これがC・ロナウドの勝負強さ!レアルをCL制覇に導く劇的なFK【ビューティフル・フリーキック】
2020.10.10 20:00 Sat
サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。
今回は、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがレアル・マドリー時代に決めたフリーキックだ。
レアル・マドリー時代に公式戦438試合で450ゴールという圧巻の数字を残したC・ロナウド。そのスタッツもさることながら、ここぞの場面で決める勝負強さも強みの一つであった。
2016年4月12日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝、ヴォルフスブルクとの2ndレグではまさにその勝負強さの表れともいえる素晴らしいゴールを決めている。
そのままのスコアで後半を迎えると、77分、マドリーはゴールほぼ正面の位置でFKを獲得する。キッカーのC・ロナウドがややゆったりとした助走から右足を振り抜くと、シュートは相手の壁を間に空いた隙間を抜け、ワンバウンドしながらゴール右隅へと吸い込まれていった。
C・ロナウドのハットトリックの活躍で準決勝へと駒を進めたマドリーは、マンチェスター・シティとアトレティコ・マドリーにも勝利し、CLを制覇。さらにそこからCL3連覇という偉業も達成しており、ヴォルフスブルク戦でのC・ロナウドの活躍が大きな要素だったことは間違いない。
今回は、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがレアル・マドリー時代に決めたフリーキックだ。
◆C・ロナウドの勝負強さを物語るレアル時代のFK
レアル・マドリー時代に公式戦438試合で450ゴールという圧巻の数字を残したC・ロナウド。そのスタッツもさることながら、ここぞの場面で決める勝負強さも強みの一つであった。
2016年4月12日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝、ヴォルフスブルクとの2ndレグではまさにその勝負強さの表れともいえる素晴らしいゴールを決めている。
敵地での1stレグを0-2と完敗し、後がない状況で迎えた2ndレグだったが、エースのC・ロナウドが魅せる。16分と17分に立て続けにゴールを奪い、一気に二戦合計スコアをタイに戻すことに成功する。
そのままのスコアで後半を迎えると、77分、マドリーはゴールほぼ正面の位置でFKを獲得する。キッカーのC・ロナウドがややゆったりとした助走から右足を振り抜くと、シュートは相手の壁を間に空いた隙間を抜け、ワンバウンドしながらゴール右隅へと吸い込まれていった。
C・ロナウドのハットトリックの活躍で準決勝へと駒を進めたマドリーは、マンチェスター・シティとアトレティコ・マドリーにも勝利し、CLを制覇。さらにそこからCL3連覇という偉業も達成しており、ヴォルフスブルク戦でのC・ロナウドの活躍が大きな要素だったことは間違いない。
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17歳の怪物がトップ・オブ・トップの領域に。今季の前半戦では過密日程の疲労や細かいケガがありながらも、5ゴール10アシストを記録。レヴァンドフスキ、ハフィーニャとの最強ユニットでリーグダントツの51ゴールを挙げた攻撃陣を牽引。クンデの絶妙な後方からの支援を受けつつ、攻撃面では異次元の輝きを放っており、複数人にマークされながらも局面を打開。ときおり若さゆえのセルフィッシュな姿を見せる場面もあるが、視野や判断、オフ・ザ・ボールの向上によってコンプリートアタッカーに成長している。 MF フェデリコ・バルベルデ(26歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍動続けるエル・ブランコの新8番。クロースの背番号を継承し、気持ち新たに臨んだシーズンでより責任感を増したウルグアイ代表はピボーテにインテリオール、ときに右のラテラルでも起用され、チームのために献身。ベリンガムとともに前がかりなチームを守備で支えつつ、5ゴール2アシストを記録。“バルベルデ砲”と称される強烈なミドルシュートは、チームの窮地や勝負所で決まる場面が多く、勝負強さを含めてマドリーの前半戦ベストプレーヤーと言える活躍だった。 MF ペドリ(22歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 多くのケガを乗り越えて天才が完全復活。近年はピッチに出れば活躍を見せるものの、度重なるケガで稼働率の問題を抱えてきたが、今季は前半戦全試合に出場。試行錯誤のコンディション調整がようやく実を結び、離脱期間に集中して取り組んだウエイトトレーニングは主に守備面で力強さをもたらし、チーム事情で主戦場はインテリオールやトップ下からピボーテに変化。そのぶんボールに絡む機会が増えてゲームメイカー、リンクマンとして質の高い仕事を見せつつ、前半戦だけで4ゴールを記録。キャリアハイの6ゴール更新は確実か。 MF ハフィーニャ(28歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:11 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生バルサの象徴の一人に。昨季終了時点では換金対象の一人と目されたが、フリック監督の信頼を得て開幕から絶対的な主力に加え、テア・シュテーゲンら不在のなかで多くの試合でゲームキャプテンも務めた。左ウイングを主戦場に11ゴール8アシストとゴール関与数では前半戦リーグトップに輝くなど、圧巻の輝きを放った。さらに、元々定評がある運動量を武器に、守備面でもハイプレスに献身的なプレスバックとチームのために身を粉にして働く姿は、多くのクレから称賛を浴びている。 FW ロベルト・レヴァンドフスキ(36歳/バルセロナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:16 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 恩師との再タッグで完全復活。加入2年目となった昨季は19ゴールを挙げるも、シーズンを通して安定感を欠いたが、今季はバイエルン時代に指導を受けたドイツ人指揮官の下で完全復活。ヤマル、ハフィーニャの両翼に加えて、配球力に優れるセンターバックコンビなどチーム全体でビルドアップ、チャンスメークの質が上がったなかで、よりボックス付近での仕事に集中できる環境が整えられて本領を発揮。ここまで16ゴールと2位以下に5点以上の差を付けてピチーチレースを独走。ケガさえなければ、1年目の23ゴールを更新し、自身初のピチーチ獲得は濃厚だ。 FW アントワーヌ・グリーズマン(33歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。11ゴール3アシストを記録した昨季に比べて7ゴール4アシストと数字は劣るものの、前線と中盤で多くの役割をこなすなど、その数字以上のインパクトを残した。フランス代表引退によってコンディションも維持できており、セルロートやアルバレスとの連携も深まりつつある後半戦ではさらなる躍動で、アトレティコを優勝へ導けるか。 2025.01.18 18:31 Sat4
ネイマールが退団を否定…自身のゴシップにも言及「麻薬の服用を非難されたり…」
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するブラジル代表FWネイマール(26)が、退団を否定している。スペイン『マルカ』がフランス『Canal+』で語られた内容を伝えた。 2017年夏に史上最高額の移籍金2億2200万ユーロ(現在のレートで約276億円)でバルセロナからPSGに移籍したネイマール。クラブが目標に掲げるチャンピオンズリーグ(CL)制覇は達成できていないものの、今シーズンもここまでの公式戦22試合20ゴール10アシストの活躍でチームを国内での立場を確固たるものとしている。 しかし、2017年末頃にFWエディンソン・カバーニとの不和が伝えられたことを皮切りに、ネイマールには多数の移籍報道が噴出。中でも、レアル・マドリーとバルセロナ行きが繰り返し取り沙汰されている。 それでも、『Canal+』に出演したネイマールは退団の噂を否定。一方で、自身に集まる注目をある種光栄なものだと感じているようだ。 「僕が退団して他のクラブに加わるかどうかに関して、いつも憶測が飛び交っている。でも、具体的なことは何も無いんだ。確かなことが何かしらあれば、僕は皆に話すよ」 「自分の名前に渦巻く全てのことを把握している。良いことも悪いこともだ」 「最近では大晦日に麻薬を服用しただなんて非難されたり、沢山のことがあるね。僕は凄まじいアスリートであって、ちょっとクレイジーだけど馬鹿ではないよ」 「同時に、僕のことが話されるのは僕に素晴らしいクオリティーがあって(選手として)ベストの域にいるからだし、とても幸せだよ」 2019.01.22 14:05 Tue5