デンバ・バ Demba BA

ポジション FW
国籍 セネガル
生年月日 1985年05月25日(38歳)
利き足
身長 189cm
体重 83kg
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デンバ・バ、ユナイテッドのスタッフ入りの可能性があった! ラングニックから誘い

元セネガル代表FWのデンバ・バ氏が、以前マンチェスター・ユナイテッドの監督を務めたラルフ・ラングニック氏から誘いがあったことを明らかにした。 チェルシーやニューカッスル、ホッフェンハイムやウェストハムなど、ヨーロッパの4大リーグのクラブでプレーしてきたデンバ・バ氏。そのほか、トルコやベルギー、中国も渡り歩き、昨年8月にスイスのルガーノで現役を引退している。 引退直後のある取材でスポーツ・ディレクター職に関心を示していたデンバ・バ氏は、ホッフェンハイム時代の師弟関係で、当時はロコモティフ・モスクワでスポーツおよび開発部門の責任者を務めていたラングニック氏を師事したいとコメント。その後、すぐにラングニック氏がユナイテッドの監督に就任したため、その希望は叶わなかった。 だが、そのラングニック氏からチームスタッフへの誘いがあったという。プレミアリーグをよく知るデンバ・バ氏は選手との橋渡し役として期待されていたようだ。イギリス『i』の取材で明らかにした。 「ラルフが就任したとき、彼は私に電話をかけてきて、スタッフとして迎えたいと言ったんだ。『プレミアリーグを知り、選手を知り、彼らに近い経歴を持ち、英語とドイツ語を話す。チームと私のスタッフの橋渡し役になってくれ』とね」 「彼にとって私は完璧な人材だったんだろう。私もまた、彼をサポートしたかった。6カ月の契約だったが、ビザが下りず、実現しなかった」 「私にとってそれは後悔ではない。経験を積むことは常に有意義なことであり、私は変わらず一生懸命に努めている。今までにも増してね」 2022.08.06 14:40 Sat

ブレントフォード戦大活躍のメンディ、元チェルシーのデンバ・バも絶賛「セネガルのラストピースが揃った」

ブレントフォード戦で驚異のプレーを連発したチェルシーのセネガル代表GKエドゥアール・メンディだが、かつてチェルシーに在籍した同胞のデンバ・バ氏も惜しみない称賛の言葉を送っている。 チェルシーは16日にプレミアリーグ第8節でブレントフォードと対戦した。立ち上がりから押し込む時間が続いたものの、ゴール前を固める相手になかなかシュートすら打てない状況が続く。それでも前半終了間際にDFベン・チルウェルのゴールでなんとかこじ開けてリードを得る。 後半も苦戦を強いられると、終盤にかけてはブレントフォードの猛攻に遭う。だが、ここで気を吐いたのがメンディだった。顔面でのシュートブロックに始まり、アディショナルタイムには相手の渾身のバイシクルシュートを驚異的な反応ではじき出し、無失点勝利に導いて見せた。 試合後には多くのメディアや有識者から賛辞が贈られた中、デンバ・バ氏は元セネガル代表の立場から絶賛している。 「セネガル代表に欠けていたラストピースだと思う。アフリカネイションズカップを勝ち取るためのね」 なお、次回のネイションズカップは2022年1月に開幕する。チェルシーはおよそ1カ月の間、守護神を欠いて戦うことになる。 2021.10.17 14:50 Sun

先日引退のデンバ・バはSD職に関心! 恩師ラングニックによる英才教育もスタート?

