インテル保有もレンタル生活続く22歳アグメ、武者修行先セビージャでの活躍が転機に?

2024.05.10 18:05 Fri
セビージャにフィットしたルシアン・アグメ22歳
Getty Images
セビージャにフィットしたルシアン・アグメ22歳
インテルが元U-21フランス代表MFルシアン・アグメ(22)との契約を更新する見通しだが、手元に残す可能性は高くないようだ。スペイン『Relevo』が伝えている。

インテル保有で今年1月からセビージャへレンタル移籍中の若手セントラルハーフ、アグメ。今季序盤戦はインテルで1試合4分間のプレーにとどまり、通算4度目の武者修行に出た。

セビージャ加入後はすぐに出場機会を貰い、2月中旬から1カ月ほど負傷離脱も、チームはアグメ復帰後のラ・リーガ5試合(先発3試合/途中出場2試合)で4勝1分けと好調。アグメは開幕から低迷してきたセビージャにおいて、派手さはなくとも良いインパクトとなっている。
そんなアグメ、セビージャへのレンタル移籍は、2025年6月までとなっているインテルとの契約が、2年間延長されることが事実上内定した上でのものだった模様。

インテルとしては、これまでレンタル移籍でたらい回しにしてきたアグメの売却を常時想定しているようだが、セビージャは買い取りオプションの満額支払いが難しいとも伝えられる。
ただ、すでに重要な戦力。インテルとの契約延長を把握してか、レンタル期間延長を模索し、まずはアグメ本人を説得中だそうだ。

その一方、セビージャでの活躍は他クラブの興味もひいてしまった模様。すでにインテルへ完全移籍を前提としたいくつかの照会依頼が届いているとされる。

ルシアン・アグメの関連記事

アトレティコ・マドリーは6日、ラ・リーガ第30節でセビージャとのアウェイ戦に臨み、2-1で逆転勝利した。 前節エスパニョールに引き分けた3位アトレティコ(勝ち点57)は、4日前のコパ・デル・レイ準決勝2ndレグではバルセロナの前にウノセロ敗戦で決勝進出はならなかった。公式戦6試合勝ちがない中、バルセロナ戦のスタメ 2025.04.07 06:30 Mon
チェルシーのU-21フランス代表DFマロ・グストがしばしの戦線離脱を強いられる見込みだ。 フランスサッカー連盟(FFF)は3日、U-21フランス代表に招集されていたグスト、RCランスMFアンディ・ディウフ、バーンリーDFマキシム・エステヴェの3選手の負傷離脱を発表。代わってセビージャMFルシアン・アグメの追加招集 2024.09.04 14:00 Wed
セビージャは6日、インテルからU-21フランス代表MFルシアン・アグメ(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月30日までの4年となる。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、インテルは今回のアグメ売却で移籍金400万ユーロ(約6億3000万円)+リセール時の移籍金 2024.08.06 19:35 Tue
セビージャは1日、5選手の退団を発表した。 今回退団が発表されたのは、元ドミニカ代表FWマリアーノ・ディアス(30)。そしてレンタル移籍中だったフランス人MFブバカリ・スマレ(25)、チュニジア代表MFハンニバル・メイブリ(21)、元U-21フランス代表MFルシアン・アグメ(22)、U-20アルゼンチン代表FWア 2024.07.02 10:05 Tue
セビージャにはケガ人が非常に多い。スペイン『Relevo』が伝えている。 現在セビージャはラ・リーガで5勝9分け11敗の15位に低迷。昨季のヨーロッパリーグ(EL)制覇によってもたらされたチャンピオンズリーグ(CL)もグループステージ最下位で敗退…“お家芸”とも言える「3位→EL参戦→優勝」ルートに進めなかった。 2024.02.21 15:35 Wed

セビージャの関連記事

ファン・サポーターの行き過ぎた行動が、選手たちをさらに苦しめることになっていたようだ。 セビージャは10日、ラ・リーガ第35節でアウェイでセルタと対戦した。今シーズンは近年にない低迷ぶりとなっており、セルタにも3-2で敗戦。勝ち点38となり残り4試合で降格圏との勝ち点差は「8」の16位に位置している。 そん 2025.05.11 22:45 Sun
セビージャは13日、ホアキン・カパロス氏(69)の新監督就任を発表した。契約期間は今シーズン終了までとなる。 今シーズンここまでラ・リーガ31試合9勝9分け13敗の13位と不振に陥っていたセビージャは13日にガルシア・ピミエンタ監督(50)の解任を発表。クラブは直近で宿敵ベティスとのエル・グラン・デルビでの敗戦を 2025.04.13 22:15 Sun
セビージャは13日、ガルシア・ピミエンタ監督(50)の解任を発表した。 バルセロナ出身でバルセロナのカンテラで指導者キャリアをスタートしたピミエンタ監督は、2022年1月にペペ・メル前監督の後任としてラス・パルマスの新指揮官に就任。クラブをプリメーラ昇格に導く手腕を発揮すると、昇格1年目の昨シーズンは後半戦に失速 2025.04.13 20:11 Sun
セビージャは10日、U-21スペイン代表DFフアンル・サンチェス(21)との契約延長を発表した。新契約は2029年夏までとなる。 2018年7月にセビージャの下部組織に加入したフアンルは、2022年7月にファーストチームに昇格。同シーズンはミランデスにレンタル移籍を経験するも、1年で復帰していた。 フアンル 2025.04.10 18:20 Thu
アトレティコ・マドリーは6日、ラ・リーガ第30節でセビージャとのアウェイ戦に臨み、2-1で逆転勝利した。 前節エスパニョールに引き分けた3位アトレティコ(勝ち点57)は、4日前のコパ・デル・レイ準決勝2ndレグではバルセロナの前にウノセロ敗戦で決勝進出はならなかった。公式戦6試合勝ちがない中、バルセロナ戦のスタメ 2025.04.07 06:30 Mon

ルシアン・アグメの人気記事ランキング

1

昨季のEL制覇は“かりそめ”…衰退するセビージャ、ケガ人も多く37歳S・ラモスを酷使中

セビージャにはケガ人が非常に多い。スペイン『Relevo』が伝えている。 現在セビージャはラ・リーガで5勝9分け11敗の15位に低迷。昨季のヨーロッパリーグ(EL)制覇によってもたらされたチャンピオンズリーグ(CL)もグループステージ最下位で敗退…“お家芸”とも言える「3位→EL参戦→優勝」ルートに進めなかった。 振り返ると、セビージャは昨季から異変が起きている。 21世紀に入ってからラ・リーガで一度も下位(11位〜20位)フィニッシュがなかったにもかかわらず、昨季まさかの12位で、今季もここまで15位に沈む。 昨季序盤戦は2部リーグ降格圏に足を踏み入れるほど低迷し、ホセ・ルイス・メンディリバル監督の途中就任より戦術を「ポゼッション」から「ロングボール&速攻」にチェンジ…大胆な決断が通算7度目のEL制覇をもたらした。 しかし、今思えばこれも“かりそめ”。 メンディリバル登板は劇薬に過ぎず、対戦相手から研究・対策された結果、同監督は今季序盤戦で解任の憂き目に。欧州初指揮の前ウルグアイ代表指揮官、ディエゴ・アロンソ監督が後任となったなか、ラ・リーガ直近4試合で2勝2分けの無敗とはいえ、『Relevo』はある点を不安視する。 そう、セビージャは主力を中心にケガ人が非常に多いのだ。 DFネマニャ・グデリ、DFマルコス・アクーニャ、DFマルコン、DFタンギ・ニアンズ、MFエリク・ラメラ、MFルシアン・アグメ、FWドディ・ルケバキオ、FWマリアーノ・ディアス、FWルーカス・オカンポス アクーニャ、マルコン、マリアーノについては、ここ2〜3週間の間にケガから復帰して数試合で別の箇所を痛めたか再発。17日のバレンシア戦で途中交代した主軸アクーニャは筋断裂だという。 ケガ人の頻発により、37歳DFセルヒオ・ラモスも最終ラインでフル稼働せざるを得ない状況。前半戦は2〜3試合に1試合ベンチスタートだったが、昨年12月以降、出場停止1試合を除いて10試合連続でフル出場中だ。 理想的な11人、またはそれに近い11人を組むこともできない現状では、昨季からの低迷を脱却することも難しいか。少なくとも、もはやセビージャはラ・リーガの第二勢力とは言えない立ち位置にある。 2024.02.21 15:35 Wed
2

セビージャ、インテルからU-21仏代表MFが再加入! 一時ローンバックも完全移籍での加入に

セビージャは6日、インテルからU-21フランス代表MFルシアン・アグメ(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月30日までの4年となる。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、インテルは今回のアグメ売却で移籍金400万ユーロ(約6億3000万円)+リセール時の移籍金50%を受け取ることになるという。 カメルーンのヤウンデ出身で2019年にフランスのソショーからインテルのユースチームに加入したアグメ。185cmのスケールの大きな守備的MFはネッラズーリのファーストチームで思うように出場機会を得られず、スペツィアやスタッド・ブレスト、トロワといった武者修行先でプレー。 今年1月にはセビージャに買い取りオプション付きのレンタル移籍で加入し、公式戦13試合に出場した。ただ、ガルシア・ピミエンタ新監督の就任の影響などもあったか、クラブは買い取りオプション行使を見送り、プレシーズンはインテルに一度復帰。 だが、最終的にセビージャとアンダルシア行きを希望したアグメの意向もあり、完全移籍での加入が決定した。 そして、アグメはセビージャ再加入の喜びと新たな決意を語っている。 「昨シーズンとても幸せだった場所に戻ってこられてとても嬉しい。とても簡単な決断だったよ」 「準備はできている。インテルでプレシーズンを全うしたし、体力的にはとても良い状態だ。あとは新監督と一緒にピッチに出て、監督が何を求めているのかを学び、新しいプレースタイルに適応して戦うだけだ」 2024.08.06 19:35 Tue

セビージャの人気記事ランキング

1

守護神ブヌが劇的同点ゴール!セビージャ史上初のGK得点者に

セビージャのモロッコ代表GKヤシン・ブヌが、バジャドリー戦のゴールを振り返った。クラブ公式サイトがコメントを伝えている。 セビージャは20日、ラ・リーガ第28節でバジャドリーと対戦した。直近のリーグ戦で2連勝を収めていたセビージャだが、この日は主導権を握りながらも決めきれない時間が続く。すると44分に、DFジエゴ・カルロスがやや不運な形でPKを取られ、先に失点する展開に。 後半も次々とゴールに迫るものの、FWルーク・デ・ヨングのヘディングシュートがポストを叩くなどゴールが遠い。しかし、このまま3試合ぶりの敗戦かに思われた後半アディショナルタイム、チームの窮地を救ったのが守護神のブヌだった。 CKの流れからFWユセフ・エン=ネシリがエンドラインギリギリのところでマイナスに折り返すと、DFクンデがワンタッチでコースを変えて、最後はブヌが左足のシュートを突き刺した。<div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">HIGHLIGHTS | Late drama as <a href="https://twitter.com/SevillaFC_ENG?ref_src=twsrc%5Etfw">@SevillaFC_ENG</a> &#39;keeper Bono equalises with the last kick of the game. <br><br> <a href="https://twitter.com/hashtag/RealValladolidSevillaFC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#RealValladolidSevillaFC</a> <a href="https://t.co/RfKacGUsHf">pic.twitter.com/RfKacGUsHf</a></p>&mdash; LaLiga English (@LaLigaEN) <a href="https://twitter.com/LaLigaEN/status/1373407788404252680?ref_src=twsrc%5Etfw">March 20, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> ブヌはセビージャとして初めてゴールを決めたGKに。試合後のインタビューでゴールを振り返ったが、最初は喜びよりも戸惑いがあったようだ。 「状況的に複雑な試合だった。でも僕たちは良いプレーをしていたよ。PKで少し沈んでしまったけど、後半は報われるまで粘り強く戦った」 「ボールが僕のところに転がってきて幸運だったね。ゴールセレブレーションをどうしたらいいかわからなくて、この感情を表すのは難しかった。とても奇妙な気分だね。でも嬉しいよ。同点にできて仲間たちがみんな喜んでくれたからね」 かくいうブヌはゴール直後、ユニフォームを脱いで喜びを表していたが、その後きっちりイエローカードを貰っていた。 2021.03.21 13:40 Sun
2

ベン・イェデルがフランスで初のフットサル&サッカー代表選手に! “キングカズ”とは逆パターン

▽セビージャに所属するFWウィサム・ベン・イェデルがフランス人史上初のフットサルとサッカーの双方での代表選手となった。イギリス『101GREAT GOALS』が伝えた。 ▽先日にサッカーフランス代表に初招集されたイェデルは、23日に行われたコロンビア代表戦で後半に途中投入され、27歳で待望のレ・ブルーデビューを果たした。 ▽しかし、イェデルがレ・ブルーとしてプレーしたのはこれが初めてではなく、2010年にフットサルフランス代表として2試合に出場し1ゴールを記録していた。 ▽ブラジル代表FWネイマールや同MFフィリペ・コウチーニョなどを筆頭にブラジルなど南米では11人制のサッカーを始める前の幼少期にフットサルを通じて、足元の細かい技術などを習得するケースが多い。 ▽ただ、幼馴染であるレスター・シティのアルジェリア代表MFリヤド・マフレズ同様に10代の頃にフランス下部リーグでのプレーを余儀なくされたイェデルは、サッカー選手としてのキャリアに行き詰っていた時期にフットサルフランス代表としてプレー。その後、トゥールズ移籍をキッカケにブレイクを果たし、現在はセビージャで印象的なプレーを披露している。 ▽そのため、サッカー日本代表での輝かしいキャリアを残した後、2012年にフットサル日本代表としてFIFAフットサルワールドカップに参加した“キングカズ”ことFW三浦知良らとは異なる、稀有なケースといえるだろう。 2018.03.25 13:45 Sun
3

現役時代のシメオネ監督はどんな人物だった? かつての同僚が明かす

アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督について、現役時代のチームメイトたちが振り返った。スペイン『マルカ』が伝えている。 現役時代セビージャやアトレティコ、そしてインテルなどで活躍したシメオネ氏。特に現在監督を務めるアトレティコには1994年から1997年までの3年間と2003年から2005年1月までの1年半の2度在籍し、公式戦155試合出場29ゴールを記録した。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJKcDZqR25nZCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 監督としてピッチサイドで感情を全面に出したスタイルでチームを鼓舞するシメオネ氏だが、現役時代からこの情熱的なスタイルは一貫したもので、共にプレーした多くの選手たちに大きな印象を与えていたようだ。 アトレティコでのチームメイトだった元スペイン代表DFトニ・ムニョス氏は、選手時代のシメオネ氏の情熱を振り返っている。 「彼は全てにおいて情熱的で、ピッチ上でも自分が感じたことを表現していた。苦しむことを楽しんでいたし、全員に対して高い要求を持っていて、強いパーソナリティのある選手だった」 またムニョス氏は、シメオネ氏の優れた戦術眼が得点に繋がっていたと話す。 「戦術的にもとても優れていた。常に1シーズンで8から14ゴールくらいを決めていたが、それは彼がフリーキックや攻撃参加が上手かっただけでなく、試合を読む力に非常に長けていたからだ」 「彼のフットボールに対する思いはとても大きかった。私にシエスタすらさせてくれなかったよ。常にフットボールについて話していて、寝ていても起こされたものだ」 「彼のウォーミングアップは試合前のホテルから始まっていた。チームメイトに指示をして人を集めて、ランチやディナーの時、気付いたら相手がどういう風にプレーするのかという話をしていた」 またセビージャ時代のチームメイトである元スペイン代表DFマノーロ・ヒメネス氏も、シメオネ氏がピッチ上で見せる姿に感嘆していたと明かし、選手時代から名監督としての片鱗を見せていたと語った。 「彼は熱量に溢れていた。失敗した時には怒り、野心と高い要求を求める選手だった。彼はチームのみんなのリスペクトを勝ち取った。なぜなら、失敗しても自分の足でもう一度立ち上がることのできる、勇気ある選手だったからだ」 「彼はハードワーカーで、自分の持つ全てをピッチで出し尽くし、全てのボールを200%の力で追う、今で言うBox to Box タイプのMFだった」 「アグレッシブさとクオリティを兼ね備え、前線への攻撃参加もできた、完全な選手だった。彼が監督になる姿は容易に想像できた」 「選手の時も監督の時も、エル・チョロ(シメオネ愛称)は誇張して大袈裟に行動したりしない。あれが彼のそのままの生き方なんだ」 「彼はベンチで静かに座っているようなタイプではない。自分のメンタルの強さやウイニング・スピリットを常に示してきた人物で、それは彼のDNAの中にあるものなんだ」 また、同じくセビージャ時代の同僚でチームのCBであったホセ・ミゲル・プリエト氏も、シメオネ氏は選手時代からリーダシップを発揮していたと明かした。 「彼はよく試合の前、失敗はピッチに持ち込まずロッカールームに置いていけと私たちに言ったよ」 「常にフットボールのことを考えていて、その執着にも似た思いは今でも増していると思う」 「試合中は全てのプレーに関わっていたし、サッカーというものを理解していた。優れたMFがいれば、CBの力を引き出すことができる。私たちが活躍できたのは彼のおかげだ」 しかし、そんな情熱的なシメオネ氏だが、抜けている部分もあったとプリエト氏は語る。 「私たちはトレーニングに彼の車に乗って行ったことがあったが、車のタイヤがパンクしていたのにずっと変えていなかったんだ。だから私がタイヤの買い方を教えてやったんだ」 2020.06.10 12:45 Wed
4

セビージャ・ダービーが試合途中に中止…ベティスサポーターによる投擲物がジョルダンの頭部に直撃《コパ・デル・レイ》

15日に行われたコパ・デル・レイ4回戦、ベティスとセビージャによるセビージャ・ダービーが一部サポーターの愚行によって試合途中に中止となった。スペインサッカー連盟(RFEF)が発表した。   リーグ戦で3位に付けるベティスと、2位のセビージャによる、コパ8強進出を懸けた今季2度目のダービーは、序盤からホームチームのペースで進む。だが、35分にセビージャはMFパプ・ゴメスが見事な右足のダイレクトシュートをゴール右下隅へ突き刺し、この試合のファーストシュートで先制点を奪った。   それでも、良いリズムで試合を進めていたベティスは直後の39分、右CKの場面でキッカーのFWナビル・フェキルが左足インスウィングのボールで直接ゴールを狙うと、ダービー初出場で若さが出たか、前目のポジションを取っていたGKアルフォンソ・パストールの頭上を越えたボールがそのままファーポストに決まった。   すぐさま1-1のイーブンに戻った試合はここから更なるエキサイティングな攻防を期待させたが、フェキルのゴール直後にベティスゴール裏の不届きなサポーターによる愚行が試合に水を差した。ゴール裏から投擲されたプラスチック製と思われる筒がセビージャMFジョアン・ジョルダンの頭部に直撃。これを間近で確認していた主審が安全面を危惧し、試合の一時中断を宣告。両チームの選手たちを一旦ベンチやロッカールームに引き上げさせると共に、ゴール裏の警備を増員させた。   その後、試合は数十分間の中断に入り、当初は再開の可能性もあったが、REFEは安全面の確保が困難だと判断し、試合中止を決断した。   なお、現時点では試合再開やセビージャの不戦勝の可能性など、試合の取り扱いに関して公式なアナウンスはなされておらず、15日中あるいは16日に何らかの発表が行われることになるようだ。 2022.01.16 07:20 Sun
5

セビージャがリーベルの逸材MFエンソ・フェルナンデスに関心

セビージャがリーベル・プレートに所属するアルゼンチン人MFエンソ・フェルナンデス(21)に関心を示しているようだ。アルゼンチン『Ole』が報じている。 フェルナンデスはリーベルの下部組織出身のセントラルMF。2020年3月にトップチームデビューを飾ると、翌シーズンにはデフェンサ・イ・フスティシアに武者修行。リーベル復帰後はセントラルMFや左サイドハーフを主戦場に主力として活躍している。 180cmと体格は標準も、卓越したキック精度とテクニックを武器とする攻撃型MFは、自らボールを運び局面を打開し、ラストパスやフィニッシュに関与するダイナミックなプレースタイルだ。 リーベルと2025年12月まで契約を残すフェルナンデスの契約解除金は2000万ユーロ(約27億3000万円)に設定されており、セビージャはマンチェスター・シティ、インテルと共に同選手の動向を注視しているクラブのひとつだという。 セビージャは昨夏にアルゼンチン代表DFゴンサロ・モンティエルをリーベルから獲得するなど、以前から多くのアルゼンチン人プレーヤーが活躍しており、フェルナンデスにとっては馴染みやすい環境だ。 2022.04.14 00:13 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly