Jリーガーの相次ぐ不祥事について村井満チェアマン「社会の一員として、断じて許されるものではない」

2020.10.26 19:50 Mon
©超ワールドサッカー
Jリーグは26日、選手による相次ぐ不祥事に関して、村井満チェアマンが声明を発表した。

19日にはアルビレックス新潟が、酒気帯び運転で書類送検されたブラジル人FWファビオ、スペイン人FWペドロ・マンジーとの契約解除を発表。クラブはJリーグへの報告義務を怠っていたとして、調査が入っている。

また、ベガルタ仙台では、交際女性への暴行が発覚したMF道渕諒平(26)が契約解除となっており、こちらも週刊誌報道で大きな話題となっていた。
そんな最中、25日にはガンバ大阪でブラジル人FWアデミウソンが酒気帯び運転の疑いで任意捜査される事案が発生。現在も捜査中とのことだが、この1週間で3件もの不祥事が発覚した。

村井チェアマンはJリーグを通じてこの件についてコメント。「信頼を裏切る行為」と苦言を呈した。
「度重なるJリーグの選手による不祥事が発生していることに対し、Jリーグ全体を統括する立場として、心よりお詫び申し上げます」

「これらは、コロナ禍で非常に困難な状況が続く中でもJリーグ、Jクラブを支えてくださるファン・サポーター、パートナー各社、ホームタウンの皆さま、そして社会全体の信頼を裏切る行為であり、プロサッカー選手である前に社会の一員として、断じて許されるものではありません」

「Jリーグにとって、サッカーでの勝ち負け以前に一番大事なことは、地域に貢献し必要だと思って頂くことです。ですから、我々が地域の皆さまに迷惑をかけるような存在だとしたら、それは地域における我々の存在意義を失うことに繋がります」

「改めて再発防止に関する指導を行い、クラブ・リーグスタッフ、選手、関係者一人ひとりの意識向上に向け尽力する所存です。

ファビオの関連記事

マンチェスター・シティのイングランド代表DFカイル・ウォーカーが、“ベテラン依存”と揶揄されるフルミネンセへの敬意を示した。『ESPN』が伝えている。 昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)を制覇して欧州王者としてFIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)に参戦中のシティ。準決勝ではアジア王者の浦和レッズに3-0で 2023.12.22 07:00 Fri
ユベントスは15日、ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・2ndレグのフライブルク戦に向けた招集メンバーを発表した。 先週ホームで行われた1stレグを1-0で先勝したユベントスは、FWドゥシャン・ヴラホビッチ、MFアドリアン・ラビオ、DFグレイソン・ブレーメル、GKヴォイチェフ・シュチェスニーらを順当に選出。 2023.03.16 01:25 Thu
ユベントスは10日、翌日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)第4節マッカビ・ハイファ戦に向けた遠征メンバーを発表した。 ここまで1勝2敗でグループHの3位に位置するユベントス。迎える今節は敵地で最下位のマッカビ・ハイファとのアウェイゲームに臨む。 上位追走へ重要な一戦に向けてマッシミリアーノ・アッレグリ監 2022.10.11 01:10 Tue
トッテナムが、リーズ・ユナイテッドのウェールズ代表FWダニエル・ジェームズ(24)の獲得に動いているようだ。 今夏の移籍市場で積極補強を続けるトッテナムだが、市場閉幕までにセンターバックやバレンシアへの再レンタルが濃厚なスペイン代表FWブライアン・ヒルに代わる新たなアタッカーの確保を目指している。 前線に関 2022.08.30 00:45 Tue
トッテナムがラツィオのセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(27)の獲得に動き出したようだ。 今夏の移籍市場で積極補強を見せるトッテナムだが、市場閉幕までに手薄なセンターバックと中盤の補強を目指している。 とりわけ、中盤はMFジオバニ・ロ・チェルソに続き、MFタンギ・エンドンベレのナポリ行きが 2022.08.16 06:30 Tue

J1の関連記事

記事をさがす

ファビオの人気記事ランキング

1

最終ライン再構築のスパーズ、逸材CBラクロワに関心

トッテナムがヴォルフスブルクに所属するフランス人DFマクサンス・ラクロワ(21)に関心を示しているようだ。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏が報じている。 先日にヌーノ・エスピリト・サント監督の就任が決定したトッテナムは、新シーズンに向けて急ピッチでチーム作りを進めている。 その中で優先事項となっているのが、ディフェンスラインの再構築だ。 ここ数シーズン守備のソリッドさを欠くチームはセンターバックが重要な補強ポイントとなっている上、ここに来てベルギー代表DFトビー・アルデルヴァイレルト(32)に退団の可能性が浮上している。 ここまではボローニャの日本代表DF冨安健洋(22)、セビージャのフランス代表DFジュール・クンデ(22)、リヨンのデンマーク代表DFヨアキム・アンデルセン(25)らが候補として報じられているが、そこに新たに加わったのがラクロワだ。 ロマーノ氏が伝えるところによれば、トッテナムの新マネージング・ディレクターに就任したファビオ・パラティチ氏は、ラクロワを高く評価しており、今後優先事項として交渉を進めていく構えだという。 ソショーでプロデビューを飾った190cmのセンターバックは、昨夏にヴォルフスブルクへ加入すると、デビューシーズンにリーグ戦30試合に出場するなど、すぐさま絶対的な主力に定着。同クラブのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献した。 昨シーズンのブンデスリーガではバイエルンDFアルフォンソ・デイビス、ドルトムントFWアーリング・ハーランドらに次ぐリーグ4位のスピードを計測するなど、アスリート能力が非情に高く、元イングランド代表DFリオ・ファーディナンドとも比較される逸材だ。 なお、ラクロワに関してはドルトムント、チェルシー、RBライプツィヒがすでに関心を示しており、ヴォルフスブルクの要求額は3000万ユーロ(約39億円)程度と見込まれている。 2021.07.08 17:20 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly