契約最終年のワイナルドゥム、クロップの信頼は揺らがず! 「我々の関係は永遠に害されない」

2020.11.28 13:15 Sat
Getty Images
リバプールのユルゲン・クロップ監督がオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムに対する不変の信頼を強調した。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。

2016年にニューカッスルから加わり、リバプールがチャンピオンズリーグ(CL)やプレミアリーグを制するなかで公式戦201試合の出場数を誇るワイナルドゥムだが、今季が契約最終年。来年1月に自由交渉が解禁となる。
そんなオランダ人ダイナモを巡り、バルセロナの関心が取り沙汰される傍らで、契約延長に向けた交渉の行き詰りも指摘されるリバプール。しかし、これまで重宝し続けるクロップ監督も残留を願っているようだ。

28日に敵地で予定するプレミアリーグ第10節のブライトン&ホーブ・アルビオン戦に先駆けた会見で、将来が不透明な状況が続くワイナルドゥムについて訊かれると、全幅の信頼とともに残留を期待した。

「それについてはあまり話せない。ここに残ってくれたら嬉しいよ。これまでの先発メンバーを振り返ってもらったらわかると思うが、私はジニに満足している。彼はいつも良いプレーをしてくれるんだ。だからこそ、あれだけの試合数に繋がっているのだ。」
「正直、悪い試合もあまり記憶にないぐらいさ。色々なポジションでプレーしてもくれる。彼にとって、良い時期だ。神に感謝する。この状況が長く続くのを願う。彼がここに来て、何試合に出場したかは知らないが、良いことであり、他に言うことなんて何もない」

「何も決まっていない限り、すべてが起こり得る。私はポジティブだ」

また、「何の問題もない。問題なしだ」と続け、去就が不透明だからといって、ワイナルドゥムに対する評価が変わることはないと主張。かつて契約切れでユベントスに旅立ったドイツ代表MFエムレ・ジャンを引き合いに出して、ワイナルドゥムに対する信頼を改めて口にした。

「彼(ジャン)は契約の最終日まで全力を尽くした。ジニも同じだ。我々の関係は永遠に害されない。ジニはこれまで出会ったなかで最高の1人であり、指導したなかで最高の選手の1人。傑出した人だからこそ、何の問題もないのだ」

「我々はプロだ。我々の関係性は何年も変わっておらず、明らかに良くなってもいる。一緒に優勝を経験して、互いのこともよく分かり合っている。私は彼の人生に興味を抱き、彼は私の人生に興味を示しているのだ」
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