遠藤渓太が途中出場のウニオン、バイエルンに善戦ドロー《ブンデスリーガ》

2020.12.13 04:28 Sun
Getty Images
ブンデスリーガ第11節、ウニオン・ベルリンvsバイエルンが12日に行われ、1-1で引き分けた。ウニオンのMF遠藤渓太は71分から出場している。

前節ヘルタ・ベルリンとのダービーを逆転負けした6位ウニオン・ベルリン(勝ち点16)は、クルーゼが負傷欠場となった中、前節復帰した遠藤が引き続きベンチスタートとなった。

一方の首位バイエルン(勝ち点23)は前節ライプツィヒとの首位攻防戦をミュラーの2発で引き分けに持ち込んで首位キープに成功した。そして3日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のロコモティフ・モスクワ戦では首位通過が決まっていた中、主力を起用し2-0と快勝した。そのロコモティフ戦のスタメンから7選手を変更。レヴァンドフスキやニャブリ、コマンらが先発に戻った。
開始1分にアウォニーが独走する決定機を迎えたウニオンは、このビッグチャンスこそGKノイアーに止められるも、4分に先制した。左CKからニアサイドのプロメルがヘディングシュートを流し込んだ。

さらに22分にはウニオンに追加点のチャンス。アウォニーが一人で持ち上がってGKと一対一に。しかし、ボックス中央から放ったシュートは枠の右に外してしまった。
前半半ば以降は守備一辺倒となったウニオンに対し、バイエルンは43分にようやく初の枠内シュートを浴びせるが、ニャブリのシュートはGKにセーブされ、前半を1点ビハインドのまま終えた。

迎えた後半もバイエルンが押し込む流れが続くものの、決定機を生み出すには至らない。

そこで63分、ミュージアラに代えてサネを投入。すると66分にミュラーのミドルシュートでGKを強襲すると、1分後に追いついた。左サイドをコマンが突破してクロスを入れると、レヴァンドフスキが押し込んだ。

劣勢のウニオンは71分、遠藤を左サイドに投入。すると76分には遠藤がオンターゲットのコントロールシュートを放つも、GKノイアーにセーブされる。さらに82分には左CKからフリードリッヒが決定的なヘディングシュートを放ったが、GKノイアーの守備範囲だった。

バイエルンは終盤の89分にビッグチャンス。だが、サネのヘディングシュートはGKルセのファインセーブに阻まれて1-1でタイムアップ。ウニオンが健闘し、バイエルンから勝ち点1をもぎ取っている。

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