前代未聞!審判の差別発言に元チェルシーFWが猛抗議「なぜ白人とは言わない?」ムバッペも賛同「彼がいる限り再開はしない」
2020.12.09 12:49 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)の舞台で起こった審判による人種差別行為。その際の選手の対応が、賞賛されている。
グループHでは、PSGのほか、マンチェスター・ユナイテッド、RBライプツィヒが決勝トーナメント進出の可能性を残しており、最終節で全てが決まる状況だった。
その大事な一戦で、前代未聞の事件が。14分、審判を務めていたルーマニア人審判のセバスティアン・コレスク氏が、イスタンブールBBSKのアシスタントコーチを務めるピエール・アシル・ウェボ氏に対して人種差別的な発言をしたとして試合が中断。そのまま試合は中止された。
公平な立場でなくてはならない審判による侮辱行為に対し、この試合はベンチスタートだったイスタンブールBBSKのFWデンバ・バが立ち上がった。
これまでも差別と向き合ってきたデンバ・バの行動は多くの共感を呼んだなか、PSGのFWキリアン・ムバッペも賛同。「第4審がピッチにいる限り再開はしない。彼がそう言うなら、彼が出ていかなければいけない。そのような審判を容認はしない」とコメントした。
また、ルーマニア出身のフランスのスポーツ大臣であるロクサナ・マラシネアヌ氏は「今夜、選手たちは歴史的な決断をした。受け入れがたい態度に直面している」とツイート。選手たちの行動に賛同した。
欧州サッカー連盟(UEFA)もこの事態に声明を発表し「起こった事件の徹底的な調査はすぐに行われるでしょう」とし、この先調査されるとのことだ。
なお、試合は2時間後に中止が決定。PSGの選手たちは再開に向けてウォーミングアップをしていたが、イスタンブールBBSKの選手たちはロッカールームに戻ったままだった。試合は、9日の18時55分(日本時間:26時55分)から再開される
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8日、チャンピオンズリーグ(CL)グループH最終節のパリ・サンジェルマン(PSG)vsイスタンブール・バシャクシェヒルの一戦が行われた。その大事な一戦で、前代未聞の事件が。14分、審判を務めていたルーマニア人審判のセバスティアン・コレスク氏が、イスタンブールBBSKのアシスタントコーチを務めるピエール・アシル・ウェボ氏に対して人種差別的な発言をしたとして試合が中断。そのまま試合は中止された。
公平な立場でなくてはならない審判による侮辱行為に対し、この試合はベンチスタートだったイスタンブールBBSKのFWデンバ・バが立ち上がった。
フランス『RMCスポーツ』によると、デンバ・バは第4審に詰め寄り、「なぜ黒人選手については“この黒人”と言うのに、白人選手に対しては“白人”と言わないのか?」と質問。さらに、「僕たちはウンザリしている。僕たちはサッカーがしたい。さぁ、出て行こう」と言い、そのままロッカールームに下がることとなった。
これまでも差別と向き合ってきたデンバ・バの行動は多くの共感を呼んだなか、PSGのFWキリアン・ムバッペも賛同。「第4審がピッチにいる限り再開はしない。彼がそう言うなら、彼が出ていかなければいけない。そのような審判を容認はしない」とコメントした。
また、ルーマニア出身のフランスのスポーツ大臣であるロクサナ・マラシネアヌ氏は「今夜、選手たちは歴史的な決断をした。受け入れがたい態度に直面している」とツイート。選手たちの行動に賛同した。
欧州サッカー連盟(UEFA)もこの事態に声明を発表し「起こった事件の徹底的な調査はすぐに行われるでしょう」とし、この先調査されるとのことだ。
なお、試合は2時間後に中止が決定。PSGの選手たちは再開に向けてウォーミングアップをしていたが、イスタンブールBBSKの選手たちはロッカールームに戻ったままだった。試合は、9日の18時55分(日本時間:26時55分)から再開される
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