現スペイン代表指揮官ルイス・エンリケ、結果で掴んだバルセロナサポーターからの信頼【ハットトリック・ヒーローズ】
2020.10.15 20:00 Thu
サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い)サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。
今回は、現スペイン代表監督のルイス・エンリケ氏が現役時代に決めたハットトリックだ。
ルイス・エンリケ氏は1996年にレアル・マドリーからバルセロナに移籍。ライバルへの禁断の移籍ということもあり当初は批判を受けたが、結果と実力で信頼を勝ち取った。
バルセロナでは公式戦通算300試合に出場し109ゴールを記録しているが、2001年2月3日に行われたラ・リーガ第21節のアスレティック・ビルバオ戦では、ハットトリックの活躍を見せている。
さらに24分には、個人技で相手ディフェンスを崩したFWパトリック・クライファートのお膳立てから追加点を奪う。
バルセロナはその後も攻勢を続け、4-0とリードを広げると、33分には再び左サイドFWマルク・オーフェルマルスからの折り返しをルイス・エンリケが流し込み、前半だけでハットトリックを達成している。
マドリー時代と比較して攻撃的なポジションで起用されたルイス・エンリケ氏は結果でサポーターの信頼をつかみ、現役引退後にはバルセロナの監督も歴任。現在はスペイン代表の指揮官を務めている。
今回は、現スペイン代表監督のルイス・エンリケ氏が現役時代に決めたハットトリックだ。
◆ルイス・エンリケがオーフェルマルスやクライファートとの連携からゴールを奪う
ルイス・エンリケ氏は1996年にレアル・マドリーからバルセロナに移籍。ライバルへの禁断の移籍ということもあり当初は批判を受けたが、結果と実力で信頼を勝ち取った。
バルセロナでは公式戦通算300試合に出場し109ゴールを記録しているが、2001年2月3日に行われたラ・リーガ第21節のアスレティック・ビルバオ戦では、ハットトリックの活躍を見せている。
まずは試合開始早々の5分、左サイドを崩したFWマルク・オーフェルマルスの折り返しをルイス・エンリケが押し込み、幸先よく先制に成功する。
さらに24分には、個人技で相手ディフェンスを崩したFWパトリック・クライファートのお膳立てから追加点を奪う。
バルセロナはその後も攻勢を続け、4-0とリードを広げると、33分には再び左サイドFWマルク・オーフェルマルスからの折り返しをルイス・エンリケが流し込み、前半だけでハットトリックを達成している。
マドリー時代と比較して攻撃的なポジションで起用されたルイス・エンリケ氏は結果でサポーターの信頼をつかみ、現役引退後にはバルセロナの監督も歴任。現在はスペイン代表の指揮官を務めている。
マルク・オーフェルマルスの関連記事
バルセロナの関連記事
ラ・リーガの関連記事
記事をさがす
|
マルク・オーフェルマルスの人気記事ランキング
1
オーフェルマルスがアーセナル行きで合意か
▽元オランダ代表MFマルク・オーフェルマルス氏(44)が今シーズン終了後にアーセナルのフロント入りするもようだ。イタリア『Tuttomercatoweb.com』が報じた。 ▽現役時代、1992年からアヤックスで活躍したオーフェルマルス氏は、1998年にアーセナルに移籍。1997-98シーズンのプレミアリーグとFAカップのダブルに貢献するなど、左ウイングを主戦場に3シーズンにわたって主力を務めた。 ▽その後、バルセロナで4シーズンプレーし、2004年に現役引退。2008年にはキャリアをスタートしたゴー・アヘッド・イーグルスで1シーズンのみ現役復帰し、2012年からはアヤックスのスポーツディレクターを務めてきた。 ▽そのオーフェルマルス氏がアーセナルに帰還するようだ。『Tuttomercatoweb.com』によれば、今シーズン限りでアヤックスを退団し、来シーズンからはアーセナルのフロント入りするとのことだ。 2017.10.10 10:30 Tue2
テン・ハグ監督が今季限りでアヤックス退団か? 盟友のSD辞任が影響…
アヤックスのエリク・テン・ハグ監督(51)が、今シーズン限りでクラブを離れることを決断したようだ。オランダ『De Telegraaf』が報じている。 2017-18シーズンから率いるアヤックスでエールディビジ連覇やチャンピオンズリーグ(CL)ベスト4という功績を残し、指揮官としての手腕でも評価を高めるテン・ハグ監督。昨年4月末に2023年6月まで契約を延長したが、たびたび欧州有力クラブからの関心が取り沙汰される。 先日には、「アヤックスで幸せだ。良い形で仕事をやれている。良い経営陣や素晴らしいスタッフもいる。それと、非常に良い選手たちがいるのも忘れてはいけない」と、同クラブでの充実ぶりを語っていた。 しかし、同監督は今シーズン限りでクラブを離れることを決断したようだ。 アヤックスに精通するオランダ人ジャーナリストのマイク・フェルヴァイ氏が伝えるところによれば、今回の決断の背景にはテン・ハグ監督が全幅の信頼を寄せていたスポーツ・ディレクター(SD)のマルク・オーフェルマルス氏の電撃辞任があるとのことだ。 近年、SDとして卓越した手腕を発揮していたオーフェルマルス氏だが、クラブの女性スタッフに対する「不適切なメッセージ」の送信という問題発覚を受け、自ら同職を退いていた。 テン・ハグ監督は今回のクラブの対応やオーフェルマルス氏の辞任という決断自体に異論はないものの、一蓮托生と考えてきた盟友との別れにより、来シーズン以降もアヤックスで指揮を執り続けることへの意欲を失ったようだ。 そのため、今シーズン終了後に適切なオファーが届いた場合、クラブを離れる可能性が高いという。 なお、現時点での有力な新天地候補はラルフ・ラングニック暫定監督の下で苦戦が続くマンチェスター・ユナイテッドだ。 2022.02.09 06:00 Wedバルセロナの人気記事ランキング
1
「99%の希望を失った」スペインの名医がガビの負傷に言及「劇的な状況になってしまう」、原因は「選手の試合数」
スペインで最高の外傷学者の1人であるペドロ・ルイス・リポル氏が、重傷を負ったスペイン代表MFガビについて言及した。スペイン『カデナ・セール』が伝えた。 19日に行われたユーロ2024予選のジョージア代表戦に先発出場したガビは、20分過ぎに着地の際にヒザを捻りピッチに倒れ込むことに。すぐに大きなケガにも見える反応を見せ、そのまま交代していた。 重傷だとすぐにわかると、20日にバルセロナは右ヒザ前十字じん帯断裂、外側半月板損傷と診断されたことを発表。手術を受けることが決定していた。 今季絶望とも言われ、19歳のガビにとっては非常に大きなケガとなった中、チームメイトやライバルからもエールが送られていた。 そんな中、リポル氏は「カルーセル・カナーラ」の中でガビの負傷について言及している。 「ケガはもっと大きなものであるとも予想していた。彼のヒザが突然曲がった最初の動作を見た時、私は99%の希望を失った」 「全てが十字じん帯であることを示していた。私にとっては最初の動きで心が折れてしまった」 「関連するケガにもよる。半月板が関係していれば、予後は長くなる。半月板だけなら、7、8カ月だろう。半月板が断裂した場合は、19歳にとっては劇的な状況になってしまう」 結果として半月板に損傷はあったが、断裂までとはいかなかったが、それでも大きなケガとなった。 また、リポル氏はあまりにも多い試合数が原因だとコメント。試合数を減らす努力をすべきだと指摘している。 「全てのケガは、選手の試合数と関係している。走れば走るほど、プレーすればプレーするほど悪くなる。どのチームも勝ちたい。これは変わらない」 「やるべきことはルールとスケジュールを適応させることだ。現状に合わせて何かをしなければならない。サッカー選手がプレーする時間を分散させなければならない」 ガビは今シーズンの3カ月で21試合に出場。およそ4日に1回のペースで試合を行っており、移動も伴い、高いレベルでの試合をこなしている。 リポル氏はこうしたことが起きたことで、今一度考えるべきだとコメント。代表チームでポジションを確保するために無理をする可能性も指摘した。 「この数字はあまり合理的とは思えない。サッカー選手は多くの試合に出場することができるが、このような休みでは立ち止まって考え、解決策を探さなければならない」 「代表チームに参加すれば、“チップ”が変わってしまう。誰もがゼロからのスタートとなり、チームのようにメンバーが固定されていないからだ」 <span class="paragraph-title">【動画】悲劇…ガビが自滅で右ヒザの重傷に…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="5zJRlKDxWQY";var video_start = 267;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.11.21 20:40 Tue2
デパイが自身のゴールパフォーマンスについて解説! 「何も感じず、何も見ず、集中している」
バルセロナのオランダ代表FWメンフィス・デパイが、自身のゴールパフォーマンスを解説した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。 デパイは昨季限りでリヨンとの契約が満了となり、今夏バルセロナにフリーで加入。ユーロ2020後に休暇を挟み、先月の19日に現地入りしていた。 その5日後に行われた24日のジローナとのプレシーズンマッチでは、途中出場から新天地デビュー。PKを決めて早くも初ゴールを記録すると、続く31日のシュツットガルトとの試合でもスーパーゴールを決め、開幕に向けて順調にコンディションを整えている。 そんなデパイといえば、ゴールを決めた後に目をつぶって人差し指で両耳を塞ぐポーズで有名。スペイン『TV3』のインタビューに答えた際に、その所作について説明した。 「世界に対して盲目で、耳が聞こえない状態になろうとしているんだ」 「基本的には集中した『トンネル・ビジョン』さ。何も感じず、何も見ず、集中している」 「人生においては、時にトンネル・ビジョンを持ち、本当に集中することが重要だと思う」 「そうすれば、雑念に邪魔されることなく最高の自分になれるんだよ」 トンネル・ビジョンとは、自身の望むこと以外は一切考慮しない姿勢のこと。良い意味でも悪い意味でも使われる言葉だが、デパイはこの状態に入ることでプレーに没入しているようだ。 2021.08.03 16:34 Tue3
21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン
IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu4