2020年ゴールデンボーイ賞にハーランド! ドルトでも卓越した決定力で異彩

2020.11.21 14:45 Sat
Getty Images
ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドがゴールデンボーイ賞に輝いた。

イタリア『トゥットスポルト』主催のゴールデンボーイ賞は2003年から始まり、フランス『レキップ』やスペイン『マルカ』、イギリス『タイムズ』、ドイツ『Bild』などの欧州各国主要メディアも審査員となり、選考。ヨーロッパでプレーする21歳以下の選手が対象となり、その年に最も活躍した若手選手を決めるもので、2019年はアトレティコ・マドリーに所属するポルトガル代表FWジョアン・フェリックスが受賞した。
18度目となる今回も錚々たるタレントが候補入りしたが、当初の100名から1カ月ごとに20名ずつが削られていき、先月10月の段階で20名に。そして、21日に2020年のゴールデンボーイ賞として、ハーランドの受賞を発表した。

ハーランドは今年1月にザルツブルクからドルトムント入りして以降、公式戦通算29試合の出場で27ゴールと新天地ドイツでも驚異的な得点力を発揮。今季もここまで11試合に出場して11ゴールとその異彩ぶりをより解き放ち、チャンピオンズリーグ(CL)に限れば、ここまで3試合4ゴールを記録している。

なお、日本人選手ではビジャレアルのMF久保建英とAZでプレーするDF菅原由勢の2選手が100名の候補に含まれたが、9月の段階で両者とも落選。ハーランドが新たな勲章を手にする形で幕を下ろした2020年のゴールデンボーイ賞最終候補者は以下のとおり。
◆2020年のゴールデンボーイ賞最終候補
DFミシェル・バッカー(パリ・サンジェルマン/オランダ)
MFエドゥアルド・カマヴィンガ(スタッド・レンヌ/フランス)
FWジョナサン・デイビッド(リール/カナダ)
MFアルフォンソ・デイビス(バイエルン/カナダ)
DFセルジーニョ・デスト(バルセロナ/アメリカ)

FWファビオ・シウバ(ウォルバーハンプトン/ポルトガル)
FWアンス・ファティ(バルセロナ/スペイン)
MFフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ/イングランド)
MFライアン・グラフェンベルフ(アヤックス/オランダ)
FWメイソン・グリーンウッド(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)

FWアーリング・ハーランド(ドルトムント/ノルウェー)
FWカラム・ハドソン=オドイ(チェルシー/イングランド)
MFデヤン・クルゼフスキ(ユベントス/スウェーデン)
FWロドリゴ(レアル・マドリー/ブラジル)
FWブカヨ・サカ(アーセナル/イングランド)

MFジェイドン・サンチョ(ドルトムント/イングランド)
MFドミニク・ショボスライ(ザルツブルク/ハンガリー)
MFサンドロ・トナーリ(ミラン/イタリア)
FWフェラン・トーレス(マンチェスター・シティ/スペイン)
FWヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー/ブラジル)
関連ニュース

テルジッチ監督が代表で負傷したベンセバイニの状態について言及「今シーズン中にプレーできる可能性は極めて低いだろう」

ドルトムントのエディン・テルジッチ監督は、アルジェリア代表負傷したDFラミ・ベンセバイニについて言及した。 インターナショナルウィークでアルジェリア代表二選出されたベンセバイニは、23日に行われたボリビア代表戦で内側じん帯を負傷。すぐに代表を離れ、ドルトムントに帰還していた。 28日にバイエルン戦に向けた記者会見に臨んだテルジッチ監督はアルジェリア代表DFの状態について以下のようにコメントした。 「手術の必要はないが、今後数週間は固定具をつけなければならない。彼が今シーズン中にプレーできる可能性は極めて低いだろう」 2024.03.29 00:31 Fri

デア・クラシカー控えるバイエルン、ケインがチーム練習に復帰

バイエルンのイングランド代表FWハリー・ケインが27日、チーム練習に復帰した。 ケインは16日に行われたブンデスリーガ第26節ダルムシュタット戦の78分、ルーズボールに詰めた際、ポストに左足首を強打して交代となっていた。 その後、招集されていたイングランド代表には合流したものの、23日のブラジル代表戦には出場せず、26日のベルギー代表戦を前に代表を離脱していた。 そのケインだが、順調に回復し、2日間の個別練習を経て、27日からチーム練習に一部復帰したとのことだ。 バイエルンは代表ウィーク明けの30日、ドルトムントとのデア・クラシカーを控えている。 2024.03.27 23:00 Wed

バイエルン、ドルトムントで活躍のマートセンに関心か?

バイエルンが、ライバルクラブで活躍する左サイドバックに興味を示しているようだ。 来シーズンに向けてカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスの去就が不透明なバイエルン。現状では契約延長に応じず、レアル・マドリーへの売却が濃厚となっており、クラブはミランのフランス代表DFテオ・エルナンデスをトップターゲットに、ジローナのU-21スペイン代表DFミゲル・グティエレスらを後釜候補に定めているとされる。 そういった中、新たなオプションとして浮上しているのが、チェルシーからドルトムントにレンタル加入中のオランダ代表DFイアン・マートセン(22)だという。 ドイツ『スカイ』によると、バイエルンは今冬のドルトムント加入以降、公式戦12試合1ゴール2アシストを記録する攻撃的サイドバックを評価しているという。 ドルトムントは当然のことながらオランダ代表DFの完全移籍での買い取りを希望しているが、4100万ユーロ(約67億3000万円)と言われる、今夏有効な契約解除条項によって買い取れるかは微妙な状況だという。 これにより、バイエルンが獲得できる可能性は十分にあるようだ。 2024.03.27 06:30 Wed

ナーゲルスマン監督はユーロ終了後もドイツ代表指揮官続投? ドルトムント行きには関心示さずか

去就が注目されるドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督(36)だが、ドルトムント行きには関心を示していないようだ。 これまでホッフェンハイム、RBライプツィヒ、バイエルンとブンデスリーガの各クラブで指揮をとってきたナーゲルスマン監督。2023年3月にバイエルンを解任されるとフリーの状態が続いていたが、同年9月にドイツ代表の指揮官に就任した。 今年6月に自国開催されるユーロへ挑むこととなるナーゲルスマン監督だが、ドイツサッカー協会(DFB)との契約は2024年7月まで。指揮官はユーロ前に自身の去就を決めておきたいと公言していたが、ここまで具体的な交渉はなかった。 そんな中で、ブンデスリーガでの経験豊富なナーゲルスマン監督に対しては、ドルトムントが招へいを検討。ドルトムントは今シーズンのブンデスリーガで首位レバークーゼンに20ポイント差をつけられての4位となっており、エディン・テルジッチ監督の立場も危うくなりつつある。 しかし、ドイツ『スカイ・スポーツ』によるとナーゲルスマン監督はドルトムント行きを望んでいないとのこと。ここ数日で、DFBの上層部が指揮官続投の方針を固めたことも影響しているという。 もちろんユーロ大会の結果次第で状況が変わる可能性があるものの、現状ではナーゲルスマン監督が今後も代表を率いる可能性が高いようだ。 2024.03.26 16:15 Tue

代表を早期離脱したケインが個人トレーニング開始!デア・クラシカー出場を目指す

バイエルンは25日、イングランド代表FWハリー・ケインが個人練習に復帰したことを発表した。 3月のインターナショナルウィークでイングランド代表に選出されたケインだが、直前のブンデスリーガで左足首を負傷。状態が懸念されるなか、代表に合流したが、23日に行われたブラジル代表との国際親善試合を欠場すると、試合後にイングランド代表のガレス・サウスゲイト監督からクラブへ戻ることが明かされていた。 バイエルンへ早期復帰する形となったケインだが、クラブは25日に同選手が個人トレーニングに復帰したことを報告。フィットネス部門の責任者であるホルガー・ブロイヒ教授と共にピッチ上でボールを使ったメニューをこなしたという。 首位のレバークーゼンを勝ち点差「10」で追うバイエルン。今週末にはドルトムントとの“デア・クラシカー”が控えている。 2024.03.26 06:30 Tue
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly