良い流れを作るも連続失点でメキシコに敗れたDF吉田麻也「勝つ力はまだまだ自分たちにはない」
2020.11.18 10:17 Wed
日本代表のDF吉田麻也(サンプドリア)が、メキシコ代表戦後にメディアの取材に応対。試合について振り返った。
17日、日本代表は国際親善試合でメキシコ代表と対戦。前半は良い形で連携を見せ決定機を作るも生かせず。後半メキシコがペースを上げるとラウール・ヒメネスが技ありゴール。さらにイルビング・ロサーノがショートカウンターからゴールを奪い、0-2でメキシコが勝利を収めた。
パナマ戦に続いてセンターバックの一角として先発出場した吉田。過去にも対戦したことのあるメキシコとの試合を振り返り「各選手のボール回しが秀でるなと思います。特に後半は点を取られてからなかなかボールを奪うことができなかったですし、メキシコが点を取った後のゲームマネジメントのレベルが高かったと思います」と、相手が一枚上手だったとコメントした。
それでも「ただ前半は自分たちにも十分チャンスがあったと思うし、中2日の影響もあって重さもあったのかなということは多少あります。でもそういうところで確実に決めきるかどうか。自分たちの流れの中で決めきるかどうかは課題になったんじゃないか」と、メキシコのパフォーマンスの低さもありながら、決定機を作るまでは良かったものの、決め切れないことを課題に挙げ、「あとはほとんどチャンスを作らせない中でワンチャンスをモノにされてしまった」とヒメネスにやられたシーンを振り返り、「おそらくあと1プレーやっていたらヒメネス交代してたんじゃないかなと思うので、そこをもう1プレー粘れなければいけないというのは個人的にもチームとしても悔しいです」と、交代直前に決められてしまったことを悔やんだ。
連続失点をしたことについては、「韓国も全く同じ形で複数得点をされてしまってしたので、頭の中にイメージは残ってました」と韓国とメキシコの試合をイメージはしていたとのこと。「ただちょっと点を取られて前がかりになったところを低いところで奪われてしまって、カウンターを食らってしまったなというのと、1点目が入る前から押し込まれていて、どこかで相手の流れを切るプレーも必要だったかなと感じます」とし、失点後に落ち着く必要があったとした。
また、「こういうレベルの対戦相手に対してやはりそれだけミスが増えたら、試合を難しくしてしまうのは当たり前だと思うし、本大会ではポット2に入る可能性の高いチームだと思うので、やはり確実にポット2に勝って、ポット1に対してどれだけ戦えるかというのがカギになってくると思う」と語り、「こういうところに勝たなければいけないという教訓に、まあわかってはいたことですけど。ここらへんに勝つ力はまだまだ自分たちにはないなと強く感じました」と実力不足であることを認めた。
2018年のロシア・ワールドカップのベルギー代表戦から2年。同じような試合を繰り返してしまったが、「大まかにいうとメキシコというのは僕らがお手本にするチームかなと思います。ものすごいビッグネームがたくさんいるチームではないですけど、コンスタントに高い結果を出しているという、チームとしてやはりハードワークして戦っている」とメキシコとの差をコメント。「体格的にも似た選手が多いという意味では学ぶべき、参考にすべきチームかなと思います」と参考にすべきだと語った。
また「今日見ていても自分たちはまだまだビハインドになった時の攻め方だったり、相手のプレッシャーをどう掻い潜るかだったりというところはやろうとしてるところなんですけど、上手くできなかったりする」とし、「そこの単純なディティールのところ、ディティールというかベーシックなところがもっともっと質を上げないと。いつもハイレベルとはいえなくても、調子が悪くても、ある程度一定のレベルを出すというのは大事だと思いますし、中2日で向こうはやっているわけで、全く言い訳できる余地はないかなと思います」と、基本的なところでのレベルアップが必要だとした。
ただ、その差については「苦しい時間帯が長くなるので、そこで踏ん張って、ショートカウンターだったり、相手をいなして相手のプレッシャーを掻い潜るプレーだったりというのはまさにメキシコが後半僕らにやったことなんじゃないかなと思う」と語り、「2点目にしても、その後のリードしてからのプレッシャーを掻い潜る形にしても、僕らがやろうとしてることかなと思います。そこの差は正直あるなと思いましたし、個人的にはもっとできるだろうと思いますね。チームとしても個人としても」と語り、差はありながらも、到達するのは不可能ではないと語った。
17日、日本代表は国際親善試合でメキシコ代表と対戦。前半は良い形で連携を見せ決定機を作るも生かせず。後半メキシコがペースを上げるとラウール・ヒメネスが技ありゴール。さらにイルビング・ロサーノがショートカウンターからゴールを奪い、0-2でメキシコが勝利を収めた。
それでも「ただ前半は自分たちにも十分チャンスがあったと思うし、中2日の影響もあって重さもあったのかなということは多少あります。でもそういうところで確実に決めきるかどうか。自分たちの流れの中で決めきるかどうかは課題になったんじゃないか」と、メキシコのパフォーマンスの低さもありながら、決定機を作るまでは良かったものの、決め切れないことを課題に挙げ、「あとはほとんどチャンスを作らせない中でワンチャンスをモノにされてしまった」とヒメネスにやられたシーンを振り返り、「おそらくあと1プレーやっていたらヒメネス交代してたんじゃないかなと思うので、そこをもう1プレー粘れなければいけないというのは個人的にもチームとしても悔しいです」と、交代直前に決められてしまったことを悔やんだ。
連続失点をしたことについては、「韓国も全く同じ形で複数得点をされてしまってしたので、頭の中にイメージは残ってました」と韓国とメキシコの試合をイメージはしていたとのこと。「ただちょっと点を取られて前がかりになったところを低いところで奪われてしまって、カウンターを食らってしまったなというのと、1点目が入る前から押し込まれていて、どこかで相手の流れを切るプレーも必要だったかなと感じます」とし、失点後に落ち着く必要があったとした。
率直に手応えと課題というのが両面出た試合となったが、一番得た教訓については「教訓としてはやはり当たり前ですけど、シンプルなミスが増えれば増えるだけ勝つ確率は下がるということ。今日は全体的に小さなミスが多かったなと思います」とコメント。「前半からそこの流れを断ち切ってしまうプレーっていうのが多々ありましたし、1個つながれば、1個相手のプレスをかいくぐれば、もう1mボールが前に出てれば、というシーンが非常に多かったなと」と細かい部分の精度を改善しなければいけないと語った。
また、「こういうレベルの対戦相手に対してやはりそれだけミスが増えたら、試合を難しくしてしまうのは当たり前だと思うし、本大会ではポット2に入る可能性の高いチームだと思うので、やはり確実にポット2に勝って、ポット1に対してどれだけ戦えるかというのがカギになってくると思う」と語り、「こういうところに勝たなければいけないという教訓に、まあわかってはいたことですけど。ここらへんに勝つ力はまだまだ自分たちにはないなと強く感じました」と実力不足であることを認めた。
2018年のロシア・ワールドカップのベルギー代表戦から2年。同じような試合を繰り返してしまったが、「大まかにいうとメキシコというのは僕らがお手本にするチームかなと思います。ものすごいビッグネームがたくさんいるチームではないですけど、コンスタントに高い結果を出しているという、チームとしてやはりハードワークして戦っている」とメキシコとの差をコメント。「体格的にも似た選手が多いという意味では学ぶべき、参考にすべきチームかなと思います」と参考にすべきだと語った。
また「今日見ていても自分たちはまだまだビハインドになった時の攻め方だったり、相手のプレッシャーをどう掻い潜るかだったりというところはやろうとしてるところなんですけど、上手くできなかったりする」とし、「そこの単純なディティールのところ、ディティールというかベーシックなところがもっともっと質を上げないと。いつもハイレベルとはいえなくても、調子が悪くても、ある程度一定のレベルを出すというのは大事だと思いますし、中2日で向こうはやっているわけで、全く言い訳できる余地はないかなと思います」と、基本的なところでのレベルアップが必要だとした。
ただ、その差については「苦しい時間帯が長くなるので、そこで踏ん張って、ショートカウンターだったり、相手をいなして相手のプレッシャーを掻い潜るプレーだったりというのはまさにメキシコが後半僕らにやったことなんじゃないかなと思う」と語り、「2点目にしても、その後のリードしてからのプレッシャーを掻い潜る形にしても、僕らがやろうとしてることかなと思います。そこの差は正直あるなと思いましたし、個人的にはもっとできるだろうと思いますね。チームとしても個人としても」と語り、差はありながらも、到達するのは不可能ではないと語った。
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