マルセイユ、CL記録の13連敗に終止符…ビラス=ボアスも安堵
2020.12.02 14:29 Wed
マルセイユのアンドレ・ビラス=ボアス監督が、チャンピオンズリーグ(CL)の連敗記録ストップに安堵している。フランス『レキップ』が試合後のコメントを伝えた。
1日に行われたCLグループステージ第5節でオリンピアコスと対戦したマルセイユ。日本代表DF酒井宏樹も先発出場した試合は33分に先制されるものの、後半にFWディミトリ・パイエの2度のPKで逆転勝利を収めた。
この勝利はマルセイユにとって今大会初勝利というだけでなく、2012年2月22日のインテル戦から続く大会ワースト記録の13連敗に終止符を打つ大きな意味を持つ。約9年続いた長いトンネルから抜け出したビラス=ボアス監督も安堵の表情を浮かべ、試合を振り返った。
「前半からバランスの取れたプレーを見せていただけに、相手の先制ゴールは大きな打撃だった。だが、後半は個性を発揮し、チームが良い状態であることを示すことができた。誰にとっても安心できるものとなったよ」
「我々は2つのゴールを決めたが、残念ながらオリンピアコスを追い抜くことができる3つ目のゴールは奪えなかった。最終節のマンチェスター・シティ戦がより重要となったね」
マルセイユが所属するグループCではシティとポルトの決勝トーナメント進出が決定済み。マルセイユに残された道は3位に入りヨーロッパリーグに回ることだが、指揮官の言うようにオリンピアコスとの直接対決では得失点差で1点足りずに3位に上がることはできなかった。
結果は9日に行われるに委ねられることとなったが、ポルトガル人指揮官は14試合ぶりの白星は「自信に繋がった」として、運命のシティ戦に望みを持った。
1日に行われたCLグループステージ第5節でオリンピアコスと対戦したマルセイユ。日本代表DF酒井宏樹も先発出場した試合は33分に先制されるものの、後半にFWディミトリ・パイエの2度のPKで逆転勝利を収めた。
この勝利はマルセイユにとって今大会初勝利というだけでなく、2012年2月22日のインテル戦から続く大会ワースト記録の13連敗に終止符を打つ大きな意味を持つ。約9年続いた長いトンネルから抜け出したビラス=ボアス監督も安堵の表情を浮かべ、試合を振り返った。
「我々は2つのゴールを決めたが、残念ながらオリンピアコスを追い抜くことができる3つ目のゴールは奪えなかった。最終節のマンチェスター・シティ戦がより重要となったね」
「過去についてはどうしようもないが、食い止める必要があった。この大会はいいレッスンになったよ。最初の4試合は最悪で運にも見放されていた」
マルセイユが所属するグループCではシティとポルトの決勝トーナメント進出が決定済み。マルセイユに残された道は3位に入りヨーロッパリーグに回ることだが、指揮官の言うようにオリンピアコスとの直接対決では得失点差で1点足りずに3位に上がることはできなかった。
結果は9日に行われるに委ねられることとなったが、ポルトガル人指揮官は14試合ぶりの白星は「自信に繋がった」として、運命のシティ戦に望みを持った。
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