先日に現役引退を発表した元セネガル代表FWデンバ・バ(36)は、セカンドキャリアとしてスポーツ・ディレクター職に関心を示しているようだ。 デンバ・バは、これまでチェルシーやニューカッスル、ホッフェンハイムやウェストハムなど、ヨーロッパの4大リーグのクラブでプレー。それ以外にもベシクタシュ(トルコ)やムスクロン(ベルギー)、上海申花(中国)を渡り歩き、今年8月にルガーノ(スイス)を退団した後に現役引退を発表した。 そんなセネガル代表としても通算22キャップを刻む経験豊富なストライカーは、セカンドキャリアとしてスポーツ・ディレクターの仕事に関心があることを、ロシア『Sport-Express』で明かした。 また、ホッフェンハイム時代に師事した“プロフェッサー”の愛称で知られるラルフ・ラングニック氏への弟子入りを希望するデンバ・バは、現在ロコモティフ・モスクワのスポーツおよび開発部門の責任者を務める同氏の下を訪れている。 「将来はスポーツ・ディレクターになりたいと思っているんだ。そして、ラルフ・ラングニックから多くのことを学びたいと考えている」 「彼はその分野において最高の人物で、自分が教えを乞う上で彼以上に優れた存在は想像できないよ」 「ホッフェンハイムを離れてからもずっと彼と連絡を取り合ってきたし、彼は僕のプレーヤーキャリアに大きな影響を与えた」 「そして現在、彼は僕の現役後のキャリアにも影響を与えるはずさ。僕らが共に生きている限り、僕はこれからも彼から学ぶつもりだ」 「トーマス・トゥヘルがラングニックから直接指導を受けたことは誰もが知っていることだし、ラルフのアイデアはユルゲン・クロップや他の多くの指導者に影響を与えた。彼は、ドイツのフットボールを変えたと言っても過言ではないと思うよ」 また、デンバ・バはラングニック氏から指導を受けた後、最も慣れ親しんだイングランドへの帰還を希望している。 「僕がプレーしたすべての国の中で、イングランドは自分にとって最も適した国だったよ」 これまで多くの国々でプレーしてきた豊富な経験と、その際に培ってきた人脈に加え、“プロフェッサー”の英才教育となれば、デンバ・バのスポーツ・ディレクターとしてのセカンドキャリアは、現役時代の活躍以上となるかもしれない。 2021.09.21 07:30 Tue

デンバ・バが現役引退を発表…チェルシーやニューカッスル、ホッフェンハイムなどでプレー

元セネガル代表FWデンバ・バ(36)が現役引退を発表した。 8月18日にスイスのルガーノ退団を発表していたデンバ・バは、13日に自身の公式ツイッターを通じて現役引退を発表。これまで関わったクラブやファンへ感謝の気持ちを綴った。 「感謝の気持ちでいっぱいの中、選手生活の終わりを発表します。何と素晴らしい旅だったことでしょう。汗と涙を流しただけでなく、サッカーは私にたくさんの美しい感情を与えてくれました。ファンの皆さんの情熱や、ゴール後にスタンドから聞こえてくる音、フィールド内外でのチームメイトとのつながりなど、これらは永遠に私の頭と心に残るでしょう」 「機会を与えてくれたすべてのクラブと監督、多大な支援をしてくれたファン、そして無条件の愛を与えてくれた家族と友人に感謝したいと思っています。本当にありがとう」 2005年にフランスのルーアンでプロデビューしたデンバ・バは、ムスクロンやホッフェンハイム、ウェストハムなどでプレー。2011年7月に加入したニューカッスルで躍動すると、2013年1月にチェルシーへと完全移籍で加入する。 しかし、チェルシーでは1年半の在籍でわずか33試合の出場にとどまると、2014年7月にベシクタシュへと完全移籍。その後、中国スーパーリーグの上海申花(現上海FC)、ギョズテペ、イスタンブール・バシャクシェヒルと渡り歩き、今年6月にルガーノに加入していたが、8月18日に退団を発表。 通算成績はプレミアリーグで99試合43ゴール11アシスト、ブンデスリーガで67試合25ゴール10アシスト、中国スーパーリーグで46試合25ゴール7アシスト、スュペル・リグで103試合46ゴール12アシスト、スイス・スーパーリーグで3試合。 また、2007年6月にデビューしたセネガル代表では22試合に出場し4ゴールを記録していた。 2021.09.14 06:30 Tue

元チェルシーFWデンバ・バがたった48分間で新天地ルガーノを退団へ

かつてはチェルシーでもプレーした元セネガル代表FWデンバ・バ(36)が48分でチームを去る事となったようだ。スイス『RSI』が報じた。 デンバ・バは、ムスクロンやホッフェンハイム、ウェストハムなどでプレー。2011年7月に加入したニューカッスルで躍動すると、2013年1月にチェルシーへと完全移籍で加入する。 しかし、1年半の在籍に終わり、2014年7月にはベシクタシュへと完全移籍。その後、中国スーパーリーグの上海申花(現上海FC)でもプレー。その後ギョズテペ、イスタンブール・バシャクシェヒルと渡り歩き、今夏ルガーノに加入していた。 これまでプレミアリーグで99試合43ゴール11アシスト、ブンデスリーガで67試合25ゴール10アシスト、中国スーパーリーグで46試合25ゴール7アシスト、スュペル・リグで103試合46ゴール12アシストを記録してきたデンバ・バには大きな期待が寄せられていた。 今シーズンは開幕戦からスイス・スーパーリーグに出場。ここまで3試合すべてに途中出場で48分間プレーしたが、チームを去ることになるようだ。 その要因とみられるのがチームの身売りとのこと。9日にルガーノは、アメリカ資本に切り替わることで合意に達したと発表。メジャーリーグ・サッカー(MLS)のシカゴ・ファイアーのオーナーでもあるアメリカ人ビジネスマンであるジョー・マンスート氏が買い取ることになったようだ。なお、数日中にも手続きを終え、クラブのオーナーが変わることを発表していた。 『RSI』はこのことが原因でデンバ・バはチームを去り、すでにパリへと移動しているという。 加入して1カ月程度、48分間でデンバ・バのスイスでの時間は終了してしまった。 2021.08.18 22:05 Wed

デンバ・バがスイスのルガーノに加入!

スイスのルガーノは18日、元セネガル代表FWデンバ・バ(35)の加入を発表した。契約期間は2022年6月30日までの1年となる。 今年4月末にイスタンブール・バシャクシェヒルとの契約を解消し、フリーとなっていた元セネガル代表FWだが、新天地は今シーズンのスイス・スーパーリーグを4位でフィニッシュしたルガーノとなった。 これまでチェルシーやニューカッスル、ホッフェンハイム、ベシクタシュ、上海申花など多くのクラブを渡り歩いてきたデンバ・バは、2019年1月にイスタンブールBBSKに完全移籍。加入2年目となった昨シーズンはリーグ戦28試合13ゴールの活躍をみせ、クラブ史上初のスュペル・リグ制覇に大きく貢献した。 今シーズンはクラブ史上初参戦となったチャンピオンズリーグ(CL)において格上マンチェスター・ユナイテッド戦で1ゴールを挙げ、大会初勝利に貢献するなど、公式戦37試合9ゴール3アシストの数字を残していた。 しかし、前線のポジション争いにおける序列の低下によって出場時間を大きく減らしており、出場機会を求める選手サイドからの要求をクラブが受け入れる形で、2022年6月までとなっていた現行契約を早期に打ち切ることになった。 2021.06.19 06:00 Sat

デンバ・バがイスタンブールBBSKを退団…昨季リーグ初優勝&今季CL初勝利に貢献

イスタンブール・バシャクシェヒルは21日、元セネガル代表FWデンバ・バ(35)との契約を双方合意の下で解消したことを発表した。 これまでチェルシーやニューカッスル、ホッフェンハイム、ベシクタシュ、上海申花など多くのクラブを渡り歩いてきたデンバ・バは、2019年1月にイスタンブールBBSKに完全移籍。加入2年目となった昨シーズンはリーグ戦28試合13ゴールの活躍をみせ、クラブ史上初のスュペル・リグ制覇に大きく貢献した。 今シーズンはクラブ史上初参戦となったチャンピオンズリーグ(CL)において格上マンチェスター・ユナイテッド戦で1ゴールを挙げ、大会初勝利に貢献するなど、公式戦37試合9ゴール3アシストの数字を残していた。 しかし、前線のポジション争いにおける序列の低下によって出場時間を大きく減らしており、出場機会を求める選手サイドからの要求をクラブが受け入れる形で、2022年6月までとなっていた現行契約を早期に打ち切ることになった。 なお、現時点では元セネガル代表FWの新天地は不明となっている。 2021.04.23 23:49 Fri

CLで注目すべき“ベテラン”の活躍!35歳でデビューや7年ぶりゴール、今季が最後の選手も

数々のスター選手たちもプレーしてきたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)。2020-21シーズンもいよいよノックアウトステージが開幕する。 今年のCLではドルトムントのFWユスファ・ムココが16歳と18日のCL最年少デビューを果たすなど、多くの若手選手の台頭が目立っている。 一方で、懐かしの顔ぶれや、ベテランとして初めてCLを経験した選手も多くいた。 今回は、ベテラン勢に目を向けて紹介したいと思う。 <span class="paragraph-title">★FWデンバ・バ/イスタンブール・バシャクシェヒル</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210129_cl_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 生年月日:1985年5月25日(35歳) 国籍:セネガル 今季CL成績:6試合1ゴール1アシスト かつてはチェルシーでもプレーしたデンバ・バは、ベシクタシュは上海申花、ギョズテペなどを渡り歩き、2019年1月にイスタンブール・バシャクシェヒルに加入した。 セネガル代表としても活躍したデンバ・バは、チェルシー時代の2013-14シーズン以来7シーズンぶりのCLの舞台に舞い戻る事となった。 2019-20シーズンは予選で敗退したためヨーロッパリーグの出場となったが、今季はトルコ王者としてCLに出場。すると、グループH第3節のマンチェスター・ユナイテッド戦で躍動する。 0-0で迎えた12分に7年ぶりとなるCLのゴールを記録。チームはその後に追加点を奪い、2-1で勝利。クラブのCL初勝利にも貢献した。 <span class="paragraph-title">★MFマルコ・パローロ/ラツィオ</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210129_cl_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 生年月日:1985年1月25日(36歳) 国籍:イタリア 今季CL成績:4試合1ゴール イタリアのクラブを渡り歩き、エラス・ヴェローナやキエーボ・ヴェローナ、チェゼーナ、パルマなどでプレーしたパローロ。2014年7月からラツィオでプレーをしているベテランだ。 ラツィオでは公式戦256試合に出場し38ゴール18アシストを記録し、チームの中盤を支えているパローロだが、35歳9カ月30日でCLデビューを果たした。 近年はラツィオがヨーロッパリーグに出場していたため、ヨーロッパの舞台での経験はあったものの、CLに出場したのは初の出来事となった。 CLでゲームキャプテンも務めたパローロは、第4節のゼニト戦にも先発出場すると、1-0で迎えた22分にCL初ゴールを記録。チームの3-1の勝利に貢献した。 ラウンド16にも勝ち残っているラツィオだが、パローロの活躍にも注目だ。 <span class="paragraph-title">★FWマルクス・ベリ/クラスノダール</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210129_cl_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 生年月日:1986年8月17日(34歳) 国籍:スウェーデン 今季CL成績:6試合2ゴール ヨーテボリやフローニンヘン、ハンブルガーSV、PSV、パナシナイコスとヨーロッパの様々な国でプレー経験のあるベリ。2017年7月にはUAEのアル・アインへと活躍の場を移していた。 アル・アインでは、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)にも出場したベリは、2019年7月にクラスノダールへ完全移籍。そして、今シーズンは意外にもキャリア初のCL出場を果たした。 ヨーロッパリーグでのプレー経験は豊富なベリは、初のCLでもその得点能力を発揮。第3節のセビージャ戦ではCL初ゴールを記録すると、第5節のスタッド・レンヌ戦でもゴールを記録し、チームを今大会初勝利に導く活躍を見せていた。 ヨーローぱの各国だけでなく、アジアでもプレーした渡り鳥のストライカーであるベリが、ついにCLでも結果を残すことに成功した。 <span class="paragraph-title">★MFルーカス・レイバ/ラツィオ</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210129_cl_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 生年月日:1987年1月9日(34歳) 国籍:ブラジル 今季CL成績:4試合 かつてはリバプールでもプレーしたルーカス・レイバは、2014-15シーズン以来となるCLの舞台に復帰した。 リバプール時代はCLで26試合プレーしたルーカスは、2008-09シーズンには主軸としてプレーしベスト8を経験していた。 ラツィオ移籍後初のCL出場となったルーカスは、新型コロナウイルス(COVID-19)での隔離期間以外は4試合に出場。第4節のゼニト戦ではアシストを記録していた。 ラツィオにとって久々のラウンド16進出となった今シーズン。多くの経験を持つルーカスの存在は、チームにとって大きな力になるだろう。 <span class="paragraph-title">★FWクラース=ヤン・フンテーラル/アヤックス</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210129_cl_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 生年月日:1983年8月12日(34歳) 国籍:オランダ 今季CL成績:3試合 アヤックスに舞い戻ったかつてのエースは、3シーズン連続のCL出場。しかし、今シーズンが最後のCLの舞台となった。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJMdE93VVBBcCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> フンテラールは、今シーズン限りでの現役引退を表明しており、現役ラストシーズンもCLの舞台に立つことに成功。出場時間も限られたものとなったが、3試合でプレーした。 CLでは42試合に出場し14ゴールを記録。オランダ代表のエースとしても活躍したフンテラールは、2020年限りでそのアヤックスを退団。現役最後のクラブにシャルケを選択し、1月に移籍を果たした。 2021.01.29 22:15 Fri

誇りに思う…人種差別に真っ先に立ち向かったデンバ・バをT・ウェアが称賛

先日のパリ・サンジェルマン(PSG)vsイスタンブール・バシャクシェヒルで起こった人種差別問題に関して、リールのアメリカ代表FWティモシー・ウェアがFWデンバ・バの姿勢を称賛している。フランス『レキップ』が伝えている。 8日に行われた一戦で起きた問題が尾を引いている。判定に対する抗議をしたイスタンブールBBSKのアシスタントコーチを務めるピエール・アシル・ウェボ氏に、第4審判のセバスティアン・コレスク氏が人種差別発言を行った件だ。 この時、当該の2人とは別に注目を浴びたのがイスタンブールBBSKのデンバ・バだ。控えメンバーだった同選手は事が起きると真っ先にベンチから立ち上がり、第4審に対して「なぜ黒人選手については“この黒人”と言うのに、白人選手に対しては“白人”と言わないんだ?」と、人種差別に反対する姿勢を強く示していた。 この姿を元PSGのティモシー・ウェアが称賛。起こったことは容認できないが、デンバ・バを誇りに思うと語っている。 「試合を見たわけではないんだけど、ネットなどで何が起こったのかは把握していた。2020年において、僕たちのスポーツに人種差別の余地はない。絶対にあってはならないことだ」 「その発端が審判というのは衝撃的だよ。古巣であるPSGやイスタンブールの選手がピッチから去っていくのを見てとても嬉しかった。反対するために皆が立ち上がってくれたことも嬉しかったよ」 「デンバ・バの姿勢を誇りに思う。起こったことは容認できないけどね。UEFAはリアクションを示す必要がある」 2020.12.10 15:50 Thu

審判から人種差別発言受けたウェボ氏がPSG戦ベンチ入り可能に! UEFAが同氏に対する退席処分を一時凍結

欧州サッカー連盟(UEFA)は9日、チャンピオンズリーグ(CL)のパリ・サンジェルマン(PSG)戦で退席処分を科されたイスタンブール・バシャクシェヒルのピエール・アシル・ウェボ氏に対する処分を一時凍結することを決断した。 イスタンブールBBSKでアシスタントコーチを務めるウェボ氏は、8日に行われたPSG戦の前半序盤の13分に、相手DFプレスネル・キンペンベのハードチャージに激昂し、フォースオフィシャルを務めていたセバスティアン・コレスク氏に激しく抗議。 その後、コレスク氏から無線で執拗な抗議の事実を伝えられた主審のオヴィディウ・ハツェガン氏がウェボ氏にレッドカードを掲示し、退席処分を言い渡した。 しかし、コレスク氏はハツェガン氏に前述の内容を伝えた際、カメルーン出身のウェボ氏を指す表現として、黒人に対する差別的表現である「ニグロ(Negro)」という言葉を使用。 これを受けて、ウェボ氏がコレスク氏に詰め寄り、ベンチにいた元セネガル代表FWデンバ・バらも怒りの声を挙げ、イスタンブールBBSKはこの人種差別行為に対する抗議としてプレーを止めてロッカールームに引き上げた。さらに、対戦相手のPSGもこの行動を支持し、同じくプレー継続を固辞した。 そして、前代未聞の形で中断となった一戦は最終的に翌日の現地時間18:55(日本時間26:55)に再開されることになった。 そして、UEFAは人種差別行為の被害者となったウェボ氏に掲示されたレッドカードに関して、レッドカードが妥当だったかの調査開始と共に、処分を一時凍結することを決定。そのため、同氏は9日に開催されるPSG戦でのベンチ入りが可能となった。 2020.12.09 22:33 Wed
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