ランパードがCLバイエルン戦で見せた絶妙胸トラップ&反転ボレー【インクレディブル・ゴールズ】

2020.11.14 17:00 Sat
Getty Images
サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。
PR
今回は元イングランド代表MFフランク・ランパード氏がチェルシーで決めたゴールだ。
◆ランパードが華麗な身のこなしから決めた美しい一撃

ウェストハムでキャリアをスタートさせたランパード氏は、2001年夏にチェルシー移籍。13年を過ごし、クラブ黄金期の中心的なメンバーとして数々のタイトルを勝ち取った。
MFながらクラブ史上最多得点記録を保持するなど、高い得点力を持つランパード氏だが、2005年4月6日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝、バイエルンとの1stレグでは、華麗な身のこなしからゴールを決めている。

2-1とチェルシーリードで迎えた70分、相手ボックス内に攻め入ったチェルシーだが、一旦相手がクリアする。すると、ボックスの外でMFクロード・マケレレがクリアボールを拾い、再びボックス内にクロスを上げる。このクロスに対し、ボックス左でフリーのランパードが、ゴールに背を向けた状態で、胸トラップからボールをコントロール。振り向きざまに鋭いシュートをゴール右に突き刺し、見事な追加点を奪った。
このゴールで相手を突き放したチェルシー。その後両チームが1点ずつ加え、4-2でチェルシーが先勝を収めた。

PR

フランク・ランパードの関連記事

マンチェスター・ユナイテッドを後にしたルート・ファン・ニステルローイ氏(48)は、イングランドに残って指揮を執る可能性もあるようだ。イギリス『talkSPORT』が報じた。 自らがアシスタントを務めたエリク・テン・ハグ監督の退任後、暫定的にユナイテッドの指揮を執ったファン・ニステルローイ氏。スポルティングCPを率 2024.11.16 20:50 Sat
坂元達裕が所属するチャンピオンシップ(イングランド2部)のコヴェントリー・シティが、フランク・ランパード氏(46)の招へいを検討しているようだ。 ここまで4勝4分けの7敗で17位に低迷するコヴェントリーは7日、2017年3月に再就任して以来、長期体制を築いてきたマーク・ロビンズ監督(54)を解任。しばらくはコーチ 2024.11.12 14:50 Tue
アル・イテファクで苦境に陥るスティーブン・ジェラード監督について、再びイングランドでチャンスを与えてほしいという声もあるようだ。イギリス『リバプール・エコー』が伝えている。 現役時代はリバプールのレジェンドとして、ファンから絶大な人気を誇っていたジェラード監督。現役引退後は指導者の道を歩むと、2020-21シーズ 2024.11.05 18:55 Tue
ローマはイバン・ユリッチ監督(49)の後任として、複数の候補をリストアップしているようだ。 今シーズン、ダニエレ・デ・ロッシ監督の下で開幕を迎えたローマだが、セリエA開幕から4試合未勝利の状態に陥ると、クラブはあっさりと解任を決断。すぐさまユリッチ監督を後任に据えたものの、このレジェンドへの仕打ちはファンから猛烈 2024.11.05 11:00 Tue
チェルシーのイングランド代表MFコール・パーマーが、2023-24シーズンのイングランド男子年間最優秀選手賞を受賞した。 2003年に創設された同賞は、イングランドサッカー協会(FA)がイングランド代表チームの最も優れた選手を称える年間表彰。イングランド代表ファンによるオンライン投票で選出される。 昨年11 2024.10.09 06:45 Wed

チェルシーの関連記事

UEFAチャンピオンズリーグの関連記事

元アルゼンチン代表FWのディエゴ・ミリート氏が、インテル時代のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を懐かしんだ。 2009-10シーズン、インテルに45年ぶりの欧州制覇、2024年現在イタリア勢最後の欧州制覇をもたらしたストライカー、D・ミリート。 チャンピオンズリーグ(CL)決勝戦、バイエルン戦で2得点を叩き 2024.11.13 17:15 Wed
欧州No.1クラブを決めるUEFAチャンピオンズリーグ(以下CL)の2024-25シーズン。大会は9月に開幕し、リーグフェーズも前半戦の4試合が終了した。ここまではビッグクラブの躓きなどもあるものの、リバプールやインテルら優勝候補といわれるチームが上位につけている。 一方、モナコの南野拓実やフェイエノールトの上田 2024.11.08 18:30 Fri
元フランス代表GKウーゴ・ロリスが、準優勝に終わった2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝に関するエピソードを明かした。 2012年から2023年までトッテナムの守護神、キャプテンを務めてきたロリス。2024年1月にはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルスFCへ移籍し、アメリカの地でも 2024.11.08 08:41 Fri
元オランダ代表のフランク・ライカールト氏が、古巣ミランで躍動する後輩を絶賛した。 20世紀終盤のサッカー界を代表するスーパースターだったライカールト氏。80年代にミランで欧州を制し、90年代にアヤックスで欧州を制し、そして監督としては2000年代にバルセロナで欧州の頂点へと登り詰めた。 選手キャリアの全盛期 2024.11.07 21:10 Thu
アトレティコ・マドリーのスロベニア代表GKヤン・オブラクは、かなりの危機感をもって今季に臨んでいるようだ。スペイン『Relevo』が「31歳の守護神は成長した」と称える。 世界最高峰のシュートストッパーと呼ばれて久しいオブラク。10年以上、アトレティコのゴールマウスを守る31歳だ。 そのポジションゆえ、まだ 2024.11.07 16:50 Thu

記事をさがす

フランク・ランパードの人気記事ランキング

1

ユナイテッド退団のファン・ニステルローイ氏、坂元達裕所属のコヴェントリー指揮官に立候補? ランパード氏がライバルに

マンチェスター・ユナイテッドを後にしたルート・ファン・ニステルローイ氏(48)は、イングランドに残って指揮を執る可能性もあるようだ。イギリス『talkSPORT』が報じた。 自らがアシスタントを務めたエリク・テン・ハグ監督の退任後、暫定的にユナイテッドの指揮を執ったファン・ニステルローイ氏。スポルティングCPを率いたルベン・アモリム監督の就任が決まった後も残留希望を明言していたが、結局クラブを去ることになった。 チャンピオンシップ(イングランド2部)のバーンリーが招へいに関心という報道もあったなか、MF坂元達裕が所属するチャンピオンシップのコヴェントリー・シティが新天地候補に浮上。空席となっている監督の座に立候補したという。 リーグ17位と低迷するコヴェントリーは7日、マーク・ロビンズ監督(54)の解任を発表し、2017年3月から続いた体制に幕。オーナーのダグ・キング氏は、チェルシーやエヴァートンを率いたフランク・ランパード氏(46)も候補の1人と明かしていた。 ユナイテッドを指揮した4試合を3勝1分けの無敗で終え、アモリム新監督に繋げたファン・ニステルローイ氏。2022-23シーズンには母国オランダでPSVを率い、KNVBベーカー制覇など結果を残したが、イングランドで指導者キャリアを築く意向を示しているようだ。 2024.11.16 20:50 Sat
2

史上最高“究極”のオールラウンダー、フランク・ランパード

サッカーにおいての花形ポジションとされるのは、やはりストライカー。チームを勝利に導くその姿に憧れる子供は少なくなく、幼少期には誰もがゴールを奪いたい気持ちでプレーしたはずだ。 プロの世界になれば、それぞれのポジションにスペシャリストがおり、子供たちの憧れの的になる選手は様々。それでも、やはり目に見える結果が残せるFWの人気は高いだろう。 どの時代においても、わかりやすくスターになれるストライカーたち。しかし、FWでプレーしない選手でも数多くのゴールを決められることを証明した究極の選手がいる。それが、元イングランド代表のフランク・ランパードだ。 <span class="paragraph-title">◆IQ150以上の天才MF</span> ランパードのイメージは、やはりチェルシーだろう。2001年から2014年まで在籍し、中盤に君臨。ほとんどの試合でプレーする姿は、“鉄人”と呼ばれていた。 また、“ランプス”と呼ばれて愛されたランパードは、ロマン・アブラモビッチ氏がクラブを買収し、ジョゼ・モウリーニョ監督を迎えて急激に力をつけたチームにおいて、軸となって支えた1人として記憶に残っていることだろう。ランパード無くして、チェルシーの飛躍はなかったと言っても過言ではない。 しかし、ランパードのルーツは同じロンドンでもウェストハムにある。父は元イングランド代表DFのフランク・ランパード・シニア、伯父には監督として多くのクラブを率いたハリー・レドナップ氏を持ち、サッカー一家で育つ。 家庭は裕福であり、ランパードは運動能力に長けるだけでなく、学力も優れており、IQは150を超える天才。育ちもよく、恵まれた環境で能力も高いという、正にエリート街道を歩む選手だった。 そのランパードがプロ生活を始めたのがウェストハム。頭角を現し、イングランド代表としてもプレーする一方で、伯父が監督、父がコーチを務めていたことで、結果が出なければ非難を浴びることも多々あった。 また、イングランド代表にも早くに選ばれながら、なかなかブレイクせず。その流れもあり、環境変化を求めて移籍したチェルシーで、チームに欠かせない選手に一気に成長。クラブ、そしてイングランド代表にとっての柱となった。 <span class="paragraph-title">◆チェルシーと共に花開く</span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiI2T0tmR0VNTiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> キャリアを始めたウェストハムでも高い能力が認められていたランパード。世代別のイングランド代表に選ばれると、1999年10月10日にイングランド代表デビューを果たす。 しかし、ランパードの代表でのキャリアは順調にはいかない。デビュー後は、出番どころか招集もされず。2001年に入り再び代表に招集されるようになり、日韓ワールドカップ(W杯)の前にはコンスタントに招集を受けるが、最終的にはW杯出場を逃すことに。その後も、しばらく代表からは外れていった。 ランパードがイングランド代表に定着したのは2003年5月以降。チェルシーに移籍して2シーズン目の終わり頃。チームとしても変革を遂げる少し前にポジションを掴んでいく。 そのランパードは定着を果たすと、ユーロ2004ではレギュラーとしてプレー。大会3ゴールを挙げて、ベスト11に選ばれることに。その後のドイツW杯予選では5ゴールを挙げるなど、イングランド代表のW杯出場に大きく貢献する。 その頃、チェルシーはモウリーニョ監督の下でプレミアリーグ制覇を達成し、ランパードとしても乗っている時期と重なっている。 イングランド代表としては2010年の南アフリカW杯、2014年のブラジルW杯にも出場。その後に引退を表明しているが、106試合で29ゴールを記録。歴代10位のゴール記録であり、攻撃的なポジションではない選手では最もゴールを決めている選手となっている。 <span class="paragraph-title">◆類稀なる得点力を備えたオールラウンダー</span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJvM2hRUGZHcyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> そのランパードは、チェルシーでも当然輝きを放つ。2005年にはバロンドール、FIFA最優秀選手ともに全体の2位という栄誉を得る。なお、どちらも元ブラジル代表MFロナウジーニョが1位だった。 またクオリティの高いプレーもさることながら、愛称の“鉄人”が示す通り、プレミアリーグでは164試合連続出場記録を樹立。それまでは元イングランド代表GKデイビッド・ジェームズが保持していた記録であり、フィールドプレーヤーが達成するのは異例だった。 その後もチェルシーの中心選手として君臨し続けたランパード。プレミアリーグで3回、FAカップで4回、EFLカップで2回と国内で9つのタイトルを獲得。さらに、チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグを1度ずつ制しており、クラブの黄金期を支えた。 それはタイトルのみならず、個人の成績でも大きく貢献。公式戦通算648試合に出場し211ゴール150アシストという大記録を樹立。出場数は同時期にプレーした生え抜きのDFジョン・テリーに次ぐ2位、ゴール数は名だたる名FWを差し置いてダントツの1位となっており、まさにクラブのレジェンドそのものとなっている。 しかし、成績とは裏腹に、あまり目立たないのがランパードの真骨頂と言えるだろう。同時期に同ポジションを争ったリバプールのMFスティーブン・ジェラードはスター選手として早くから扱われており、リバプールというクラブに出てきた期待の若手というのが大きな要因といえる。 一方で、選手としての能力だけで見れば、ランパードの方が優れているという声も多く、なんでもこなせるハイスペックなオールラウンダーとして評価。得点力、アシスト、さらには中盤でのタイトな守備や泥臭いプレーなど、全てにおいて高い能力を誇り、さらにはケガをほとんどしないことで愛されていた。 <div id="cws_ad"><hr>イングランド代表でも活躍し、チェルシーのレジェンドとして歴代最多ゴール数を誇るランパードが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>盟友のDFジョン・テリーやMFスティーブン・ジェラードと共に現役時代に魅せたゴールが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。</div> <a href="https://ryan.onelink.me/C7cD?pid=worldsoccer2110&c=worldsoccer2110&is_retargeting=true&af_inactivity_window=3d&af_dp=ryan.app%3A%2F%2F&af_web_dp=http%3A%2F%2Fsakatsuku-rtw.sega.com%2F" target="_blank"><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/900/img/2021/sega20211013.jpg" style="max-width:100%;"></div></a> 2021.10.13 20:00 Wed
3

「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持つ者だけ」21世紀で最もPKを外したのは誰?トップは同数で、やはりあの2人…!

PKと言えば決めるのが当たり前とされており、PK失敗シーンの方が珍しいが、「決めて当たり前」というプレッシャーが逆に足かせとなり、メンタルの強さが試されるプレーだ。 また、その独特のプレッシャーを再現することは試合本番でしかできず、練習できないプレーだとも言われている。 <div id="cws_ad">◆ミス数1位も外した分だけ決めている!<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJpOXAybUtTUSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> PKが得意、不得意な選手がいる中、『Transfer Markt』が21世紀に入ってから、最もPKをミスした選手たちを紹介している。 21世紀で最もPKを外した選手は、史上最高の選手と名高いバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの2人となっており、それぞれ27度のPK失敗を記録している。 しかし、PKを蹴った母数ではC・ロナウドの162回に対し、メッシは126回であることから、成功率はC・ロナウドの方が高いことが分かった。 また、3位には99回のPKを蹴り、19回外している元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティと、4位に92回のPKで16回の失敗を経験している元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチがランクイン。 しかし、メッシ、C・ロナウド、トッティ、イブラヒモビッチの4人は、同時に21世紀で最も多くPKを決めている選手の上位4人にもなっており(1位:C・ロナウド、2位:トッティ、3位:メッシ、4位:イブラヒモビッチ)、成功も多い分、失敗も多いという結果となった。 1994年のアメリカワールドカップ(W杯)決勝でPKを外した元イタリア代表FWロベルト・バッジョ氏は「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持つ者だけだ」という名言を残しているが、まさにその言葉通りの結果となっている。 ◆21世紀のPK失敗回数(括弧内は失敗率) 1.リオネル・メッシ:126回中27回失敗(21.4%) 2.クリスティアーノ・ロナウド:162回中27回失敗(16.7%) 3.フランチェスコ・トッティ:99回中19回失敗(19.2%) 4.ズラタン・イブラヒモビッチ:92回中16回失敗(17.4%) 5.アントニオ・ディ・ナターレ:58回中15回失敗(25.9%) 6.エディンソン・カバーニ:73回中14回失敗(19.2%) 7.ウェイン・ルーニー:53回中13回失敗(24.5%) 8.ロナウジーニョ:68回中13回失敗(19.1%) 9.フランク・ランパード:80回中13回失敗(16.3%) 10.セルヒオ・アグエロ:61回中12回失敗(19.7%) <div style="text-align:left;" id="cws_ad">11.ルート・ファン・ニステルローイ:53回中11回失敗(20.8%)<br/>12.マルコ・ディ・バイオ:23回中10回失敗(43.5%)<br/>13.アントニオ・グリーズマン:30回中10失敗(33.3%)<br/>14.アンドレア・ピルロ:34回中10回失敗(29.4%)<br/>15.アリツ・アドゥリス:45回中10回失敗(22.2%)<br/>16.ピエール=エメリク・オーバメヤン:46回中10回失敗(21.7%)<br/>17.ネイマール:56回中10回失敗(17.9%)<br/>18.マレク・ハムシク:24回中9回失敗(37.5%)<br/>19.ルカ・トーニ:28回中9回(32.1%)<br/>20.ゴンサロ・イグアイン:32回中9回失敗(28.1%)<br/>21.ダニ・パレホ:41回中9回失敗(22%)<br/>22.ダビド・ビジャ:56回中9回失敗(16.1%)<br/>23.スティーブン・ジェラード:59回中9回失敗(15.3%)<br/>24.アントニオ・カッサーノ:20回中8回失敗(40%)<br/>25.クラース・ヤン・フンテラール:24回中8回失敗(33.3%)</div> 2020.11.15 20:30 Sun
4

ヴェルナーとハヴァーツの境遇を振り返るランパード「スピードや身体的負荷にショックを受けていた」

元チェルシー指揮官のフランク・ランパード氏が、ドイツ代表FWティモ・ヴェルナーとMFカイ・ハヴァーツの2人がプレミアリーグへの適応に苦しんでいたことを明かした。イギリス『メトロ』がコメントを伝えている。 チェルシーで選手として大きな功績を残した後、2019年夏に監督として復帰したランパード氏。1年目はプレミアリーグを4位で終えたが、2シーズン目は前半戦終了時点で8勝5分け6敗の9位と振るわず、今年1月に解任という形でクラブを去った。 そのランパード氏が指揮していた2020年夏、クラブは大枚をはたいて大型補強を敢行。しかし、その際に獲得したヴェルナーとハヴァーツは、新たな環境でなかなか本来の実力を発揮できずにいた。元イングランド代表DFのギャリー・ネビル氏のYouTubeチャンネル『The Overlap』に出演したランパード氏も認めている。 「ティモとカイは明らかに適応に苦しんでいた。彼らはトレーニングのスピードや試合での身体的負荷にショックを受けていたのだ」 「エデン・アザールのチェルシーでの1年目を思い出したよ。彼はチェルシー史上最高の選手の1人になったが、プレシーズンはまだおぼつかなかった」 「どんな選手にもそういう時期はある。ティモやカイも最初はそうだった。とりわけカイはコロナウイルスに感染してかなり出遅れてしまっていた」 ランパード氏はまた、解雇通告を受けた際の逸話も告白。監督の仕事を引き受けた時点でクビになる覚悟はあったようで、ブルース・バック会長から「話がある」と言われた瞬間に察したという。 「あれはFAカップ4回戦でルートン・タウンに勝った翌朝だった。会長のブルース・バックからメッセージが届いて、『トレーニング場から移動して、役員室に来てくれないか』と言われたのだ。すぐに察したよ」 「解任を伝えるのに最適な方法なんてものはない。礼儀作法も様々だと思うが、結局、クビということに変わりはないのだ」 「そのときブルースとマリナ(・グラノフスカイア)はとても真摯に対応してくれた。何が起こるかは分かっていた。その瞬間を除いて、監督を務めさせてくれたことには感謝しているよ」 「そういうものだ。チームは前進していくのだから、そこでできることは何もない。今までそういう立場になったことがなかったため少し奇妙な感覚だったが、仕事を引き受けた時点でその電話が来る可能性があることは覚悟していたよ」 「チェルシーでは連続してタイトルを獲得しない限り、いずれクビになるのだろう。そんなこと決してできないだろうがね」 2021.12.03 15:09 Fri
5

ロドリのハンドによるPKを見逃されたエバートン、審判委員長から謝罪

プロフェッショナル・ゲーム・マッチ・オフィシャルズ・リミテッド(PGMOL)の長を務めるマイク・ライリー氏がエバートンに謝罪したようだ。イギリス『BBC』が伝えている。 エバートンは26日、プレミアリーグ第27節でマンチェスター・シティと対戦。その試合で物議を醸すシーンがあった。エバートンが1点リードされた状態で迎えた84分、シティMFロドリが自陣のボックス内でトラップしようとした際、ボールに腕が当たり、VARの対象に。しかし、主審のポール・ディアニー氏、VAR担当のクリス・カバナー氏はPK判定には当たらないと判断した。 このまま0-1で敗れたエバートン陣営は怒り心頭。エバートンを率いるフランク・ランパード監督はこの判定を下した審判団について「控え目に言って無能だ」と試合後に吐き捨てていた。 『BBC』によればライリー氏は2月28日、エバートン会長のビル・ケンライト氏、ランパード監督に対し、担当審判の誤審を認め、それぞれ電話で謝罪したとのことだ。 2022.03.01 23:00 Tue

チェルシーの人気記事ランキング

1

サマンサ・カーの人種差別発言巡る法廷闘争が長引く様相…検察側の書類提出が遅れ未だに裁判始まらず

オーストラリア女子代表FWサマンサ・カーの法廷闘争が長引きそうだ。豪『news.com.au』が伝えている。 現在の女子サッカー界を象徴する1人、“サム・カー”。世界的ストライカーにしてイングランド最強チェルシーの絶対的エースであり、昨年はケガを抱えながらも臨んだ自国開催の女子ワールドカップ(W杯)で抜群の存在感を放った。 そんなサム・カー、1月にヒザ前十字じん帯(ACL)損傷の重傷を負い、2月のパリ五輪アジア最終予選を欠場。オーストラリア女子代表は格下ウズベキスタンとの対戦だったことにも助けられ、精神的支柱を欠いても難なく本大会行きを決めた。 しかしその一方、サム・カー自身は昨年1月にロンドンで警察官に対する人種差別発言があったとして起訴されたことが今年3月に明るみに。本人と弁護団は発言の一部を認めつつ、人種差別的な意図を含んだ部分を否定する。 つまり裁判は汚名を晴らすための法廷闘争、ということに。ただ、起訴を叩きつけたイギリス・クラウン検察庁(CPS)の必要書類提出が遅れており、現状裁判が始められず。 豪『シドニー・モーニング・ヘラルド』によると、CPSはサム・カーによる人種差別発言があったとする街中の監視カメラ映像など「重要証拠」を最終的に収集できなかったとされ、被害を訴えた警察官の陳述書も未だ手元にないという。 主張をまとめたCPSの必要書類は、遅くとも4月23日までに裁判所へ提出する必要があり、これはサム・カーにとって汚名を晴らすための法廷闘争が長引くことを表すもの。 オーストラリア国内でも大きな関心ごととなっている本件。無罪を勝ち取ることが国民から望まれているのは至極当然だが、それはさておき、このままサム・カーが代表キャプテンにとどまることには、同国スポーツ界を中心に否定的な見解が目立つ。 国技クリケットの元代表選手であるミッチェル・ジョンソン氏は「カーは多くの少年少女たちから尊敬されているキャプテン。そんな彼女がキャプテンであり続けることは、それ自体がひどいメッセージ。子供たちに、自分の行動には責任を持たなければならないことを示す機会だ」とする。 これに対し、オーストラリア女子代表GKでウェストハム所属のマッケンジー・アーノルドは「彼女から腕章を剥奪? そんな議論は一切ないし、今後も起こるとは到底思えない」と反論。同世代で共にロンドンで活躍する主将を守っている。 サム・カー側が本件で一部の発言を認めているだけに、そのパーソナリティに対する疑問符も湧き上がっている格好だ。 2024.04.13 20:05 Sat
2

チェルシーのキャプテンがまた負傷…ハムストリングの手術から復帰も再び違和感、マレスカ監督「リスクは冒したくない」

チェルシーのイングランド代表DFリース・ジェームズが再び離脱することになるようだ。クラブ公式サイトが伝えた。 インターナショナル・マッチウィークが終わり、再びリーグ戦が再開する中、チェルシーは23日にアウェイでレスター・シティと対戦する。 ハムストリングの負傷に悩まされていたジェームズは、手術を受けて昨シーズンの大半を棒に振ることに。それでも10月に復帰していたが、再びハムストリングを痛めたとのこと。エンツォ・マレスカ監督が試合に向けた記者会見で明かした。 「負傷者がリース選手1人だけなのは確かだ。残念ながら彼は少し痛みを感じており、週末に彼​​を起用するリスクは負いたくない。今週末に出場できないのは彼だけだ」 「残りの選手たちについては、良くなっている選手もいれば、疑問の残る選手もいる。それに、今日は代表戦の選手全員が揃って行う最初の練習なので、今日の練習が終わったら様子を見ることになる。もう少し待つ必要がある」 「リースはハムストリングの問題なので、筋肉の問題だ。今週末はリスクを冒したくないので、長く続かないことを望む」 再び離脱することとなったジェームズ。また、コール・パーマー、レヴィ・コルウィル、ヴェスレイ・フォファナ、マロ・グスト、ロメオ・ラヴィアは代表活動に参加せず、起用が可能だという。 一方で、2026北中米ワールドカップ南米予選を戦ったモイセス・カイセド、エンソ・フェルナンデスに関しては、注意深く見る必要があり、最後のトレーニングで状態をチェック。22日のトレーニングで調子を見極めることになるようだ。 2024.11.21 23:30 Thu
3

プレミア3位と好調のチェルシーに追い風、サンチョがトレーニングに復帰

チェルシーのイングランド代表MFジェイドン・サンチョが、トレーニング復帰を果たしたようだ。 サンチョは今夏の移籍市場で、マンチェスター・ユナイテッドから期限付き移籍の形で加入。エンツォ・マレスカ監督の下で一定の出場機会を得ると、ここまでプレミアリーグ5試合3アシストを記録している。 ただ、第8節のリバプール戦では先発しながらハーフタイムでピッチを退くと、それ以降は出場がなし。マレスカ監督は病気やその後のトレーニング中に負った打撲が原因としており、今月のインターナショナルマッチウィーク明けには復帰できる可能性を示唆していた。 そんな中で、チェルシーは公式X(旧ツイッター)を更新し、サンチョがトレーニングに復帰した姿を投稿。イギリス『イブニング・スタンダード』によると、今週末のプレミアリーグ第12節のレスター・シティ戦には出場できる見込みとのことだ。 チェルシーは負傷によって今月のインターナショナルマッチウィークでは代表辞退となったコール・パーマーの状態が不透明なこともあり、サンチョの復帰は大きな後押しとなるだろう。 2024.11.19 15:40 Tue
4

もはや癖となるハムストリングのケガ…リース・ジェームズが再離脱の胸中吐露 「また新たな試練を受けた」

チェルシーのイングランド代表DFリース・ジェームズが新たな負傷を受けて、その胸中を吐露した。 ドリブル、フィニッシュ、どれをとってもパワフルさが魅力のサイドバックだが、近年はハムストリングの負傷に悩まされ、復帰と離脱を繰り返す。2023-24シーズンからはキャプテンという大役も任され、万全のときがなかなかない。 もはや癖となるハムストリングの負傷から10月に復帰したばかりだが、エンツォ・マレスカ監督がレスター・シティとのプレミアリーグ再開戦に向けた会見で再発を明らかに。選手本人もインスタグラムのストーリーズで思いを発信した。 「このメッセージは僕が経験することを理解し、尊重してくれる人々のもの。みんなに心から感謝する。みんなのサポートと優しい言葉は想像以上に大きいんだ」 「そして、僕のことに触れると、大丈夫。良かったときがあれば、悪かったときもある。また新たな試練を受けた。いずれは返り咲く。どんな困難にもめげずね」 「最後に、これからやってくる祝祭の時期にも触れておく。この時期は誰にとっても厳しいものだ! みんなにとって、楽しく穏やかに過ごせるのを祈っている」 そうファンに感謝の言葉を送り、復活を誓ったリース・ジェームズ。次こそは万全の姿で戻ってきてほしいところだ。 2024.11.22 08:55 Fri
5

チェルシーで停滞する21歳カサデイ…1月獲得を念頭にユベントスが交渉中か

ユベントスがU-21イタリア代表MFチェーザレ・カサデイ(21)を巡り、チェルシーとの非公式交渉をしているという。 トリノ本社の『トゥット・スポルト』によると、ユーベはイタリア代表MFニコロ・ファジョーリ(23)を来年1月の移籍市場で手放す場合に備え、チェルシーのカサデイを獲得候補に。 インテル産のカサデイは22年夏にチェルシーへ移籍も、加入1年目の後半戦および2年目の昨季1年間、通算1年半にわたってレンタル放出。チェルシー復帰の今季はプレミアリーグ出場がなく、出番はECLかEFLカップに限られる。 現在、ユベントス、モンツァ、ビジャレアル、レアル・ベティス、セビージャがカサデイの1月獲得を検討しているとのこと。 ユベントスはセンターバック、センターフォワードが1月の「優先事項」。カサデイの優先順位は低いが、チェルシー側の要求額が高くないと踏んでいるそうで、クラブ間の関係性を保つ上でも、やり取りをしているようだ。 2024.11.22 18:40 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly