バイエルン、すでにハビ・マルティネスの後釜に目星か
2020.12.04 19:28 Fri
バイエルンが、インテルからスペツィアにレンタルしているU-19フランス代表MFルシアン・アグメ(18)に注目しているようだ。ドイツ『Sport Bild』が伝えている。
バイエルンでは今季限りで契約満了を迎える元スペイン代表MFハビ・マルティネスの退団が濃厚となっている。つい先日には「新しいことに挑戦したい」と改めて退団の意思を示しており、「22」ものタイトルを獲得した8年間にピリオドが打たれようとしている。
バイエルンは早くも次期セントラルMF探しに着手しており、その中で白羽の矢が立ったのが、同胞のMFポール・ポグバと比較されるアグメだという。
カメルーンにルーツを持つ同選手は、2018年10月にソショーでプロデビュー。体を張った守備を持ち味としながらも、広い視野と高いパス制度で攻撃の組み立ても行う。昨夏にその才能をインテルに見出され、2023年までの契約を結んだ。
昨年12月にセリエAデビューを果たしたものの、やはり十分な出場機会には恵まれず、今季は昇格組のスペツィアにレンタル。しかし、ここでもなかなか出番を貰えず、代理人のオスカル・ダミアーニ氏は「彼はヨーロッパで随一の若手だが、イタリアの監督は若手を起用する勇気が欠けているようだ」と非難していた。
バイエルンでは今季限りで契約満了を迎える元スペイン代表MFハビ・マルティネスの退団が濃厚となっている。つい先日には「新しいことに挑戦したい」と改めて退団の意思を示しており、「22」ものタイトルを獲得した8年間にピリオドが打たれようとしている。
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インテルがソショーに支払った移籍金は総額450万ユーロ(約5億7000万円)と伝えられおり、現在も高騰はしていないとみられているが、インテル移籍前はバルセロナやマンチェスター・シティも獲得に興味を持っていたということもあり、将来的に激しい争奪戦になるかもしれない。
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