札幌が今季2度目の連勝でミシャJ1通算200勝! 勝ち点並ぶ横浜FCに3ゴール快勝《J1》

2020.10.24 15:58 Sat
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明治安田生命J1リーグ第24節の1試合が札幌ドームで行われ、ホームの北海道コンサドーレ札幌が3-0で横浜FCを下した。

キム・ミンテを出場停止で欠く14位札幌は今季2度目の連勝だけでなく、ペトロヴィッチ監督の外国籍指揮官として初となるJ1史上3人目の通算200勝がかかる今節に向け、前節から3選手のメンバーチェンジ。菅野、アンデルソン・ロペス、ジェイをスタートから送り込み、宮澤を3バックの一角に配した。一方、4選手を変更した13位横浜FCはケガ人が増えつつあるなか、袴田、瀬古、草野、皆川が先発。こちらも今季2度目の連勝を目指して、敵地でのゲームに臨んだ。
試合数に違いがあるものの、勝ち点24で並ぶ両者の一戦は札幌がボールの主導権争いで優位に立つ形で立ち上がり、横浜FCに守備を強いる展開で進むと、16分に動く。敵陣中央のジェイが最終ラインい入る宮澤の縦パスをワンタッチで叩いて、右前を走るアンデルソン・ロペスにボールを供給。ワンタッチで最終ラインの背後にボールを出してボックス右に侵攻したアンデルソン・ロペスが小林をブロックしながら右足シュートをゴール右に沈め、札幌が先取する。

アンデルソン・ロペスの今季5ゴール目でリードした札幌はなかなか反撃の形を見いだせずにいる横浜FCを尻目に追加点を目指すと、41分に決定機。敵陣中央でボールをカットしたアンデルソン・ロペスがドリブルで相手をひきつけ、右横を併走したジェイにパスを出す。これを受けたジェイが相手GKの前がかったポジショニングを見越して、右足ループシュートを放っていったが、ゴール前にプレスバックした伊野波︎に頭でクリアされ、チャンスを生かせない。

1点リードで試合を折り返した札幌はハーフタイム明けからジェイと田中を下げ、金子と早坂を投入。追いかける横浜FCがその立ち上がりからボールの主導権を握り返して、全体を押し上げる。味方数人が絡む流れるようなパスワークで中央を攻略した52分に皆川がゴールに迫るなど、反撃の形を作り始めたが、札幌も徐々に押し返してみせ、一進一退の攻防に。そうした展開が続き、残り時間的にも次の1点が重みを増すなか、互いのベンチワークも激しくなっていく。
すると、79分にスコアが動く。敵陣中央でバックラインからのロングボールに反応したアンデルソン・ロペスが伊野波のクリアをひっかけてカウンターに持ち込み、ボックス左に侵攻。ボックス右のフリースペースに走り込む70分から出場のドウグラス・オリヴェイラがアンデルソン・ロペスからの浮き球パスに右足で合わせ、札幌が突き放しに成功した。

2失点目で後がなくなった横浜FCはその直後に残る交代枠で中村と中山を送り出して、一矢報いようと反撃を試みるが、87分に札幌が再びカウンター。自陣で中村の横パスをカットした金子がそのままスピードに乗ったドリブルで持ち上がり、一気にバイタルエリア左に侵攻すると、左足シュートをゴール右に決め、札幌が勝負の行方を決する3点目を奪った。

横浜FCとの勝ち点同数対決を制した札幌は2試合連続の完封勝利で今季2度目の連勝を達成。ペトロヴィッチ監督はJ1通算200勝目を成し遂げている。

北海道コンサドーレ札幌 3-0 横浜FC
【札幌】
アンデルソン・ロペス(前16)
ドウグラス・オリヴェイラ(後34)
金子拓郎(後42)
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新潟が秋山裕紀のミドルで連敗止めるドロー! 札幌は2選手負傷に退場者で連勝ならず【明治安田J1第8節】

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いやいや札幌がこんなに苦労するってあんまり想像してなかったぞ?!の巻/倉井史也のJリーグ

