武藤嘉紀がラ・リーガ初ゴール!乾は幻弾もエイバルがベティスに快勝し4戦ぶり白星《ラ・リーガ》

2020.12.01 07:05 Tue
Getty Images
11月30日、ラ・リーガ第11節のレアル・ベティスvsエイバルが行われ、0-2でエイバルが勝利した。

なお、MF乾貴士とFW武藤嘉紀は共に先発出場。武藤はラ・リーガでの初ゴールを記録した。乾にとっては古巣対戦となる。

勝ち点12で13位のベティスが勝ち点10で16位のエイバルを迎えた一戦。序盤から勢いを持ってプレーしたのはアウェイのエイバルだった。
1トップの武藤を頂点に前線からのハイプレスをかけるエイバル。ベティスのポゼッションを寸断する動きを見せ、中盤でも簡単にボールを繋がせない展開となる。

それでも20分にはベティスが決定機。スルーパスに抜け出したテージョがGKと一対一に。ボックス内でテージョがフリーでシュートも、GKドミトロビッチが足でしっかりとセーブして得点を許さない。
エイバルのプレスに窮屈な戦いを強いられるベティスは、徐々にビルドアップにズレが。エイバルはブライアン・ヒルがボックス内でチャンスを作るなど、徐々にゴールの匂いを感じさせていく。

するとエイバルは34分、前線からプレスをかけると、後方からのビルドアップからボールを奪うと、こぼれ球をディオプがボックス手前右からクロス。これをファーサイドでブライアン・ヒルがダイビングヘッドで折り返すと、GKが弾いたボールを乾が押し込んでゴールを奪った。

しかし、このゴールにはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入。チェックのためにしばらく中断すると、最終的にはノーゴールの判定。乾がオフサイドを取られてしまった。

ゴールレスで迎えた後半。立ち上がりからエイバルが攻めると、49分に右CKを獲得。ブライアン・ヒルからのクロスをニアサイドでブルゴスがフリック。これに武藤が飛び込んで合わせ、エイバルが先制。武藤にとっては加入後初ゴールとなった。

先制したエイバルはその後もペースを握る。すると53分、武藤が起点となりボールを繋ぐと、スルーパスに抜け出したコレアがGKにボックス内で倒されPKを獲得。これをブルゴスがしっかりと決めてエイバルが追加点を奪う。

エイバルは敵地でしっかりと戦い続けると、87分にはボックス内でパスをカットしたバルトラのトラップが大きくなると、後方から猛然と奪いに行った乾が倒されPKを獲得。これをセルジ・エンリクがけるが、GKロブレスが完璧にセーブし、追加点を許さない。

その後も2点ビハインドのベティスがエイバルゴールに迫るが、最後まで集中を切らさずに守備を固めて試合終了。エイバルは2試合連続クリーンシートで今季3勝目、ベティスは3連敗となった。

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今年J2から昇格してきたチームってどんな感じなの?!の巻/倉井史也のJリーグ

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“セクシーフットボール”で脚光浴びた野洲高同期が再会! その場にマドリー下部組織所属の“ピピ”こと中井卓大も

▽エイバルに所属する日本代表MF乾貴士と清水エスパルスに所属するFW村田和哉が野洲高校の同期らと再会を果たしたようだ。 ▽乾はセゾンフットボールから野洲高校に進学。2年生でレギュラーの座を掴み取ると、1学年上の現在ウェスタン・シドニー・ワンダラーズに所属するMF楠神順平や同級生の北海道コンサドーレ札幌DF田中雄大らと共に2006年度の第84回全国高等学校サッカー選手権大会優勝を果たした。淡海ジュニアユースFCから進学した村田は、3年時にレギュラーとして乾や田中と共に第85回全国高等学校サッカー選手権大会に出場。3回戦で敗退となったものの、個人技を重視したトリッキーなドリブルやヒールパスを駆使したスタイルが「セクシーフットボール」と称され、いち躍脚光を浴びた。 ▽ウィンターブレークで帰国中の乾とオフシーズン中の村田は、高校時代の盟友たちと再会。そこには現在マドリーの下部組織でプレーする滋賀県出身の中井卓大の姿もあり、共に身体を動かしたようだ。 ▽乾は自身のツイッター(@takashi73784537)で高校時代、共に戦った仲間と旧交を温めたことを報告。村田もツイッター(@mkazu8)を更新し、将来が期待される中井に衝撃を受けたことを告白している。※絵文字省略 ◆乾貴士 「昨日はピピ君と野洲高校の同い年のサッカー部の友達とサッカーしました! 皆んな、ピピ君に会いたくて集まったミーハー野郎です。笑 でも、久しぶりに会えたし、一緒にサッカーできたし、楽しかったー(^^)」 ◆村田和哉 「スペインから乾が帰ってきたので野洲高校で同期たちとサッカーをしました。コンサドーレの田中、奈良クラブでプレーしていた志水、久々にみんなとボールを蹴れて楽しかったです。滋賀県出身で現在レアル・マドリードの下部組織でプレーしている中井卓大くんもきてくれました。日本の宝は凄かったです!」 2017.12.27 14:07 Wed
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バルサ、エイバルが購入したDFククレジャを倍額で買い戻し

バルセロナは16日、エイバルのU-21スペイン代表DFマルク・ククレジャ(20)を買い戻したことを発表した。 ククレジャは、エスパニョールのユースから2012年7月にバルセロナの下部組織に入団。2018年7月にトップチームへと昇格すると、同年8月にエイバルへとレンタル移籍する。 2018-19シーズンはエイバルでレギュラーとしてプレー。リーガエスパニョーラで31試合に出場し1ゴール2アシストを記録。左サイドバックや左サイドハーフなどでプレーすると、エイバルが200万ユーロ(約2億4300万円)の買い取りオプションを行使していた。 しかし、この度バルセロナが400万ユーロ(約4億8500万円)に設定された買い戻し条項を発動させ、エイバルから買い戻すことに成功している。 ククレジャは2017-18シーズンのコパ・デル・レイ、レアル・ムルシア戦でバルセロナのトップチームデビュー。しかし、それ以降は出場せず、Bチームでは2シーズンで公式戦54試合に出場し1ゴール8アシストを記録していた。 2019.07.16 23:50 Tue
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エイバル一筋6年半、MF米井朋香が退団を発表…通算100試合出場も達成「このユニフォームを着て戦えたことを誇りに思います」

エイバルでプレーしていたMF米井朋香(25)がチームからの退団を発表した。 米井はJFAアカデミー福島の7期生で、同期にはマイナビ仙台レディースのMF高平美憂らがいる。 2018年の卒業後にスペインへと渡った米井は、当初エイバルのBチーム中心でスタートしたが、早期にファーストチームデビューし、出場機会も増加。1部昇格年となった2020-21シーズンは18試合に出場した。 ただ、翌シーズンは開幕前にヒザの前十字じん帯損傷という大ケガに見舞われ、チームも2部へ降格。それでも、復帰を果たしてチームを再び1部へ押し上げ、2023-24シーズンもリーガF(スペイン女子1部)で主軸としてプレー。エイバル一筋7シーズン目にして通算100試合出場という偉大な記録も達成していた。 なでしこジャパンの招集歴はないものの、ヨーロッパで主軸としてプレーを続けてきた米井は、自身のX(旧ツイッター/@HonokaYonei)を更新。6年半を過ごしたクラブを退団することを発表した。 「この度6年半在籍していたエイバルを離れることになりました。まずは今まで関わってきた選手、スタッフ及び全ての方に感謝の気持ちを伝えたいです」 「小さな町ならではのアットホームな雰囲気が家族のように感じられるクラブでした。長いシーズンこのユニフォームを着て戦えたことを誇りに思います」 「また、数々の経験はサッカー選手としても、1人の人間としても私を大きく成長させてくれました。新しいステージでもさらに精進してまいります。ありがとうございました」 元日本代表MF乾貴士(清水エスパルス)、FW武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)が在籍した当時も女子チームでプレーしていた米井。新天地はどこになるのか、注目される。 <span class="paragraph-title">【写真】6年半過ごしたエイバルからの退団を報告した米井朋香</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="zxx" dir="ltr"><a href="https://t.co/pD830KhtfS">pic.twitter.com/pD830KhtfS</a></p>&mdash; Honoka Yonei 米井朋香 (@HonokaYonei) <a href="https://twitter.com/HonokaYonei/status/1803412368585540079?ref_src=twsrc%5Etfw">June 19, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.20 12:47 Thu
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ジダンの次男、GKリュカ・ジダンがエイバルから降格したグラナダに完全移籍! エイバルでは正守護神としてプレー

グラナダは6日、エイバルのフランス人GKリュカ・ジダン(26)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は3年間で、2027年夏までとなる。 リュカ・ジダンはその名からも分かるとおり、元フランス代表のジネディーヌ・ジダン氏を父に持っている。 レアル・マドリーのアカデミー育ちで、2019年1月にファーストチームに昇格、ラシン・サンタンデールへのレンタル移籍を経験すると、2020年10月にラージョ・バジェカーノへ完全移籍。2022年9月にはエイバルへ完全移籍した。 マドリーでは公式戦2試合に出場したのみ。その後もなかなか大きく飛躍はできなかったが、セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)を戦うエイバルでは正守護神としてプレー。公式戦77試合に出場した。 2022-23シーズンはリーグ戦31試合、2023-24シーズンはリーグ戦42試合に出場。グラナダは最下位で2部に降格した中、再び2部で輝きを放てるか注目だ。 2024.07.06 10:55 Sat

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