、後半開始前にヴィニシウスとコミュニケーションを取っていたベンゼマだが、スペイン『OptaJose』によると、ボルシアMG戦の後半にはブラジル代表FWに対して1本のパスも出さなかったという。(前半は3本)

◆「アイツを相手にするな、兄弟」


他にも、注目を集めたニュースは国内外で様々。サポーターたちが一喜一憂する出来事が多く起こっている。

・守備ライン崩壊の王者リバプール、57年ぶりの7失点でアストン・ビラにまさかの惨敗…南野は後半開始から出場《プレミアリーグ》
・CLグループステージの組み合わせが決定!GSで初めてメッシvsロナウド実現!
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インテルが長友佑都以来2人目の日本人獲得! MF三橋眞奈の加入を発表、昨季までサッスオーロでプレー

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