いやいや、札幌が降格なんて考えられないでしょ。だって北海道行きがなくなったらおいしい料理がたくさん食べられなくなるじゃないですか。まぁそれ言うと確かに他のとこもおいしいものがたくさんあるんですけど、でもほらやっぱり、ミシャのサッカーって楽しいし、ずっとトップリーグで見ておきたいんですよ。ええ。ホント。ジンギスカン食べたいからって訳じゃないです。ホントよ。 と、それはおいといて。札幌はケガ人が多くてまだ実力発揮してないだけ。大丈夫なんです。その証拠を今から探していくからね!! まず7試合を終えて勝ち点4。これって過去のシーズンの7試合終わった時点の最下位のチームに比べてどうかというと ・2005年:勝ち点5(神戸) ・2006年:勝ち点3(C大阪) ・2007年:勝ち点3(横浜FC) ・2008年:勝ち点2(千葉) ・2009年:勝ち点4(大分) ・2010年:勝ち点4(新潟) ・2011年:勝ち点0(福岡) ・2012年:勝ち点1(札幌) ・2013年:勝ち点2(磐田) ・2014年:勝ち点0(徳島) ・2015年:勝ち点3(甲府) ・2016年:勝ち点2(湘南) ・2017年:勝ち点1(大宮) ・2018年:勝ち点4(G大阪) ・2019年:勝ち点4(鳥栖) ・2020年:勝ち点4(清水) ・2021年:勝ち点1(仙台) ・2022年:勝ち点2(湘南) ・2023年:勝ち点2(横浜FC) ほら! 勝ち点4よりも少ない勝ち点だったのって13チームもあるんですよ。ってことは、今年は混戦模様ってことでしょ? しかも20チーム構成になったからこれまでよりも4試合増えちゃうわけで、こりゃ浮上できるチャンスも多くなるっしょ。 でもちょっと心配なことが。得点と失点の数字が悪いんですよ。7試合で4得点15失点だけど、これって平均得点0.57、平均失点2.14。これって34試合終えた時点だと、得点19失点73点ってことになるんです。じゃあ過去の最下位のチームはどうだったか ・2005年:得点30/失点67(神戸) ・2006年:得点38/失点74(京都) ・2007年:得点19/失点66(横浜FC) ・2008年:得点36/失点70(札幌) ・2009年:得点32/失点56(千葉) ・2010年:得点31/失点82(湘南) ・2011年:得点23/失点64(山形) ・2012年:得点25/失点88(札幌) ・2013年:得点31/失点67(大分) ・2014年:得点16/失点74(徳島) ・2015年:得点24/失点53(山形) ・2016年:得点26/失点66(福岡) ・2017年:得点28/失点60(大宮) ・2018年:得点39/失点59(長崎) ・2019年:得点29/失点51(磐田) ・2020年:得点29/失点48(湘南) ・2021年:得点31/失点71(横浜FC)※34節終了時 ・2022年:得点32/失点57(磐田) ・2023年:得点31/失点58(横浜FC) うーん、得点数は過去シーズンの下から2番目、失点数は下から5番目ってことになるんです。つまりこれから挽回は出来そうだけど、得点数をもっと上げないと苦しいって感じでしょうか。 ここまでのシュート数は53本でリーグの下から3番目、シュートあたりの得点率は下から2番目。ただし、被シュート数はリーグ11位、被シュートあたりの失点率はリーグ最下位と、シュートを打たれるまでは粘るけれど、崩されたときは決定的になってるってことも浮かび上がってて、そうなると攻守両面のバランスをどう取るか、難しい問題が浮かび上がってる感じもします。 まぁ当然監督はこんなことなんて分析済みなんでしょうけどね。おっと、数字を見ると鳥栖や湘南も失点の多さはほぼ変わらない。で、鳥栖も湘南もJ1残留の粘りのあるチームですから、これはきっと札幌も大丈夫……であってほしいなぁ。 <div id="cws_ad"><hr>【倉井史也】</br>試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。</div> 2024.04.13 09:00 Sat

金子拓郎は今夏帰国か? ディナモ・ザグレブにレンタル中も買取OPは行使されない可能性

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札幌FW鈴木武蔵が幼少期の写真と共に父の他界を報告「大人になってから彼に会いたかった」

北海道コンサドーレ札幌のFW鈴木武蔵が、父の他界を報告した。 今シーズンはガンバ大阪から4年ぶりに期限付き移籍で札幌に復帰した鈴木。今シーズンは、ここまで6試合に出場するもゴールはまだない。 6日にはそのG大阪と対戦。契約上の問題で鈴木はプレーできなかったが、チームは今シーズン初勝利を記録していた。 その鈴木は自身のインスタグラムを更新。幼少期の父との写真をアップし、他界を報告した。 「僕の父は3日前に亡くなりました」 「最後に会ってから何年も経ちますが、大人になってから彼に会いたかったです」 「彼が安らかに眠れますように」 鈴木の父はジャマイカ人。生まれはジャマイカのモンテゴ・ベイで、その後群馬県太田市に移住。桐生第一高校に進学し、強豪・前橋育英高校を下して全国高校サッカー選手権大会に出場。初戦でハットトリックを記録するなど、初出場でベスト8進出に貢献していた。 アルビレックス新潟でプロ入りし、その後水戸ホーリーホック、松本山雅FCに武者修行。V・ファーレン長崎で開花すると、2019年に札幌に完全移籍。2020年にはベルギーのベールスホットへ完全移籍しヨーロッパでもプレー。2022年にG大阪に完全移籍し、今季から札幌に戻っていた。 ファンは哀悼の意をコメントしながら、「気持ちを強く」、「心は共にあります」、「生き様はきっとお父さんに届きます」とエールを送っている。 <span class="paragraph-title">【写真】鈴木武蔵の幼少期、父との写真</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C5alwB5PdxJ/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C5alwB5PdxJ/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">鈴木 武蔵(@musatoro0211)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.04.06 22:40 Sat

初白星の札幌指揮官ペトロヴィッチが選手に労いの言葉! サポーターにも「彼らの力があってこその勝利」

北海道コンサドーレ札幌が待望の今季1勝目を掴んだ。 明治安田J1リーグ開幕戦の引き分けからよもやの5連敗で最下位に沈んだ札幌は6日の第7節で6位のガンバ大阪とホームで対戦。開幕から5戦無敗ときて、この試合でクラブ新の6戦無敗がかかった相手だったが、1-0で勝利し、7戦目にして今季初白星を手にした。 試合としてはG大阪にもチャンスがあり、ゴールがオフサイドで幻となるシーンが2つもあったが、札幌は途中出場の長谷川竜也が73分にボックス右からクロスを上げると、大外の宮澤裕樹が渾身のヘディングシュート。これがゴール左に決まり、決勝点となった。 ゴール期待値もG大阪が上だったが、札幌一筋17年目のバンディエラが大きな決勝点を決め、シーズン初勝利を手にしたミハイロ・ペトロヴィッチ監督は試合後の『DAZN』によるフラッシュインタビューで選手を労った。 「我々は前節の名古屋戦で素晴らしいプレーをしたなかで残念ながら敗れてしまった。今日のゲームでは選手たちが素晴らしいゲームを見せながら勝利を掴みとってくれた。連戦のなかで非常に厳しい状況で、キツかったと思う」 「ただ、選手たちは走り、戦い、自分たちのサッカーをして勝利を掴みとってくれた。今の100%以上のものを出してくれたし、素晴らしい勝利だった。選手と我々のサポーターを称えたい」 また、今季初勝利が決まった試合終了のホイッスルが鳴り響いた瞬間に大盛り上がりだったサポーターにも日々の後押しに感謝し、この勝利を捧げた。 「我々が連敗し、一番キツいときにチームを応援してくれたのがサポーター。今日の試合だけじゃなく、トレーニングにもたくさんのサポーターが駆けつけてチームを応援してくれた」 「我々が一番キツいとき、うまくいっていないときに応援してくれるサポーターの力があってこその今日の勝利だったと思う。今日の勝利はサポーターに捧げたい」 この1勝でも最下位と厳しい状況だが、長いトンネルの末に歓喜の瞬間を味わった札幌。13日に行われる次節はアルビレックス新潟とのアウェイゲームに臨む。 <span class="paragraph-title">【動画】札幌バンディエラが初勝利呼び込む決勝ヘッド</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>苦しいチームを救うのはバンディエラ<br>\<br><br>今季初勝利へ先制ゴールはNo.10<br>宮澤裕樹がヘディングでネットを揺らす<br><br>明治安田J1リーグ第7節<br>札幌×G大阪<br>Live on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/x0Xhtqp3ZC">pic.twitter.com/x0Xhtqp3ZC</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1776499470294810837?ref_src=twsrc%5Etfw">April 6, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.06 17:30 Sat
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